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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
小田と鈴木のハモリと演奏が特徴的なオフコース「水曜日の午後」
この2週間、ブログで演奏したい曲が、コロコロ変わり、
リードギターが目立つオフコースの曲をやろうと思って、
何曲かオケを作っていたが、いよいよ夏が来たようだと、
山下達郎の方に目移りし、そっちのオケに取りかかる。

ところが、急に寒くなる日があったせいか、喉が痛くなり、
話していても、声がかすれて、とても歌どころではなくて、
それならインストに切り替えよう、ジェフ・ベックにするか、
夏なんだから、高中正義とか松岡直也あたりにしようか。

枕元に積み上げているバンドスコアを、あれこれ眺めて、
候補の曲をスマホで聴きながら、ドラム入力の確認用に、
小節数のメモ譜を書いて、どのシンセ音を割り当てるか、
トラックシートを作り、その中から候補の曲を決めていく。

ドラム入力や、シンセが面倒な曲は、いずれやることにし、
暇を見つけては、少しずつ入力しているが、実際のところ、
やりかけの曲は20曲以上あって、一度、やめてしまうと、
その曲に再度向き合うのは、かなりモチベーションがいる。

松岡、高中も、それぞれ2曲ずつ、シンセで中断していて、
今回、それをやろうと思ったが、まったく別の曲のほうが、
良い気もして、松岡から選ぶも、他の松岡の曲と同じで、
バンドスコアの不備で、耳コピが必要となり、そこで挫折。

自分なんかは、出版社側の言い訳だと思っているのだが、
松岡のバンドスコアは持っている2冊とも、ピアノパートは、
左手部分が省略されたり、アドリブソロも採譜されてなく、
自由に演奏するようにとの、松岡のポリシーによるそうだ。

ドラムはフィルインが省略、いくつもあるパーカッションは、
コンガとティンバレスの基本パターンの繰り返しになって、
カウベル、ギロ、マラカスなど持ち替えたり、フィルインで、
複雑に叩くのは、自分で楽譜に書き込んだりするしかない。

それらしく、ドラム、パーカッションも何とか仕上げてみて、
ベース、リズムギターと録音してから、ピアノに取り掛かり、
初めて気づいたが、メロディを単音でしか採譜していなくて、
左手どころか、右手も手抜きになり、音がスカスカになる。

結局、昨夜の段階で、その「クライ・フォー・ザ・ムーン」は、
しばらく中断することにし、多少は声が回復してきたので、
オフコースにしようか、それもまた、やりかけの曲でなくて、
キーが低く、ダビングも少なくすむ曲を、スコアからあたる。

「水曜日の午後」は、小田のピアノと鈴木のアコギだけで、
ダビングなしで成立するという、初期の特徴的なパターン、
それにベースとドラムが加わる程度で、オケの方は楽だし、
ハモリも2声から3声で伸ばすだけで、複雑な部分もない。

何より、歌詞に「あたたかい雨の降る水曜日~」とあって、
これは、梅雨から夏へ向かう今の季節にぴったりかなと、
半ば我田引水的な解釈で、二転三転した演奏候補曲を、
これに決まりとばかり、自分に言い聞かせることができた。

オフコースは、昔、FMでの全曲放送をエアチェックしたが、
あまり聴き込まないうちに、カセットの時代は過ぎ去って、
初期の曲は、もっぱら、「セレクション」で聴く程度だから、
あまり詳しくはないが、基本は2人の演奏という気がする。

小田のピアノと鈴木のギターで、互いにハモることで成立、
レコードでは、そこにベースとドラムを加えたり、コーラスを、
時に複雑なラインでダビングするが、昔のライブを聴く限り、
後に加わる3人のハモがなくても、2人だけで見事はハモ。

これは、歌唱力のたまものだろうと、自分には無理だから、
厚化粧でもないが、2声のバックコーラスは2回重ねたし、
メロディでも、サビでハモるとき以外は、ユニゾンで歌って、
ダブルトラックに近い形で、音を厚くして、ごまかしておく。

ただ、この曲に限らず、初期のオフコースでは、よく聴くと、
小田が一人で歌っているようで、鈴木もユニゾンで歌って、
ついたり離れたりのハモリをすることも多くて、このあたり、
ビートルズのジョンとポール、S&Gのような変幻自在な2人。

この曲は、YouTubeに、ソロになった鈴木がテレビ番組で、
歌っている映像があり、自分の曲でなく小田が作った曲を、
解散後に歌ったというのは、ジョンとポール並みの確執が、
噂されている2人が、どこかで通じ合うのかなとホッとする。

オフコース時代も、小田が作りレコードで歌うも、ライブでは、
鈴木がメインボーカルを取ることもあり、5人体制になった後、
松尾や清水が昔の曲で、2番を歌わせてもらったのとは違い、
小田と鈴木とは一心同体で、役割分担していたと思いたい。

「1周回って」でなく、2週間かけて、オフコースへとまた戻り、
日曜日の夜なのに、「水曜日の午後」という、雨を歌った曲、
まだ、声は完全に治らず、かなり、しぼり出して歌ったうえに、
かすれていますが、普段も、そう大差ないので、アップします。




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あの雨の日、傘の中で~と小田が歌うオフコース「ワインの匂い」
5月だというのに、日中の気温が30度を超える日が続いて、
これは、梅雨を通り越して、一気に夏がやってきたかのよう、
そうなると、夏だ、山下達郎だ、高中正義だ、と単純に連想、
それらしい曲を演奏しようと、楽譜を探して、ドラムから入力。

ところが、6月になると、急に寒くなるわ、梅雨入りだとなり、
気持ちがブルーに、そのうえ、ドラム入力した高中の曲に、
ベースを重ねると、イントロ後のドラムが1小節早く始まり、
どうやら小節を数え間違えたようで、パーカッションもずれる。

後にずれているなら、全部の演奏を遅れて始めれば良いが、
手前に1小節分空ける必要があるので、自分のMTRは無理、
DTMなら挿入するだけですむのにと、手持ち機材が恨めしく、
ドラムの全パートを消して、一からやり直す気力がわかない。

どうせドラムからやり直すなら、気分転換で、別の曲にしよう、
梅雨入りしたことだし、雨の曲でもやろうか、高中に雨の曲は、
あったか記憶になく、あっても、どのみち楽譜は持っていない、
山下達郎は、タイトルに雨の曲はあるが、やはり楽譜がない。

有名どころの曲にしても、ユーミンやハイファイの「冷たい雨」、
大瀧詠一「雨のウェンズデイ」、飛鳥「はじまりはいつも雨」と、
親しんだニューミュージックに多くて、コンピ盤まで出ているが、
これまた楽譜がなく、積み上げた楽譜の目次をあれこれ見る。

オフコースも、そのものずばり、「雨に降る日に」があるのだが、
手持ちはギター弾き語り楽譜なので、バンドスコアから探すと、
「水曜日の午後」と「ワインの匂い」には、歌詞に雨が出てきて、
「ワインの匂い」なんかは、昔からすごく好きな曲なので決定。

オフコースは、大学の友人がファンだったり、親戚の女の子が、
ピアノで弾いてくれたりして、ちょうど「さよなら」がヒットしたので、
当時の最新作「スリー・アンド・トゥー」からリアルタイムで買うが、
旧作は、ベスト「セレクション1973-78」の1枚ですませてしまう。

運良く、ビートルズやS&Gの全作品をかけたFM深夜番組で、
オフコースも放送されることになり、何週かに渡りエアチェック、
いくつか、気に入った曲もあって、全曲弾き語り楽譜も買ったが、
小田・鈴木の2人の頃は、ベスト盤があれば十分かなと思った。

当時は、バックバンドだった3人、清水、松尾、大間が加入して、
バンドの形となるや、ボストンやTOTOのサウンドを取り入れて、
次第にロック色が強まっていくのが、リードギターも格好良くて、
気に入ったが、解散後は、2人のデュオ主体が良かった気にも。

YouTubeには、昔のライブやラジオ演奏の音源がかなりあって、
バンドメンバーが固まっていく頃の演奏は、やはり素晴らしくて、
バックバンドを固定したまま、正式メンバーにせず、サウンドも、
あまりロック色は出さず、鈴木がずっといてくれれば良かった。

「ワインの匂い」は、歌詞に、「あの雨の日、傘の中で~」とあり、
ゆったりとしたイントロや、歌に絡んでくるガットギターの響きが、
すごく雨を連想させるサウンドで、自分の中で雨の歌に分類され、
雨の中、通勤で駅へと向かう時なんか、よく口ずさんでしまう曲。

歌詞は、失恋して悲しむ女性に、ほのかな思いを寄せているが、
それを口に出すこともできず、「もっと早く会えたら」と言われたり、
旅に出ると言う彼女に、ため息をつくことでしか自分を表せない、
オフコース、それも小田作品に特有のナイーブな少年が主人公。

特に最後の部分で、「あの雨の日、傘の中で、大きく僕がついた、
ため息はあの人に、聴こえたかしら。」は、もどかしさもマックス、
お前は、それでも男か、と突っ込みつつも、若かりし頃の自分は、
こうした主人公と、もてない自分を重ねて、浸っていたのも事実。

バンドスコアは、昔のせいもあり、2番・3番はリピート記号にして、
繰り返しの同じ伴奏になっているが、実際のレコードでの演奏は、
バッキングのガットギターもベースも、フレーズを変えているので、
レコードに近くなるように、聴き取れる範囲で、それっぽく弾いた。

エレピのパートは、左手が省略されていて、右手の和音にしても、
コードとしては合っているが、ところどころ、響きが違っていたり、
繰り返しの際には、ポジションやリズムの取り方が変化していて、
かなりこっているのだが、ギターシンセで楽譜のままお茶を濁す。

ドラムは初期16ビートパターンの特徴で、やたらとハイハットが、
せわしく16分音符を叩き続けて、そのうえ、かなり目立つように、
ミキシングされているが、自分のドラムマシンで、それをやったら、
あまりに機械的に響くので、スネアの音量よりも小さくしておいた。

ボーカルは、いつものことながら、多少、時間をかけたところで、
急にうまくなるわけもなく、逆に何度も歌うと、声がかすれるので、
通しで3回だけ歌い、一番ましなのをセンターにして、あとのを、
左右に振って、ダブルトラックならぬ、トリプルトラックでごまかす。

5月の真夏日が嘘のように、梅雨入りすると雨の寒い日が続き、
そんな気分にぴったりかと、自分にとっての雨の曲の中の一つ、
オフコース「ワインの匂い」は、初期オフコースを代表する曲で、
小田が囁くように歌っている時期なので、かなり無理やりでした。








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