僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
今年も、何かクリスマスの曲を演奏しようかと考えていると、
FNS歌謡祭に中山美穂が出て、26年以上前の大ヒット曲、
「世界中の誰よりきっと」を歌っていて、この曲は直接には、
クリスマスソングでないが、それに近いから演奏することに。
中山美穂が、デビュー当時のWANDSをバックバンドに従え、
「世界中の誰よりきっと」を出したのは、年末だったことから、
歌詞とは別に冬のイメージがついて、テレビ番組によっては、
クリスマス風の衣装やセットで歌ったから、余計にそうなる。
歌詞には、「眩しい季節が、黄金色に街を染めて~」とあって、
自分は夏の日差しあふれる風景を想像したが、クリスマスで、
金色の装飾に彩られる街と取れなくもないし、曲のアレンジを、
クリスマス向けのパーティ感が出るように変えたという逸話も。
中山美穂は、以前にも、竹内まりやの「色・ホワイトブレンド」、
角松敏生の「ユア・マイ・オンリー・シャイニー・スター」といった、
ニューミュージック系の名曲が多く、気に入っていたこともあり、
WANDSと組んだこの曲は、アルバムを待たずシングルを買う。
この曲が入った中山美穂のアルバムは、翌年に発売されたが、
ヒットを受けて急遽出そうとしたのか、過去の曲とのベスト盤で、
かつて角松敏生とやったような、WANDSとのアルバム作りや、
新曲を出すこともしなくて、この1曲のみで、もう組むことはない。
中山美穂とWANDSとは、事務所が別で、権利関係のせいか、
シングルCDには、WANDSの上杉昇がメインボーカルとなる、
スローバージョンがあるが、WANDSのデビューアルバムには、
どちらも収録されずに、アレンジまで変えて録音し直している。
今回演奏するに際し、歌うキーとしては、当然ながら1音低い、
WANDSバージョンの方が向いているが、曲のアレンジとなると、
バラードから8ビートへと変更した「クリスマスのパーティ感」が、
良いし、テレビでよく見たのもこちらだから、無理やりに歌った。
1音下げたら、上手くなるわけもないが、アコギのソロギターで、
しっとりと始まり、インテンポになっても、最初はアコギ伴奏で、
やがて、エレキギターのリフになるという、WANDSバージョンも、
捨てがたく、こちらも楽譜があったので、どちらも演奏してみた。
歌のハモリは、男声と女声との音域の違いのせいもあるのか、
原曲の中山美穂のメインメロディに、上杉がハモっているのと、
スローバージョンやWANDSバージョンで、上杉がメインのでは、
ハモリが違っていて、基本、女声が上のパートをハモっている。
サビの「世界中の誰より」と歌うところで、最初はユニゾンだが、
中山のメロディに対し、上杉が基本的に3度下でハモっていて、
上杉のメロディには、4度や5度上となり、下でつけるハモリを、
単に1オクターブを上げたのではなく、別のラインになっている。
WANDSバージョンは、当然ながら、中山美穂は参加してなくて、
ビーイング繋がりで、B.B.クイーンズ出身の宇徳敬子が担当、
もしかすると、中山美穂のバージョンでも、左チャンネルからの、
上杉とは違う声の高音のハモリは、宇徳だったのかもしれない。
クリスマスソングとするには、ちょっと、こじつけっぽかったうえ、
中山美穂バージョンにしても、WANDSのバージョンにしても、
かなり歌に無理があり、何だかギターソロも中途半端な出来で、
ちょっとお粗末な「世界中の誰よりきっと」の二本立てとなります。
おそらく、これが今年最後の記事、演奏になると思いますので、
年末の挨拶には、まだ早い気もしますが、「メリー・クリスマス&
ハッピー・ニュー・イヤー」というところで、拙ブログへのご訪問、
コメントへ感謝しながら、皆さまも、よいお年をお迎えください。
FNS歌謡祭に中山美穂が出て、26年以上前の大ヒット曲、
「世界中の誰よりきっと」を歌っていて、この曲は直接には、
クリスマスソングでないが、それに近いから演奏することに。
中山美穂が、デビュー当時のWANDSをバックバンドに従え、
「世界中の誰よりきっと」を出したのは、年末だったことから、
歌詞とは別に冬のイメージがついて、テレビ番組によっては、
クリスマス風の衣装やセットで歌ったから、余計にそうなる。
歌詞には、「眩しい季節が、黄金色に街を染めて~」とあって、
自分は夏の日差しあふれる風景を想像したが、クリスマスで、
金色の装飾に彩られる街と取れなくもないし、曲のアレンジを、
クリスマス向けのパーティ感が出るように変えたという逸話も。
中山美穂は、以前にも、竹内まりやの「色・ホワイトブレンド」、
角松敏生の「ユア・マイ・オンリー・シャイニー・スター」といった、
ニューミュージック系の名曲が多く、気に入っていたこともあり、
WANDSと組んだこの曲は、アルバムを待たずシングルを買う。
この曲が入った中山美穂のアルバムは、翌年に発売されたが、
ヒットを受けて急遽出そうとしたのか、過去の曲とのベスト盤で、
かつて角松敏生とやったような、WANDSとのアルバム作りや、
新曲を出すこともしなくて、この1曲のみで、もう組むことはない。
中山美穂とWANDSとは、事務所が別で、権利関係のせいか、
シングルCDには、WANDSの上杉昇がメインボーカルとなる、
スローバージョンがあるが、WANDSのデビューアルバムには、
どちらも収録されずに、アレンジまで変えて録音し直している。
今回演奏するに際し、歌うキーとしては、当然ながら1音低い、
WANDSバージョンの方が向いているが、曲のアレンジとなると、
バラードから8ビートへと変更した「クリスマスのパーティ感」が、
良いし、テレビでよく見たのもこちらだから、無理やりに歌った。
1音下げたら、上手くなるわけもないが、アコギのソロギターで、
しっとりと始まり、インテンポになっても、最初はアコギ伴奏で、
やがて、エレキギターのリフになるという、WANDSバージョンも、
捨てがたく、こちらも楽譜があったので、どちらも演奏してみた。
歌のハモリは、男声と女声との音域の違いのせいもあるのか、
原曲の中山美穂のメインメロディに、上杉がハモっているのと、
スローバージョンやWANDSバージョンで、上杉がメインのでは、
ハモリが違っていて、基本、女声が上のパートをハモっている。
サビの「世界中の誰より」と歌うところで、最初はユニゾンだが、
中山のメロディに対し、上杉が基本的に3度下でハモっていて、
上杉のメロディには、4度や5度上となり、下でつけるハモリを、
単に1オクターブを上げたのではなく、別のラインになっている。
WANDSバージョンは、当然ながら、中山美穂は参加してなくて、
ビーイング繋がりで、B.B.クイーンズ出身の宇徳敬子が担当、
もしかすると、中山美穂のバージョンでも、左チャンネルからの、
上杉とは違う声の高音のハモリは、宇徳だったのかもしれない。
クリスマスソングとするには、ちょっと、こじつけっぽかったうえ、
中山美穂バージョンにしても、WANDSのバージョンにしても、
かなり歌に無理があり、何だかギターソロも中途半端な出来で、
ちょっとお粗末な「世界中の誰よりきっと」の二本立てとなります。
おそらく、これが今年最後の記事、演奏になると思いますので、
年末の挨拶には、まだ早い気もしますが、「メリー・クリスマス&
ハッピー・ニュー・イヤー」というところで、拙ブログへのご訪問、
コメントへ感謝しながら、皆さまも、よいお年をお迎えください。
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何かの記事で、FNS歌謡祭の第二夜にDEENのボーカリスト、
池森が出ると知り、楽しみにしていたが、放送日を忘れていて、
たまたまテレビをつけたら、「このまま君だけを奪い去りたい」を、
歌っているところで、ついているような、ついていないような気分。
これまた記事で知ったことで、DAIGOがビーイングのヒット曲を、
カバーして、いくつかの曲は御本人参加のアルバムが出たので、
何かの歌番組でデュエットするかなと思っていたら、このFNSで、
DEENとデュエットしていて、これは、これで、面白い試みだった。
ただ、2番を歌わず、サビの繰り返しで終わるテレビ向けの尺で、
途中から見たから、すぐ終わったのかと思ったほど、あっさりで、
夏にやった「TBS音楽の日」で、ギターソロの前で終わったのも、
がっかりしたが、さらに短くて、歌番組とは、そういうものなのか。
池森の歌声は、もともと、絞り出すような歌い方で、25年前に、
テレビからドコモのポケベルのCMで、この曲が流れてきた時、
その独特の歌い方が、メロディと相まって、せつなく聴こえたが、
FNSでは、すごく苦しそうに聴こえて、時の流れを感じてしまう。
ミスチルの桜井が脳梗塞を起こしたり、徳永英明はポリープで、
あんな歌い方をするからだと思ってしまうが、池森も同様なのか、
真偽はともかく、ファンの間でも、喉を痛めたとか、手術したとか、
推測が飛び交ったようで、YouTubeのコメ欄にもわりと出ている。
聴き比べでもないが、そうしたYouTubeでのライブ映像を見ると、
25年分もあるからか、出来不出来というか、レコードそっくりに、
歌っているかと思うと、声が出なくて、途切れ途切れになったり、
原曲よりキーを下げていたり、かなりムラのあるボーカルのよう。
演奏にしても、必ずしもレコードどおりのアレンジだけではなくて、
イントロを変えたり、オーケストラを加えたり、いろいろやっていて、
かなり原曲に近いフルコーラスで演奏する際も、ギターの田川は、
間奏のソロを多少変えて弾くので、これまた、自分的には不満が。
田川は二代目ギタリストなので、デビュー曲には参加してなくて、
一応レコードを意識したフレーズを弾くが、自分流に変えていて、
自分は、ジャズやクロスオーバーは、当然アドリブ中心で良いが、
AORやニューミュージックでは、ライブでも同じにしてほしくなる。
ビーイングは、自分の想像だが、もともとあるバンドではなくて、
デビューさせたいボーカルがいると、ソロ歌手ではなく、バンド、
あるいはユニットの形に組ませ、音楽学校で鍛えられたような、
スタジオミュージシャンの卵を、バックにつけていたように思う。
特にギターで感じていて、松原正樹、今剛とはフレーズも違って、
それも、バンドごと、ベテランのTUBEの春畑は当然のことだが、
WANDS、DEEN、FIELD・OF・VIEWのアルバムを聴いても、
個性が分かれるので、それぞれのギタリストが弾いていると思う。
また、ビーイングで面白いのは、シングル曲の大半の作曲では、
織田哲郎が担当して、作詞は、歌う本人、ZARDは坂井和泉で、
WANDSは上杉昇だが、その坂井や上杉が他の歌手、バンドに、
楽曲提供することもあり、ビーイング全体がユニットのようでも。
DEENの「このまま君だけを奪い去りたい」も、作曲は織田哲郎、
歌詞は上杉昇なので、なぜWANDSでなくDEENで出したのか、
WANDS自身も、セカンドアルバムに収録して、セルフカバーと、
言えなくもないが、作ったの本人なのに、二番煎じの印象がする。
それを意識してか、上杉は歌詞やメロディを変えていて、歌詞は、
「心震えるほど愛しいから」を「心震えるほどに」と、1文字を追加、
メロディーは、細かく歌い回しも変えていて、歌詞は書いた本人が、
どういじろうと自由だろうが、メロディまで変えるのは、どうなのか。
織田哲郎のセルフカバーアルバムを聴くと、わりと淡々と歌って、
かなりDEENともWANDSとも印象が違うが、メロディラインでは、
DEENとほぼ同じなので、これが原メロディだろうし、ユーミンが、
ハイファイセットの曲を歌う時のように、アレンジの違いも面白い。
ギターソロも、DEENの場合は、間奏の転調していくコード進行を、
なぞるようにして、そこへ早弾きを入れるTOTOのルカサーのよう、
WANDSの柴崎は、実際はルカサーフリークだが、あえて変えて、
ジェイ・グレイドンのようなハモリのギターで、見事にソロを決める。
こういう演奏を聴くと、先に書いたように、スタジオミュージシャンを、
使わずに、それぞれのバンドのギタリストらが演奏していると思うし、
そもそも、スタジオミュージシャンに匹敵する力量をもつ有望株を、
音楽学校から見つけてきて、バンドに入れているのだろうと思える。
どちらのバージョンのギターソロも、完コピしたいくらいに格好良く、
以前、バンドスコアを検索すると、DEENがシンコーミュージックの、
「ちょっと懐かしいJ-POPあつめました」に載っているが、他の曲は、
B’zが大半なので、ダウンロード楽譜でDEENの1曲のみを買う。
「ちょっと懐かしい~」には、WANDSの曲も4曲入っているのだが、
「このまま君だけ奪い去りたい」ではないので、ジェイ・グレイドン風、
ギターソロはあきらめて、ルカサー風ソロを再現するようオケ作り、
もちろん、一番のネックは歌で、池森の歌い方の再現は、まず無理。
自分は腹式呼吸ができず、喉声だから、DEENっぽくなるかなと、
ちょっとトッポ・ジージョ気味にしたら、自分で聴いても不快になり、
普通に歌うことにしたが、自分の地声の限界はギター1弦のGで、
この曲はA♭を出す必要があって、そこは、かなりごまかして歌う。
YouTubeでは、ものまね芸人の「しばっち」という人が、この曲を、
解説していて、「デフォルメしすぎないで、丁寧に歌って下さい。」と、
まるで、自分に言われているようで、「語尾に『が』をつける。」は、
ギャグっぽいが、伸ばした後に声を切る癖をうまく表現している。
さすがに、自分は「はしゃぎー疲れーっが」とまでは歌わないが、
息つぎせずに、つなげて歌うほうが似ると勘違いしていたところ、
つなげるようで、フッと区切って歌うと、それっぽくなるんだなあと、
すごくためになるアドバイスで、ブレスを多少意識して歌うことに。
ポケットベルが来年終了するというニュースも流れて、どことなく、
タイムリーな気分で、DEEN「このまま君だけを奪い去りたい」を、
演奏し、ギターソロは、かなりいい感じになったと自負してますが、
ボーカルは、最不調の時の池森の足元にも及ばない出来でした。
池森が出ると知り、楽しみにしていたが、放送日を忘れていて、
たまたまテレビをつけたら、「このまま君だけを奪い去りたい」を、
歌っているところで、ついているような、ついていないような気分。
これまた記事で知ったことで、DAIGOがビーイングのヒット曲を、
カバーして、いくつかの曲は御本人参加のアルバムが出たので、
何かの歌番組でデュエットするかなと思っていたら、このFNSで、
DEENとデュエットしていて、これは、これで、面白い試みだった。
ただ、2番を歌わず、サビの繰り返しで終わるテレビ向けの尺で、
途中から見たから、すぐ終わったのかと思ったほど、あっさりで、
夏にやった「TBS音楽の日」で、ギターソロの前で終わったのも、
がっかりしたが、さらに短くて、歌番組とは、そういうものなのか。
池森の歌声は、もともと、絞り出すような歌い方で、25年前に、
テレビからドコモのポケベルのCMで、この曲が流れてきた時、
その独特の歌い方が、メロディと相まって、せつなく聴こえたが、
FNSでは、すごく苦しそうに聴こえて、時の流れを感じてしまう。
ミスチルの桜井が脳梗塞を起こしたり、徳永英明はポリープで、
あんな歌い方をするからだと思ってしまうが、池森も同様なのか、
真偽はともかく、ファンの間でも、喉を痛めたとか、手術したとか、
推測が飛び交ったようで、YouTubeのコメ欄にもわりと出ている。
聴き比べでもないが、そうしたYouTubeでのライブ映像を見ると、
25年分もあるからか、出来不出来というか、レコードそっくりに、
歌っているかと思うと、声が出なくて、途切れ途切れになったり、
原曲よりキーを下げていたり、かなりムラのあるボーカルのよう。
演奏にしても、必ずしもレコードどおりのアレンジだけではなくて、
イントロを変えたり、オーケストラを加えたり、いろいろやっていて、
かなり原曲に近いフルコーラスで演奏する際も、ギターの田川は、
間奏のソロを多少変えて弾くので、これまた、自分的には不満が。
田川は二代目ギタリストなので、デビュー曲には参加してなくて、
一応レコードを意識したフレーズを弾くが、自分流に変えていて、
自分は、ジャズやクロスオーバーは、当然アドリブ中心で良いが、
AORやニューミュージックでは、ライブでも同じにしてほしくなる。
ビーイングは、自分の想像だが、もともとあるバンドではなくて、
デビューさせたいボーカルがいると、ソロ歌手ではなく、バンド、
あるいはユニットの形に組ませ、音楽学校で鍛えられたような、
スタジオミュージシャンの卵を、バックにつけていたように思う。
特にギターで感じていて、松原正樹、今剛とはフレーズも違って、
それも、バンドごと、ベテランのTUBEの春畑は当然のことだが、
WANDS、DEEN、FIELD・OF・VIEWのアルバムを聴いても、
個性が分かれるので、それぞれのギタリストが弾いていると思う。
また、ビーイングで面白いのは、シングル曲の大半の作曲では、
織田哲郎が担当して、作詞は、歌う本人、ZARDは坂井和泉で、
WANDSは上杉昇だが、その坂井や上杉が他の歌手、バンドに、
楽曲提供することもあり、ビーイング全体がユニットのようでも。
DEENの「このまま君だけを奪い去りたい」も、作曲は織田哲郎、
歌詞は上杉昇なので、なぜWANDSでなくDEENで出したのか、
WANDS自身も、セカンドアルバムに収録して、セルフカバーと、
言えなくもないが、作ったの本人なのに、二番煎じの印象がする。
それを意識してか、上杉は歌詞やメロディを変えていて、歌詞は、
「心震えるほど愛しいから」を「心震えるほどに」と、1文字を追加、
メロディーは、細かく歌い回しも変えていて、歌詞は書いた本人が、
どういじろうと自由だろうが、メロディまで変えるのは、どうなのか。
織田哲郎のセルフカバーアルバムを聴くと、わりと淡々と歌って、
かなりDEENともWANDSとも印象が違うが、メロディラインでは、
DEENとほぼ同じなので、これが原メロディだろうし、ユーミンが、
ハイファイセットの曲を歌う時のように、アレンジの違いも面白い。
ギターソロも、DEENの場合は、間奏の転調していくコード進行を、
なぞるようにして、そこへ早弾きを入れるTOTOのルカサーのよう、
WANDSの柴崎は、実際はルカサーフリークだが、あえて変えて、
ジェイ・グレイドンのようなハモリのギターで、見事にソロを決める。
こういう演奏を聴くと、先に書いたように、スタジオミュージシャンを、
使わずに、それぞれのバンドのギタリストらが演奏していると思うし、
そもそも、スタジオミュージシャンに匹敵する力量をもつ有望株を、
音楽学校から見つけてきて、バンドに入れているのだろうと思える。
どちらのバージョンのギターソロも、完コピしたいくらいに格好良く、
以前、バンドスコアを検索すると、DEENがシンコーミュージックの、
「ちょっと懐かしいJ-POPあつめました」に載っているが、他の曲は、
B’zが大半なので、ダウンロード楽譜でDEENの1曲のみを買う。
「ちょっと懐かしい~」には、WANDSの曲も4曲入っているのだが、
「このまま君だけ奪い去りたい」ではないので、ジェイ・グレイドン風、
ギターソロはあきらめて、ルカサー風ソロを再現するようオケ作り、
もちろん、一番のネックは歌で、池森の歌い方の再現は、まず無理。
自分は腹式呼吸ができず、喉声だから、DEENっぽくなるかなと、
ちょっとトッポ・ジージョ気味にしたら、自分で聴いても不快になり、
普通に歌うことにしたが、自分の地声の限界はギター1弦のGで、
この曲はA♭を出す必要があって、そこは、かなりごまかして歌う。
YouTubeでは、ものまね芸人の「しばっち」という人が、この曲を、
解説していて、「デフォルメしすぎないで、丁寧に歌って下さい。」と、
まるで、自分に言われているようで、「語尾に『が』をつける。」は、
ギャグっぽいが、伸ばした後に声を切る癖をうまく表現している。
さすがに、自分は「はしゃぎー疲れーっが」とまでは歌わないが、
息つぎせずに、つなげて歌うほうが似ると勘違いしていたところ、
つなげるようで、フッと区切って歌うと、それっぽくなるんだなあと、
すごくためになるアドバイスで、ブレスを多少意識して歌うことに。
ポケットベルが来年終了するというニュースも流れて、どことなく、
タイムリーな気分で、DEEN「このまま君だけを奪い去りたい」を、
演奏し、ギターソロは、かなりいい感じになったと自負してますが、
ボーカルは、最不調の時の池森の足元にも及ばない出来でした。

竹内まりやのデビュー時、大学の音楽サークル出身と知り、
ちょっと見た目が良ければ、すぐレコードを出せるんだなと、
馬鹿にしていたら、「セプテンバー」はレコード大賞新人賞、
「不思議なピーチパイ」もヒットし、TV「ベストテン」に出演。
いい曲だなとは思ったが、歌詞は松本隆や安井かずみで、
作曲は林哲司に加藤和彦、歌詞さえ自分で書かないのに、
ニューミュージックになるのか、アイドル歌手と同じなのに、
歳をくっているから、アイドルでは売り出せないのかと思う。
それでも、その2曲は気に入ったので、収録されたLPの、
「ラブソング」を買ったが、てっきりベスト盤だと自分は思い、
CMで流行した「ドリーム・オブ・ユー」が入っていないなあと、
不満に思ったりして、その後は、エアチェックもしなくなった。
そうしたところ、山下達郎と結婚したと知り、才能があれば、
男は不細工でも美人と結婚できるんだ、自分もがんばって、
ギターを上手くなろうなんて、単純に考えて、さらに数年後、
達郎プロデュースで、活動再開したアルバムは、すぐ買う。
これは、どちらかというと、山下達郎関連で買ったのであり、
「ライド・オン・タイム」でファンになり、旧譜を買い集めたり、
「フォー・ユー」や「メロディーズ」をリアルタイムで買ったり、
ライブにも行ったので、その流れの中の新譜としてとらえた。
何となく買ったのが、達郎のギターやコーラスが冴え渡って、
竹内まりやの楽曲も、タイトル通り、「ヴァラエティ」に富んで、
捨て曲なしの名曲だったし、癖の強い達郎のボーカルより、
すごく聴きやすい感じで、ウォークマンでも繰り返し聴いた。
達郎は、「オオウエッ」と吐きそうに、しゃくりあげて歌ったり、
さんまのブラックデビルの「クワッ、クワッ」のようになったり、
好き嫌いの分かれる歌い方で、演奏とコーラスに回った時、
村田和人や竹内まりやがボーカルの方が良かったりする。
その「ヴァラエティ」の中の、「マージービートで唄わせて」は、
ビートルズへのオマージュ、竹内まりやの実体験を元にして、
ビートルズに夢中だった少女時代を歌った曲で、自分にも、
共感できることばかりで、これ以上ないくらいのトリビュート。
歌詞にはビートルズという言葉や、メンバーの名前もないが、
マージービート、リバプールとくれば、それはビートルズだし、
襟なしスーツは初期のビートルズのトレードマークの衣装で、
あえてビートルズと名乗らないところが、すごくしゃれている。
1番の歌詞に出てくる、「あたなが話してる言葉も分からずに、
ひたすら追いかけた少女が、ここにいる私なの。」の部分には、
この中年オヤジもそうだよと、英語もろくにわからないままに、
必死で歌詞を覚えたりしたファンの気持ちうまく表現している。
後半に至っては、「あなたが消えてから、寂しくなったけど、
いつの間にか、大人になって、涙さえ乾いていた。」となって、
ビートルズの解散とも、ジョンへの追悼とも取れる言い回しで、
昔は実は聞き流していて、歳を取ってから心に染みるように。
文字通り、ジョンの訃報に接し、この世の終わりにみたいに、
泣きじゃくっていたのに、いつの間にか、この歌詞の部分を、
さらっと流せるくらいに、涙も乾いていたわけで、何年か前に、
ラジオで聴いた時、ハッとして、涙があふれて止まらなかった。
今回、カバーすることにして歌っていても、この部分になると、
泣けてきて、声が嗚咽になってしまって、何度も手前のところ、
オルガンソロが終わったところからやり直して、何とか歌うが、
ただでさえ、かすれがちな声が、何度も歌うと、ひどいことに。
先日買った山下達郎や竹内まりやの曲がメインのスコアに、
この曲は載っていなかったので、ネットのダウンロード販売の、
アットエリーゼで買って、譜面通り弾くが、山下達郎の編曲は、
実際のビートルズの演奏するパターンとは微妙に違っている。
ちょっと、それっぽくなるように、ジョンの弾くアコギを加えたり、
マラカスか何かでリズムを刻むのを、タンバリンに変えたりして、
完コピの主旨とはずれるのだが、ビートルズらしさが出るように、
この曲を拝借し、自分なりのトリビュートになったと自画自賛。
途中のコーラスは、まりやのサークルの先輩かつリーダーで、
ビートルズファンを公言する杉真理が参加し、達郎つながりの、
村田和人、伊藤銀次の3名の、これ以上ないメンバーが歌い、
自分としても、これはビートルズだなあと、嬉しくなってハモる。
「ウーランラン、アー、アー」となるのだが、「ウーラン」なんて、
日本公演でも歌った名曲「ひとりぼっちのあいつ」みたいだし、
「ウー」と「アー」が混在するのもビートルズらしい、おかげで、
下のハモを最初、逆にして歌ってしまい、アップ直前に気づく。
ウーとアーを間違えるなんてのは、ジョンのお得意だったから、
このままにした方がビートルズっぽいかと思ったが、この曲は、
ビートルズのカバーではなく、あくまでも竹内まりやなのだから、
明らかなミスは直さないとと、かすれた声ながら、歌い直した。
また今年も、ジョンの悲劇を思い出す時期が来てしまったが、
ビートルズでもジョンの曲でもなく、ちょっと変化球のカバー、
竹内まりや「マージービートで唄わせて」は、キーは低めでも、
やはり高音はきついし、歌唱力の違いは何ともしがたいです。
ちょっと見た目が良ければ、すぐレコードを出せるんだなと、
馬鹿にしていたら、「セプテンバー」はレコード大賞新人賞、
「不思議なピーチパイ」もヒットし、TV「ベストテン」に出演。
いい曲だなとは思ったが、歌詞は松本隆や安井かずみで、
作曲は林哲司に加藤和彦、歌詞さえ自分で書かないのに、
ニューミュージックになるのか、アイドル歌手と同じなのに、
歳をくっているから、アイドルでは売り出せないのかと思う。
それでも、その2曲は気に入ったので、収録されたLPの、
「ラブソング」を買ったが、てっきりベスト盤だと自分は思い、
CMで流行した「ドリーム・オブ・ユー」が入っていないなあと、
不満に思ったりして、その後は、エアチェックもしなくなった。
そうしたところ、山下達郎と結婚したと知り、才能があれば、
男は不細工でも美人と結婚できるんだ、自分もがんばって、
ギターを上手くなろうなんて、単純に考えて、さらに数年後、
達郎プロデュースで、活動再開したアルバムは、すぐ買う。
これは、どちらかというと、山下達郎関連で買ったのであり、
「ライド・オン・タイム」でファンになり、旧譜を買い集めたり、
「フォー・ユー」や「メロディーズ」をリアルタイムで買ったり、
ライブにも行ったので、その流れの中の新譜としてとらえた。
何となく買ったのが、達郎のギターやコーラスが冴え渡って、
竹内まりやの楽曲も、タイトル通り、「ヴァラエティ」に富んで、
捨て曲なしの名曲だったし、癖の強い達郎のボーカルより、
すごく聴きやすい感じで、ウォークマンでも繰り返し聴いた。
達郎は、「オオウエッ」と吐きそうに、しゃくりあげて歌ったり、
さんまのブラックデビルの「クワッ、クワッ」のようになったり、
好き嫌いの分かれる歌い方で、演奏とコーラスに回った時、
村田和人や竹内まりやがボーカルの方が良かったりする。
その「ヴァラエティ」の中の、「マージービートで唄わせて」は、
ビートルズへのオマージュ、竹内まりやの実体験を元にして、
ビートルズに夢中だった少女時代を歌った曲で、自分にも、
共感できることばかりで、これ以上ないくらいのトリビュート。
歌詞にはビートルズという言葉や、メンバーの名前もないが、
マージービート、リバプールとくれば、それはビートルズだし、
襟なしスーツは初期のビートルズのトレードマークの衣装で、
あえてビートルズと名乗らないところが、すごくしゃれている。
1番の歌詞に出てくる、「あたなが話してる言葉も分からずに、
ひたすら追いかけた少女が、ここにいる私なの。」の部分には、
この中年オヤジもそうだよと、英語もろくにわからないままに、
必死で歌詞を覚えたりしたファンの気持ちうまく表現している。
後半に至っては、「あなたが消えてから、寂しくなったけど、
いつの間にか、大人になって、涙さえ乾いていた。」となって、
ビートルズの解散とも、ジョンへの追悼とも取れる言い回しで、
昔は実は聞き流していて、歳を取ってから心に染みるように。
文字通り、ジョンの訃報に接し、この世の終わりにみたいに、
泣きじゃくっていたのに、いつの間にか、この歌詞の部分を、
さらっと流せるくらいに、涙も乾いていたわけで、何年か前に、
ラジオで聴いた時、ハッとして、涙があふれて止まらなかった。
今回、カバーすることにして歌っていても、この部分になると、
泣けてきて、声が嗚咽になってしまって、何度も手前のところ、
オルガンソロが終わったところからやり直して、何とか歌うが、
ただでさえ、かすれがちな声が、何度も歌うと、ひどいことに。
先日買った山下達郎や竹内まりやの曲がメインのスコアに、
この曲は載っていなかったので、ネットのダウンロード販売の、
アットエリーゼで買って、譜面通り弾くが、山下達郎の編曲は、
実際のビートルズの演奏するパターンとは微妙に違っている。
ちょっと、それっぽくなるように、ジョンの弾くアコギを加えたり、
マラカスか何かでリズムを刻むのを、タンバリンに変えたりして、
完コピの主旨とはずれるのだが、ビートルズらしさが出るように、
この曲を拝借し、自分なりのトリビュートになったと自画自賛。
途中のコーラスは、まりやのサークルの先輩かつリーダーで、
ビートルズファンを公言する杉真理が参加し、達郎つながりの、
村田和人、伊藤銀次の3名の、これ以上ないメンバーが歌い、
自分としても、これはビートルズだなあと、嬉しくなってハモる。
「ウーランラン、アー、アー」となるのだが、「ウーラン」なんて、
日本公演でも歌った名曲「ひとりぼっちのあいつ」みたいだし、
「ウー」と「アー」が混在するのもビートルズらしい、おかげで、
下のハモを最初、逆にして歌ってしまい、アップ直前に気づく。
ウーとアーを間違えるなんてのは、ジョンのお得意だったから、
このままにした方がビートルズっぽいかと思ったが、この曲は、
ビートルズのカバーではなく、あくまでも竹内まりやなのだから、
明らかなミスは直さないとと、かすれた声ながら、歌い直した。
また今年も、ジョンの悲劇を思い出す時期が来てしまったが、
ビートルズでもジョンの曲でもなく、ちょっと変化球のカバー、
竹内まりや「マージービートで唄わせて」は、キーは低めでも、
やはり高音はきついし、歌唱力の違いは何ともしがたいです。

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