僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
中学時代、ビートルズばかり聴いていた自分が、高校に入り、
同級生たちが弾きまくる、パープルやツェッペリンに刺激され、
ギターが上手くなるにはビートルズ以外も聴かないとダメだと、
全曲インストのジェフ・ベック「ギター殺人者の凱旋」を買った。
タイミング良くというか、ほどなくして、ジェフ・ベックの新作の、
「ワイヤード」が出て、当時はAMラジオでも洋楽特集があり、
いくつかの番組からエアチェックしたら、曲順はバラバラだが、
アルバム全曲が録音できて、こっちはLPを買わずにすんだ。
今でもオーディオに無頓着な自分としては、AMラジオからの、
雑音の多いモノラル録音のカセットテープでも、十分満足して、
次作「ライブ・ワイヤー」や、過去の「BBAライブ」は買ったが、
「ワイヤード」はレンタルもせず、CDの時代になってから入手。
ちなみに、そのCDは、20年以上前に、友人に貸したままで、
もはや、カセットは聴けないし、スマホに入れて聴きたいから、
昨年、Amazonで安い輸入盤を買い、けっこう、そんな感じで、
LPからの買い替えと合わせて、戻ってこないCDも買っている。
そんなわけで、昔のアルバムが輸入盤で、すごく安くなったり、
国内盤の廉価盤シリーズで再発しないか、よく検索しているし、
合わせて目ぼしい楽譜はないか見ていると、シンコーのHPに、
9月に「ワイヤード」のバンドスコアが出るとあり、すぐに買った。
このところシンコーは、パープルやレインボーのバンドスコアを、
何種類も立て続けに復刊していて、それもサイズが大きくなる、
ワイド版で、老眼の親父バンドをターゲットにでもしているのか、
それなら、ベックの「ギター殺人者の凱旋」も出ると良いのだが。
以前買った「ベスト・オブ・ジェフ・ベック」には、「ワイヤード」から、
「レッドブーツ」、「蒼き風」、「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」が、
収録されていて、ドラム入力で挫折した「レッドブーツ」を除いて、
演奏済なので、今回は「ヘッド・フォー・バックステージ・パス」を。
ちょうど、ベックを聴き始めた高1の76年、「ロッキンF」が創刊、
第2号あたりで、「ワイヤード」特集があり、ベックの奏法解説と、
「ヘッド・フォー~」のバンドスコアが載ったという記憶なのだが、
今は手元にないので、別の号と勘違い、混同している可能性も。
ベックのフレーズ分析で、「ヘッド・フォー~」のアドリブの後半、
下降スケールのように音が下がっていき、6弦開放を弾いたら、
すぐに今度は1弦の22フレットの最高音へと、一気にとぶのが、
ベックの予測不能なスリリングなところみたいに、書いてあった。
そんなことで、すごいと思われるのか、そういやヤマハから出た、
「ロックギタリスト」というインタビュー集には、スティーブ・ハウが、
「高い泣き叫ぶリフと、低音のリードを弾くのがすごい」みたいに、
インタビュアーが言っていて、通常と逆にすれば良いのだろうか。
高1の自分は、単純だから、アドリブするときに、やたら上下して、
行ったり来たりするのがすごいとか、高音でコードを鳴らしてから、
低音でチョーキングでもすれば良いのだと、勝手に思い込んだり、
デビューしたチャーがそれに近く、ベックみたいだと感動していた。
ただ、自分のでたらめなアドリブと違って、チャーのデビュー作は、
本当にベックのようなスリリングなフレーズが、ものすごかったし、
自分は44年ギターを弾き続け、この歳になっても、当時20歳の、
チャーにまったく及ばないし、ベックの完コピも、まだまだ道半ば。
さらに、今回「ヘッドフォー~」のドラム入力して、気づいたのが、
後半のアドリブの部分では、4小節ごとに、5拍子になっていて、
普通に弾いていると、1拍ずつずれていくので、これまで自分が、
ベックは小節の頭も無視して、弾きまくると思ったのが大勘違い。
イントロのベースも、けっこう口ずさめるほど覚えているのだが、
途中から、フレーズの出だしは、小節の頭でなく3拍目だったり、
16分音符を繰り返すフレーズも、アクセントがずれていったりと、
けっこう複雑なうえに、ドラムにつられて、何度もやり直すことに。
この曲のドラムのリチャード・ベイリーは、前作では全曲叩いたが、
「ワイヤード」では、大半の曲はナラダ・マイケル・ウォルデンで、
今回初参加のベース、ウィルバー・バスコムは、ほぼ全曲参加、
そのうえ、「ヘッドフォー~」の作曲にも名を連ねるという大抜擢。
バスドラムやスネアのアクセントをずらした、複雑な16ビートを、
刻んでいるドラムに合わせて、チョッパー奏法やハーモニクスに、
16分音符の早弾きまで決めてくるベースは見事で、今考えると、
自分が聴いた最初のチョッパーは、この曲になるかもしれない。
ベックのギターは、けっこう重ねてあるようで、ベースソロに続き、
カッティングで入るリフの部分は、左右に分かれてハモっていて、
センターでベースのフレーズをなぞったり、オブリガードを弾いて、
後半はとにかく弾きまくっていて、いかにもベックというフレーズ。
延々と続くアドリブは、ワンテイクというか通しで弾いているのか、
真偽の程は定かではないが、前作の泣きのギターの名演である、
「哀しみの恋人達」は、いくつかテイクからジョージ・マーティンが、
編集したという説があり、今回もマーティンなので、どうだろうか。
ビートルズから、今のジャズ、フュージョンギターを弾く自分へと、
方向転換するきっかけ、ジェフ・ベックの2番目に聴いたアルバム、
「ワイヤード」の中でも、雑誌の楽譜を頼りに当時から演奏した曲、
「ヘッド・フォー・バックステージ・パス」は、ここまでがやっとです。
同級生たちが弾きまくる、パープルやツェッペリンに刺激され、
ギターが上手くなるにはビートルズ以外も聴かないとダメだと、
全曲インストのジェフ・ベック「ギター殺人者の凱旋」を買った。
タイミング良くというか、ほどなくして、ジェフ・ベックの新作の、
「ワイヤード」が出て、当時はAMラジオでも洋楽特集があり、
いくつかの番組からエアチェックしたら、曲順はバラバラだが、
アルバム全曲が録音できて、こっちはLPを買わずにすんだ。
今でもオーディオに無頓着な自分としては、AMラジオからの、
雑音の多いモノラル録音のカセットテープでも、十分満足して、
次作「ライブ・ワイヤー」や、過去の「BBAライブ」は買ったが、
「ワイヤード」はレンタルもせず、CDの時代になってから入手。
ちなみに、そのCDは、20年以上前に、友人に貸したままで、
もはや、カセットは聴けないし、スマホに入れて聴きたいから、
昨年、Amazonで安い輸入盤を買い、けっこう、そんな感じで、
LPからの買い替えと合わせて、戻ってこないCDも買っている。
そんなわけで、昔のアルバムが輸入盤で、すごく安くなったり、
国内盤の廉価盤シリーズで再発しないか、よく検索しているし、
合わせて目ぼしい楽譜はないか見ていると、シンコーのHPに、
9月に「ワイヤード」のバンドスコアが出るとあり、すぐに買った。
このところシンコーは、パープルやレインボーのバンドスコアを、
何種類も立て続けに復刊していて、それもサイズが大きくなる、
ワイド版で、老眼の親父バンドをターゲットにでもしているのか、
それなら、ベックの「ギター殺人者の凱旋」も出ると良いのだが。
以前買った「ベスト・オブ・ジェフ・ベック」には、「ワイヤード」から、
「レッドブーツ」、「蒼き風」、「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」が、
収録されていて、ドラム入力で挫折した「レッドブーツ」を除いて、
演奏済なので、今回は「ヘッド・フォー・バックステージ・パス」を。
ちょうど、ベックを聴き始めた高1の76年、「ロッキンF」が創刊、
第2号あたりで、「ワイヤード」特集があり、ベックの奏法解説と、
「ヘッド・フォー~」のバンドスコアが載ったという記憶なのだが、
今は手元にないので、別の号と勘違い、混同している可能性も。
ベックのフレーズ分析で、「ヘッド・フォー~」のアドリブの後半、
下降スケールのように音が下がっていき、6弦開放を弾いたら、
すぐに今度は1弦の22フレットの最高音へと、一気にとぶのが、
ベックの予測不能なスリリングなところみたいに、書いてあった。
そんなことで、すごいと思われるのか、そういやヤマハから出た、
「ロックギタリスト」というインタビュー集には、スティーブ・ハウが、
「高い泣き叫ぶリフと、低音のリードを弾くのがすごい」みたいに、
インタビュアーが言っていて、通常と逆にすれば良いのだろうか。
高1の自分は、単純だから、アドリブするときに、やたら上下して、
行ったり来たりするのがすごいとか、高音でコードを鳴らしてから、
低音でチョーキングでもすれば良いのだと、勝手に思い込んだり、
デビューしたチャーがそれに近く、ベックみたいだと感動していた。
ただ、自分のでたらめなアドリブと違って、チャーのデビュー作は、
本当にベックのようなスリリングなフレーズが、ものすごかったし、
自分は44年ギターを弾き続け、この歳になっても、当時20歳の、
チャーにまったく及ばないし、ベックの完コピも、まだまだ道半ば。
さらに、今回「ヘッドフォー~」のドラム入力して、気づいたのが、
後半のアドリブの部分では、4小節ごとに、5拍子になっていて、
普通に弾いていると、1拍ずつずれていくので、これまで自分が、
ベックは小節の頭も無視して、弾きまくると思ったのが大勘違い。
イントロのベースも、けっこう口ずさめるほど覚えているのだが、
途中から、フレーズの出だしは、小節の頭でなく3拍目だったり、
16分音符を繰り返すフレーズも、アクセントがずれていったりと、
けっこう複雑なうえに、ドラムにつられて、何度もやり直すことに。
この曲のドラムのリチャード・ベイリーは、前作では全曲叩いたが、
「ワイヤード」では、大半の曲はナラダ・マイケル・ウォルデンで、
今回初参加のベース、ウィルバー・バスコムは、ほぼ全曲参加、
そのうえ、「ヘッドフォー~」の作曲にも名を連ねるという大抜擢。
バスドラムやスネアのアクセントをずらした、複雑な16ビートを、
刻んでいるドラムに合わせて、チョッパー奏法やハーモニクスに、
16分音符の早弾きまで決めてくるベースは見事で、今考えると、
自分が聴いた最初のチョッパーは、この曲になるかもしれない。
ベックのギターは、けっこう重ねてあるようで、ベースソロに続き、
カッティングで入るリフの部分は、左右に分かれてハモっていて、
センターでベースのフレーズをなぞったり、オブリガードを弾いて、
後半はとにかく弾きまくっていて、いかにもベックというフレーズ。
延々と続くアドリブは、ワンテイクというか通しで弾いているのか、
真偽の程は定かではないが、前作の泣きのギターの名演である、
「哀しみの恋人達」は、いくつかテイクからジョージ・マーティンが、
編集したという説があり、今回もマーティンなので、どうだろうか。
ビートルズから、今のジャズ、フュージョンギターを弾く自分へと、
方向転換するきっかけ、ジェフ・ベックの2番目に聴いたアルバム、
「ワイヤード」の中でも、雑誌の楽譜を頼りに当時から演奏した曲、
「ヘッド・フォー・バックステージ・パス」は、ここまでがやっとです。
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目ぼしいCDや楽譜は、とりあえずAmazonのカートに入れて、
「あとで買う」にして、「在庫あり」から「残り1点」や「入荷予定」、
「一時的に品切れ」となるのをチェックしたり、特に輸入物だと、
金額がこまめに変動するので、株式ではないが買い時を探る。
テレビドラマ「ブラックペアン」の主題歌となった、小田和正の、
「この道を」は、CDが発売と同時に売り切れたので、もともと、
そんなに欲しくなかったし、ドラマもちゃんと見てなかったのに、
何だかそわそわして、再入荷しないかチェックして、購入した。
オフコースのファンだった自分としては、オフコース在籍時に、
海外録音で出た小田のソロは、そんなに気に入らなかったし、
鈴木康博が抜けた後のオフコースは、小田色が強いというか、
サウンドも含めて単色に感じ、途中から買うのをやめている。
「東京ラブストーリー」のテーマ曲は、シングルCDを買ったが、
それ以来、小田和正のソロを買うことも、借りることもなくって、
「クリスマスの約束」でカバーを歌うのを見るくらいだったので、
CMで流れたりする曲は、何となく口ずさめるかなという程度。
ものすごい久しぶりに、まともに聴いた小田の新曲となったが、
「この道を」は、ほぼピアノ弾き語りに近い、シンプルな編曲で、
オフコースではなくソロ作とはいえ、そのストレートさに驚いたし、
何よりも、愛とか別れとか哀しみの歌詞ではないのにびっくり。
ちょっと極論過ぎるかもしれないが、オフコースの小田の詩は、
心象風景というか、僕が思っていること、という心情の吐露が、
ほとんどで、「かわいそうな僕」というナルシストの印象が強く、
それだけに、歌詞の内容が、まるで自分のことのように感じる。
正直、ほとんどもてたことのない自分は、オフコースの歌詞で、
どれだけ涙し、癒されたか、歌詞カードをノートに書き写したり、
新潮文庫の歌詞集を買って、いつもカバンに持ち歩いたという、
おそらく男性ファンの大半が経験する、せつない思い出がある。
そんな自分からすると、「この道を」の歌詞を見て、ずいぶんと、
骨太の歌詞を書くようになったと驚くわけで、ソロになってから、
ほとんど知らないだけで、こんな歌詞も昔から書いていたのか、
まあ、オフコース時代も、まったくないわけではなかったけれど。
「それでも懸命に生きて行くと、そう決めた。」と、始まる歌詞は、
そんなにドラマの内容とはシンクロしてない気がして、何でまた、
この曲がエンディングテーマなのかと思いつつ、ドラマ抜きにし、
そうだよなあ、生きて行くしかないよなあと、何だか共感してくる。
これまたAmazonで、このピアノ譜が品切れ状態になっていて、
版元のドレミ出版のホームページでも、入荷待ちから品切れと、
メーカーでも在庫切れなので、Amazonが「2~3日で入荷」と、
なった段階でクリックしたが、結局は届くまで1ヶ月以上かかる。
楽譜は一度売り切れてしまうと、もう二度と手に入らないことも、
多いからと、単に手元に置いておくだけのために買ったのだが、
届いたのが11月1日で、ちょうど愛犬とお別れをした自分には、
「懸命に生きて行く」の歌詞がしみる、しみる、たまらないくらい。
だからといって、自分でこの曲を歌ってカバーしようと思うのは、
短絡的すぎるし、弾き語りに近いから、歌の下手さが目立つが、
いつものダブルトラックどころか、4回歌って声を厚くしたうえに、
お風呂場エコーくらいに、リバーブとディレイの両方ともかけた。
ピアノ譜の弾き語りバージョンは、CDの伴奏の完コピに近くて、
楽譜どおりにギターシンセで弾き、途中から入るストリングスは、
耳コピが苦手なので、コードを流して、多少メロディっぽくして、
コーラスは聴き取れる音から三声にして、雰囲気だけ近づける。
その歌のお口直しというか、インスト版でギターも弾くことにして、
渋谷河合楽器の発表会で、「せっかくギターが上手いのだから、
歌わない方が良い。」と先生に言われたのを、改めて思い出し、
小田和正「この道を」は、ギターだけの方が良かった気もします。
「あとで買う」にして、「在庫あり」から「残り1点」や「入荷予定」、
「一時的に品切れ」となるのをチェックしたり、特に輸入物だと、
金額がこまめに変動するので、株式ではないが買い時を探る。
テレビドラマ「ブラックペアン」の主題歌となった、小田和正の、
「この道を」は、CDが発売と同時に売り切れたので、もともと、
そんなに欲しくなかったし、ドラマもちゃんと見てなかったのに、
何だかそわそわして、再入荷しないかチェックして、購入した。
オフコースのファンだった自分としては、オフコース在籍時に、
海外録音で出た小田のソロは、そんなに気に入らなかったし、
鈴木康博が抜けた後のオフコースは、小田色が強いというか、
サウンドも含めて単色に感じ、途中から買うのをやめている。
「東京ラブストーリー」のテーマ曲は、シングルCDを買ったが、
それ以来、小田和正のソロを買うことも、借りることもなくって、
「クリスマスの約束」でカバーを歌うのを見るくらいだったので、
CMで流れたりする曲は、何となく口ずさめるかなという程度。
ものすごい久しぶりに、まともに聴いた小田の新曲となったが、
「この道を」は、ほぼピアノ弾き語りに近い、シンプルな編曲で、
オフコースではなくソロ作とはいえ、そのストレートさに驚いたし、
何よりも、愛とか別れとか哀しみの歌詞ではないのにびっくり。
ちょっと極論過ぎるかもしれないが、オフコースの小田の詩は、
心象風景というか、僕が思っていること、という心情の吐露が、
ほとんどで、「かわいそうな僕」というナルシストの印象が強く、
それだけに、歌詞の内容が、まるで自分のことのように感じる。
正直、ほとんどもてたことのない自分は、オフコースの歌詞で、
どれだけ涙し、癒されたか、歌詞カードをノートに書き写したり、
新潮文庫の歌詞集を買って、いつもカバンに持ち歩いたという、
おそらく男性ファンの大半が経験する、せつない思い出がある。
そんな自分からすると、「この道を」の歌詞を見て、ずいぶんと、
骨太の歌詞を書くようになったと驚くわけで、ソロになってから、
ほとんど知らないだけで、こんな歌詞も昔から書いていたのか、
まあ、オフコース時代も、まったくないわけではなかったけれど。
「それでも懸命に生きて行くと、そう決めた。」と、始まる歌詞は、
そんなにドラマの内容とはシンクロしてない気がして、何でまた、
この曲がエンディングテーマなのかと思いつつ、ドラマ抜きにし、
そうだよなあ、生きて行くしかないよなあと、何だか共感してくる。
これまたAmazonで、このピアノ譜が品切れ状態になっていて、
版元のドレミ出版のホームページでも、入荷待ちから品切れと、
メーカーでも在庫切れなので、Amazonが「2~3日で入荷」と、
なった段階でクリックしたが、結局は届くまで1ヶ月以上かかる。
楽譜は一度売り切れてしまうと、もう二度と手に入らないことも、
多いからと、単に手元に置いておくだけのために買ったのだが、
届いたのが11月1日で、ちょうど愛犬とお別れをした自分には、
「懸命に生きて行く」の歌詞がしみる、しみる、たまらないくらい。
だからといって、自分でこの曲を歌ってカバーしようと思うのは、
短絡的すぎるし、弾き語りに近いから、歌の下手さが目立つが、
いつものダブルトラックどころか、4回歌って声を厚くしたうえに、
お風呂場エコーくらいに、リバーブとディレイの両方ともかけた。
ピアノ譜の弾き語りバージョンは、CDの伴奏の完コピに近くて、
楽譜どおりにギターシンセで弾き、途中から入るストリングスは、
耳コピが苦手なので、コードを流して、多少メロディっぽくして、
コーラスは聴き取れる音から三声にして、雰囲気だけ近づける。
その歌のお口直しというか、インスト版でギターも弾くことにして、
渋谷河合楽器の発表会で、「せっかくギターが上手いのだから、
歌わない方が良い。」と先生に言われたのを、改めて思い出し、
小田和正「この道を」は、ギターだけの方が良かった気もします。

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