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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
各楽器でソロを回すスクエア「アンエクスペクテッド・ラヴァー」

先週は、毎土曜日の週末更新が日曜にずれ込むどころか、
水曜に延期となり、以前の丸々1週間飛ばすような事態は、
何とか回避できたが、もうそろそろ、土曜日にこだわるのも、
やめておかないと、精神的な負担も大きいのかと反省する。

そんなわけで、昨日の土曜日は延期の言い訳ブログもなし、
これからは、ゆっくり更新することにするが、そう言いつつ、
サボり虫が顔を出しかけているのが、ちょっと心配でもあり、
とりあえず、土日を使って、保留にしていた曲を完成させる。

スクエアの「アンエクスペクテッド・ラヴァー」は、大ヒットした、
F1テーマ曲「トゥルース」を収録した同名のアルバムの曲で、
スローでしっとりとした曲で、ピアノとサックスのイントロから、
ギターがメロディを奏で、ギター、ピアノ、サックスとアドリブ。

安藤の作曲で、いつも安藤はすごく良いメロディを書いても、
惜しげもなく、サックスの伊東だのピアノの和泉にメロディを、
任せて、下手したらアドリブもなしに、バッキングに徹するが、
この曲は、ギターがテーマを弾き、サビでサックスとユニゾン。

そのまま、最初のアドリブソロは、ギターが担当して、これまた、
珍しいくらいに長いソロで、32小節というのは、過去の曲でも、
各アルバムに1曲くらいあったかどうか、続くピアノは16小節、
エンディングのサックスはフェイドアウトで、多少32小節超え。

ギターは終始クリーントーンで、歪ませていないからといって、
生音ではなく、コンプレッサーにコーラス、ディレイをかまして、
広がるような音にしていて、自分もMTR内蔵エフェクトを使い、
それらしい音にはできるが、元々のストラトの音がかなり貧弱。

それとストラトをクリーンで弾く時、自分はこもった音が好きで、
モコモコしたジャズギターのようにしたくなるが、この曲の場合、
かなりエッジの効いた音色で、そのさじ加減がかなり難しくて、
パキパキの硬い音になってしまい、ミキシングで少し補正した。

ギターのアドリブは、クリーントーンというせいか、ジャズっぽく、
モード奏法的なスケールや、コードチェンジに沿ったラインなど、
安藤が大学のジャズ研出身なのも納得できるが、それ以上に、
ペンタトニックフレーズも多用していて、このあたりフュージョン。

自分が弾くにはアドリブよりも、サックスとのユニゾンが難しくて、
楽譜どおりのラインではなく、ギターもサックスもスラーを使って、
流れるように歌っているのを、なかなか再現できず、スライドで、
装飾音をつけようとすると、メロディごと間違えてしまったりする。

伊東はリリコンでなくサックスで、やっぱりサックスの方が良いと、
その音色に惚れ惚れするが、自分の場合ギターシンセなので、
リリコンのほうが、それっぽい音にできて、サックスとなってくると、
いかにもシンセで真似たという音色で、弾いていて気がひける。

ピアノは、ギターシンセのサンプリング音は、かなり良い感じで、
ただ、音域が狭く6本弦のギターで、そのまま弾けるわけはなく、
右手も左手も、2トラックに分けて和音を弾くことになり、その分、
録音の手間も時間もピアニストに比べ、4倍かかるわけで面倒。

ただ、その分、けっこう良い感じで仕上がったなと自負していて、
この曲の場合、ギターよりも、ピアノの方が弾いていて楽しくて、
もちろんギターシンセだから、実際にはギターを弾いているが、
シャカタクっぽい、転がるようなフレーズも、いい感じで弾けた。

間奏は、そのサンプリング音の生ピアノだが、イントロの場合は、
ローズのエレピとも違う音で、先日、河合楽器の仲間に会って、
DX7の音で、FM音源のピアノ音色を使えばよいと教わったので、
ギターシンセのエレピのパッチで、音をFMピアノに変えてみる。

さらに、ユニゾンで、ホーン系の音とベルのような音もするので、
別のトラックに、それぞれホーンとベルで、音をなぞってみると、
イントロもわりと似てきて、さらに打ち込みっぽいアルペジオは、
ギターのスイープ奏法で、ベンベラベラっと弾いて雰囲気を出す。

スクエアの第二の黄金期とでもいうか、全盛期と呼んでも良い、
リズム隊を一新した「トゥルース」の布陣による、バラード曲の、
「アンエクスペクテッド・ラヴァー」は、ピアノパートが面倒くさくて、
保留にしていましたが、楽譜とにらめっこで何とか演奏しました。




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吹奏楽でも演奏される和泉の作ったヒット曲のスクエア「宝島」
いろいろ録音のトラブルが続き、モチベーションが下がって、
週末の更新を延期して、それでも、日曜日に何とかしようと、
気持ちを新たに、まったく別の曲を一から取り組むことにし、
朝からドラムをスネア、ハイハット、シンバルと順番に入力。

ところが、先日書いたドラムのフリーズがまたまた発生して、
これには、もう宅音はやめた方がいいんじゃないか、せめて、
ドラム入力のないソロギター、二重奏、あるいは弾き語りで、
今後はやっていく方がいいかと、ものすごい落ち込むことに。

ドラム入力での苦労や、それにまつわるトラブルについては、
それだけで、いつかじっくりと記事にしてみたいが、ただ単に、
愚痴を延々と書き連ねることになりそうで、ドラムが活躍して、
これは確かに苦労するという曲の時にでも、愚痴りまくるか。

日曜日は、もう午後から、ギターの練習だけにして、そのうち、
クラシックギターかソロギターの曲でもやってみたいと思うが、
自分で演奏していても、オケ・伴奏があるとないとでは、全然、
気分が違ってきて、苦労してもバンドのフルバージョンが良い。

これまた録音トラブル、ギターシンセの音量が途中から下がり、
再度やり直すのが面倒になって、そのまま投げ出してしまった、
スクエアの名曲「宝島」を、アドリブパートを録音し直すのでなく、
メロディや伴奏も、音色を今一度確認して、ドラム以外やり直す。

どうせ更新が遅れたのだから、あせることもないさと開き直って、
月曜日にベースとギター、火曜日にエレピと生ピアノのアドリブ、
そして、今日、リリコンのパートをメロディもアドリブもやり直して、
パズルのピースをはめるよう、何とか演奏が形になってくれた。

打ち込み主体で、ちょっと自分にとって異端児的なアルバムで、
あまり聴き込んでいない「スポーツ」の中で、ピアノの和泉の曲、
「宝島」は、他の曲に比べ、打ち込み臭さがない、生演奏に近く、
吹奏楽に編曲されたことで、わりと一般にも知られている名曲。

渋谷河合楽器の発表会でも、ピアノ主体の曲ということもあり、
ピアノ教室の生徒が演奏するからと、その伴奏を担当したから、
リズムギターは今も覚えていて弾けるし、繰り返し聴いたから、
メロディはわかっているし、ピアノやリリコンのソロも口ずさめる。

この曲を練習した時に、ドラムとベースがキックを合わせようと、
何度も二人だけで練習しているのを見て、そんな風にしてまで、
バスドラとベースはアクセントを合わすのか、自分のギターは、
16ビートを刻んでいれば良いし、ユニゾンもなくて楽だと感じた。

ベースとドラムなんて、ロックだと、ベースはひたすら8ビートで、
ドラムも1拍目と3拍目にバスドラを踏み、時折アクセントの形で、
8分や16分音符の裏で叩くと思っていたので、この「宝島」は、
フュージョンだから合わせるのかなとか、また勝手に思っていた。

それから、30年近くたって、宅録でドラム入力するようになって、
フュージョンどころか、ニューミュージックでもバスドラとベースは、
けっこう合わせてくるし、ロックにしても、そう単純ではなかったと、
今さらながら、初耳に近いことは多く、まだまだ覚えることはある。

ギターにしても、テクニック的には、ギター教室に通い続けていた、
7年間が一番だったと思うが、表現力やビブラートは現在の方が、
優っている気もして、まだまだ自分はギターが上達できるだろうし、
逆に、今のレベルじゃあ、まだまだ話にならないと、目標も大きく。

まだ、いろいろ、この曲についても書きたいことが浮かんでくるが、
今日は演奏を完成させただけで、自分にはいっぱい、いっぱいで、
いずれ追記できたらするということで、スクエアの有名かつ名曲、
和泉作曲「宝島」を、まだミスもありますが、遅ればせの更新です。







言い訳ばかりですが、録音ミスの連続で立ち直れず延期です
週末更新ができない言い訳ばかりしていて、情けないのだが、
今週は、まじめに(?)平日から、少しずつオケ作りを進めて、
我ながら良いペースだと、木・金曜に、メロディやアドリブまで、
いい感じで録音していたのに、途中から音量が下がっている。

ギターに取付けているギターシンセ用ピックアップの端にある、
ボリュームを触ってしまったようで、リリコンやピアノのソロが、
途中から半分以下の音量になっているのを、プレイバックして、
気づいたときのショックといったら、データ消去に匹敵するほど。

もちろん、ノーミスでバンバン演奏できるなら、気を取り直して、
最初から録音し直すだけだが、何度もミスしたり、雑音が出て、
フレーズの切れ目、休符のところを境にして、やり直しながら、
1分にも満たないアドリブを、1時間以上かけて録音したのに。

ちょっと、今週は、この曲をやり直す気力はないわとばかりに、
もう昨日は、11時くらいに録音を切り上げて、スマホを出して、
他に目ぼしい曲などないか、今週もまた土曜出勤となるので、
帰宅してからの数時間で仕上げられる曲はないかと物色する。

もちろん、楽譜があれば、初見は無理でも、そこそこ弾けるが、
機械的というか、どの曲でも良いわけでなく、演奏するための、
モチベーションが必要で、季節や環境、その時の気分によって、
同じ曲でも、つまらなく感じたり、気合が入ったりと、かなり違う。

まあ、困った時のデパペペは、アップテンポもスローも曲が良く、
どの曲でも、いつでもゴーサインだが、バンド版は時間が必要、
二重奏の元気一杯な曲が、やはり弾いていて、自分は楽しくて、
どんな名曲でも、弾いている本人がつまらないと出来は良くない。

ソロギターで弾きたい曲も、ウィンダムヒルやら、いろいろあるが、
それらは、クラシックギター同様に、右手の指弾きが難しいから、
数日間練習しないと無理で、その点、デパペペはピックで弾けて、
普段から3冊のスコアをさらっているので、ササっと演奏できる。

そんなわけで、土曜日出勤に、実家の犬の散歩などをすませて、
7時近くに帰宅したが、まずパソコンを起動したら、いやな予感、
ウィンドウズの更新が始まり、しばらく待っていても、同じ画面、
かなり時間がたつのに、「更新1%」という誤表記かと思う状態。

1時間たっても終了せず、スマホで調べると、今回の更新作業で、
3時間近くかかって、午後からの仕事に支障をきたしたみたいに、
ブログに書いている方もいて、そんな時間のかかる更新なんて、
ウィンドウスのバージョンアップでもなかったはずで、腹立たしい。

そうは言っても、演奏が完成していなければ、PCが起動しようが、
更新が終わろうが関係ないわけで、アコギを取り出して、MTRで、
録音を開始、デパペペは、リードとリズムギターが交代するので、
先に両方のリズムギターを別々のトラックに録音することになる。

それで、かれこれ2時間近くかけて、いざリードを録音した途端、
先日から書いている、「宅録あるある」を、またやらかしてしまい、
サビでギターが交代するのだが、それを2小節短くしてしまって、
苦労した録音が無意味というか、最初の30秒しか合っていない。

何が何でも、週末更新だと思えば、そこからでも気を取り直して、
さらに2時間かけて、リズムギターを完成させるのだが、もはや、
そんな気力はどこにもなく、もう、今日はいいか、明日の日曜に、
デパペペか、やりかけのスクエアを録音しようと、さじを投げる。

こういうところが、自分の甘さで、マラソンランナーの話だったか、
どんなに成績が下位のレースでも、最後まで完走しなかったら、
棄権する癖がついて、先頭集団から離れたら、もう走らなくなる、
そんなことにならないよう完走するみたいに、解説で言っていた。

今の自分がまさにそうで、週末更新をあきらめる癖がついてきて、
ちょっと音色が気に入らないとか、ミスを繰り返すと、面倒な曲だ、
これはやめようと方向転換し、さらに、仕事や飲み会が入ったら、
もうオケはあきらめて、ギターの二重奏で、何とかしのごうとする。

さらに、その二重奏もミスすると、モチベーションは一気に下がり、
録音が間に合いそうにないと、11~12時まで演奏することなく、
早めに降伏宣言となり、今のところ遅れつつも更新できているが、
繰り返すうちに、だんだん、どうでもよくなってしまう自分が見える。

それでも、そうやって自分を追い込んでいるようでいて、実際には、
悲壮感漂うわけでもなく、大好きなギターをずっと弾き続けるのは、
生涯の目標であり、楽しみであり、そのモチベーションを維持する、
練習を苦としないため動機づけに、ブログの更新を利用している。

とまあ、相変わらず、言い訳たらたら、無駄口を叩いているわけで、
録音は延期したとしても、ギターは練習するにこしたことはないし、
候補曲を聴いたり、譜面を読んだりする時間も必要、愚痴ばかり、
延々と書いてるのは、これくらいにして、明日への準備をします。


和泉がピアノをしっとりと奏でる「クライ・フォー・ザ・ムーン」
このところ、更新が遅れがちになっていて、歳をとったせいか、
季節の変化に体がついていけず、やたらと疲れて早寝したり、
演奏や録音への集中力が維持できず、すぐにやめてしまって、
まあ、土曜日に気合を入れればと、ついつい先延ばしにする。

くわえて、バンドスコアのせいだったり、ギターシンセのせいや、
MTRのせいだの様々な理由で、録音中トラブルが発生しては、
一気にモチベーションが下がって、その日はもうやめてしまい、
そうなった曲は、当分やる気にならず、別の曲を一から始める。

スクエアと自分の相性が悪いのか、このところ没の曲だらけで、
「いとしのうなじ」は、最後にテンポが変わるが、自分のMTRは、
ドラムマシンのリズムを途中では変更できないので、最後だけ、
別録音にするか、2拍3連とかでごまかすか、悩んだまま保留。

「アンエクスペクテッド・ラバー」は、イントロのエレピの音作りで、
ずっと引っかかり、多少は似た音ができたので、妥協して弾くが、
途中のピアノソロやバッキングが、ギターでやるとかなり面倒で、
上下に分けて弾くにしても、譜面を書き直さないと分かりにくい。

「オーバーナイト・センセーション」は、先週、愚痴を書いた曲で、
バンドスコアのリピート記号が間違っていて、余分にオケを作り、
パソコン編集のように、そこだけ消して詰めることはできなくて、
途中から全楽器をやり直すことになり、しばらくはやる気はない。

和泉が作曲し、生ピアノがメインの「クライ・フォー・ザ・ムーン」は、
伊東もサックスだから、比較的、音色の再現はしやすいだろうと、
ギターはリズムのみで物足りないものの、取り組んでみたところ、
ドラム入力中にMTRがフリーズして、電源も落ちない状態になる。

以前も、カシオペア「ミッドナイト・ランデブー」のドラム入力の際、
同じ現象があって、シンバルの細かいフレーズを延々と入れたら、
データ処理の限界を超えたのか、ドラム入力画面を呼び出すと、
MTRがフリーズし、再起動しようと、スイッチを切っても落ちない。

コンセントを引っこ抜いて強制終了させ、データ保存に使っている、
SDカードの中身をパソコンで確認すると、残っていて安心したが、
MTRを起動して、「ミッドナイト~」のドラム画面にするとフリーズ、
その繰り返して、結局、「ミッドナイト」の全データを消し復旧する。

今回も、「クライ・フォー~」で同じ現象が起き、データを消したが、
ドラム以外はまだ録音していなかったら、精神的ダメージは少なく、
ドラムフレーズを簡略化して、作業を進め、スネアやハイハットを、
先に各トラックへ取り込んでから、恐る恐るシンバルを細かく入力。

ギターシンセは、生ピアノの音は、サンプリング音で本物っぽくて、
この曲はメインが生ピアノ、あるいはCPだろうから、音は似せられ、
途中のストリングスも一般的な音色なので、伊東のサックスだけは、
いかにもシンセといった音になるが、こればかりは、あきらめもつく。

伊東のサックスは、渡辺貞夫の継承者と言って良い気もするくらい、
純粋なビバップの正統派で、力強くブローもすれば、囁いてみたり、
明るくハッピーなフレーズと自在で、どうして、リリコンを使ったのか、
F1テーマ「トゥルース」でも、サックスのまま十分聴かせると思うが。

そのサックスを、自分のギターシンセで弾くのは気が引けるのだが、
鍵盤シンセよりは、ギターの方がピッキングの強弱がつけやすいし、
サビのテーマを、トリルのような装飾音をつけたり、音程をつなげて、
しゃくり上げるようにして歌うように奏でるのを、再現するよう努めた。

ただ、これは、和泉の弾くピアノのスラーの装飾音でも言えることで、
やりすぎるとしつこくなってしまい、ついつい調子にのって、原曲より、
フェイクしがちになってしまい、セミプロっぽい歌手にもありがちの話、
再生していて、あまりに気恥ずかしくて、ピアノもサックスもやり直す。

この和泉の奏でる、スラーを使って、転がるようなフレーズの感じは、
はるか昔、クレマトップのCMで、コーヒーミルクを注ぐ映像に合わせ、
映画音楽の「いそしぎ」のテーマをピアノが奏でて、引っかかるように、
半音階のスラーをかけてるのが、何とも言えずに、気に入っていた。

ピアニストのことは、あまり知らないが、こういったスラーの使い方は、
クルセイダースのジョー・サンプルが、ソロ作「虹の楽園」を出した時、
アドリブも含めて、生ピアノの曲の転がるようなフレーズが心地よくて、
クルセイダースではカールトンのギターばかり聴いていたのを見直す。

話はすごくとぶが、シャカタクが、「ナイトバーズ」で大ヒットした時に、
クルセイダースの「ストリート・ライフ」をパクったような曲もあったり、
ビル・シャープのピアノのアドリブが、基本的にビパップ系だろうが、
ジョー・サンプルにすごく似ていて、影響が大きいんだろうと思った。

それで、シャカタクに続けとばかり、出てくるフュージョングループや、
さらに、シャカタクっぽい売れ線の曲は、全部、転がるような感じで、
影響されてばかりと思ったのだが、クラシックはともかく、ジャズでは、
ビル・エヴァンスやオスカー・ピーターソンも、こんな感じで弾くのか。

くどくなったが、スクエアでピアノの和泉が作曲した、この曲なんか、
シャカタク路線と言える気がして、違うのはサックスが入ることだが、
ここを、「クライ・フォー・ザ・ムーン」とばかり、歌詞をつけて歌えば、
もろにシャカタクになりそうで、大ヒット曲は、イメージを作りやすい。

インスト曲のタイトルは、なかなかメロディーと一致しないと思うが、
この曲なんかは、「月」だから、しっとりしたピアノは、しっくりくるし、
もともとベートーベンの「月光ソナタ」や、ドビュッシー「月の光」から、
ピアノのイメージと結びつきやすく、和泉もそのあたり意識した気も。

同じくピアニストの松岡直也も、アルバム「マジェスティック」の中で、
何と「クライ・フォー・ザ・ムーン」という同じタイトルの曲を作っていて、
スクエアは84年で松岡は88年だから、この曲を知らなかったのか、
ライバルではないが、同じフュージョンバンドなのに気にしないのか。

後半、サックスに絡んで、シンセのアドリブがあり、バンドスコアには、
ギターシンセと書いてあるが、安藤が、こんな部分で唐突に使うのか、
フレーズは、もろにギターでなく鍵盤のだし、ジェフ・ベックと共演する、
ヤン・ハマーがショルダーキーボードで弾くパターンに、よく似ている。

仮にここがギターシンセだとしても、基本的に、ギターはバッキングが、
メインで、派手なカッティングでもないから、ちょっと物足りない気になり、
エンディングを長くしておき、そこにギターのアドリブを重ねて弾いたが、
あまりに独りよがりな演奏で自己嫌悪、やはり原曲どおりフェイドアウト。

スクエアの黄金期のメンバーによる、「アドベンチャー」からの快進撃で、
その売れ線を踏襲しつつ、夏のイメージでなく、夜のイメージを醸し出す、
隠れた(?)名盤「スターズ・アンド・ムーン」から、ピアニスト和泉の作曲、
「クライ・フォー・ザ・ムーン」は、転がるピアノの再現が難しいところです。








カッティングにオクターブとデパペペの王道「ウェイク・アップ」
ギターの二重奏は、ブログの更新に困った時にもってこいだと、
口癖のように言っているが、別に二重奏を馬鹿にしているとか、
レベルを下に見ているのではなく、単純にオケの必要がないし、
ソロギターのようにメロディと伴奏を同時に弾く必要もないから。

何だかんだ言っても、クラシックギターは初級の曲でも難しくて、
まして指弾きするためには、右手の爪のケアは欠かせないうえ、
メロディと伴奏が別々に聴こえるように、タッチにも気を使ったり、
そのうえ、クラシックとなると、ミストーンを出すなどもっての外。

アコギのソロギターにしても、右手の指弾きだから難しいうえに、
ガットギターのナイロン弦よりも、アコギの鉄弦は押さえにくくて、
自分の短い左指をストレッチして、きちんと音を出すのは厳しく、
セーハは音がかすれたり、握力が持たずに、すぐ弾けなくなる。

それからすると、メロディと伴奏とを別々に弾く二重奏は楽だし、
デパペペだと、伴奏は指弾きよりも、コードをピックでガンガンと、
かき鳴らす曲が大半で、メロディもピックでよく、多少早弾きや、
オクターブ奏法など出てくるが、これは自分の得意とするところ。

デパペペの曲には、スローな曲や、アルペジオを聴かせる曲に、
ジャズの雰囲気の曲、バンドをバックに凝ったアレンジの曲とか、
いろいろあるのだが、やはり、インディーズの頃から2人だけで、
ギターをかき鳴らして、元気いっぱいに弾いている曲が似合う。

メジャーデビューの「レッツ・ゴー」に収録の「ウェイク・アップ」は、
イントロの16ビートのカッティングは、ニューミュージックの定番、
テンポを変えると、山下達郎の「マジック・ウェイズ」にも思えるし、
メロディは、松原正樹のファーストにあるような、フュージョン系。

デパペペの特徴の一つには、互いにリードを演奏する点があり、
途中でバッキングを交代すると、微妙にカッティングを変えたり、
お約束のように、片方がオクターブ奏法で、サビを演奏したりと、
それぞれの持ち味を生かして、それが見事に定番になっている。

2人ともフュージョンやAOR世代、それより若い部類になるのか、
ニューミュージック、フュージョンの要素を、すごく見事に消化し、
アコギで、ここまでやれるんだなあと、嬉しくなるようなアレンジ、
曲によっては、ディメオラやカールトンのような早弾きも決める。

ただ、歌詞がないこともあって、タイトルと曲が一致しなかったり、
似たような曲と混同してしまったりして、実は、今回の曲にしても、
もう以前に演奏して、アップしていたような気がして、過去記事や、
YouTubeをチェックして、まだ演奏していないことを確認したほど。

土曜のうちに更新しようと、この曲以外に、いくつか候補を選び、
いざ録音しようとしたら、家族が疲れて早めに寝てしまったので、
「ギターを弾きたいんだから、起きてくれないかな」という願望で、
この「ウェイク・アップ」を練習しようかと、ちょっと嫌味っぽいか。

今日の日曜は、朝から何の予定もないから、スクエアのオケに、
じっくりと取り組んで、夕方までにオケが作れたら、そっちの曲を、
アップしても良いかなと思っていたら、前回の記事に書いている、
宅録にまつわる「あるある」で、小節数を間違えて録音していた。

原曲をきちんと確認せずに、バンドスコアに頼って、オケ作りを、
進めていた自分のミスと言えばミスだが、スコアのダルセーニョ、
ダカーポの位置が間違っていて、本来なら繰り返さないですむ、
Bメロとサビを余分に作ってしまい、メロディを弾いてから気づく。

ベース、ピアノ、シンセをダビングし、そのうえピアノのパートは、
4トラックを使って、何とか和音を再現したのに、ドラムも含めて、
途中からやり直すかと思うと、もう今日はいいやという気になり、
夕食後に雨戸を閉めて、アコギの録音に取り組んだという結末。

運よく(?)、家族は居間でテレビを見ながら、うたた寝していて、
起こす必要ないというか、いっそのこと、ソファーで朝までどうぞ、
何だかんだと2時間かけて、デパペペ「ウェイク・アップ」が完成、
今週も1日遅れのブログ更新で、そのうえ安直な二重奏でした。








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