僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
年末の最後には何を演奏するか、毎年、いろいろと考えてはみるが、
新年の演奏も同様で、行事にまつわるものや季節感のあるものとは、
言いながらも、けっこうこじつけも多くて、とりあえず、ビートルズから、
何かしら、それっぽい曲をと、「レット・イット・ビー」はどうかと思いつく。
ビリー・プレストンのオルガンは、何となく教会音楽のように聴こえるし、
ポールはゴスペルを意識して、この曲を作ったなんて話もあったから、
それこそ、教会の讃美歌、クリスマスシーズンや新年のミサとかでも、
流れてきそうな曲じゃないかと、思いきりのこじつけで、この曲に決定。
愛用のバンドスコアは、何とコーラスパートが、まったく載っていなくて、
こんな時は、いつもお世話になるYouTubeのビートルズの達人による、
「ビートルズ・ヴォーカル・ハーモニー」があるさと、さっそく訪問すると、
3声のハモリを解説していて、ジョンとジョージの2声じゃないのか?
映画の「レット・イット・ビー」の演奏場面で、ジョンとジョージがハモって、
ジョンは口をとんがらせながら歌い、ジョージは音程を確かめるように、
耳をふさいだりしていて、その2人のハーモニーだとずっと信じていたら、
レコードでは、ポール、ジョージに何とリンダのハモリに差し替えたとか。
そのうえ、ベースもジョンが映画で弾いていた6弦ベースの音をカットし、
ポールがやり直しているそうで、ジョンのハモリもベースも消されていて、
それって許されることなのか、ジョージのリードギターも含むダビングは、
ジョン不在で行われたそうで、もうジョンは事実上脱退していたことに。
よくフィル・スペクターが、「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」に、
オーケストラや女声コーラスをダビングしてしまい、ダビングなしで行く、
原点に戻ろうという、、ゲットバック・セッションの意図を台無しにしたと、
非難されるが、「レット・イット・ビー」のリンダのコーラスは許されるのか。
それに、シングルのジョージ・マーティン編曲でも、ビートルズの演奏に、
ブラスセクションやチェロが追加されていて、このダビングはOKなのか、
LPバージョンとシングルバージョンの比較で、マーティンのダビングは、
ビートルズを理解しているとビートルズ本にあり、何がどう理解なのか。
中山康樹は、「これはビートルズの音楽でもサウンドでもない。いわば、
『ポールマッカートニーとその楽団』の音楽であり、サウンドだ。」とまで、
「これがビートルズだ」の中で、スペクターに編集する資格はないと怒り、
「シングル・ヴァージョンこそが、ビートルズなのだ。」と結論づけている。
里中・遠山「ビートルズを聴こう」も、「ビートルズらしさを評価する人は、
シングルを評価する」とか、「アルバムは大げさで、シングルは控えめ、
どちらがビートルズらしいかというと、もちろんシングルバージョン。」、
「スペクターよりビートルズを理解し、また愛していたマーティン」とまで。
あいにく、自分には何がビートルズらしさなのか、言われても分からず、
シングルとアルバムの違いは、ジョージのギターソロだけと思っていて、
今回聴きこんで初めて、リピートの回数が違うとか、ステレオの定位と、
オルガンやコーラス、ブラスのミキシングの音量が違うのかと気づいた。
それでも、どうマーティンのシングルバージョンがビートルズらしいのか、
映画のまんまの音源、ジョンがベースを弾き、ハモリもやっているのが、
一番ビートルズらしいんじゃないのと言いたいほどで、昔からのファンと、
公言するわりには、ビートルズについて何もわかっていなかったようだ。
今回初めて知った、リンダのハモリだが、「ヴォーカル・ハーモニー」には、
一番高い音もポールによるダビングで、リンダではないんじゃないかとか、
あれはヨーコだ、ポールがどこかで語っていたなんて、衝撃の発言もあり、
ジョンがスタジオに来ないのに、ヨーコが来て歌うなんて、ありえないはず。
藤本国彦「全213曲ガイド」には、「リンダとメリー・ホプキンが参加」とあり、
さらなる女性の名前が追加されていて、何がどう真実で誰が語ったのか、
ビートルズにまつわる謎は尽きることなく、今も自分には増えていく一方、
いろいろ調べて楽しいことなのだが、この情報化社会にあって何故だろう。
ジョージのギターソロは、どちらも映画のテイクや、その前後のテイクでなく、
あとからダビングしているそうで、アンソロジーやネイキッドでも別のソロで、
ジョージがビートルズのリードギタリストの座にふさわしく、毎回アドリブして、
特にシングルとアルバムでは音色も含めて、まったく違うソロを弾いている。
さらに、よく聴くと、別のアドリブソロが小さく聴こえてきて、ダビングする前、
テイク27のアドリブを、ボーカルかドラムのマイクが拾ったので、ギターの、
トラックを消してリードをやり直しても残ったようで、完コピの達人は、ここも、
再現してるが、耳コピの苦手な自分は、他の楽器に埋もれた音は不可能。
その分と言っては何だが、アルバム、シングル、どちらのソロも捨てがたく、
重なって聴こえないソロよりは、耳コピはできるし、昔から弾いているから、
バンドスコアに出ているアルバムバージョンのソロに、8小節分追加して、
シングルのソロも弾いて、完コピのマニアには禁じ手のソロメドレーにする。
YouTubeで、いろいろなカバーを参考に聴くと、ジャスティン・ビーバーが、
バンドをバックに弾き語りする映像があり、リードギターはサンタナという、
ものすごい演奏を見つけ、これが2011年ニューイヤーイブと書いてあり、
大晦日なのだから、自分が年末に演奏するのも、間違いではないと安心。
そうは言っても、ポールの曲は全体にキーが高く、かなりかすれてしまい、
ジョンの曲の方がましだなあ、それ以上に、ボーカルがひどすぎるなあと、
年末年始のけじめの演奏は、インストにした方が良かったかとも思ったが、
もうやり直す時間もなく、しかも、演奏の細かい修正で、かなりギリギリに。
この曲は、イントロのピアノのニュアンスが出れば、それだけで半分以上、
完成したことになると、何度もギターシンセでやり直し、わりと近づいたが、
この曲で使っているピアノは弦が余分に張ってあり、オクターブ上の音が、
反響するようで、それは無理だし、そもそもペダルを踏む再現もできない。
オルガンやブラスセクションを入れて、伴奏がほぼ完成して、ギターソロを、
重ねていると、いつも楽に弾けるソロが、けっこう厳しくて、その時になって、
テンポを早めに設定していたのに気づくが、もうドラムからやり直していると、
それこそ年が明けてしまうと、かなり根本のミスだが、そのまま録音を続ける。
原点に帰ろう、ダビングなしの一発録音を通じて、また4人で一体化しようと、
ゲット・バックセッションを始め、予定したアルバムタイトルも「ゲット・バック」、
ところが、一体化どころか、人間関係も泥沼化しかけたりで、もうこれは無理、
なすがまま、なるようになれと、アルバムも「レット・イット・ビー」へと変わった。
何だか、これも、曲のタイトルから、できすぎなような話で、映画の編集でも、
屋上の演奏の翌日にやったスタジオライブを先にして、最後の演奏のように、
ルーフトップコンサートをハイライトにもってきたから、ちょっとした口論でさえ、
解散原因に思えたりするから、この曲も、そう深く解釈する必要はないのかも。
年末の最後の演奏は、定番であるビートルズから、定番でないポールの曲、
それも、自分がちょっと避けているシングルヒット、ベスト10の上位の曲の、
「レット・イット・ビー」という、いつも訪問いただく方には意外な選曲でしょうが、
途中で引き返す、ゲットバックの機会をなくして、無理やりのアップとなります。
今年も拙ブログへご訪問いただき、ありがとうございました。
皆様のコメント、拍手、訪問履歴がかなりのモチベーションとなり、
何とか今年も、このブログを続け、曲のアップもやってこれました。
引き続き、来年もよろしくお願いいたします。
次回のブログの更新は1月6日(土)を予定しています。
みなさま、よいお年をお迎えください。
新年の演奏も同様で、行事にまつわるものや季節感のあるものとは、
言いながらも、けっこうこじつけも多くて、とりあえず、ビートルズから、
何かしら、それっぽい曲をと、「レット・イット・ビー」はどうかと思いつく。
ビリー・プレストンのオルガンは、何となく教会音楽のように聴こえるし、
ポールはゴスペルを意識して、この曲を作ったなんて話もあったから、
それこそ、教会の讃美歌、クリスマスシーズンや新年のミサとかでも、
流れてきそうな曲じゃないかと、思いきりのこじつけで、この曲に決定。
愛用のバンドスコアは、何とコーラスパートが、まったく載っていなくて、
こんな時は、いつもお世話になるYouTubeのビートルズの達人による、
「ビートルズ・ヴォーカル・ハーモニー」があるさと、さっそく訪問すると、
3声のハモリを解説していて、ジョンとジョージの2声じゃないのか?
映画の「レット・イット・ビー」の演奏場面で、ジョンとジョージがハモって、
ジョンは口をとんがらせながら歌い、ジョージは音程を確かめるように、
耳をふさいだりしていて、その2人のハーモニーだとずっと信じていたら、
レコードでは、ポール、ジョージに何とリンダのハモリに差し替えたとか。
そのうえ、ベースもジョンが映画で弾いていた6弦ベースの音をカットし、
ポールがやり直しているそうで、ジョンのハモリもベースも消されていて、
それって許されることなのか、ジョージのリードギターも含むダビングは、
ジョン不在で行われたそうで、もうジョンは事実上脱退していたことに。
よくフィル・スペクターが、「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」に、
オーケストラや女声コーラスをダビングしてしまい、ダビングなしで行く、
原点に戻ろうという、、ゲットバック・セッションの意図を台無しにしたと、
非難されるが、「レット・イット・ビー」のリンダのコーラスは許されるのか。
それに、シングルのジョージ・マーティン編曲でも、ビートルズの演奏に、
ブラスセクションやチェロが追加されていて、このダビングはOKなのか、
LPバージョンとシングルバージョンの比較で、マーティンのダビングは、
ビートルズを理解しているとビートルズ本にあり、何がどう理解なのか。
中山康樹は、「これはビートルズの音楽でもサウンドでもない。いわば、
『ポールマッカートニーとその楽団』の音楽であり、サウンドだ。」とまで、
「これがビートルズだ」の中で、スペクターに編集する資格はないと怒り、
「シングル・ヴァージョンこそが、ビートルズなのだ。」と結論づけている。
里中・遠山「ビートルズを聴こう」も、「ビートルズらしさを評価する人は、
シングルを評価する」とか、「アルバムは大げさで、シングルは控えめ、
どちらがビートルズらしいかというと、もちろんシングルバージョン。」、
「スペクターよりビートルズを理解し、また愛していたマーティン」とまで。
あいにく、自分には何がビートルズらしさなのか、言われても分からず、
シングルとアルバムの違いは、ジョージのギターソロだけと思っていて、
今回聴きこんで初めて、リピートの回数が違うとか、ステレオの定位と、
オルガンやコーラス、ブラスのミキシングの音量が違うのかと気づいた。
それでも、どうマーティンのシングルバージョンがビートルズらしいのか、
映画のまんまの音源、ジョンがベースを弾き、ハモリもやっているのが、
一番ビートルズらしいんじゃないのと言いたいほどで、昔からのファンと、
公言するわりには、ビートルズについて何もわかっていなかったようだ。
今回初めて知った、リンダのハモリだが、「ヴォーカル・ハーモニー」には、
一番高い音もポールによるダビングで、リンダではないんじゃないかとか、
あれはヨーコだ、ポールがどこかで語っていたなんて、衝撃の発言もあり、
ジョンがスタジオに来ないのに、ヨーコが来て歌うなんて、ありえないはず。
藤本国彦「全213曲ガイド」には、「リンダとメリー・ホプキンが参加」とあり、
さらなる女性の名前が追加されていて、何がどう真実で誰が語ったのか、
ビートルズにまつわる謎は尽きることなく、今も自分には増えていく一方、
いろいろ調べて楽しいことなのだが、この情報化社会にあって何故だろう。
ジョージのギターソロは、どちらも映画のテイクや、その前後のテイクでなく、
あとからダビングしているそうで、アンソロジーやネイキッドでも別のソロで、
ジョージがビートルズのリードギタリストの座にふさわしく、毎回アドリブして、
特にシングルとアルバムでは音色も含めて、まったく違うソロを弾いている。
さらに、よく聴くと、別のアドリブソロが小さく聴こえてきて、ダビングする前、
テイク27のアドリブを、ボーカルかドラムのマイクが拾ったので、ギターの、
トラックを消してリードをやり直しても残ったようで、完コピの達人は、ここも、
再現してるが、耳コピの苦手な自分は、他の楽器に埋もれた音は不可能。
その分と言っては何だが、アルバム、シングル、どちらのソロも捨てがたく、
重なって聴こえないソロよりは、耳コピはできるし、昔から弾いているから、
バンドスコアに出ているアルバムバージョンのソロに、8小節分追加して、
シングルのソロも弾いて、完コピのマニアには禁じ手のソロメドレーにする。
YouTubeで、いろいろなカバーを参考に聴くと、ジャスティン・ビーバーが、
バンドをバックに弾き語りする映像があり、リードギターはサンタナという、
ものすごい演奏を見つけ、これが2011年ニューイヤーイブと書いてあり、
大晦日なのだから、自分が年末に演奏するのも、間違いではないと安心。
そうは言っても、ポールの曲は全体にキーが高く、かなりかすれてしまい、
ジョンの曲の方がましだなあ、それ以上に、ボーカルがひどすぎるなあと、
年末年始のけじめの演奏は、インストにした方が良かったかとも思ったが、
もうやり直す時間もなく、しかも、演奏の細かい修正で、かなりギリギリに。
この曲は、イントロのピアノのニュアンスが出れば、それだけで半分以上、
完成したことになると、何度もギターシンセでやり直し、わりと近づいたが、
この曲で使っているピアノは弦が余分に張ってあり、オクターブ上の音が、
反響するようで、それは無理だし、そもそもペダルを踏む再現もできない。
オルガンやブラスセクションを入れて、伴奏がほぼ完成して、ギターソロを、
重ねていると、いつも楽に弾けるソロが、けっこう厳しくて、その時になって、
テンポを早めに設定していたのに気づくが、もうドラムからやり直していると、
それこそ年が明けてしまうと、かなり根本のミスだが、そのまま録音を続ける。
原点に帰ろう、ダビングなしの一発録音を通じて、また4人で一体化しようと、
ゲット・バックセッションを始め、予定したアルバムタイトルも「ゲット・バック」、
ところが、一体化どころか、人間関係も泥沼化しかけたりで、もうこれは無理、
なすがまま、なるようになれと、アルバムも「レット・イット・ビー」へと変わった。
何だか、これも、曲のタイトルから、できすぎなような話で、映画の編集でも、
屋上の演奏の翌日にやったスタジオライブを先にして、最後の演奏のように、
ルーフトップコンサートをハイライトにもってきたから、ちょっとした口論でさえ、
解散原因に思えたりするから、この曲も、そう深く解釈する必要はないのかも。
年末の最後の演奏は、定番であるビートルズから、定番でないポールの曲、
それも、自分がちょっと避けているシングルヒット、ベスト10の上位の曲の、
「レット・イット・ビー」という、いつも訪問いただく方には意外な選曲でしょうが、
途中で引き返す、ゲットバックの機会をなくして、無理やりのアップとなります。
今年も拙ブログへご訪問いただき、ありがとうございました。
皆様のコメント、拍手、訪問履歴がかなりのモチベーションとなり、
何とか今年も、このブログを続け、曲のアップもやってこれました。
引き続き、来年もよろしくお願いいたします。
次回のブログの更新は1月6日(土)を予定しています。
みなさま、よいお年をお迎えください。
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JR SKISKIのCMに、映画「私をスキーに連れてって」の映像が、
使われていて、何でもJRのスキーのキャンペーンも、映画公開も、
ともに30周年ということでのコラボだそうで、あの映画に刺激され、
スキーに夢中になってから、もうそんなにたったのかと感慨深い。
バブル期の異様なまでのスキーのブームは、この映画の影響が、
かなりあったと思うが、JRのキャンペーンとなると、スキーよりは、
シンデレラ・エクスプレスなど、遠距離恋愛のほうが浮かんできて、
何より山下達郎「クリスマス・イブ」を採用したCMがすごく印象的。
クリスマスと言えば山下達郎というほどに、イメージが定着したが、
同じクリスマスを歌ったユーミンの「恋人がサンタクロース」の方は、
自分には、「私をスキーに連れてって」のスキー場面が浮かんで、
やはり映画で流れたユーミンの「ブリザード」とセットになっている。
これは、テレビ番組の主題歌になった曲とかも同様で、タイトルや、
歌詞の内容に関係ない場面でも、ドラマ、CM、映画で使われると、
その映像の印象が強く、本人のPVがあったとしても、それ以上に、
TVからのイメージに曲そのものが、ひっぱられることがかなり多い。
夏のイメージ全開の山下達郎が、アルバム「メロディーズ」の中で、
冬が舞台の「クリスマス・イブ」を歌ったが、当時は代表曲ではなく、
年末にシングルカットしても、そう話題にならなかったという記憶で、
やはり数年後のJR東海のCMがあったから、ヒットしたのだと思う。
ユーミンの「恋人がサンタクロース」は、シングルカットもされないし、
そもそも、この曲が収録されているアルバム、「サーフ&スノー」を、
自分は聴いてなくて、同アルバムから「サーフ天国、スキー天国」も、
映画の主題歌になったので、2曲入っているから買ったという次第。
半ばつきあいで、学生の頃2回、職場で1回スキーに行っただけで、
しかも、ほとんど滑らずに、温泉に入ったり、買い物していた自分が、
88年末にテレビで見た翌日、板とウェアを買いにビクトリアへ行って、
主人公と同じものはないかと、渋谷、新宿、お茶の水などを回った。
さすがに、すぐには買わずに、スキー雑誌などで、いろいろ調べて、
主人公が着ていたのは、フェニックスのセパレートタイプのウェアで、
店頭にはパープルのものばかりだが、以前に深緑色のが発売され、
映画とは、上下の色合いが逆になるが、一番似ているものとわかる。
スキー板はロシニョールだ、ストックとゴーグルはスコットらしいとか、
ブーツはラングだが、主人公の履く黄色は、もう製造中止らしいとか、
いろいろ情報を得て、フェニックスのウエア、ロシニョールの板を買い、
ブーツは予算の関係でサロモンで妥協し、何とか用具類は揃えた。
ほとんど、スキーをやったことのない自分だが、まず格好から入って、
次は、志賀のスキー合宿に行き、週末は越後湯沢へ1人で出かけて、
映画で「恋人がサンタクロース」が流れる場面のように、アクロバットで、
格好良く滑れるようになったら、ストックで拍手してもらえると思った。
結果的には、スキー合宿でジャンプに失敗して、むちうち気味になり、
さらには、木に衝突して、危うく骨折しそうになったという満身創痍で、
それが89年の2月から3月にかけてのことで、実は4月が結婚式で、
嫁さんにストックで拍手してもらえるどころか、式が延期になるところ。
それだけ、「私をスキーに連れてって」の映画にはまっていたのだが、
3部作になるのか、「彼女が水着に着替えたら」は、アクアラングには、
手を出せないしと見たことがないままで、「波の数だけ抱きしめて」は、
テレビで見たが、FM基地局の話も当時のヒット曲もピンとこなかった。
「私をスキーに連れてって」は、フジテレビで放送した時にVHS録画し、
スキーシーズンになると何回も見返し、当時はスキーの教則ビデオも、
数本買ったが、メンタルトレーニングには、「私をスキー」が一番なので、
録画のVHSが再生しすぎで傷むと、レンタルせず市販のビデオを買う。
それでわかったのが、テレビではエンディングのスタッフロールの時に、
映画のハイライトシーンを流すのだが、劇場版では通常の黒い背景で、
先日の「アナと雪の女王」のみんなが歌うエンディングは不評だったし、
昨今の予告が被るのは論外だが、ハイライトシーンは逆に良いと思う。
今月、JRのキャンペーンもあってか、ケーブルテレビで放送したので、
永久保存版だと標準モードで録画したが、居間の大型テレビで見ると、
3倍モード並みに画質も粗くて、市販のDVDでもこの程度なのだろうか、
未公開映像や特典付きブルーレイが出ないかと、すごく期待している。
そんな自分がはまった映画「私をスキーに連れてって」だけに、この曲、
「恋人がサンタクロース」をクリスマスに演奏するのは、どうかと思うが、
この曲が流れたゲレンデ場面に続く、ロッジのシーンでは、インストだが、
「ロッジで待つクリスマス」が流れたので、設定はクリスマスの日でしょう。
この曲は数年前に、コード譜を参考に適当に伴奏を作り、メロディ部分は、
ガットギターにして、とにかく松原正樹のフレーズを弾きたくて演奏したが、
中途半端な感じで、今回、バンドスコアを手に入れたので、再挑戦となり、
またガットのメロディだと二番煎じなので、無理を承知で、自分で歌った。
バンドスコアは、シンコーから以前に、「クリスマス・プレミアム・ヒッツ」が、
ジョンやワムの曲と一緒に5曲入りで出ていたが、廃刊になっているので、
中古でも2万円近くするところ、バンドスコアを9曲、弾き語りを20曲にし、
「ギタリストのためのクリスマス」として新たに出ていたのを、最近知った。
これ自体が、3年前に出ていたので品薄状態で、再販はないだろうから、
シンコーの在庫がどれだけあるか、ただAmazonでは「在庫切れ」でなく、
「入荷未定」だったので、しつこく毎日クリックしていたら、取り寄せてくれ、
「残り1点」の表示になったので、すぐに注文して、何とか17日に届いた。
何といっても、この曲はイントロから松原正樹のリードギターが印象的で、
短い間奏、長い間奏と2回もアドリブがあるうえ、繰り返すサビ部分には、
いかにも松原正樹というフレーズのオブリカードで、時にはハモっていて、
おそらく、間奏とかもディレイやダブリングでなく、2本のユニゾンだと思う。
演奏者のクレジットは曲ごとでなく、アルバム単位なので、エレキギターは、
松原正樹に加えて今剛、椎名和夫の名前が載っているが、左右のハモも、
松原正樹のダビングだと思えて、今剛だと、もっとエッジが効いた音になり、
たぶん、リズムギターの歪んだ音も、軽めの歪みで甘い音なので松原かと。
レコーディングスタジオを押さえるのは、すごく料金がかかるので、録音を、
短時間で終わらせるため、ダビングしないよう、ギタリストを2人呼ぶなんて、
ギター雑誌か何かで昔読んだが、超一流のミュージシャンを何人も雇うのと、
1人にダビングしてもらう分の追加料金とで、どちらが安上がりで効率的か。
自己のアルバム、グループやバンドでなく、あくまでもスタジオの仕事だと、
一発録りに近く、致命的なミスがあったら、やり直すとしても、細かいのは、
1曲を通さずパンチインとかですませられるし、リードギターのダビングでも、
その十数秒だけプレイバックしすれば良いから、1人だけ呼べば良いのか。
などと考えつつ、松原正樹のフレーズを全部自分で弾くが、バンドスコアは、
リードギター、ハモリ、歪んだリフ、クリーントーンのコードのギターが4本で、
それに加えて、アコギらしきピックだけこすれる音が、かすかに鳴っていて、
アコギなら吉川忠英か安田裕美であり、さすがに松原正樹ではないと思う。
ビートルズの全曲演奏ができていないのに、ユーミンの同じ曲が2度目で、
たぶん他の曲も、より正確なスコアが入手すると、やり直したくなるだろうし、
ビートルズに取り組む前の演奏は、ギターの腕も録音技術も本当に未熟で、
今の方が、少しはましになっているので、どれも機会があればやり直したい。
ユーミンの「恋人がサンタクロース」は、自分にとってはスキーの歌になるが、
もともとは、クリスマスソングで、恋人がサンタになり、プレゼントを持ってくる、
さらには結婚して、異国(?)へとさらっていくという、クリスマスという存在が、
家族から恋人同士のイベントへ変貌するきっかになった曲とも言われている。
最初に歌詞を読んだ時は、そうか、サンタが恋人だなんてメルヘンの世界か、
連れられて帰ってこないなんて、「赤い靴」の歌や「ハメルンの笛吹き」のよう、
本当は怖いお伽話なのかと、バカみたいな解釈をしていたが、当然この曲は、
恋人同士の話で、ただ、お姉さんも主人公も雪国の人とつきあうのは何故か。
季節がらクリスマスにちなんだ曲ということで、ユーミンの曲でギターも活躍、
「恋人がサンタクロース」を演奏するも、松原正樹のギターは再現できないし、
ただでさえ下手な歌はキーが高すぎるから、開き直りメロディで4回ダビング、
コーラスも2回ずつダビングして、かなりの厚化粧にしましたが反省モノです。
使われていて、何でもJRのスキーのキャンペーンも、映画公開も、
ともに30周年ということでのコラボだそうで、あの映画に刺激され、
スキーに夢中になってから、もうそんなにたったのかと感慨深い。
バブル期の異様なまでのスキーのブームは、この映画の影響が、
かなりあったと思うが、JRのキャンペーンとなると、スキーよりは、
シンデレラ・エクスプレスなど、遠距離恋愛のほうが浮かんできて、
何より山下達郎「クリスマス・イブ」を採用したCMがすごく印象的。
クリスマスと言えば山下達郎というほどに、イメージが定着したが、
同じクリスマスを歌ったユーミンの「恋人がサンタクロース」の方は、
自分には、「私をスキーに連れてって」のスキー場面が浮かんで、
やはり映画で流れたユーミンの「ブリザード」とセットになっている。
これは、テレビ番組の主題歌になった曲とかも同様で、タイトルや、
歌詞の内容に関係ない場面でも、ドラマ、CM、映画で使われると、
その映像の印象が強く、本人のPVがあったとしても、それ以上に、
TVからのイメージに曲そのものが、ひっぱられることがかなり多い。
夏のイメージ全開の山下達郎が、アルバム「メロディーズ」の中で、
冬が舞台の「クリスマス・イブ」を歌ったが、当時は代表曲ではなく、
年末にシングルカットしても、そう話題にならなかったという記憶で、
やはり数年後のJR東海のCMがあったから、ヒットしたのだと思う。
ユーミンの「恋人がサンタクロース」は、シングルカットもされないし、
そもそも、この曲が収録されているアルバム、「サーフ&スノー」を、
自分は聴いてなくて、同アルバムから「サーフ天国、スキー天国」も、
映画の主題歌になったので、2曲入っているから買ったという次第。
半ばつきあいで、学生の頃2回、職場で1回スキーに行っただけで、
しかも、ほとんど滑らずに、温泉に入ったり、買い物していた自分が、
88年末にテレビで見た翌日、板とウェアを買いにビクトリアへ行って、
主人公と同じものはないかと、渋谷、新宿、お茶の水などを回った。
さすがに、すぐには買わずに、スキー雑誌などで、いろいろ調べて、
主人公が着ていたのは、フェニックスのセパレートタイプのウェアで、
店頭にはパープルのものばかりだが、以前に深緑色のが発売され、
映画とは、上下の色合いが逆になるが、一番似ているものとわかる。
スキー板はロシニョールだ、ストックとゴーグルはスコットらしいとか、
ブーツはラングだが、主人公の履く黄色は、もう製造中止らしいとか、
いろいろ情報を得て、フェニックスのウエア、ロシニョールの板を買い、
ブーツは予算の関係でサロモンで妥協し、何とか用具類は揃えた。
ほとんど、スキーをやったことのない自分だが、まず格好から入って、
次は、志賀のスキー合宿に行き、週末は越後湯沢へ1人で出かけて、
映画で「恋人がサンタクロース」が流れる場面のように、アクロバットで、
格好良く滑れるようになったら、ストックで拍手してもらえると思った。
結果的には、スキー合宿でジャンプに失敗して、むちうち気味になり、
さらには、木に衝突して、危うく骨折しそうになったという満身創痍で、
それが89年の2月から3月にかけてのことで、実は4月が結婚式で、
嫁さんにストックで拍手してもらえるどころか、式が延期になるところ。
それだけ、「私をスキーに連れてって」の映画にはまっていたのだが、
3部作になるのか、「彼女が水着に着替えたら」は、アクアラングには、
手を出せないしと見たことがないままで、「波の数だけ抱きしめて」は、
テレビで見たが、FM基地局の話も当時のヒット曲もピンとこなかった。
「私をスキーに連れてって」は、フジテレビで放送した時にVHS録画し、
スキーシーズンになると何回も見返し、当時はスキーの教則ビデオも、
数本買ったが、メンタルトレーニングには、「私をスキー」が一番なので、
録画のVHSが再生しすぎで傷むと、レンタルせず市販のビデオを買う。
それでわかったのが、テレビではエンディングのスタッフロールの時に、
映画のハイライトシーンを流すのだが、劇場版では通常の黒い背景で、
先日の「アナと雪の女王」のみんなが歌うエンディングは不評だったし、
昨今の予告が被るのは論外だが、ハイライトシーンは逆に良いと思う。
今月、JRのキャンペーンもあってか、ケーブルテレビで放送したので、
永久保存版だと標準モードで録画したが、居間の大型テレビで見ると、
3倍モード並みに画質も粗くて、市販のDVDでもこの程度なのだろうか、
未公開映像や特典付きブルーレイが出ないかと、すごく期待している。
そんな自分がはまった映画「私をスキーに連れてって」だけに、この曲、
「恋人がサンタクロース」をクリスマスに演奏するのは、どうかと思うが、
この曲が流れたゲレンデ場面に続く、ロッジのシーンでは、インストだが、
「ロッジで待つクリスマス」が流れたので、設定はクリスマスの日でしょう。
この曲は数年前に、コード譜を参考に適当に伴奏を作り、メロディ部分は、
ガットギターにして、とにかく松原正樹のフレーズを弾きたくて演奏したが、
中途半端な感じで、今回、バンドスコアを手に入れたので、再挑戦となり、
またガットのメロディだと二番煎じなので、無理を承知で、自分で歌った。
バンドスコアは、シンコーから以前に、「クリスマス・プレミアム・ヒッツ」が、
ジョンやワムの曲と一緒に5曲入りで出ていたが、廃刊になっているので、
中古でも2万円近くするところ、バンドスコアを9曲、弾き語りを20曲にし、
「ギタリストのためのクリスマス」として新たに出ていたのを、最近知った。
これ自体が、3年前に出ていたので品薄状態で、再販はないだろうから、
シンコーの在庫がどれだけあるか、ただAmazonでは「在庫切れ」でなく、
「入荷未定」だったので、しつこく毎日クリックしていたら、取り寄せてくれ、
「残り1点」の表示になったので、すぐに注文して、何とか17日に届いた。
何といっても、この曲はイントロから松原正樹のリードギターが印象的で、
短い間奏、長い間奏と2回もアドリブがあるうえ、繰り返すサビ部分には、
いかにも松原正樹というフレーズのオブリカードで、時にはハモっていて、
おそらく、間奏とかもディレイやダブリングでなく、2本のユニゾンだと思う。
演奏者のクレジットは曲ごとでなく、アルバム単位なので、エレキギターは、
松原正樹に加えて今剛、椎名和夫の名前が載っているが、左右のハモも、
松原正樹のダビングだと思えて、今剛だと、もっとエッジが効いた音になり、
たぶん、リズムギターの歪んだ音も、軽めの歪みで甘い音なので松原かと。
レコーディングスタジオを押さえるのは、すごく料金がかかるので、録音を、
短時間で終わらせるため、ダビングしないよう、ギタリストを2人呼ぶなんて、
ギター雑誌か何かで昔読んだが、超一流のミュージシャンを何人も雇うのと、
1人にダビングしてもらう分の追加料金とで、どちらが安上がりで効率的か。
自己のアルバム、グループやバンドでなく、あくまでもスタジオの仕事だと、
一発録りに近く、致命的なミスがあったら、やり直すとしても、細かいのは、
1曲を通さずパンチインとかですませられるし、リードギターのダビングでも、
その十数秒だけプレイバックしすれば良いから、1人だけ呼べば良いのか。
などと考えつつ、松原正樹のフレーズを全部自分で弾くが、バンドスコアは、
リードギター、ハモリ、歪んだリフ、クリーントーンのコードのギターが4本で、
それに加えて、アコギらしきピックだけこすれる音が、かすかに鳴っていて、
アコギなら吉川忠英か安田裕美であり、さすがに松原正樹ではないと思う。
ビートルズの全曲演奏ができていないのに、ユーミンの同じ曲が2度目で、
たぶん他の曲も、より正確なスコアが入手すると、やり直したくなるだろうし、
ビートルズに取り組む前の演奏は、ギターの腕も録音技術も本当に未熟で、
今の方が、少しはましになっているので、どれも機会があればやり直したい。
ユーミンの「恋人がサンタクロース」は、自分にとってはスキーの歌になるが、
もともとは、クリスマスソングで、恋人がサンタになり、プレゼントを持ってくる、
さらには結婚して、異国(?)へとさらっていくという、クリスマスという存在が、
家族から恋人同士のイベントへ変貌するきっかになった曲とも言われている。
最初に歌詞を読んだ時は、そうか、サンタが恋人だなんてメルヘンの世界か、
連れられて帰ってこないなんて、「赤い靴」の歌や「ハメルンの笛吹き」のよう、
本当は怖いお伽話なのかと、バカみたいな解釈をしていたが、当然この曲は、
恋人同士の話で、ただ、お姉さんも主人公も雪国の人とつきあうのは何故か。
季節がらクリスマスにちなんだ曲ということで、ユーミンの曲でギターも活躍、
「恋人がサンタクロース」を演奏するも、松原正樹のギターは再現できないし、
ただでさえ下手な歌はキーが高すぎるから、開き直りメロディで4回ダビング、
コーラスも2回ずつダビングして、かなりの厚化粧にしましたが反省モノです。

先日、〆切(?)に追われて、短時間でゴンチチを仕上げた際に、
やはりギターが2本だと、ソロギターのようにメロディーと伴奏を、
同時に弾かなくても良いから、右手はすごく楽だなあと実感したし、
メロディと伴奏の音程が交錯しても、別々に聴こえてわかりやすい。
自分は、趣味としてもギターが一番だし、楽器の中でも一番好きで、
レコードやCDもギター中心に買ったり、聴いたりしてきてはいるが、
実は、ギターという楽器にすごく劣等感を感じていて、ピアノに比べ、
音域は狭いし、同時に鳴らせる和音も6弦ギターでは6音と少ない。
ピアノは両手で弾くから和音は10音だし、半音で密集した和音も、
両手を広げて、低い音と高い音との和音も弾けるという利点があり、
左手で伴奏、右手でメロディを同時に弾くのは、初心者でもできるし、
ペダルを使えば音も伸ばせて、強弱のダイナミズムもレベルが違う。
サックスなどの管楽器に対しても、向こうは単音で、こっちは和音が、
鳴らせるんだという優越感よりは、人の声に近い表現力の見事さや、
息の続く限り音は伸ばせるし、伸ばしている間も強弱がつけれるしと、
ないものねだりではないが、どうもギターにできないことに目が行く。
そんな劣等感を抱きながら、ギターの二重奏になると、少し回復して、
ピアノに連弾はあるが、友人同士、ピアノを持ち寄って合奏するのは、
まずできないし、サックスにしても、バイオリンにしても、2人だけでは、
よほど編曲を工夫しない限り、音がスカスカになってしまうように思う。
手軽に持ち寄って合奏できるのは、ギターの強みなんだろうと思って、
考えてみれば、ビートルズにしても、インストのベンチャーズにしても、
基本的にリードギターとリズムギターという、2本のギターがメインだし、
クラシック、ロック、フォークを問わず、二重奏は定番だと強引に解釈。
ゴンチチを演奏しつつ、そんなことを考えていたのだが、安直な自分は、
ギター二重奏の曲集があれば、何かとレパートリーには困らずにすみ、
ソロギターほど難しくもないだろうし、ドラムとベースの伴奏もいらなくて、
毎日でもブログに曲をアップできると、何冊か買っておこうということに。
ところが、リットーやシンコー、ドレミ出版やAmazonで調べてみたところ、
ギター二重奏の楽譜は、そんなに出ていなかったうえに、絶版ばかり、
南澤大介が「ソロギターのしらべ」を出して、ソロギターがブームとなると、
ソロギの楽譜は、各社すごく出しているが、二重奏は逆に衰退したよう。
「ソロギターのしらべ」の姉妹編として、「デュオギターのしらべ」も出たが、
シリーズ化して10冊以上もあるソロギに比べて、たった1冊出て廃刊で、
これは、自分が愛用する「華麗なるギターソロアルバム」の江部賢一が、
編曲しているので、是非とも再販してほしいと思うが、ブームは来ないか。
現行のギター二重奏の楽譜は、ドレミ出版に「魅惑のギターデュエット」、
「クラシックギターで楽しむギター二重奏曲集」があり、編曲は小胎剛に、
吉田光三と、どちらもクラシックギターの教則本・曲集を出している人で、
「魅惑~」の方が、ポピュラー曲を多く含んでいるので、そちらを買った。
小胎剛は、10代の頃から愛読して、今でも時折出しては読み返している、
「ギター教室ただいまレッスン」の著者だし、ジョージ・ウィンストンの名曲、
「あこがれ・愛」の唯一のギター編曲と思われる楽譜を収録している曲集、
「魅惑のギターソロアルバム2」の著者だから、二重奏でも間違いはない。
ただ、購入した楽譜自体は、2015年の発行だが、クラシックの名曲とか、
文部省唱歌のような愛唱歌が多くて、この手のポピュラー曲集によくある、
かなり昔に出版したものに、曲を入れ替えながら、版を重ねているようで、
曲名や音符の活字も何種類か混在していて、つけたしているのがわかる。
「アニー・ローリー」や「河は呼んでいる」なんて曲は、ギターを始めた当時、
もう40年以上前だが、その頃でさえ、古い曲を入れているんだなと思って、
今も載っているのは、70~80歳の人には欠かせないレパートリーなのか、
逆に、自分の好きなビートルズあたりも、今の若者には、そう思われるのか。
ギター二重奏を最初に意識したのは、中学時代に見た「ギターをひこう」で、
荘村清志の時の卒業発表会で、ソルの練習曲「月光」にメロディをつけて、
二重奏で演奏するのが、すごく良くって、自分で旋律を聴きとり、カセットに、
元の練習曲のアルペジオを録音し、その上にメロディを弾き悦に入っていた。
クラシックギターでは、元々練習曲として、二重奏になっている曲もあって、
こうした曲は、今でも現代ギター社から、いくつも楽譜は出版されているし、
バッハの「2声のインベンション」をギター二重奏にしたり、ハープシコードや、
ピアノの曲の2段譜をギター用に編曲したものも多く、何冊かは持っている。
海外のクラシックギタリストも演奏する「さくら変奏曲」で有名な横尾幸弘が、
ギター二重奏の編曲も数多く残していたそうで、「ギター二重奏選集」として、
これも現代ギター社から現行で出ているので、ものすごく演奏したい曲が、
入っているわけではないが、廃刊になる前にと買い、コレクションが増える。
以前、月刊現代ギターを定期購読していたので、今もメルマガが届いていて、
かなり前から、クラシックギターのデュオ「いちむじん」の名前を見ていたが、
その楽譜が出ていたので、これまた廃刊になる前にと、調子づいて購入して、
彼らの曲をAmazonで試聴すると、かなり良いので、CDも3枚買い練習開始。
横尾編曲も、いちむじんも中級~上級レベルで、すぐには弾けそうにないが、
せっかく二重奏の楽譜を買ったのだから、1曲くらいは演奏しないと損だなと、
小胎編曲で初級~中級レベルの曲をパラパラと見て、メロディも知っているし、
演奏して自分が楽しめる曲はないか探し、ダイアナ・ロスの曲がちょうど良い。
「イフ・ウイ・ホールド・オン・トゥゲザー」は、トレンディドラマが華やかなりし頃、
今井美樹と石田純一の主演だった「想い出にかわるまで」の主題歌だったが、
もともとは、アニメ「リトルフットの大冒険」の曲らしく、シングルCDを買ったら、
恐竜の漫画のジャケットに、テレビ主題歌と印刷した別の紙を重ねてあった。
時間のないときに、ササっと仕上げるギター二重奏なんて、なめてかかったが、
きちんと弾くには大変で、伴奏は苦手はm7thがあり、音が鳴らなかったりし、
エレキばかり弾いて、左手の握力が弱まったと反省しつつ、ダイアナ・ロスの、
「イフ・ウイ・ホールド・オン・トゥゲザー」を、締め切りギリギリでのアップです。

昔から、ビートルズ・ファン、ジョン・レノン・ファンを公言しながら、
一番ビートルズに夢中だった中学時代でさえ、ビートルズのLPを、
全部買い揃えることはせずに、友人に借りたり、ラジオから録音し、
しかも時代や曲順も気にせず、120分テープに詰め込んでいた。
ビートルズとしては、最初にCD化された時のボックスセットを買い、
現役時代の全曲をまとまった形で手にしたが、アンソロジーだとか、
BBCライブ、ハリウッド・ボウルといった、後から発売されたCDは、
全部は買っていないし、さらにレンタルさえしていないものもある。
そんな自分だから、それぞれのソロとなると、ほとんど買わないし、
昔から、友人に借りることもなく、ラジオからの録音もあまりせず、
ジョンのLPが2枚、ポールが4枚、ジョージ3枚組1個にとどまって、
CD時代になっても、復帰後のジョンの2枚とポールのベスト程度。
高校の頃、FM東京が、ビートルズの全曲を放送したことがあって、
その続編みたいに、ジョンやポールの作品も流した気がするが、
それは全曲だったか記憶も曖昧だし、一応カセットには録音したが、
ビートルズに比べてつまらない気がして、聴き返すこともなかった。
今も、LPで買った、「ジョン・レノンの軌跡(シェイブド・フィッシュ)」、
「ロックン・ロール」の2枚と、「ダブル・ファンタジー」のシングル曲で、
ジョンは十分かなあと思ってしまうし、ポールもウイングスの頃まで、
ジョージやリンゴはなくてもいいかと、それでもファンかと言われそう。
一昨年、ジョンのバンドスコアを買ったとき、知らない曲が2曲あり、
「ミルク&ハニー」あたりの曲かと思ったが、1曲は確かにそうだが、
もう1曲の「ジェラス・ガイ」は、名盤「イマジン」の収録だとわかって、
いくらなんでもジョンに申し訳ない、ソロ作品を軽視しすぎたと反省。
それでも、図書館からCDを何枚か借りたくらいで、すませていたが、
問題の曲(?)、「ジェラス・ガイ」を演奏しようと思い、そうとなったら、
きちんとCDを買って聴きこんで、アップする際の写真に使うためにも、
ジャケットの現物がないと話にならないだろうと、つい先日購入した。
ジョンのアルバムは、専業主夫になる前ならば、全部揃えたとしても、
6枚しかないのだから、毎年、追悼の意味で、1枚ずつ買っていけば、
すぐに揃えられる、その第1弾が、「ジョンの魂」でなく「イマジン」だと、
順序としては逆だが、この期に及んで発売順にこだわる必要もない。
国内盤や紙ジャケットでは高いので、輸入盤にするが、いつもながら、
Amazonでは2千円から3千円を行ったりきたり、細かく見ていくうちに、
Amazonの販売は2千円前後、売り切れて出品者になると高額と判明、
廃盤ではないから、Amazonに入荷するのを待ってから、無事に購入。
「ジェラス・ガイ」は、71年に録音した「イマジン」の収録だが、元々は、
ビートルズ時代にまで遡って、「チャイルド・オブ・ネイチャー」の曲名で、
YouTubeでは、68年の「ホワイト・アルバム」のレコーディングに入る前、
ジョージの自宅に集まった際の、いわゆる「イーシャー・デモ」が聴ける。
これは、ギターの弾き語りだが、「ゲットバック・セッション」の音源もあり、
ドラムも入ったエレキギターの演奏で、「ジェラス・ガイ」と歌詞は違うが、
もうメロディは、どちらも固まっていて、「ホワイト~」で没になったのを、
「レット・イット・ビー」でリメイクしようとして、再度没になったのだろうか。
イーシャー・デモは弾き語り主体だから、それだけで十分聴かせるのに、
ゲット・バック・セッションは何ともグダグダな演奏で、リハーサルだから、
仕方ないと言われるかもしれないが、これじゃあ没になるなあと思えて、
ただ、あのセッション自体が、全体に散漫で完成できた曲の方が少ない。
映画を見ても、海賊盤の音源を聴いても、よくあそこから、アルバムへと、
作り上げることができたと感心するばかり、フィル・スペクターの編集が、
うまかったのもあるが、屋上ライブに向けて、だんだん本気になったのと、
キーボードのビリー・プレストンの参加が、かなり刺激になったのだと思う。
「チャイルド・オブ・ネイチャー」自体は、「レット・イット・ビー・ネイキッド」の、
おまけCDにも入っていたそうで、このアルバムは、発売と同時に買ったが、
コピーコントロールCDで、iPodにもスマホにも入らないから、あまり聴かず、
まったく別モノだと大騒ぎで出たわりには、曲順が違うくらいの印象だった。
今回、おまけCDを聴きなおしてみると、会話の方をメインに編集したのか、
演奏部分はすぐにフェイドアウトしてばかりで、「チャイルド~」のところも、
タイトルの歌詞を歌う前後の数秒のみで、これは多少聴きこんだとしても、
ほとんど印象に残らなかったと思えて、全貌が明らかになる日を待ちたい。
「チャイルド・オブ・ネイチャー」は、歌詞の全部はわからないが、タイトルは、
ポールの「マザー・ネイチャーズ・サン」とかぶるので、「ホワイト~」は避け、
「レット・イット・ビー」の段階ではアレンジが決まらず、「アビー・ロード」では、
B面メドレーに入れるのはもったいないと、ストックしておいたようにも思う。
ジョンのソロ作「ジョンの魂」は、満を持して出したソロアルバムだったから、
ビートルズの後期とは打って変わって、作詞・作曲が爆発したようになって、
録音する曲に不自由しなかったが、落ち着いて、2枚目を出す時になると、
ヨーコの詩を借用したり、昔の曲を引っ張り出したのかとか、想像してしまう。
ビートルズ時代からたまに見せた、「いじけた、かわいそうなジョン君」かと、
思わせるような情けない歌声で、「ねえ、そんなつもりじゃなかったんだよ、
傷つけちゃって、ごめん、嫉妬深くて、ごめんね。」と歌い、ヨーコのせいで、
骨抜き、腑抜けになったかと思えるほどだが、これまたいつもの演技っぽい。
演奏は、ジョンのギターより、ニッキー・ホプキンスのピアノがメインとなり、
ベースは、デビュー前のハンブルグ時代からの友人で、「リボルバー」の、
アルバムジャケットのデザインを担当したクラウス・フォアマン、ドラムは、
このアルバムは、アラン・ホワイトでなく、ジム・ケルトナーが叩く曲が多い。
アルバムのクレジットには、アラン・ホワイトはビブラフォンとなっていて、
打楽器奏者はクラシックでも、マリンバや木琴を演奏するが、ドラマーは、
そういう素養があるのか、あと、全体にストリングスが入っているのだが、
クレジットにはハーモニウムも書かれ、かなり音を重ねて、ぶ厚くしている。
YouTubeには、「ジョン・レノン・アンソロジー」のデモテイクがあり、これは、
ストリングスがない分、ジョンのギターがクリアに聴こえて、格好良いので、
自分の演奏は、ストリングス等は入れたが、ギターの音量を大きめにして、
歌い方はデモテイクでなく、完成テイクの情けない歌い方を多少意識した。
これまた、YouTubeに歌入れするジョンの映像があり、ヘッドフォンをして、
マイクに向かって、目を閉じて歌うのは、全世界に衛星同時生中継された、
「愛こそはすべて」のシーンを思い出して、自分もオケを完成させてから、
ヘッドフォンに手を当てて、ジョンになりきって(?)、ボーカルを録音した。
この曲の邦題は、そのまま「ジェラス・ガイ」で、最初綴りだけ見た時には、
「ジェラウス」か「ジェラース」と思ったが、ジョンも「ジェラス」と歌っていて、
昔なら、「嘘つき女」「浮気娘」のように、「嫉妬野郎」とか「じらす女」とか、
とんでもない邦題がついたろうし、カタカナというのも、時には物足りない。
今年も12月8日を迎え、自分より20歳上だったジョンを、あと数年後には、
自分の方が20歳上になってしまうなと、時の流れを感じつつ、この思いは、
風化させたくないと、今年もジョンの曲を歌うわけで、まだ風邪気味ですが、
ジョンのキーだと少しは楽かなと、「ジェラス・ガイ」を何とか歌ってみました。
一番ビートルズに夢中だった中学時代でさえ、ビートルズのLPを、
全部買い揃えることはせずに、友人に借りたり、ラジオから録音し、
しかも時代や曲順も気にせず、120分テープに詰め込んでいた。
ビートルズとしては、最初にCD化された時のボックスセットを買い、
現役時代の全曲をまとまった形で手にしたが、アンソロジーだとか、
BBCライブ、ハリウッド・ボウルといった、後から発売されたCDは、
全部は買っていないし、さらにレンタルさえしていないものもある。
そんな自分だから、それぞれのソロとなると、ほとんど買わないし、
昔から、友人に借りることもなく、ラジオからの録音もあまりせず、
ジョンのLPが2枚、ポールが4枚、ジョージ3枚組1個にとどまって、
CD時代になっても、復帰後のジョンの2枚とポールのベスト程度。
高校の頃、FM東京が、ビートルズの全曲を放送したことがあって、
その続編みたいに、ジョンやポールの作品も流した気がするが、
それは全曲だったか記憶も曖昧だし、一応カセットには録音したが、
ビートルズに比べてつまらない気がして、聴き返すこともなかった。
今も、LPで買った、「ジョン・レノンの軌跡(シェイブド・フィッシュ)」、
「ロックン・ロール」の2枚と、「ダブル・ファンタジー」のシングル曲で、
ジョンは十分かなあと思ってしまうし、ポールもウイングスの頃まで、
ジョージやリンゴはなくてもいいかと、それでもファンかと言われそう。
一昨年、ジョンのバンドスコアを買ったとき、知らない曲が2曲あり、
「ミルク&ハニー」あたりの曲かと思ったが、1曲は確かにそうだが、
もう1曲の「ジェラス・ガイ」は、名盤「イマジン」の収録だとわかって、
いくらなんでもジョンに申し訳ない、ソロ作品を軽視しすぎたと反省。
それでも、図書館からCDを何枚か借りたくらいで、すませていたが、
問題の曲(?)、「ジェラス・ガイ」を演奏しようと思い、そうとなったら、
きちんとCDを買って聴きこんで、アップする際の写真に使うためにも、
ジャケットの現物がないと話にならないだろうと、つい先日購入した。
ジョンのアルバムは、専業主夫になる前ならば、全部揃えたとしても、
6枚しかないのだから、毎年、追悼の意味で、1枚ずつ買っていけば、
すぐに揃えられる、その第1弾が、「ジョンの魂」でなく「イマジン」だと、
順序としては逆だが、この期に及んで発売順にこだわる必要もない。
国内盤や紙ジャケットでは高いので、輸入盤にするが、いつもながら、
Amazonでは2千円から3千円を行ったりきたり、細かく見ていくうちに、
Amazonの販売は2千円前後、売り切れて出品者になると高額と判明、
廃盤ではないから、Amazonに入荷するのを待ってから、無事に購入。
「ジェラス・ガイ」は、71年に録音した「イマジン」の収録だが、元々は、
ビートルズ時代にまで遡って、「チャイルド・オブ・ネイチャー」の曲名で、
YouTubeでは、68年の「ホワイト・アルバム」のレコーディングに入る前、
ジョージの自宅に集まった際の、いわゆる「イーシャー・デモ」が聴ける。
これは、ギターの弾き語りだが、「ゲットバック・セッション」の音源もあり、
ドラムも入ったエレキギターの演奏で、「ジェラス・ガイ」と歌詞は違うが、
もうメロディは、どちらも固まっていて、「ホワイト~」で没になったのを、
「レット・イット・ビー」でリメイクしようとして、再度没になったのだろうか。
イーシャー・デモは弾き語り主体だから、それだけで十分聴かせるのに、
ゲット・バック・セッションは何ともグダグダな演奏で、リハーサルだから、
仕方ないと言われるかもしれないが、これじゃあ没になるなあと思えて、
ただ、あのセッション自体が、全体に散漫で完成できた曲の方が少ない。
映画を見ても、海賊盤の音源を聴いても、よくあそこから、アルバムへと、
作り上げることができたと感心するばかり、フィル・スペクターの編集が、
うまかったのもあるが、屋上ライブに向けて、だんだん本気になったのと、
キーボードのビリー・プレストンの参加が、かなり刺激になったのだと思う。
「チャイルド・オブ・ネイチャー」自体は、「レット・イット・ビー・ネイキッド」の、
おまけCDにも入っていたそうで、このアルバムは、発売と同時に買ったが、
コピーコントロールCDで、iPodにもスマホにも入らないから、あまり聴かず、
まったく別モノだと大騒ぎで出たわりには、曲順が違うくらいの印象だった。
今回、おまけCDを聴きなおしてみると、会話の方をメインに編集したのか、
演奏部分はすぐにフェイドアウトしてばかりで、「チャイルド~」のところも、
タイトルの歌詞を歌う前後の数秒のみで、これは多少聴きこんだとしても、
ほとんど印象に残らなかったと思えて、全貌が明らかになる日を待ちたい。
「チャイルド・オブ・ネイチャー」は、歌詞の全部はわからないが、タイトルは、
ポールの「マザー・ネイチャーズ・サン」とかぶるので、「ホワイト~」は避け、
「レット・イット・ビー」の段階ではアレンジが決まらず、「アビー・ロード」では、
B面メドレーに入れるのはもったいないと、ストックしておいたようにも思う。
ジョンのソロ作「ジョンの魂」は、満を持して出したソロアルバムだったから、
ビートルズの後期とは打って変わって、作詞・作曲が爆発したようになって、
録音する曲に不自由しなかったが、落ち着いて、2枚目を出す時になると、
ヨーコの詩を借用したり、昔の曲を引っ張り出したのかとか、想像してしまう。
ビートルズ時代からたまに見せた、「いじけた、かわいそうなジョン君」かと、
思わせるような情けない歌声で、「ねえ、そんなつもりじゃなかったんだよ、
傷つけちゃって、ごめん、嫉妬深くて、ごめんね。」と歌い、ヨーコのせいで、
骨抜き、腑抜けになったかと思えるほどだが、これまたいつもの演技っぽい。
演奏は、ジョンのギターより、ニッキー・ホプキンスのピアノがメインとなり、
ベースは、デビュー前のハンブルグ時代からの友人で、「リボルバー」の、
アルバムジャケットのデザインを担当したクラウス・フォアマン、ドラムは、
このアルバムは、アラン・ホワイトでなく、ジム・ケルトナーが叩く曲が多い。
アルバムのクレジットには、アラン・ホワイトはビブラフォンとなっていて、
打楽器奏者はクラシックでも、マリンバや木琴を演奏するが、ドラマーは、
そういう素養があるのか、あと、全体にストリングスが入っているのだが、
クレジットにはハーモニウムも書かれ、かなり音を重ねて、ぶ厚くしている。
YouTubeには、「ジョン・レノン・アンソロジー」のデモテイクがあり、これは、
ストリングスがない分、ジョンのギターがクリアに聴こえて、格好良いので、
自分の演奏は、ストリングス等は入れたが、ギターの音量を大きめにして、
歌い方はデモテイクでなく、完成テイクの情けない歌い方を多少意識した。
これまた、YouTubeに歌入れするジョンの映像があり、ヘッドフォンをして、
マイクに向かって、目を閉じて歌うのは、全世界に衛星同時生中継された、
「愛こそはすべて」のシーンを思い出して、自分もオケを完成させてから、
ヘッドフォンに手を当てて、ジョンになりきって(?)、ボーカルを録音した。
この曲の邦題は、そのまま「ジェラス・ガイ」で、最初綴りだけ見た時には、
「ジェラウス」か「ジェラース」と思ったが、ジョンも「ジェラス」と歌っていて、
昔なら、「嘘つき女」「浮気娘」のように、「嫉妬野郎」とか「じらす女」とか、
とんでもない邦題がついたろうし、カタカナというのも、時には物足りない。
今年も12月8日を迎え、自分より20歳上だったジョンを、あと数年後には、
自分の方が20歳上になってしまうなと、時の流れを感じつつ、この思いは、
風化させたくないと、今年もジョンの曲を歌うわけで、まだ風邪気味ですが、
ジョンのキーだと少しは楽かなと、「ジェラス・ガイ」を何とか歌ってみました。

今週も更新がピンチになり、ものすごい手抜きになるが、
本当、ついさっき、1時間程度で仕上げたゴンチチの曲で、
かなり前のベスト盤「ワークス」に入っている二重奏の曲、
「見知らぬ人」を何とかYouTubeにアップしての更新となる。
もともとは、先週に続き、ゲイリー・ムーアのバンドスコアを、
せっかく買ったのだから、もう何曲かやって元を取ろうと思い、
今回買った2枚組のベスト盤を聴くと、やっぱり泣きの曲が、
やりたいし、「スティル・ゴット・ザ・ブルース」に目をつける。
ところが、この曲は演奏したことも歌ったこともない曲なので、
バンドスコアを元に、伴奏の方だけは、何とか形になったが、
ギターソロもちゃんと弾けなければ、歌もメロディが不安定で、
とにかく、毎日聴きまくって、弾きまくって、歌いまくっていた。
それで、メロディを覚えてきたものの、声がかすれてしまうし、
ギターはイントロだけでも、ニュアンスが出せず2時間かかり、
間奏のギターソロでも3時間くらい、何度もやり直す始末で、
夜中までかかっても仕上がりそうにないと、あきらめることに。
1時間程度で演奏するには、アコギしかないし、ソロギターは、
ボロが出やすく、これまた夜中までかかっても、きちんとした、
レベルに仕上げるのは困難、こんなときには二重奏に限ると、
先日手に入れたゴンチチのスコアで、デュオの曲を探した。
すでに演奏した「放課後の音楽」以外には、「見知らぬ人」や、
「窓辺の三月」があり、三月は、あまりに時期が合わないから、
「見知らぬ人」にして、それこそ、ほとんど知らない曲なのだが、
わかりやすいスコアと演奏で、何とか、形にできたというところ。
(あまりに殺風景な記事なので、少し補足など)
無理やり、週末のうちにと更新したので、ブログの内容も、
あまりに手抜きすぎるものの、あまりゴンチチについては、
詳しくないので、逆に、詳しくないんですよという話だとか、
楽譜やCDにまつわる話とか、思いつくまま書いてみます。
ゴンチチは、「イマージュ」、「ピュア」、「フィール」といった、
癒し系音楽、ヒーリング・ミュージックがブームになった頃、
彼らの代表曲と呼べる「放課後の教室」が収録されたり、
自分が買ったソロギター集でも、ソロに編曲されて掲載。
結局は、その1曲だけを、やたらと聴いたり演奏していて、
ゴンチチのアルバムを借りたり、買ったりすることはなく、
「イマージュ」もベスト盤を借りた程度で、シリーズを通じ、
何かしらのゴンチチの曲が入っているのも、聴いていない。
ただ、テレビ番組、ニュース、CMとのタイアップは多くて、
ようやく図書館でゴンチチのベスト盤を借りて聴いたら、
どこかしらで聴いたような曲も多いし、何よりデュオ以外、
バンド演奏や打ち込みをバックの曲も多いのに、驚いた。
ゴンチチの楽譜は持っていても、損はしないはずだろうと、
Amazonで検索すると、現行のスコアは、まったくなくて、
昔のものが高値で取引されていて、そこまで出す気もなく、
ダメもとで近所の楽器屋へ行くと、なんと1冊だけあった。
自分がAmazonで目をつけていたスコアではなかったが、
売り切れる前に買っておこうと、その「ワークス」を買うと、
デュオの曲よりも、バンド形式の曲が多いアルバムらしく、
きちんとバンドスコアになっていて、いずれ活用できると。
図書館で借りた数枚のベスト盤には、入っていない曲が、
かなり多くて、これは、アルバム「ワークス」も買わねばと、
これまたAmazonで調べると、2000年に出た廃盤もので、
ただでさえ高い国内盤が、4千円以上もすることになる。
YouTubeで収録曲を聴くと、けっこう良い感じの曲ばかり、
楽譜を活用しようと思えば、やはり音源は手元に必要で、
聴いても楽しめる曲が多いからと、「あとで買う」に入れて、
値段の推移を眺めつつ、4千円を切った段階で購入した。
Amazonは閲覧してだけでも、これは需要があると判断し、
需要供給の市場原理にのっとって、値段が上がるようで、
輸入盤にしても、為替レート以上に、すごく変動しまくり、
国内盤の現行品でも、値引きしたり定価に戻ったりする。
当然ながら、株や外貨を買う人ほど損得したりしないが、
買おうとしたら値上がりしたり、買ったら下がったりすると、
何だかすごく損した気がして、売り切れそうにならないと、
なかなかクリックせず、価格の推移を見ることが多くなる。
それでも、欲しいCDは、何だかんだと買ってしまいがちで、
つい先日も、ゲイリーのCD、「スティル・ゴット・ブルース」、
「バック・オン・ザ・ストリート」、「大いなる野望」のどれも、
閲覧した途端に100円程度値上ったが、かまわず購入。
「スティルゴット~」は、ともかく後の2枚はLPを持っていて、
単にスマホで聴きたいだけのために、CDで買ったわけで、
ツタヤのレンタルですませる手もあるが、目をつけたらば、
CDも楽譜も売り切れる前に買わないとと、ネット中毒です。
本当、ついさっき、1時間程度で仕上げたゴンチチの曲で、
かなり前のベスト盤「ワークス」に入っている二重奏の曲、
「見知らぬ人」を何とかYouTubeにアップしての更新となる。
もともとは、先週に続き、ゲイリー・ムーアのバンドスコアを、
せっかく買ったのだから、もう何曲かやって元を取ろうと思い、
今回買った2枚組のベスト盤を聴くと、やっぱり泣きの曲が、
やりたいし、「スティル・ゴット・ザ・ブルース」に目をつける。
ところが、この曲は演奏したことも歌ったこともない曲なので、
バンドスコアを元に、伴奏の方だけは、何とか形になったが、
ギターソロもちゃんと弾けなければ、歌もメロディが不安定で、
とにかく、毎日聴きまくって、弾きまくって、歌いまくっていた。
それで、メロディを覚えてきたものの、声がかすれてしまうし、
ギターはイントロだけでも、ニュアンスが出せず2時間かかり、
間奏のギターソロでも3時間くらい、何度もやり直す始末で、
夜中までかかっても仕上がりそうにないと、あきらめることに。
1時間程度で演奏するには、アコギしかないし、ソロギターは、
ボロが出やすく、これまた夜中までかかっても、きちんとした、
レベルに仕上げるのは困難、こんなときには二重奏に限ると、
先日手に入れたゴンチチのスコアで、デュオの曲を探した。
すでに演奏した「放課後の音楽」以外には、「見知らぬ人」や、
「窓辺の三月」があり、三月は、あまりに時期が合わないから、
「見知らぬ人」にして、それこそ、ほとんど知らない曲なのだが、
わかりやすいスコアと演奏で、何とか、形にできたというところ。
(あまりに殺風景な記事なので、少し補足など)
無理やり、週末のうちにと更新したので、ブログの内容も、
あまりに手抜きすぎるものの、あまりゴンチチについては、
詳しくないので、逆に、詳しくないんですよという話だとか、
楽譜やCDにまつわる話とか、思いつくまま書いてみます。
ゴンチチは、「イマージュ」、「ピュア」、「フィール」といった、
癒し系音楽、ヒーリング・ミュージックがブームになった頃、
彼らの代表曲と呼べる「放課後の教室」が収録されたり、
自分が買ったソロギター集でも、ソロに編曲されて掲載。
結局は、その1曲だけを、やたらと聴いたり演奏していて、
ゴンチチのアルバムを借りたり、買ったりすることはなく、
「イマージュ」もベスト盤を借りた程度で、シリーズを通じ、
何かしらのゴンチチの曲が入っているのも、聴いていない。
ただ、テレビ番組、ニュース、CMとのタイアップは多くて、
ようやく図書館でゴンチチのベスト盤を借りて聴いたら、
どこかしらで聴いたような曲も多いし、何よりデュオ以外、
バンド演奏や打ち込みをバックの曲も多いのに、驚いた。
ゴンチチの楽譜は持っていても、損はしないはずだろうと、
Amazonで検索すると、現行のスコアは、まったくなくて、
昔のものが高値で取引されていて、そこまで出す気もなく、
ダメもとで近所の楽器屋へ行くと、なんと1冊だけあった。
自分がAmazonで目をつけていたスコアではなかったが、
売り切れる前に買っておこうと、その「ワークス」を買うと、
デュオの曲よりも、バンド形式の曲が多いアルバムらしく、
きちんとバンドスコアになっていて、いずれ活用できると。
図書館で借りた数枚のベスト盤には、入っていない曲が、
かなり多くて、これは、アルバム「ワークス」も買わねばと、
これまたAmazonで調べると、2000年に出た廃盤もので、
ただでさえ高い国内盤が、4千円以上もすることになる。
YouTubeで収録曲を聴くと、けっこう良い感じの曲ばかり、
楽譜を活用しようと思えば、やはり音源は手元に必要で、
聴いても楽しめる曲が多いからと、「あとで買う」に入れて、
値段の推移を眺めつつ、4千円を切った段階で購入した。
Amazonは閲覧してだけでも、これは需要があると判断し、
需要供給の市場原理にのっとって、値段が上がるようで、
輸入盤にしても、為替レート以上に、すごく変動しまくり、
国内盤の現行品でも、値引きしたり定価に戻ったりする。
当然ながら、株や外貨を買う人ほど損得したりしないが、
買おうとしたら値上がりしたり、買ったら下がったりすると、
何だかすごく損した気がして、売り切れそうにならないと、
なかなかクリックせず、価格の推移を見ることが多くなる。
それでも、欲しいCDは、何だかんだと買ってしまいがちで、
つい先日も、ゲイリーのCD、「スティル・ゴット・ブルース」、
「バック・オン・ザ・ストリート」、「大いなる野望」のどれも、
閲覧した途端に100円程度値上ったが、かまわず購入。
「スティルゴット~」は、ともかく後の2枚はLPを持っていて、
単にスマホで聴きたいだけのために、CDで買ったわけで、
ツタヤのレンタルですませる手もあるが、目をつけたらば、
CDも楽譜も売り切れる前に買わないとと、ネット中毒です。

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