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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
いつものことですが、コンテストは、今年も落ちました
毎年、応募している、リットーミュージック主催となる、
ギターマガジン・チャンピオンシップの、コンテストは、
今月号に、第一次審査の結果が載って、残念ながら、
自分の名前はなくて、今年も、一次で不合格となった。

応募した「Rain Dog Blues」の、クリエイティブ部門では、
130名のうち、13名が一次通過で、全体の1割だから、
去年に比べると、合格者は多い感じで、もう一方の曲も、
80名弱のうち、8名だったか、およそ1割が残る模様。

小学生の2名が、奨励賞をもらっていて、自分としては、
60歳を過ぎて、応募を続けていたら、敬老賞とかでも、
もらえないかと、甘い考えでいるが、とにかく続けること、
「継続は力なり」で、練習をさぼらないよう、言い聞かす。

20代の頃、ジャズギター教室に通って、一日何時間も、
ギターを弾いていたレベルには、もう無理だとは思うが、
この数年、練習を続け、ギターは上達してきただろうし、
最初の応募音源を聴き返すと、さすがに、ひどかったと。

加齢により、テクニック的な面は、どんどん衰えるだろうし、
練習を続けて、伸びていくのと、両方が、ぶつかるあたり、
何歳あたりで、ピークになるか、それまでは、コンテストも、
めげずに、応募を続けていくし、ギターは一生弾くつもり。

ともあれ、年に一度応募することが、練習のメリハリとなり、
暑い夏を終えたところ、秋風と共に、寂しい結果でしたが、
応援していただいたブログ仲間の方々へは、感謝ですし、
これからも、練習して、もっともっと、うまくなるつもりです。


TVのテーマになった、ウエスの弾く「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」
中秋の名月にちなみ、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を、
演奏した際に、タイトルでもある、最初の歌詞の部分だけ、
いつのまにか、覚えていたから、テレビやラジオで流れて、
お茶の間に浸透する、よくあるパターンだと記事に書いた。

お茶の間つながりで言うと、ジャズギターの巨人でもある、
ウエス・モンゴメリーが演奏した、歌のない、インスト版が、
かつて、TBSテレビのお昼の時間帯、ドラマの再放送枠で、
テーマ曲だったようで、これこそ、まさにお茶の間そのもの。

月曜から金曜の午後に、「TBS名作ドラマシリーズ」として、
ドラマを再放送するときに、最初と最後に流れていたそうで、
夕方の水戸黄門や大岡越前の、再放送なら覚えているが、
ウエスの「フライ・ミー~」は、自分には、まったく記憶にない。

数年前、「ザ・テレビ欄」という、新聞のテレビ欄の切抜きを、
集めた本がヒットして、「1975~1990」が、最初に発売し、
自分が中3から20代後半と、いわば青春時代そのままの、
テレビ番組が網羅されていたので、、飛びつくように買った。

各年の4月と10月のテレビ欄を、1週間ずつ載せただけで、
番組解説欄はなく、各ページの欄外に、その日の番組から、
一つ選んで、見所やエピソードを書いた、シンプルな編集で、
視力検査のような細かい活字だが、それでも、十分だった。

「そう言えば、そんな番組あったな、あれは高1だったんだ。」
などと、感慨にふけることしきり、続編の「1991~2005」も、
良かったが、こちらは、そう遠い過去でなくて、第3弾となった、
「1958~1974」は、小学生の頃だから、もう涙ものの内容。

その頃、見た番組の放送年や、曜日、時間帯が確認できると、
けっこう、思い違いが多いことに気づいて、本放送だった時は、
物心がつく前だから、自分が夢中で見たのは、再放送だとか、
寝る前に見たつもりの番組が、6時からだったり、きりがない。

勘違いは、テレビに限らず、ゴジラ映画の「南海の大決闘」は、
小2の68年、渋谷道玄坂の東宝で、大スクリーンで観たから、
ロードショーだと思っていたが、後に、製作は65年だと知って、
自分が見たのは、リバイバル上映だったと、だまされた気分。

東宝から道玄坂の道路を渡った、百軒店にある名画座で観た、
キングギドラの「怪獣大戦争」、「サンダ対ガイラ」は、幼心にも、
再上映とわかったが、漠然と、渋谷の東宝、東映、大映だとか、
パンテオンは、ロードショーのみだと、勝手に思い込んでいた。

それはともかく、ウエスの演奏を、お茶の間、しかも主婦層に、
浸透させた「名作ドラマシリーズ」を、「ザ・テレビ欄」で探すと、
番組欄に、その名称があるのは、83年の平日午後2時のみ、
ただ、ドラマの再放送枠は、75年から92年まで、続いていた。

「ありがとう」「白い巨塔」から、「赤いシリーズ」に、「Gメン」と、
様々なドラマを再放送したから、学校が休みの期間だったり、
就職後でも、単発的に見ているはずだが、「フライミー~」は、
どう考えても、聴いた覚えがなく、年代的に、いつだったのか。

自分が、このウエスの演奏を聴いたのは、渋谷河合楽器で、
ジャズギターを習った際に、先生が、ウエスとジム・ホールが、
大のお気に入りで、いろいろ薦められては、楽譜を買ったり、
楽譜の曲が入ったLPを買ううち、自分も、ウエスが気に入る。

ウエス・モンゴメリーは、名盤とされるライブ盤が、有名だから、
晩年に、オーケストラと共演した3部作は、アドリブも短いうえ、
イージーリスニング路線だと、自分も敬遠しがちだったのだが、
先生から、この3枚も馬鹿にしたもんじゃないぞと、言われた。

FM「ジェット・ストリーム」でも聴き、極上のイージーリスニング、
ハービー・ハンコックのピアノ、ロン・カーターのベースといった、
最高峰のジャズミュージシャンを従えた、フュージョンの元祖と、
認識を新たにし、ちょうど名盤シリーズで出た、廉価版で購入。

ただし、輸入盤じゃあるまいし、3枚のどれにも、解説カードが、
入っていなかったのと、ジャズと違って、1曲の長さが短いから、
LPのA・B面を足しても、30分あるかどうか、3枚を合わせても、
普通の2枚組より短いようで、何か、すごく損をした気分だった。

「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」での、ウエスの演奏は、全編、
彼のトレードマークのオクターブ奏法で、フェイクしたテーマに、
続くアドリブも、オクターブ奏法のみで、シングルノートにしたり、
ブロックコードは使わず、ある意味、お手本のようなソロになる。

ウエスは、オクターブ奏法に限らず、右手は、ピックを使わずに、
しかも、親指の腹だけで弾いていて、温かい音を出しているが、
早いパッセージでは、すごく難しくなるし、オクターブを弾くには、
左手の消音をきちんとしないと、間の弦が鳴って、雑音になる。

さらに、ギター教室の先生に言われたのは、エレキギターだと、
ロックで使う、テンションが弱い弦を張っていると、右手親指で、
弦を強くはじいた時に、右手が弦を押し下げて、チョーキングに、
近い効果となり、音程が変わるから、弾くのは無理と言われる。

ジャズギタリストが使う、フルアコで弾くのが、一番理想的だが、
ストラトでなく、レスポールで、012から始まる太い弦を張るか、
ガットギターやフォークギターで弾くほうが良く、早く弾く時にも、
弦が太いと、反動があって、ウエス得意の3連も弾きやすいと。

その教えを思い出して、今回、ガットギターで弾いてみたのだが、
弦のテンションに負けて、親指の腹で、早いオクターブを弾くと、
ほとんど音が鳴らないうえ、消音したはずのノイズの方が目立ち、
ここは、しばらく練習を続け、親指奏法を、ものにするしかないか。

バロック音楽のようなイントロは、手持ちの楽譜では省略されて、
中間部、エンディングも同様なので、ギター演奏のところだけを、
弾いても良いのだが、イントロは、ウエスのバージョンの特徴で、
これが、お茶の間に浸透したのだろうから、少し耳コピして弾く。

実際には、ドン・セベスキーの緻密なアレンジで、フルートから、
モチーフとなるメロディーを始めると、1小節ごとに別の楽器が、
呼応するように、それを引き継いで、メロディーを終えた楽器は、
対旋律になったり、通奏低音を奏でていて、まさにバロック音楽。

ギターシンセか何かで、このイントロを再現できたら良いのだが、
自分の音感では、メロディくらいしか音程が採れないし、それも、
1小節ごとに何度も聴き返して、一つ一つの音をギターで探して、
ほんの十数秒の部分に、何日もかかり、それでも採りきれない。

10代の頃は、ソルフェージュの訓練をし、採譜できるうようにと、
思いもしたが、この歳になると、苦手な耳コピする時間があれば、
持っている楽譜を、どんどん練習する時間に充てたくて、今回も、
中途半端に採ったイントロの音を、ギター3本で弾き、ごまかす。

ジャズボーカルの定番曲の、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を、
ジャズギターの名手、ウエスモンゴメリーが演奏したインスト版が、
「TBS名作シリーズ」のテーマとして、お茶の間に浸透したろうと、
ガットギターで弾きましたが、親指奏法が難しく、音が汚いです。





月に吠える、ジョンの絶叫が凄まじい、「ミスター・ムーンライト」
中学時代、日本一のビートルズのコピーバンドを目指したと、
何度も書いているが、当然ながら、目標であり、憧れたのは、
その当時、唯一無二の存在だった、バッドボーイズであるし、
そのメンバーになるのではなく、超えるバンドになりたかった。

それまでにも、ビートルズの曲をカバー、コピーするバンドは、
無数にあったろうが、メンバーが、ジョン、ポール、ジョージに、
リンゴと、そのままの名前を名乗り、全曲コピーの伝説を持ち、
さらに、LPを丸ごとコピーして出したのは、英米でもなかった。

雑誌「ヤングギター」で、ビートルズ奏法特集を書いていたり、
ビートルズを演奏する少年にとっては、先生であり、先輩で、
本物のビートルズの映像が少ない中、バッドボーイズを見て、
ギターのポジションや弾き方を覚え、間接的にコピーしていた。

自分が彼らの演奏を見たのは、渋谷西武デパートの屋上で、
デビュー前のアルフィーを前座にしての、ミニライブだったが、
もうその頃には、自分たちのオリジナル曲を歌うようになって、
ビートルズの曲も、解散後の曲ばかり演奏して、がっかりする。

その後、青山のVAN99ホールや、渋谷ヤマハのステージで、
演奏を聴くと、やはりオリジナル曲が主で、良い曲があったし、
シングル盤も買ったが、聴きたかったのは、ビートルズの曲で、
ライブをやめたビートルズでもないが、初期に出会いたかった。

その後自分は、高校に入ると、ジェフ・ベックを聴くようになり、
ビートルズから離れ、ましてやバッドボーイズなど忘れた頃に、
テレビのCMから、ビートルズがカバーして、ジョンの絶叫した、
名演で知られる、「ミスター・ムーンライト」が、突然流れてきた。

聴いた瞬間、明らかにジョンの歌声でなく、バッドボーイズだと、
わかったが、彼らが公式に出したLPには、入っていない曲で、
CMのために録音したのか、だいたい、今も活動しているのか、
気になったが、音楽に詳しい友人達でも、特に情報はなかった。

リアルタイム世代の人達が、チョコのCMで、ビートルズの曲を、
初めて聴いたと、思い出を語るが、解散後世代である自分は、
バッドボーイズによって、ビートルズの現役時代の幻想を追い、
やはりCMでも、ビートルズを歌う、バッドボーイズと出会った。

ポールの来日をきっかけに、何十年ぶりで、ビートルズを弾き、
さらに歌うようになったので、YouTubeで、コピーバンドの演奏、
弾き語りのカバーなど、あれこれ見て、参考にしているのだが、
やはり、バッドボーイズのジョンが、思い入れもあって、一番。

バッドボーイズは、オリジナル曲を演奏する頃に、メンバーを、
ジョンやポールではなく、リッキー、仁、ばっちゃんと呼び合い、
ビートルズのイメージから脱却しようとしたが、自分にとっては、
40年近くたった今も、リッキーでなく、バッドボーイズのジョン。

自分が高校の頃、「ビートルマニア」という、ミュージカルなのか、
衣装を替えながら、各時代のビートルズの曲を歌うステージの、
ライブ盤が出て、外人さんだと、顔とかの雰囲気も似て、何より、
発音が違うなあと感心したが、ジョンの歌声は、あまり似てない。

六本木キャバーンなどがきっかけで、続々と日本でも登場した、
本格的なコピーバンドでさえ、ジョンの歌声だけは、再現できず、
バッドボーイズのジョンにしたって、決して、そっくりではないが、
長年やってきた貫禄に、聴き慣れた声なので、安心して聴ける。

「ミスター・ムーンライト」の、CMで使った音源は、YouTubeに、
出てないが、バッドボーイズのジョンのは、リボルバーのライブ、
若手バンドへの客演に、ギターの弾き語りと、数多くが見つかり、
冒頭のジョンの絶叫は、そっくりと呼んでもよい、見事なシャウト。

ただ、一球入魂すぎたのか、歌が始まると、あまり似ていないし、
そのうえ、ちょっと節回しを変えるのが、自分は気になっていて、
ジャズボーカルは仕方ないとしても、作曲した本人であろうとも、
コンサートで、メロディを変えられると、昔から嫌な気分になる。

この曲は、もともとビートルズの曲でなく、アマチュア時代から、
ジョンがカバーしていたレパートリーで、原曲のメロディを聴くと、
ビートルズのほうも、かなり変更していて、お互い様なのだが、
自分にとって、聴きなれたメロディを崩されると、違和感がある。

コピーバンドのジョン役で、かなり、ジョンの歌声に近い一人に、
パロッツのチャッピーがいて、こちらも、「ミスター!」の絶叫は、
まんまジョンと言って良いほど見事で、メロディも忠実に歌うが、
やはり絶叫に比べて、歌の部分では、ジョンとの違いが目立つ。

じゃあ、自分はどうかというと、イントロのシャウトからして駄目、
高音がきつくて、ひっくり返ってしまうし、ドスのきいた声でなく、
か細い歌声では、ジョンのジョの字もないわけで、落ち込んで、
没にしようと思いつつ、中秋の名月に合わせ、歌いたいと悩む。

冒頭の絶叫だけ、MTRの録音チャンネルを別にし、3トラックに、
順番に録音して、どれがましかを、聴き返し、良さそうなのを残し、
やり直すことにしたが、結局は、全部がNGテイクで、毎日毎晩、
歌っては消し、歌っては消しの繰り返しで、全然、うまくいかない。

別トラックに伴奏は録音済みで、バックコーラスも、低音、高音、
2回ずつ重ねているので、いっそ、冒頭のシャウトも、3トラック、
同時に再生すれば、音が厚くなって良いと思うが、下手なのが、
3倍になるだけ、しかも、節回しが毎回ずれていて、余計駄目。

考えてみれば、ビートルズに夢中になり、ジョンを真似たのは、
中2から高1にかけて、実質2年で、昨年の暮れから再開して、
まだ1年に満たない自分と、40年以上、ジョンを歌い続けた、
バッドボーイズや、それに近いパロッツとでは、比べようもない。

YouTubeには、宅録で、見事なコピーを聴かせる人も多くて、
「Cuts The Beat」や、「僕はビートルズ」の人は、演奏も上手く、
ジョンの声やポールの声を、使い分けて、再現しているから、
ハモリもそれらしくて、いつか、自分も、このレベルになりたい。

希望的観測だが、4年前、ブログ仲間に背中を押してもらって、
ギター演奏をアップし、練習を続けたことで、この歳になっても、
少しずつ、上達できたように、歌も続けていけば、ましになり、
ジョンの歌声に近づけるのではと、皮算用だが、甘いだろうか。

「ミスター・ムーンライト」は、LPの題名、「フォー・セール」どおり、
クリスマスセールに間に合うよう、急いで作る必要があったから、
カバー曲を6曲も入れて、その1曲なのだが、ハンブルグ時代に、
ジョンが得意としただけあって、見事に自分達の曲にしている。

さすがのジョンも、毎回、このシャウトを出すのは、難しいのか、
テイク1では、最後に声がひっくり返り、ポールの笑い声がして、
オルガンを加え、演奏をやり直したテイク8に、シャウトだけは、
良くなかったのか、テイク4の冒頭を編集し、最終テイクとした。

ハンブルグ時代、スタークラブで毎晩演奏した頃の、ライブ録音、
「デビュー!ビートルズ・ライブ’62」でも、ジョンが歌っているが、
冒頭のシャウトはなしで始まり、失敗しているので、カットしたか、
ライブでは、気分で歌ったり、歌わなかったりしたのかは、不明。

ちなみに、テイク4までは、ジョージが間奏のギターを弾いたが、
ジョージ・マーティンが気に入らず、ポールがオルガンを弾くよう、
後日、録音しなおすことになって、そこへ以前のシャウト部だけ、
つけ加えていて、テイク4が、一番、うまく歌えたのかもしれない。

テイク4で聴ける、ジョージのギターは、原曲に近い間奏をして、
トレモロアームを揺らしながら、トリッキーな音を出し、ジョンも、
気に入っていたらしいが、プロデューサー目線からは、却下で、
多少、トリッキーな点を残すよう、ハモンドオルガンにしたのか。

それからすると、同じLPで、「アイル・フォロー・ザ・サン」のとき、
ジョージが、ギターソロをやり直したいと言っても、マーティンは、
時間がないと、次の曲の録音を始めているが、本当に駄目なら、
別の楽器にしてでも、やり直すわけで、OKテイクだった証拠。

中学時代に憧れた、バッドボーイズも歌った、ジョンが絶叫する、
「ミスター・ムーンライト」は、歌詞に「サマーナイト」とあるように、
夏の歌であるうえ、聴かせどころの、冒頭シャウトがひっくり返り、
ひどい歌声ですが、中秋の名月にちなみ、無理やりアップです。




中秋の名月にちなみ、ジャズの定番「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」
雨が続き、涼しくなったかと思うと、再び残暑になったりして、
毎年、季節の変わり目に、今年は異常気象なのだろうかと、
戸惑うことばかりで、以前のような、穏やかな四季の変化は、
日本には存在しなくなったのかと、これまた、毎年感じること。

暦の上では、8月7日が立秋だが、こればかりは、今も昔も、
実感がわかなくて、旧暦、新暦の違い以上に、ずれた感覚、
それでも、秋分の日に、昼夜の長さが同じなのは、事実だし、
中秋の名月には、日にちが毎年動くものの、お月見が定番。

今年は、9月8日が中秋の名月らしいが、陰暦のことだとか、
月齢のことに疎い自分は、満月と言えば十五夜なのだから、
9月15日こそ、お月見じゃないかと、勝手に思い込んでいて、
月見団子を買いに行っては、空振りするのも、毎年の恒例。

そもそも、十五夜が毎月15日だと、それだけでも勘違いだし、
それが高じて、中秋の名月が、秋分の日で、9月15日だとか、
敬老の日が、どっちだったっけと、混乱することまで起こって、
昨今のハッピーマンデーで、余計に、訳が分からなくなった。

だから、感覚的には、ちょっと早い、お月見の時期になるが、
月にちなんだポピュラーソングでも、弾いてみようかと考えて、
どんな曲があるかと、すぐ思いつくのは、「ムーン・リバー」に、
「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」など、定番のスタンダード曲。

特に、この2曲は、歌い始めの歌詞が、曲のタイトルになって、
何となく、そこだけは、口ずさめるから、印象にも残るのだが、
そこから先は、メロディも、うろ覚え、歌詞も出ず、鼻歌という、
熱心に聴いたことがない、いつのまにか、親しんだ曲の典型。

さらにジャズとなると、「ムーンライト・セレナーデ」が有名だし、
「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」「バーモントの月」「月光値千金」など、
太陽や雨と同様に、次から次へと思いつくし、クラシック音楽、
洋楽、J-POPにも名曲があり、毎年弾いても、追いつかない。

「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」は、いつも愛用、江部賢一の、
ギター編曲集にも出ていて、前半は、3拍子で、ゆっくり弾き、
後半は、ボサノバのリズムで、アップテンポで演奏するという、
しゃれた編曲になっていて、昔から、さわり程度は弾いていた。

もともと、この曲は3拍子で、のちにボサノバのリズムに編曲、
そっちの方が、一般的になったそうで、そのあたりを踏まえた、
江部の編曲は心憎いし、ジャズを意識したのか、ボサノバか、
テンションコードによる伴奏も、リハーモナイズされてて見事。

3拍子は、ワルツで、音楽の教科書でも慣れ親しんでいるが、
やはり4拍子の方が、聴いていて、おさまりがよいのだろうか、
バッハのメヌエットを4拍子にした、「ラバーズ・コンチェルト」が、
大ヒットしたのも、お茶の間に、心地よい感じだったのでしょう。

「フライ・ミー~」は、いつの間にか、曲を聴いて、覚えたわけで、
例えば、ビートルズのように、中2で聴いたとか、あのドラマで、
あの映画で、というのが、自分にはないから、実家の、まさに、
お茶の間に浸透した曲で、テレビで、何気に流れたのだと思う。

幼い頃、母が見ていた、「アンディ・ウィリアムス・ショー」とかで、
歌ってそうだが、そう記憶には残らないだろうから、それよりは、
中学、高校になって見た、「サウンド・イン・S」で、伊東ゆかりが、
ゲスト歌手と歌ったり、ジャズの歌番組で、聴いたというところ。

今回、記事を書くにあたり、知ったのが、社会現象にまでなった、
「新世紀エヴァンゲリオン」の、エンディングテーマだったそうで、
こうやって、次の世代へ、歌い継がれていく曲があるんだなあ、
歌は世につれ、世は歌につれとは、よく言ったものと、感慨深い。

中秋の名月にちなんで、月がタイトルに登場する、多くの曲から、
ジャズでも定番中の定番曲、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を、
昔から弾いていた、江部のギター編曲で、今回はリズム隊なし、
ソロギターで演奏しましたが、リズムがよれたり、タッチが雑です。








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