僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ホールズワースのような、ヴァイの「ボストン・レイン・メロディ」
スティーブ・ヴァイのバラード集「7thソング」で、
書き下ろしの新曲「ボストン・レイン・メロディ」は、
コードで奏でるテーマ部も、続くアドリブのソロも、
もろアラン・ホールズワースのようで、気に入る。

ホールズワースは、ピアノを弾く父から、コードを、
教わったので、通常のギターの和音とは違った、
ピアノ特有の、クローズ・ボイシングを押さえる為、
左手をストレッチすることで、その和音を再現した。

このヴァイの曲は、そうしたホールズワースが弾く、
コードに似ていて、イントロは、まんまストレッチで、
続くテーマは、うまく開放弦をからめたアレンジで、
テンションのぶつかり合う響きを、うまく再現した。

アドリブソロの入りも、完全にホールズワースで、
つっかえたようなタイミングと、ピッキングを省いた、
レガート奏法による、ウネウネしたフレーズなどは、
ホールズワース奏法の、教則本にでもしたいところ。

ただヴァイらしさと言うか、終始ホールズワース風、
レガート・フレーズではなく、時折ロックならではの、
力強いピッキングハーモニクス、チョーキングあり、
ペンタトニックの早弾きなど、まさにハイテクギター。

ヴァイが、ギタープレイヤー誌で、完コピ譜を連載し、
ホールズワースの「デビル・テイク・ヒンドモスト」を、
採譜したとき、「譜面の音程とリズムは問題ないが、
TAB譜は、ちょっと考えてしまう」と、解説していた。

「彼の奏法は独特だから、どう弾いているやら?」と、
鬼才ヴァイをしても、ホールズワースの運指となると、
やっかいだったようだが、日本の雑誌、スコアよりは、
かなり本物に迫った運指に思えて、早速真似した。

そして、このヴァイの曲、「ボストン~」にしたところで、
どう弾いているか、不明な箇所が多く、Youtubeの、
カバー演奏でも、弾いているポジションがまちまちで、
タッピングなのか、ピッキングなのかも、人それぞれ。

ただ、そんなカバー演奏している達人を見て思うのが、
ヴァイも手が大きいが、外人さんは、けっこう大きくて、
渋谷河合楽器のギター教室に通った、20歳前後に、
女子高生よりも手が小さかった自分とは、あまりの差。

今測ったら、左手の人差指、中指、薬指、小指の順で、
7.5cm、8.0cm、7.7cm、6.2cmで、ストラトの、
1から6フレットを押さえるのが、ストレッチの限界で、
大学生の長男と比べ、関節1つ違うという指のサイズ。

ホールズワースのような、ストレッチができないから、
エディ・ヴァン・ヘイレンは、ライトハンドを始めたという、
真偽不明の逸話があるが、「アイスクリーム・マン」で、
そんなエディも、ものすごいストレッチを披露している。

タッピングも、ストレッチも、ままならない自分としては、
とにかく練習あるのみで、高校の頃、教室の机の角で、
中指と薬指が直角以上に開くよう、押し付け鍛えたが、
今じゃ半分も開かないから、痛めない程度に鍛え直す。

スティーブ・ヴァイが、各アルバムの7曲目を集めた、
バラード集「7thソング」から、新曲として収録された、
ボストン・レイン・メロディ」を、ホールズワース風の、
フレーズが、ほとんど弾けてない、やや完コピです。


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ヴァイが弾くキャッチーなギターソロ、「ハンド・オン・ハート」
ハイテクギターを習得すべく、ヴァイのバラード集、
7thソング」の曲で、練習をしているが、もともと、
ファイヤーガーデン」の7曲目に収録されていた、
ハンド・オン・ハート」は、歌ものバラードの典型。

インストだから、テーマ部も当然、ギターなのだが、
歌もののように、テーマの間に、アドリブがあって、
キャッチーな、聴かせるギターソロは、まさに王道。

バラード曲のギターソロというと、古くはビートルズ
ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」の、
エリック・クラプトンのソロだったり、カーペンターズ
愛にさよならを」あたりを、懐かしく思い浮かべる。

その洋楽ポップスで聴かれる、ロックギターソロは、
80年前後から、ハイテクギターの要素が見られて、
もともとは、ロックも自在に弾ける、フュージョン系の、
スタジオミュージシャンたちを、起用したからだろう。

何よりも、ロックスタイルでの、目新しいフレーズは、
TOTOスティーブ・ルカサーが、得意としていたし、
エアプレイジェイ・グレイドンも、師匠格にあたる。

ブルース出身で、ジャズロックのバンドでも活躍した、
ゲイリー・ムーアが、80年に結成したGフォースでは、
TOTOのようなサウンドで、自分は、かなり驚いたが、
82年の「大いなる野望」では、さらに売れ線となった。

シングル曲、「夜明けの誓い」「想い焦がれて」では、
低音弦のミュート、ピッキング・ハーモニクスをからめ、
派手なチョーキングから、盛り上がると、早弾き突入、
という、見事なまでに、キャッチーなギターソロだった。

同じ頃、マイケル・ジャクソンが出した「スリラー」の
シングル曲、「今夜はビート・イット」でのギターソロは、
エディ・ヴァン・ヘイレンが、タッピングを効果的に使い、
洋楽歌ものでも、タッピング奏法がありになっていった。

このあたり、ニューミュージックにも、影響は大きくて、
松原正樹今剛などのベテランミュージシャン以上に、
TUBEWANDSDEENなどの、若手ギタリストが、
タッピング、レガートのハイテクで、ソロを組み立てた。

自分が勝手に、「歌ものハイテクギターソロ」と呼ぶ、
そうした流れのギターソロが、今回挑戦したヴァイの
ハンド・オン・ハート」の中間に、しっかりと出てきて、
アーミングやタッピングは、相変わらず、難しいところ。

テーマにしても、じっくり歌わせる必要があり、苦手な、
ビブラートやチョーキングを、何度もやり直していたら、
左手の中指、薬指の皮はむけて、タッピング練習では、
右手の人差し指に、血豆ができ、強く押さえられない。

むきになって、ギターを弾くと、呼吸することを忘れて、
酸欠になるし、何だか、満身創痍のギター練習だが、
ハイテクにしても、わずかずつだが、ましになるのが、
自分でも実感できて、やっただけのことはあるのかと。

スティーブ・ヴァイの96年発表「ファイヤーガーデン」で、
7曲目であり、バラード集「7thソング」にも入っている、
ハンド・オン・ハート」を、キャッチーなギターソロ再現を、
目指しつつ、いつもながらの、やや完コピとなりました。




ポップスのコードでも、一味違う、ヴァイの「ウォーム・リガーズ」
ハイテクギターを目指して、スティーブ・ヴァイ
バラード集「7thソング」で、練習を続けているが、
今回は、96年に発売の「ファイヤーガーデン」で、
ラストの曲だった、「ウォーム・リガーズ」に挑戦。

ヴァイが、各アルバムの7曲目に配置することに、
こだわった曲たちとは別、ということなのだろうか、
「7thソング」には、隠しトラックという形で収録され、
曲名クレジットもなく、ラストの曲に続けて始まる。

隠しトラックのことは、アマゾンのレビューで知って、
国内盤のみに収録とあるが、たった1曲のために、
倍の値段を出す気もなくて輸入盤を買ってみたら、
しっかり入っていて、曲も良くって、得した気分に。

C~CM7~C7のクリシェを用いた、コード進行は、
ポップスの常套手段だし、10CCの不朽の名曲、
「アイム・ノット・イン・ラブ」の湧き上がるコーラスを、
彷彿とさせる、シンセの和音が、すごく印象的な曲。

そんな王道ポップスをバックに、スティーブ・ヴァイが、
歌い上げるようにテーマを奏でるが、個性的というか、
スライドやビブラートは、アクの強さが目立っていて、
タッピングやスイープ奏法も、しっかり使われている。

それと、コード進行はノーマルなのに、1番が9小節、
2番が10小節といった感じで、ひねりを加えてあり、
おかげで、オケを作っている時、小節がずれてしまい、
どうもコードとフレーズが合わなくて、あとで気づいた。

この曲に出てくるタッピングは、3小節だけなのだが、
初期ライトハンド奏法の、3連トリル繰り返しとは違って、
16分音符、6連符が入り混じっているし、音の並びも、
繰り返しのようでいて、次第に、順番が変化していく形。

ギミック的、トリッキーフレーズとして、同じパターンを、
繰り返していた時代とは違い、まずはフレーズありきで、
チョーキングやハンマリングオン、プリングオフと同様に、
効果的な表現手段として、タッピングも使われている。

自分には、このあたりが、ハイテクギターと呼ぶ所以で、
たった10秒のフレーズのために、この1週間というもの、
毎日2時間を費やして、右手の指先を酷使してしまって、
当分は、アコギのフィンガー・ピッキングは、痛くて無理。

それでも、まだまだタッピング時の、消音が下手なので、
開放弦が鳴ったり、こすれる音が、かなり目立っていて、
何よりも、あせって弾いてしまうので、リズムはずれるし、
完コピフレーズには、ほど遠い、雑な演奏となってしまう。

ただ、ハイテクギターのお手本に、ジョーサトリアーニや、
スティーブ・ヴァイの曲を、教材代わりに弾いていれば、
少しずつ、タッピングやアーミングがうまくなるのではと、
楽観的な気分で、未完成でも、どんどん新曲に挑戦する。

スティーブ・ヴァイが、96年発表「ファイヤー・ガーデン」、
最後の曲であり、バラード曲のベスト「7thソング」でも、
隠しトラックで、最後の曲だった、「ウォーム・リガーズ」を、
ハイテク部分が、かなり危なっかしい、やや完コピです。




ハイテク満載、スティーブ・ヴァイの「テンダー・サレンダー」
スティーブ・ヴァイといえば、超絶技巧集団である、
フランク・ザッパ・バンド出身、ということもあってか、
難解だとか、変態(?)ギターのイメージが強いが、
自分とっては、最新ハイテク・ギタリストの代表格。

そんなハイテク・ギターを、何とか、ものにしようと、
師匠のジョー・サトリアーニと同様、楽譜を探すが、
唯一持っているCD、「パッション&ウォーフェア」の、
バンドスコアは廃刊で、洋書のギター譜を買った。

ところが、ドラムやベースとかを、自分で耳コピして、
オケを作るのは不可能だし、それ以前に、どの曲も、
難しいフレーズのオンパレードで、まったく弾けない。

近所の楽器屋で、「7th・ソング」のスコアを見つけ、
そのアルバムは知らなかったが、各アルバムでは、
7曲目を、バラードにするのが、ヴァイのこだわりで、
その集大成だから、わかりやすい曲ばかりだという。

何となく弾けそうな気になって、CDと楽譜を買ったが、
一通り聴くと、どれも一筋縄ではいかない曲ばかりで、
2曲オケを作るが、苦手なタッピングやアーミング以前、
テーマもろくに弾けないうちに、半年以上たってしまう。

そこで、オクターブ奏法のテーマで、サンタナというか、
どことなくムード歌謡のような、コード進行が心地よい、
テンダー・サレンダー」は、比較的やさしいかと思い、
曲を覚えることから始めて、参考にと、映像も検索した。

Youtubeで、ヴァイの演奏が見られ、ギター教則本の、
PVかと思うほど、右手、左手アップの映像ばかりで、
正しいポジションや、細かい奏法など、わかるのだが、
逆に、こんなことまでやってるのかと、ショックも受ける。

最初のテーマを弾く時は、ウエス・モンゴメリーのように、
右手親指の腹で、オクターブ奏法を弾くが、人差し指も、
使ってチキン・ピッキングにしたり、、しかも、ネック寄り、
ブリッジ寄りと移り、柔らかい音、硬い音を使い分ける。

スイープを交えた早弾き、フレットを下から上まで一気に、
移動するフレーズ、タッピングに、派手なアーミングやら、
左手でハンマリング、プリングを、繰り返すフレーズなど、
ハイテク・ギターの教科書ともいえる、大技、小技の数々。

じっくりと取り組んで、細かいフレーズも覚えるべきだが、
おいしい(?)フレーズや、ハイテクばかりを練習しては、
早弾きの部分は、ポジションだけ覚えて、勢いで弾いて、
そこそこ原曲に近づいたと思ったので、雑ながらアップ。

鬼才、スティーブ・ヴァイが、95年に出したミニアルバム、
エイリアン・ラブ・シークレッツ」収録で、バラード集(?)
7thソング」にも入っている、「テンダー・サレンダー」の、
いつもより、ちょっと雑な演奏になった、やや完コピです。






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