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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ボブ・ディランが逆カバーした、ジミの「見張り塔からずっと」
雑誌等で、すごいギタリストだと、知ってはいたが、
高1の時、「モンタレー・ポップ・フェスティバル」が、
NHKで放送されて、登場したジミ・ヘンドリックスの、
ギターを燃やすパフォーマンスには、すごく驚いた。

映画「ウッドストック」では、ジミは、爆撃音まじりに、
アメリカ国家」を奏で、それもまた衝撃だったが、
ジミのLPは、1枚も買わず、カセットテープにしても、
ラジオから、数曲録音した程度で、満足していた。

92年になって、その印象的な、ライブ演奏の2曲、
「ワイルドシング」、「アメリカ国家」を含む、ベスト盤、
アルティメイト・エクスペリエンス」を、近所で見つけ、
1枚くらいは、ジミのCDを持っていなくちゃと、購入。

有名な「リトル・ウィング」、「ブードゥー・チャイル」や、
「紫の煙」を、繰り返し聴いたが、それ以上に印象に、
残ったのが、「オール・アロング・ザ・ウォッチタワー」。

大学の頃、友人がマホガニー・ラッシュのギタリスト、
フランク・マリノが、ジミにそっくりなプレイだと言い、
LPを聴かせてくれたが、ギブソンSGを弾いているし、
音色も演奏も、そんなに似ているとは、思わなかった。

見せてもらったジャケに、「見張り塔からずっと」という、
曲名があり、その言葉の響きだけ、妙に記憶に残って、
近未来あたりで、人々が、監視下に置かれるといった、
SFのような情景を、歌詞も知らずに、想像していた。

そんなわけで、ようやく、ジミの演奏で聴いたこの曲が、
印象深かったのだが、それ以上に、CDの1曲目で、
他の曲を聴くときも、まず、この曲のイントロがかかり、
スキップするので、嫌がおうにも、曲を覚えてしまった。

アコギに凝っていた99年頃に、マイケル・ヘッジスの、
CDを集めたが、ライブ盤で、この曲を弾き語っていて、
ハーモニックスを交えたイントロが、すごく格好良くって、
ジミの演奏と、聴き比べたりしては、ますます気に入る。

最近になり、この曲が、ボブ・ディランのカバーであり、
ディランが、ジミの演奏が気に入り、逆カバーというか、
そのアレンジを取り入れるようになった、なんて知った。

さらに、デイブ・メイソンが、ヒットした2枚組ライブ盤で、
演奏していたが、ジミの録音でも、アコギとベースを、
担当していて、カバーというより、ある意味、本家であり、
ディランより、ジミのアレンジに近いのも、当然と知る。

ジミの演奏は、イントロや、途中のソロでも聴かれる、
スリリングに切り込むギターが、何よりも格好良いが、
伴奏の、プリングオフを多用した、コード演奏も絶妙。

この、ファンクギター的バッキングでも、ジミの才能は、
すごくて、クランチ音で、軽々とコードチェンジしていく、
バッキングは、音作りも、左手の運指も、半端でなく、
フュージョンの16ビートとは違った伴奏の、勉強になる。

68年発表の「エレクトリック・レディ・ランド」に収録され、
ボブ・ディランのカバー曲で、シングルカットもされた、
オール・アロング・ザ・ウォッチタワー」を、いつもながら、
歌なし、映像なし、音声のみの、やや完コピの演奏です。







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