僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
神と崇めはしないが、必死でコピーした、マイケル・シェンカー
マイケル・シェンカーを、初めて聴いたのは、
ソロ1stの「神・帰ってきたフライングアロウ」。

それ以前のスコーピオンズや、UFOの演奏は、
まったく聴いたことがなく、「ドクター・ドクター」や、
「ロック・ボトム」、「ライツ・アウト」が名演だと、
雑誌に紹介されていたが、聴く機会がなかった。

「神」は、天才ギタリストの復活と話題になり、
80年か翌年、流行し始めた、貸しレコード屋の、
友&愛」が渋谷にもできたので、早速借りた。

1曲目の「アームド・アンド・レディ」のギターソロは、
典型的なロックのフレーズから入るが、そこから、
微妙にリズムのアクセントや、音をずらしていく。

その後、ソロは、1音半チョーキングをまじえた、
これまでにない独特のフレーズで、弾きまくり、
この1曲で、マイケル・シェンカーのとりこになった。

UFO時代の名演を聴こうと、やはり「友&愛」で、
UFOライブ」を借りると、フレーズは見事だが、
録音のせいか、ギターの音が、わりと細く感じた。

81年の夏に、コージー・パウエルらを従えて、
来日公演を行い、FMで武道館ライブを放送した。

クライ・フォー・ザ・ネーションズ」が、LPでは、
クロスオーバー風イントロだったのが、ライブでは、
いきなり、ノリノリのリフから始まり、ちょっと戸惑うが、
大半の曲は、ギターソロも、LPを再現していた。

2枚組のカラオケLPと連動した、完全コピー曲集が、
ヤングギターから出たとき、シェンカーの曲も収録。

その「アームド~」と、「イントゥ・ジ・アリーナ」は、
かなり必死でコピーし、特に、「イントゥ~」の後半の、
泣きのチョーキングは、チョーキング下手の自分には、
憧れるニュアンスで、そこだけ何回も繰り返し練習。

シェンカーのワウをかませた、こもった音も気に入り、
自分のVOXワウでやってみるが、今一歩の音だった。

デジタル製品ならばと、Bossのロッカーワウを買うが、
それもだめで、次はコンパクトイコライザーを使い、
中域をブーストさせたが、モコモコした音になるだけで、
憧れのマイケル・シェンカーの音は、出せなかった。

カラオケLPは、友人に貸したまま戻らず仕舞いで、
その後、これらの曲を弾くこともなかったのですが、
いつか、オケが作れて、少しでもシェンカーに近い、
ギターの音色が再現できたら、アップしたい曲です。


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「面影の彼方」が、楽々弾けた日々は、はるか彼方
週末は、MTRと向かい合って、1曲は、
このブログに、アップすることにしているが、
自分の力量を考えずに、弾きたい曲だらけ。

時間がなければ、クラシックギターの練習曲、
アコギで、難易度Aのソロギターでも、なんて、
安易に考えているが、簡単そうな曲であっても、
単純なミスが多くて、なかなか公開できない。

昔よく弾いていた曲なんかは、楽譜があれば、
すぐに思い出せるし、コード進行がわかれば、
ベースやシンセで、簡単な伴奏をつけられる。

それで、フュージョンや、ロックの古き名曲に、
取り組みつつあるが、これも考えが甘かった…。

今回挑戦したのは、プリズムの「面影の彼方」で、
LP「サプライズ」から、シングルカットされた曲。

ライブ盤などで、何度か再録されているが、
邦題は消え、「Unforgettable」のクレジット。

20歳前後の頃、プリズムのコピーばかりして、
和田アキラのフレーズが、指癖になってしまい、
無意識に弾いても、完コピだ」と、豪語していた。

実際は、自分だけが、そう思っていたわけで、
当時のテープを聴くと、赤面ものの演奏ばかり。

この曲も、無意識に弾ける(?)フレーズが、
指がもつれて、ぜんぜんだめで、完コピは無理。

プリズムを、楽々とコピーしていた日々は、
面影の彼方というか、はるか異次元の彼方。

それでも、曲のテーマが、すごくきれいだから、
アドリブが気持ち良くて、こりない性格のせいか、
いつものムチャ弾きで、延々と弾いてしまった。

イントロは、フレットレスベースのメロディだが、
ビブラートが下手だから、ジャコを意識している、
渡辺健の唄うような演奏は、今後も練習しないと。

ベースソロと、テーマの間に、変拍子というか、
フリーテンポに近い部分が、あるのだが、
3+4拍子の譜面や、5拍子の譜面もあって、
リズムを打ち込んだが、どっちもしっくりこない。

思い切って、その部分は、カットしてしまったが、
Youtubeに、原曲や、ライブ演奏があるので、
ぜひ、本物を聴いてもらいたい、おすすめ曲です。




ウエス・モンゴメリーの、オクターブ奏法は、12弦と違った
高1の頃、ギターがうまくなりたいなら、
ジャズを覚えるべきと、友人に言われた。

開祖と言える、チャーリー・クリスチャンや、
オクターブ奏法の、ウエス・モンゴメリーなど、
いくつか名前を挙げて、聴くよう薦められる。

オクターブなんて、ビートルズも弾いていた、
12弦ギターで十分じゃないか、と反論すると、
全然違うよ、とにかく聴いてみろと言われた。

ジャズと言うと、ジャズ喫茶のイメージで、
薄暗い中で、不気味なラッパやサックスが、
響き渡っている、暗く、難解だと思っていて、
フュージョン音楽が気に入って、さかのぼる。

オクターブ奏法自体も、元祖のウエスよりも、
プリズムの「モーニングライト」のテーマや、
ジョージ・ベンソンの「ブリージン」で覚えた。

ウエス・モンゴメリーを聴くようになったのは、
ジャズギター教室に、通うようになってからで、
インクレディブル・ジャズ・ギター」を買う。

いかにも、ビバップというリズムに合わせて、
縦横無尽に弾きまくる、ウエスのギターは、
オクターブ奏法以外も、フレーズが見事で、
コードボイシングも、美しい響きだった。

いつもながら、気に入った時のパターンで、
ハーフノート」「フルハウス」を筆頭に、
トリオ時代のもの、ライブやベスト盤など、
中古レコード屋まで、探し回って、集めた。

オーケストラをバックにした、3部作は、
あまりにポピュラーだし、ソロが少ないと聞き、
自分も敬遠して、聴かない、買わない状態。

ただ、ウエスの楽譜を、何冊か買ってみると、
それらLPの曲が、何曲も載っていたので、
教材代わりではないが、まず1枚買ってみる。

これが、すごく良くって、アドリブとしては、
1コーラスあるか、ないかの演奏ばかりだが、
奏でるテーマも見事だし、アレンジも良かった。

オクターブ奏法ばかりの曲も、いくつかあり、
まさにオクターブ奏法の練習曲と、呼べるほど。

ウエスは、単音のフレーズも、親指で弾き、
ピックを使わないと知り、映像が見たいと、
長年思っていたが、何年前だったか、ようやく
ビデオが発掘され、今は、Youtubeでも見れる。

ジャズギターの、鬼気迫る演奏を聴くなら、
いくつかのライブ盤が、何より良いだろうが、
イージーリスニングと、批判されたものの、
オーケストラとの3部作も、すごく好きなのです。





ピーター・フィンガーは、まさにフィンガーピッカーだった
98年頃、アコギのソロギターに夢中になり、
アコースティックギターマガジンを買うと、
広告ページには、輸入CDなども載っていた。

その中に、ピーター・フィンガーのCDもあり、
いかにもフィンガーピッキングという名前で、
芸名なのか、ちょっとどうなんだろうと思う。

渋谷東急ハンズ前の、イシバシ楽器には、
けっこう、アコギの輸入楽譜とCDがあった。

アコギ関係の棚にある、輸入CDの場合、
そのコピー譜も、一緒に置いてあったので、
楽譜を見て、細かい音符が並んでいるなど、
難しそうな気がすると、喜んで買ってきた。

いくつかのアルバムから、選曲された、
本人の演奏CDも、ついているシリーズは、
やはり、アコギマガジンの広告で見ていて、
イシバシに入荷したときに、すぐにチェック。

ピーター・フィンガーも、その1冊にあって、
立ち読みしたら、16分音符だらけだった。

アコギ1本で、聴かせる演奏をしたいので、
和音の響きが、効果的な曲を探していたが、
この早弾きだらけの楽譜は、当然見逃せない。

買ってきて、CDを聴くと、「Getaway」なんかは、
早弾きの嵐で、右手がフィンガーピッキングで、
こんなに早く弾けるのか、という驚きの演奏。

しかも、ほとんどが、単音のフレーズなのに、
消音と、響かせておく音のバランスが見事で、
ギター1本の、スカスカな音には感じない。

他の曲では、テンションコードが効果的で、
現代曲というか、ドビュッシーや、ラベルを、
思わせる曲作りで、弾いてみたくなる曲ばかり。

楽譜を見ると、全曲がオープンチューニングで、
しかも独自の、EBEGADチューニングが多く、
これだと、ギターのネックに負担が大きいような。

このチューニングにしたところで、弾けないから、
まずは、クラシックギターで、バッハあたりの、
早いフレーズの練習から、やり直すことにした。

それから早いもので、10年以上たつのですが、
バッハのフレーズさえ、弾けずにいる昨今です。




売れてきたのに、ヨーロッパを脱退した、ジョン・ノーラム
84年末の、ヤングギター臨時増刊号、
「ロックギター・スーパーテクニック」は、
ヴァン・ヘイレン以降の、若手ギタリストの、
インタビューと楽譜、テクニック研究が満載。

イングヴェイナイトレンジャーが目的で買い、
その他は、「こんなギタリストがいるのか」と、
興味がわくが、実際にCDを探すこともない。

ヨーロッパのギタリスト、ジョン・ノーラムも、
その一人だったが、イングヴェイと友人だとか、
「彼は、1日10時間もギターを練習したが、
僕は4時間だ」などの発言が、印象に残った。

ゲイリー・ムーアが好きだとも、言っていたが、
掲載された楽譜を見ると、確かに似ていた。

実際に音を聴いたのは、86年になってから、
ファイナル・カウント・ダウン」の大ヒットで、
何となくエイジアに似た曲、というのが感想。

途中のギターソロは、早弾きも格好良いし、
シングルカットらしく、キャッチーにまとまる。

だが、ジョン・ノーラムは、このアルバムでは、
ギターの音が、バックに埋もれているなどと、
不満を感じて、メジャーになったのに、脱退。

自分のギターを、もっと聴いてくれとばかり、
87年、ソロ「トータルコントロール」を出す。

どれだけ弾きまくるのか、楽しみに買うと、
いきなり1曲目のイントロから、ギターソロ。

高音で、叫ぶようなチョーキングと、それに続く、
早弾きフレーズは、ゲイリー・ムーアよりも、
イングヴェイの方に、すごく似てると、感じた。

イングヴェイ特有の、クラシカルフレーズは、
いくら何でも、あからさまに弾いてはいないが、
ストラトのトーンも、すごく似ている音色だった。

逆に、イングヴェイが、アルカトラス時代に比べ、
トレブルが強く、歪ませすぎになった気がして、
ジョン・ノーラムの方が、自分の理想の音に近い。

このアルバムは、どの曲も、メロディが良くて、
ギターソロも、曲が盛り上がると、入ってきて、
早弾きや、チョーキングの緩急自在なフレーズ。

「ファイナル~」に似たような曲まであって、
ヨーロッパでは、キーボードがメインのリフを、
ギターで演奏するという、意固地なアレンジ。

ジョン・ノーラム脱退後の、ヨーロッパはというと、
キー・マルセロが加入した、ライブ映像を見たが、
クラシックの「熊蜂の飛行」をモチーフにした、
早弾きソロまで披露して、メインに扱われていた。

レコードでは、リッチーや、ジミー・ペイジだって、
コンパクトなソロにまとめることが、多々あるから、
ライブで弾きまくれば、いいだろうにと思った。

ただ、このソロアルバムの方が、ヨーロッパよりも、
自分にとっては、大のお気に入りとなっている。

それと、ベテランバンドに、ありがちなパターンだが、
オリジナルメンバーに近いメンツで、再結成したり、
犬猿の仲のはずが、互いのアルバムに参加したり、
あまりに、よくある話が、あてはまるようです。







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