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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
トニー・マカパインを聴いたのは、リカちゃん電話(?)で
イングヴェイに続けとばかりに、
86年頃から、やたらと出てきたのが、
シュラプネルレコードが発掘した、
ネオ・クラシカルスタイルのギタリスト。

トニー・マカパインが、先陣を切ったが、
雑誌YGは特集記事に加え、広告欄に、
電話で演奏が聴けると、載っていた。

まるで、昔のリカちゃん電話だなと、
笑いつつ、かけてみると、すごい演奏。

エッジ・オブ・インサニティ」の、
1曲目が、かかっていて、冒頭から、
ハーモニックマイナーのフレーズ炸裂。

気に入って、すぐにCDを買いに、
公園通りのディスクユニオンに行った。

リズム隊は、ビリー・シーンがベースで、
ジャーニーのスティーブ・スミスがドラム。

ドラムは、ジャーニーに加入する前に、
ジャン・リュック・ポンティのバンドで、
ホールズワースとも、共演していたり、
その後は、スティーブ・ガッドの後任で、
ステップスアヘッドに参加する、つわもの。

ベースも、デイブ・リー・ロス・バンド
Mr.Bigへと加入して、大活躍するが、
当時から、タラスのバカテクベーシスト。

これだけの、リズム隊に支えられて、
マカパインも、デビュー作とは思えない、
数々の名演を、繰り広げていました。

もっと、リズム隊に暴れて欲しいとは、
思うのですが、大人の演奏というところか。

全曲インストというアルバム構成なども、
ギター青年(もうキッズではなかった)には、
うってつけで、お気に入りの1枚となる。

アドリブの始めなど、メロディックだったり、
スリリングだったり、すごく参考になった。

どう聴いても、イングヴェイ・スタイルだが、
「イングヴェイは知らなかった、関係ない、
昔からクラシカルスタイルで弾いていた」と、
ヴィニー・ムーアや、クリス・インペリテリ
口をそろえて、言っていて、昔の録音でも
出てこなければ、真偽のほどは、どうだか。

CDには、解説にギター楽譜が載っていて、
多少弾いてみるが、7曲分あるものの、
どれも4小節程度で、中途半端な感じ。

ジェフ・ベックBlowByBlow」のように、
2曲も、コピー譜面が載っているのは、
そうそうないだろうが、それにしてもなあ。

クロスオーバー・ブームの頃にも、
CTIなどの名盤LP復刻に際して、
ギター楽譜つきと、宣伝していたが、
やはり数小節程度、載っていただけで、
かなり、がっかりした記憶があります。

それでも、マカパインのコピー譜は、
自分には、珍しく、買わないままだった。

イングヴェイを弾けるようになれば、
コピーできるとでも、考えていたのか、
いつもの行動からみて、今も不思議です。




ミック・ジャガーのライブで、ジョー・サトリアーニがソロ演奏
中学から、ビートルズのファンだったが、
ローリングストーンズはLPもテープも
ほとんど聴いたことがないままでした。

高校の頃、ヤングミュージックショーで、
フランス公演だったか、放送されたので、
それを録音して、何度も聴いたりする。

ジャンピングジャックフラッシュは、
ジョニー・ウィンターのカバーの方を、
よく聴いて、セッションの参考にした。

そんな自分が、88年、友人に誘われ、
ミック・ジャガーの東京ドーム公演へ。

ストーンズでの来日は、不可能だから、
この機会を逃すと、ミック本人の歌う
ストーンズナンバーを聴くことも、
今後ありえないと、言われていたような。

LPを持っていなくても、ストーンズの
曲の有名どころは、知っているので、
ミックのソロ曲を、コンサート前に予習。

ジェフ・ベックが参加しているので、、
1・2枚目とも、CDを購入した。

ベックの飛び入りは、ありえないが、
同時期に来日していた、ロン・ウッドが、
ゲスト参加するという噂で持ちきり。

実際には、ティナ・ターナーが、
ゲスト出演して、デュエットしていた。

バックのギタリストには、ほとんど
無名に近い、ジョー・サトリアーニ

スティーブ・ヴァイの師匠として、
ギター雑誌には、紹介されていた。

サーフィン・ウィズ・エイリアン」の、
国内盤は、もう発売されていたのだろうか、
来日記念ではないが、便乗して出たような。

このアルバムの、ワウを通したサウンド、
ハーモニックスまじりのピッキングやら、
ための効いたチョーキングから、タッピングと、
緩急自在のソロ構成、独特のリズム感覚など、
その後ギタリストへの影響力は、すごかったと、
自分は勝手に思い込んでいるのですが…。

ドーム公演では、途中ソロコーナーとなり、
両手タッピングの「ミッドナイト」を演奏。

最初、この人は日本人向けに、サービスで、
「さくら、さくら」をライトハンド奏法で、
やろうとしているのかと、勝手に思いこむ。

よく聴くと、全然違うメロディーだったし、
アップテンポになると、何をしているのか、
わからないくらい、すごいタッピングで、
手を映すスクリーンを、凝視していた。

ミックファンの友人には、このあたり、
生ビールを飲んでの、長丁場ライブで、
トイレタイムにちょうどよかった模様…。

サイモン・フィリップスのドラムソロも、
途中、ビートをずらしていく部分など、
すげーと感心して、一人もりあがっていた。

クリムゾンのブラフォードがよくやる、
頭打ちを外すやり方とも、違っていた。

あとで、渋谷河合楽器のドラムの生徒に、
「こんな風に、ソロがすごかった」と、
説明したが、自分がリズム音痴のうえに、
うろ覚えだから、うまく伝わらなかった。

ギターマガジンだかに、サトリアーニの、
ソロ曲の楽譜が載って、早速挑戦してみる。

両手タッピングは、初めてだったので、
音ははっきり出ないし、ノイズだらけ。

東京ドームでは、ギターのヘッド部分に、
バンダナを巻き、ミュートしていたはず。

ホールズワースがやる、ボーカリストに、
手でミュートしてもらう方法よりも、
格好良いし、これでノイズも解消と、
真似たが、ミュート以前の問題でした。






「超絶の星」を目指す前に、教則本集めから
先日購入したケリーの「養成ギプス」は、
とにかく、その速さについていけない。

それに、リットーHPで見られる画像は、
左手のフォームも、ピッキングもきれい。

試しにホームビデオで、両手の動きを、
それぞれ録画して、まじまじと見ると、
左手はバタバタ、右手はガチガチだった。

ピックをかなり強く、握りしめていて、
深めに持つだけでなく、すごく斜めに。

ピックの持ち方から、練習し直さないと…。

速弾きがうまくなる理由、ヘタな理由
なんて教則本が、リットーから出ている。

パラパラと、目次を見てみると、
「歪んだ音でしか早く弾けない」
「レガートの途中で、音が切れる」
「ノイズ混じりのスイープになる」等々。

自分でもわかっている欠点が、指摘され、
グサグサくる反面、誰もが悩むことかと、
逆に安心したりもして、とにかく購入。

ピックのお尻部分を、軽く持つことで、
弦の引っ掛りを抑える、なんて記事など
目からウロコのアドバイスが満載だった。

それでも、早弾き以前の、基礎のところを、
きちんとやり直さないと、悪癖は直せない。

77年にもらった、成毛滋の教則本や、
80年の小林克己ロックギター教室を、
押入れから出すが、最新のが欲しくなる。

思いどおりに手が動く本」を見つけ、
目次から、今度こそ、間違いないぞと。

「指がばたつく」「スイープが弾けない」
「音がつながらない」「音粒がそろわない」
といった項目こそ、自分にうってつけ。

ステップ1から3に、分かれているから、
自分のレベルから、取り組んでいけるので、
ここから、じっくり基礎をやりなおします。

「養成ギプス」の冒頭のEX-1、
超絶の星」は、たった8小節だが、
とにかく半端でない、早弾きフレーズ。

ギターマガジン連動の、本人解説が、
毎度のYoutubeで見ることができる。

丁寧に解説してくれては、いるのですが、
だからって、すぐに弾けるわけじゃない。

「まだ弾けなくても心配ない、この本の、
エクササイズで鍛えれば、弾き切れる」
なんて1ページ目にあるが、いつの日にか
このレベルに、達成できるのだろうか?

とりあえず、記録としてアップしておきます。

エコノミーピッキングすべきところが、
オルタネイトピッキングだったり、
左手も、正確にフレットをとらえられず、
かなり雑な、いつものムチャ弾きです…。



「○○ドラゴン」って、シリーズものじゃないの?
中1の頃、「燃えよドラゴン」を見て、
ブルース・リーに夢中になったのだが、
いくつかのカンフー映画も公開された。

どれも、「○○ドラゴン」の邦題で、
自分は、寅さんシリーズではないが、
ドラゴンが主人公の続き物なんだろうと、
なぜだか、勝手に思い込んでいました。

ブルース・リーが死んでしまったので、
「燃えよドラゴン」以降の続編からは、
ジミー・ウォングらが主演したとばかり。

それだけに、満を持したかのように、
帰ってきたドラゴン」が作られたとも。

今思えば、「死亡遊戯」が未完成といった、
情報もあったし、映画雑誌も読んでいて、
なぜ勘違いしていたのか、不思議です。

ブルース・リーの主演した4作品も、
ドラゴン危機一発」からの連作と、
思い込んでいたので、ハチ公前の、
渋谷宝塚で見たときに、当然ながら、
おかしいなと、違和感を抱いたのです。

それでも、このドラゴンが成長して、
「燃えよドラゴン」につながるんだと、
まだ自分の勘違いを、断ち切れなくて、
さすがに、「ドラゴン怒りの鉄拳」では、
そんなことはないと、気づいたのです。

その後、「ドラゴンへの道」も見たが、
最初に見た印象がすべて、という性格の、
自分としては、「燃えよドラゴン」こそ、
最高傑作で、何度見てもあきなかった。

高3になっても、都内で上映していないか、
雑誌で探しては、何度となく見ていました。


景品で取った、グローバー・ワシントンJr.「ワインライト」
渋谷駅前のパチンコ屋へ行った父が、
意気揚々とLPを抱えて、帰宅する。

「お前の好きなジャズのレコードを、
取ってきてやったぞ」と渡されたのは、
ジョージ・ベンソン「Give Me The Night」
グローバー・ワシントンJr.「Wine Light」。

80年の新譜だが、こんなものまで、
景品コーナーにあるのかと、驚いた。

ベンソンは、FMで、録音済みだったし、
ますます、ボーカル中心となっていて、
もっとギターを弾きまくってくれよと、
あまり欲しくもなかったLPでした。
(その後、愛聴盤になるのですが…)

グローバーも、全然知らなかったし、
そもそも、サックス奏者じゃないかと、
父に悪いが、ありがたみがなかった。

それでも、せっかくだから聴いてみると、
1曲目の「ワインライト」のイントロは、
エリック・ゲイルの弾くリズムギターが、
いかしているし、マーカス・ミラーや、
スティーブ・ガッドなど、いい雰囲気。

サックスの最初のテーマを聴いて、
なんだか、りんご追分みたいだな、
などと、勝手な感想を抱いたりする。

Just The Two Of Us」は、
イントロのベースから、すごく良くて、
ボーカルといい、間奏のサックスといい、
極上のサウンドという感じだった。

ジャケットの写真そのままの、
ゴージャスな(?)演奏でした。

聴き進むうちに、ささやくような、
ソプラノサックスの音色に魅せられる。

ギターでこんな音は出せないかと、
いつものことながら、すごく憧れた。

荒々しいサックスのブローなどは、
歪ませたギターのほうが、時には、
表現力が勝っているかもしれない。

だが、ギターで、ささやけるのか。

ベックのように弾くことはできるが、
それでも、サックスとまではいかない。

ないものねだりが、こうじてきて、
サックスへの劣等感を抱いてしまう。

いっそ、ジャズやフュージョンをやめて、
ロックギターを、やっていれば良いか、
クラシックギターに、専念するか、
なんだか、すごく迷った時期でした。

それまで、ギターのLPばかりだったが、
パーカーコルトレーンのサックスから
マイルス・デイビスや、ビル・エバンス
他の楽器への憧憬で、LPを買いまくる。

ウエス・モンゴメリーや、ジム・ホール
パット・マルティーノなど、サックスと、
渡り合うような演奏を、探したりする。

ウエスの、オクターブ奏法の表現力や、
サックスのポール・デスモンドと共演した、
ジム・ホールのリリカルな音に、救われた。

結局、ギターはギターなんだからと、
決してあきらめや、開き直りではなく、
その楽器の特性を生かすべきと、気づいた。

そのうち、つきものが落ちたように、
ギターのLPや楽譜を買い集めては、
ギターを弾きまくる日々へ戻れました。






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