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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
アルカトラスのイングヴェイは、弱冠20才
何かの雑誌で、元レインボーのボーカル、
グラハム・ボネットの新しいバンドで、
新人のギタリストが、すごい早弾きとある。

イングヴェイ・マルムスティーンという、
20才のギタリストと、書かれていました。

自分が、目標とするプロになるどころか、
ろくにバンドも組めず、だらだらしていたら、
とうとう、年下のギタリストが出てきた。

さびしい反面、お手並み拝見とばかりに、
LPを探しに、渋谷のレコード屋を回る。

解説が読みたくて、いつも国内盤を買うが、
持っている「アルカトラス」は、輸入盤だから、
まだ、国内盤は、発売されていなかったのか。

タワレコでも、ディスクユニオンでもなく、
公園通りの、ハンターで、買ったのだから、
評判になり、入手困難だったのかもしれない。

ハンターは、中古レコードが主だったが、
新譜も割引していて、けっこう利用していた。

1曲目の、「アイランド・イン・ザ・サン

ギターソロが始まり、なかなかやるなあと、
上から目線で、聴いていると、途中から、
マイナースケールの、16分音符の嵐となる。

すげー早弾きじゃないかと、惹きこまれる。

続く「ジェットトゥジェット」は、まるで、
テープの早回しのような光速リフのハモリ。

ヒロシマ・モナムール」で、完全に脱帽。

俗に言う、ブロークンコードは、この曲で、
初めて聴いたんじゃないだろうか。

ジャズなどでも、コードのアルペジオを、
チョップ気味に流して、弾いたりするが、
これは、すごいインパクトでした。

ギターソロだけテープに編集して、聴きまくった。

その後、デビュー作の「スティーラー」も買うが、
曲調と、ギターソロが別物という印象。

アコギから始まる、インスト曲だけは、
イングヴェイらしいが、あまり聴かなかった。

デビュー当時は、リッチーの影響を聞かれて、
「ギターは、ヘンドリックスに影響された」、
バッハよりも、パガニーニを弾いている」と、
反論したのは、若気のいたりだったのか。

自分の最初の印象は、リッチーというよりも、
初期のアル・ディメオラに、似ていると思った。

結局は、マイナースケールの早弾きを聴いて、
誰を思い浮かべるか、という個人差だろうか。

自分の経験だが、フォークシンガーの友人の、
デモテープを手伝ったときのこと。

ロック調の曲(ベタな表現ですが)だったが、
ディメオラ風早弾きソロを、弾いてみると、
友人は、「リッチーみたい」と言っていた。

この場合は、自分だけ、ディメオラのつもりで、
その気になっていたのかも、しれませんが…。



山下和仁がらみの楽譜を探しに、現代ギター社へ
ちょっとしたことが、きっかけで、
クラシックギターを、基礎からやり直し、
調子づいて、難曲の楽譜まで買ってしまう、
そんなことを、数年おきに繰り返しています。

昨年は、近所のツタヤで、ヤマハの
さらりと弾けるクラシックギター」を、
見つけて、何となく買って帰る。

やはりクラシックが基本だと、もりあがり、
帰ってきた・てんこもり1&2」」や、
タルレガ全集」を買って、1ヶ月ほど、
クラシックギターばかり、弾いてました。

持っていて、弾けないままの楽譜を、
どうにかしようという、発想はなく、
収集癖のほうが、上回ってしまいます。

その前は、2004年ころだったが、
図書館に、山下和仁のCDがあるのを知り、
はちすずめ・インドの歌・小品集2」、
悪魔のカプリッチョ」を、借りてくる。

はちすずめ」や、「熊蜂」といった曲が、
山下の演奏では、すごいんじゃないかと、
期待したとおりの、ものすごい速さ。

もともと「はちすずめ」や「熊蜂」は、
ギタルラ社のピースを買って弾いていたし、
ジョン・ウィリアムスの演奏も、聴いていた。

「はちすずめ」は、TVのCMで見ていた、
村治佳織のCDも買い、端正な演奏に感心。

ところが、山下は、好き嫌いはあろうが、
わが道というか、別次元の演奏という感じ。

ただ、そんな早弾き大好きの自分でも、
「タランテラ」の、トレモロ奏法以上の、
超スピードには、すごく違和感を感じた。

セゴビアや、渡辺範彦の演奏を聴いていて、
最初の印象にこだわる、自分の癖なのか。

何はともあれ、気に入った「悪魔の奇想曲」、
「タランテラ」などの楽譜が買いたくなり、
現代ギター社まで、出かけることにした。

クラシックに気合が、入っていたので、
ホマドリームのセゴビアレパートリーや、
ヴィラロボス全集なども、一緒に購入。

そのときに、「タランテラ」について、
「あんなに、早く弾いていいんですか」と、
お店の人に、疑問点をぶつけた。

すると、「タランテラは、リズムだから、
そのリズムになっていれば、いいんですよ」

トレモロの連続音符では、なかったのか、
そもそも、タランテラなんて、蜘蛛のこと、
タランチュラだとばかり、思っていた。

そんなやりとりをしてると、月謝を払いに、
かわいらしい女の子が、店に入ってきた。

がんばっているんだなあ、なんて思ったが、
つい最近、現代ギターの表紙でお目にかかる。

記憶に間違いがなければ、そのときの子が、
コンクール優勝し、CDを出した「朴 葵姫」

ただ、AKB48が、みんな同じ顔に見える、
中年ですから、ギターを弾く娘というだけで、
同一人物だと、思い込んだのかもしれません。




ギターアンプにつないで、何日かは、まじめに練習
MTR録音していて、ミストーン以外に、
ポジション移動や、弦とびフレーズで、
かなり開放弦が鳴ってしまったり、
チョーキングのノイズが、気になりました。

アンプにつないで、音を確認しながら、
きちんと練習しようと、反省した次第。

ただ、よくよく考えたら、この反省、
今に始まったことじゃない。

持っているヤマハのギターアンプは、
100Wで、音が大きすぎるので、
次第に使わなくり、生音の練習ばかり。

渋谷河合楽器での発表会のときに、
やはり、ミストーンが多いことに気づく。

それで、ヘッドフォンアンプを買ったが、
ほとんど、使うこともなく、お蔵入りに。

その後も、何年かおきに、同じことを考え、
そのたびに、はりきって、アンプを買った。

マクソンのマイクロティーチャー・GA-10

マクソン・マイクロアンプ

携帯型のアンプといえば、クラプトンも使った、
ピグノーズが有名だったが、予算的に無理。

定価3万5千円もして、バイトしてない学生には、
昼飯を半年抜いても、買えるかどうかの額。

GA-10は、エフェクターと同サイズで、
持ち歩くには良いが、最大出力が1.5Wと、
いかんせん、音が小さすぎた。

フォークギターの生音より、小さい音だが、
外部端子があったので、スピーカーなどに、
つなげれば、ましだったのかもしれない。

フェンダーのミニアンプ・SL-15

ミニアンプ・フェンダーSL-15

これは、練習のためもあるが、アンプ側で、
ブーストさせてみたく、購入することに。

80年代は、ミュージックマンや、ブギー
アンプが全盛だったが、昔憧れたフェンダーに、
ミニアンプながら、手が届くのが嬉しかった。

ヘッドフォン端子もあって、便利だったが、
リバーブがないうえに、センドリターンもない。

ギターとアンプの間に、ディレイをつないでから、
アンプで歪ませるのは、良くない気がして、
使えないアンプだ、まあ練習用だからなあ、なんて。

ボリューム、ゲイン、マスターと、3個もあって、
ブーストのセッティングも、よくわからなかった。

トレブルを10にしても、全体的に、こもった音で、
ウーマントーンが好きな自分としても、ちょっと、
安っぽい音に感じて、やがて使わなくなってしまう。

こうして、周期的に訪れる、反省の日々で、
必要以上に、出費してしまうことが多い。

基礎テクニックがどうたらと、教則本を買ったり、
エレキでは、指がヤワになると、アコギを買ったり。

音楽に限らず、テレビや新聞に影響されて、
「やっぱり英会話だ」「資格こそ武器になる」
数学物理で、脳を鍛えないと」と、はりきり、
本棚には、同じような入門書が、何冊もある。

これらの出費こそ、反省しないといけない…。


エレガットの電池交換と、バックパッカー
渋谷河合楽器で、無伴奏バイオリンを、
教材にしていたころ、せっかくだから、
ガットギターも、新調したくなりました。

中1のときに買ったのは、並木ギターという、
近所の工房の、手工ギターだったが、
保管が悪かったようで、ネックが反ってくる。

オクターブが合わないので、ハイポジションを、
多用する、バッハを弾くには、きつくなる。

弦を外してしまった並木ガットギター


どうせ、きちんと手入れできないのだから、
エレガットにしたほうが、あとあと楽だろう。

そんな単純な考えで、エレガットを買うことに。

当時、チェットアトキンスモデルが出た頃で、
とうてい、買える値段ではないが、憧れました。

河合に、モーリスのエレガットがあったので、
ほかの機種など調べもせずに、購入した。

エレガット・モーリスGroovin

丸く、くり貫かれた、形だけのサウンドホールで、
生音は、ほとんど出ないから、自宅練習には向く。

ライブでも、ほかの楽器の音を拾うことなく、
大音量にも影響ないという、利点があるが、
バンドもライブも、縁がないままでした。

アンプにつないで見ると、エレアコよりもひどく、
音はぶつぶつ切れてしまうし、低音弦などは、
ジャリジャリと、ガラスを引っかくような音。

セッティングを工夫したり、プリアンプを使えば、
何とかなるのかと思いつつ、そんな機会もなかった。

今回、MTRにつなぐと、ぜんぜん音が出ない。

そういや、アコギは、サウンドホールの中に、
電池が入っていたが、エレガットもどこかに?

エフェクターが、古い電池の液もれで、
駄目になった悪夢が、よみがえってくる。

ネジ留めの裏ブタを外すと、電池が見つかるが、
20年たっても、運よく、液もれはしてなかった。

ちなみに、マーチンバックパッカーも、
マイク内蔵だが、どこにも電池は見当たらない。

こちらは、このまま放っておいても、
大丈夫なのか、不安に感じています。

マーチン・バックパッカー


色違いでも、リッケンバッカーだからと、自分を納得
ビートルズがすべてだった、中3の頃、
高校に合格したら、ギターを買ってくれと、
親に交渉して、了解を取りつけました。

当然、ジョン・レノンと同じギターが欲しく、
ちょうど、御茶ノ水石橋楽器には、
グレコ製リッケンバッカーが、飾ってあった。

限定生産というので、合格発表の3月までに、
売り切れてしまわないか、心配していたら、
1月末には、全部売れてしまった。

もう、受験する意味がなくなったと、
わめいていると、見かねた父が、
「受かれば、本物を買ってやるから」。

76年当時の、リッケンバッカー輸入代理店は、
これも御茶ノ水にあった、黒澤楽器だった。

渋谷にも、駅前に黒澤楽器があったが、
アコギがメインなのか、置いていなかった。

受験の帰りに、御茶ノ水へ足を伸ばすと、
黒澤楽器からも、リッケンバッカーは、
320の赤色が、1台だけになっている。

黒や青は、なくなってしまったのか、
店員さんに尋ねると、いつ輸入されるか、
全然わからないと言われ、半べそに。

あとで、黒く塗ればよいから、この際、
赤いのでもといいかと、考えたが、
「1台くらいは、見本に置いておくので、
これは売れないんだよ」と言われる。

受験は終わっているから、このショックで、
入試に行かなくなるとか、全問不正解とか、
そんなことには、ならずにすんだが、
中学でも、自宅でも、失意の日々を送る。

その後、親が、黒澤楽器に交渉してくれて、
店頭の1台を、購入できることになった。
  (思い出すと、こんなことばかりで、
   わがまま息子で、すみませんでした)

実際のところは、またすぐに入荷する目処が、
たったので、売ってくれたのでしょうが…。

リッケンバッカー320・75年製

受け取りに行ったとき、店員さんが、
「そんなに、ビートルズが好きなんだね。
じゃあ、これは、知っているかな」と言って、
I Feel Fineのリフを教えてくれた。

中学校の謝恩会で、ビートルズの曲を演奏したが、
始める前の、チューニングで、覚えたてのリフを、
何回も、自慢げに弾いていたのでした。




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