FC2ブログ
僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
マイケル・ヘッジスの、すごさを見過ごしていた
84年ごろ、CMで、ジョージ・ウィンストンの、
「あこがれ/愛」が流れ、ピアノ曲だったが、
澄んだ音色と、空間の響きが、気に入りました。

オムニバスLP「心の美術館Vol.2」を購入。

ジャケット写真も美しく、イメージアルバムの感じ。

もしかすると、「北の国から」のサントラ盤と、
間違えた人もいるかもしれない、という風景。

実際、富良野や美瑛の風景をジャケットにした、
ピアノアルバムが、その後、やたら発売された。

LPには、3名のギター演奏が収録。

アレックス・デ・グラッシの「オーヴァーランド」は、
曲全体を通しての、超高速アルペジオだった。

こういうのは、変則チューニングでやっているのだろうと、
思っていたが、あとで、楽譜を手に入れたら、大違い。

6弦をDにしただけで、開放弦やストレッチによるもので、
手の小さい自分には、かなり苦しい運指でした。

ウィンダム・ヒルの創始者でもある、ウィル・アッカーマンは、
リリコンとの合奏で、さわやかなサウンド。

彼の代表曲「ブリックレイヤー家の美しい娘」は、
Vol.1に収録されているが、こちらも絶品。

単純なメロディーと、少ない和音で、どうして、
広がりのある響きを出せるのか、感心した。

マイケル・ヘッジス「エアリアル・バンダリーズ」は、
多重録音の環境音楽という感想で、スルーした。

あとから、ハーモニクスタッピングを駆使して、
一人で演奏していると知ったときは、驚いた。

98年発売のリットー「アコースティックギター7」には、
ビートルズの特集記事があり、懐かしくなって購入した。

季刊「アコースティックギターマガジン」が、
年1回の、不定期発行だったころのムック。

その中に、マイケル・ヘッジスの特集もあり、
奏法解説を読んで、かなり特殊な演奏だと知った。

左手によるラスゲアード、タッピングハーモニクス、
ボディヒットや、小技の数々。

楽譜を探しに、渋谷の楽器店、御茶ノ水の楽器店、
神保町の本屋街を回るが、見つからない。

ムックに出ている、アコギショップにもあたるが、
品切れで、入荷は未定だと言われる。

そこで、初めてのネット通販を利用しました。

関西の「プー横丁」は、アコギ関連が充実していて、
ヘッジスの楽譜も在庫ありで、ようやく入手。

届いたTAB譜を見ると、細かい指示にあ然。

曲によっては、右手左手を別々の譜面にして、
1ページに4小節のみという、ていねいさ。

何よりも、消音の指示が、かなり詳細で、
TAB譜上に、赤い線が引いてある部分は、
右指を弦に乗せ、消音し続けるよう書かれていた。

クラシックギターでも、開放弦の扱いなどで、
不協和音にならないよう、どこまで音を伸ばし、
どこで消音するか、譜面から読み取る必要がある。

左右どちらで消すか、アポヤンドか、指の腹か、
手の平か、かなり気を使うが、ここまでとは。

細かい説明になってしまうが、1弦と3弦で、
小刻みにタッピングと、消音を繰り返し、
2弦は鳴らし続ける、といった指定まである。

特殊奏法だけではなかった、
やはり、ギターは奥が深いと、感動。

その後、アコギのCDや楽譜を探して、
やたらと購入していくのは、いつものことでした。






床下にいたのは、アリエッティではなく、コロボックル
話題のジブリ映画、「借りぐらしのアリエッティ」は、
「床下のこびとたち」が原作だという。

あらすじを知ったときに、これは昔読んだ、
コロボックルの話に、似ていると思いました。

佐藤さとる「誰も知らない小さな国」は、
中学1年のときに、見つけて読んだ。

中学生になり、SFの文庫本を買い集めていたが、
児童文学も、少年少女講談社文庫や、
岩波少年文庫のハードカバーを買っていた。

タイトルに魅かれて、読んだ物語は、
主人公が、幼い頃に小山で見た、
「こぼしさま」と呼ばれる小人と、
再会して、彼らの山を守るという内容。

仲間がふえていく、小国ができていくという、
王道のようなストーリーに、わくわくしました。

続編も探して、読み続けたのですが、
新たに、男の子が仲間になったとき、
ものすごい嫉妬心のような、感情がわく。

第1話から、ずっと読んできた自分の世界なのに、
あとから入ってきた少年に、先をこされた。

自分では、見ることのできないコロボックルを、
この新入りには、すぐに見えてしまうのか。

今、思い出しても、不思議なのだが、
取り残されたような寂しさを感じて、
その後の作品を、読むことはなかったのです。

物語の世界でも、自分中心でないと、
気がすまない、ジコチュー少年だった?

そこまで、ひどい性格だったとは、
思いたくもないのですが…。



トラックバック0 コメント0 page top


ジャコがチェロ組曲なら、こっちは無伴奏バイオリン
81年だったか、月刊誌ジャズライフに、
ジャコ・パストリアスの2ndアルバム特集で、
濱瀬元彦とジャコの対談が掲載されました。

ベースの練習アドバイスで、チェロの教則本や、
バッハチェロ組曲をすすめていた。

ジャコは、バッハのクラビーア曲からも、
半音階的幻想曲」を、LPで好演。

ベースが、バッハのチェロを弾くのだから、
ギターは、バイオリンを弾かないと。

ベースに対抗するというのでなく、
自分も練習しないといけないと思い込む。

渋谷河合楽器のギター教室へ行ったとき、
楽譜売場で、無伴奏バイオリン曲集を買い、
先生に見せて、ジャコの話をする。

ピックで弾ける、単音の曲がいいだろうと、
シャコンヌを含む、パルティータ2番が教材に。

演奏の参考には、まずは本家ヴァイオリン演奏で、
シェリングの全曲盤を、東急プラザコタニで購入。

ギターの演奏も当然聴いてみたいので、
何をおいても、セゴビアによるシャコンヌ

早弾き大好きギタリストとしては、初期の演奏が、
鬼気せまると知り、SP録音も探しました。

セゴビアは、無伴奏パルティータ、ソナタから、
他の曲も、演奏していて、それも探す。

バッハのシャコンヌを、ギターで弾いたことで、
冒涜だと批判されたと、何かで読んだが、
フーガやブーレを、タルレガが編曲したときは、
何も言われなかったのかと、不思議な気持ち。

阿部保夫による、バッハ名曲集なども買い、
そこに載っている、リュート組曲も気になる。

ジョン・ウィリアムスの全曲演奏を買ったが、
第1番プレリュードの冒頭から、見事な早弾き。

プレストでは、2声ないし3声が、和音でなく、
独立したメロディとして、相互に響き、
これは、右手のコントロールによるものか、
感心することしきりでした。

山下和仁は、シャコンヌを含む、
パルティータ2番全曲を録音していた。

ジーグの演奏は、バイオリン以上のスピードで、
これは、ピックで弾けば、追いつけるぞと、
メトロノームを使って、必死に練習した。

このLPでは、チェロ組曲6番も演奏していたが、
後年、バイオリン、チェロ、リュートなどを、
全曲演奏するとは、思いもよらなかった。

82年には、別冊「現代ギター」で、パルティータ、
ソナタの全曲が、ギター編曲で、掲載される。

ギタリストなら、一度は目指す、高峰というところ。

いつものことですが、自分の練習よりも、
楽譜やレコード探しに、気合が入っていたのです。




デパートで見た、マジカルミステリーツアーは、字幕がなかった
高1のとき、渋谷西部デパートで、ビートルズ
「マジカル・ミステリー・ツアー」の上映会がある。

B館の地下へ行き、ミニシアターというか、
折りたたみ椅子を並べた小部屋で、見たのだが、
狭い割には、思ったより混んでいませんでした。

特段、グッズの販売もなかったし、
ほかに何のイベントもなかったせいだろうか。

特にコメントもないまま、室内が暗くなり、
上映が、始まりました。

驚いたのは、字幕がついていなかったこと。

いくらMTVの元祖、イメージフィルムとは言え、
何を話しているかくらいは、わかるように、
字幕をつけて、上映してほしかった。

「マジカル・ミステリー・ツアー」のLPには、
あらすじの、ブックレットがついていたので、
おおよその展開は知っていたが、?マーク。

曲は知っていたし、ビートルズが動き回り、
演奏するのはよかったが、映画としては、
本当にストーリーがわからなかった。

今だからこそ、ビデオクリップのはしり、
音楽に対して映像をつけたものだから、
ストーリーは、なくても当然と、言われるが、
やはり、当時の自分は、戸惑っていました。

それでも、「フール・オン・ザ・ヒル」
ポールの岩場のシーンや、
「ユア・マザー・シュッド・ノウ」の、
4人が階段を下りてくるシーン。

一度見ただけなのに、鮮明に覚えています。

「アイ・アム・ザ・ウォラス」は、なんだか
わからないが、すごかったという印象。

英語の先生に「EggManって何ですか」と、
質問して、あきれられたりもした。

今見ると、新たな発見もあるでしょうから、
DVDがリマスターされないか、心待ちです。




HMV渋谷の閉店で、いろいろ考えた
HMV渋谷店が、この8月22日で閉店。

20年の歴史に幕をおろす、とか、
CD業界の不振といった、ニュースが賑わう。

自分にとって、HMVは、どうだったかなどと、
柄にもなく、考えました。

いわゆる「渋谷系」音楽とは、縁がない自分でも、
ジャズ・フュージョンの在庫が豊富なHMVは、
時々寄って、棚を見て回るのが、楽しかった。

ただ、HMVの出店は、そんなに衝撃的ではなく、
タワーレコードができた時の方が、驚きだった。

81年だったか、渋谷の東急ハンズの前にある、
ジーンズメイトの2Fにオープンしたタワレコ。

船便で届いたばかりと、言わんばかりに、
あたり一面に、雑然と積まれたダンボール箱。

当時としては、珍しいくらい、広い店内。

輸入盤といえば、公園通りディスクユニオンか、
新宿の海賊盤専門店くらいしか、知らなくて、
とにかく、カルチャーショックだった。

やがて、レコードからCDへと移っていく時代。

東急文化会館の中にあった、第一家電で、
CDプレイヤーを買ったのは、85年だった。

タワーレコードで買った、輸入盤のCDは、
レコードジャケットの高さに合わせた、
紙の箱に入っているのが、主流だった。

HMVができた頃、もう世田谷に転居していて、
駅に近い、HMVばかり利用することに。

実家に行く時くらいしか、タワーレコードや、
ほかの店を覗いて回ったりすることも、なくなる。

そのタワーレコードも、95年には、
子供服や玩具を扱っていたビルへ、
丸々移転して、また違う雰囲気になった。

昨今、CD不況だの、ダウンロード中心だの言うが、
自分は、音楽配信を利用したことは、一度もない。

購入は、昔はCDを月に10枚くらい買っていたが、
今は、年間に10枚くらい買うかどうか。

昔のレコードを、CDで集め直すことが大半で、
新しい音楽へ、なじめなくなっているのかもしれない。

逆に、TV通販で「青春のヒット曲」とか
「懐かしのニューミュージック」など見かけると、
ついつい注文して、かなり曲もだぶっています。




Copyright © 僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ. all rights reserved.