僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」


ジョンの命日にちなんで、曲を録音していたが、
いつもながらの声枯れで、歌うことができずに、
更新が延び延びになって、そうこうするうちに、
早いもので、クリスマス、年の瀬になってしまう。
今年は、クリスマスの曲もネタが尽きてしまい、
何をやろうかと悩んでいたので、ジョンの曲で、
クリスマスソング、「ハッピー・クリスマス」なら、
一石二鳥になって、それにこしたことはないと。
この曲は5年前にやっていて、焼き直しになり、
ちょっとためらうが、昔の曲は出来が悪いから、
折を見ては、ドラム入力から、全部やり直して、
リベンジする形でも良いだろうと、開き直ったり。
もともと自分の宅録のデータは、ミキシングして、
YouTubeにアップしたら、MTRから削除して、
トラックデータは残さないから、歌の部分だけを、
やり直したくても、オケからまた作り直すことに。
これで完成したと納得できるレベルのオケでも、
作りあげることができたら、各トラックのデータを、
丸々残しておいても良いが、10年以上やっても、
そこまでのは作れずに、メモリ不足解消で削除。
ただ、クリスマスソングに変更したとは言っても、
声が回復しないことには歌入れはできないので、
これまた、オケを作ってから、しばらく間が空いて、
来年用に、インスト曲のドラム入力などを先回し。
このままでは、クリスマスソングのタイミングまで、
逃してしまうからと、昨日と今日の二日間を使い、
まずは、メインボーカルではなくて、多少なりとも、
声が出るうちに、ファルセットの高音部分から歌う。
それでも高音部が無理で、シンセのヴォイス音や、
マイクのエフェクトのオクターブピッチを使ったりと、
あの手この手で、声の出ない高音域をカバーして、
多少はごまかすが、やはり聴いていて、厳しい。
特にオクターブピッチは、昔懐かしいフォークルの、
「帰って来たヨッパライ」や、ドキュメント番組での、
顔を隠した告白場面のようで、どうにも今一歩で、
自分の声を多少補正する程度に、音量は下げる。
ジョン自身が、クリスマスに発売するタイミングを、
逃してしまい、それでシングルヒットしなかったと、
半ば言い訳にしたらしいが、自分のカバー演奏は、
何とかクリスマスに間に合うようにと、付け焼刃。
もともと予定したジョンの曲とは違ってしまったが、
クリスマスと、一足早い新年の挨拶を兼ねる形で、
ジョンの「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」は、
いつも以上にボーカルがネックで申し訳ないです。
いつもながらの声枯れで、歌うことができずに、
更新が延び延びになって、そうこうするうちに、
早いもので、クリスマス、年の瀬になってしまう。
今年は、クリスマスの曲もネタが尽きてしまい、
何をやろうかと悩んでいたので、ジョンの曲で、
クリスマスソング、「ハッピー・クリスマス」なら、
一石二鳥になって、それにこしたことはないと。
この曲は5年前にやっていて、焼き直しになり、
ちょっとためらうが、昔の曲は出来が悪いから、
折を見ては、ドラム入力から、全部やり直して、
リベンジする形でも良いだろうと、開き直ったり。
もともと自分の宅録のデータは、ミキシングして、
YouTubeにアップしたら、MTRから削除して、
トラックデータは残さないから、歌の部分だけを、
やり直したくても、オケからまた作り直すことに。
これで完成したと納得できるレベルのオケでも、
作りあげることができたら、各トラックのデータを、
丸々残しておいても良いが、10年以上やっても、
そこまでのは作れずに、メモリ不足解消で削除。
ただ、クリスマスソングに変更したとは言っても、
声が回復しないことには歌入れはできないので、
これまた、オケを作ってから、しばらく間が空いて、
来年用に、インスト曲のドラム入力などを先回し。
このままでは、クリスマスソングのタイミングまで、
逃してしまうからと、昨日と今日の二日間を使い、
まずは、メインボーカルではなくて、多少なりとも、
声が出るうちに、ファルセットの高音部分から歌う。
それでも高音部が無理で、シンセのヴォイス音や、
マイクのエフェクトのオクターブピッチを使ったりと、
あの手この手で、声の出ない高音域をカバーして、
多少はごまかすが、やはり聴いていて、厳しい。
特にオクターブピッチは、昔懐かしいフォークルの、
「帰って来たヨッパライ」や、ドキュメント番組での、
顔を隠した告白場面のようで、どうにも今一歩で、
自分の声を多少補正する程度に、音量は下げる。
ジョン自身が、クリスマスに発売するタイミングを、
逃してしまい、それでシングルヒットしなかったと、
半ば言い訳にしたらしいが、自分のカバー演奏は、
何とかクリスマスに間に合うようにと、付け焼刃。
もともと予定したジョンの曲とは違ってしまったが、
クリスマスと、一足早い新年の挨拶を兼ねる形で、
ジョンの「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」は、
いつも以上にボーカルがネックで申し訳ないです。

また、こうして、ジョンとお別れした日を迎えることになり、
あの時、20歳を目前にしていた自分が、いつのまにか
ジョンの享年の40歳をはるかに超え、あと2年もしたら、
還暦、定年退職を迎えるという、長い長い月日がたった。
ブログ仲間のマサジョンさんや、AKISSHさんの記事で、
ビートルズが存在しないパラレルワールドにスリップして、
彼らの曲を主人公が歌ったら大絶賛されるストーリーの、
映画「イエスタデイ」が紹介されていて、絶賛公開中とか。
マサジョンさんによれば、78歳のジョンが登場するそうで、
ビートルズがいない世界では、狂信的なファンもいなくて、
事件も起きず生きているという設定なのか、それにしても、
本来なら、ジョンは生き続けて音楽を続けていただろうに。
人としてどうかと非難されたり、炎上しかねない発言だが、
ジョンのファンが集まり、あの犯人を1人1発ずつ殴っても、
罰が当たらないだろうし、イベント参加費をチャリティーに、
寄付し、世界平和に貢献すれば、ジョンも報われないか。
もちろん、ヨーコによれば、ジョンは崇高な平和主義者だし、
若い頃は喧嘩っ早かったにしても、暴力否定の聖人君子、
浅はかな自分の考えは、憎しみの連鎖を生むだけと却下、
だけど、今でもあの日を思い出すと、何ともやりきれない。
自己満足にすぎないが、せめてジョンの曲でも歌うことで、
今年も哀悼の意を表しようかと思いつつ、この数週間ほど、
まともに声が出ない状態で、声の回復の様子を見ながら、
どの曲を演奏しようかなと、CDを聴いたり、楽譜を眺めた。
後期の曲では、オケを作るのが難しくて、実際に何曲もが、
バンドスコアにない部分の耳コピができず、挫折していて、
ここは前期の曲の方が良く、ただそうなると、ジョンの曲は、
かなり演奏してしまっているので、おのずと曲は絞られる。
声がかすれているから、ジョン自身も風邪気味で発熱して、
のど飴をなめながら、最後の絶叫とばかりに夜中に歌った、
「ツイスト&シャウト」がぴったりだが、もうやっているので、
それに匹敵する、しゃがれ声の「ディジー・ミス・リジー」に。
「デイジー・ミス・リジー」は、LP「ヘルプ」のB面最後の曲、
このアルバムは、「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」と同様にA面が、
映画のサントラで、B面は映画とは無関係だが、長いこと、
「ディジー~」も映画のエンディングの曲だと思っていた。
週末の昼間に、「ヘルプ」が日本語吹き替えで放送され、
テレビからテープに録音して、すり切れるほど聴いたが、
その際に、エンディングのクレジットロールで流れたのが、
「ディジー・ミス・リジー」で、映画館もそうだと勘違いした。
新宿武蔵野館のビートルズ映画大会や、シネクラブでの、
上映で、何度か字幕版を見ていたのだから、ラストでは、
オーケストラの曲が流れるのを、何度も聴いたはずだが、
つい先日、DVDを見ていて気づき、本当にびっくりした。
「ディジー・ミス・リジー」の録音は、映画用の曲の大半を、
2月に終え、さらにタイトル曲「ヘルプ」も録音した1ヶ月後、
書下ろしの新曲でなく、カバー曲として「バッド・ボーイ」と、
1日で録音し、結果的にカバー曲の録音は、これが最後。
もうビートルズにとって、アマ時代のように他人の楽曲を、
レパートリー不足を埋めるよう演奏する必要性もなくなり、
音楽的にも、もうオリジナル曲は別次元に到達していて、
「バッドボーイ」は収録されずに、企画盤で日の目を見る。
「レコーディング・セッション」によれば、まず「ディジー~」、
テイク2をOKにすると、「バッドボーイ」をテイク4までやり、
再度、「ディジー」をテイク7までやり直したので、実質的に、
「ディジー」がビートルズがカバーした最後の録音となった。
「ビートルズ全曲バイブル」によれば、4トラックの録音で、
1トラックはリズムギター、ベース、ドラムで左チャンネル、
2トラにはリードギターで右チャン、3トラが歌でセンター、
4トラに、リードギター、オルガン、カウベルをセンターに。
ダビングは、オルガンがジョン、「アイム・ダウン」のように、
グリッサンドや3連フレーズをぶち込み、カウベルはリンゴ、
ジョージはリードギターで、歌をダブルトラックにするように、
ユニゾンで最初のフレーズをなぞるが、かなりずれている。
イントロや間奏、歌のバックで、ほとんど同じフレーズだが、
歌の時は、メロディに1小節遅れてフレーズを繰り返すので、
そこを間違えて、2番で片方が遅れて弾いたり、弾き始めも、
チョーキングが2回と3回とのバラバラで、左右でもずれたり。
こんな演奏をするから、ジェフ・ベックやジミー・ペイジから、
「冗談で弾いているのかと思った。」や、「かわいそうだから、
代わりに弾いてやろうかと思った。」などと、言われるわけで、
見事なリードも弾けるのだから、どうしてOKにしたのか謎。
ダビングの際に、ポールも鍵盤楽器のピアネットを弾いたと、
一部のマニア本には書いてあるが、オルガンの音にしても、
モコモコして聴き取れなくて、さらに重ねているかは不明で、
ただ、ダビング時に1人暇にしている性格とも思えないが。
この曲は、アマ時代から演奏していたというのが定説だが、
デッカ・オーディション・テープやハンブルグのライブ盤には、
収録されていないので、どのくらい、やったことがあるのか、
3人はともかく、ジョージは久しぶりで、ど忘れしていたか。
この後、LPに収録した関係から、ライブで披露したようで、
「ライブ・アット・BBC」に入っていて、ジョージのギターは、
多少心もとないが、スタジオ盤よりはましで、録音の際は、
思い出しながら弾いていたら、「はい、終了」となったのか。
ジョンは、ビートルズ脱退を意識して、カナダのトロントで、
初のソロライブを敢行し、この曲も演奏するが、ギターは、
ジョージの親友でもあるエリック・クラプトンが弾いたから、
その差は歴然で、歪んだ音のレスポールで見事な演奏。
ジョージは、ジョンのソロアルバムには参加しているのに、
このライブは断ったそうで、ジョンと不仲というのではなく、
もうライブは嫌だったのか、ゲット・バック・セッションでも、
コンサートの計画は、ジョージ1人が反対して没になった。
ジョンの追悼のつもりで、ビートルズとしての最後のカバー、
「ディジー・ミス・リジー」は、ジョージのミスはあったものの、
ロックンローラー、ジョンの面目躍如の絶叫の雄たけびで、
自分が歌うには、声が出ないままの、無理やりアップです。
あの時、20歳を目前にしていた自分が、いつのまにか
ジョンの享年の40歳をはるかに超え、あと2年もしたら、
還暦、定年退職を迎えるという、長い長い月日がたった。
ブログ仲間のマサジョンさんや、AKISSHさんの記事で、
ビートルズが存在しないパラレルワールドにスリップして、
彼らの曲を主人公が歌ったら大絶賛されるストーリーの、
映画「イエスタデイ」が紹介されていて、絶賛公開中とか。
マサジョンさんによれば、78歳のジョンが登場するそうで、
ビートルズがいない世界では、狂信的なファンもいなくて、
事件も起きず生きているという設定なのか、それにしても、
本来なら、ジョンは生き続けて音楽を続けていただろうに。
人としてどうかと非難されたり、炎上しかねない発言だが、
ジョンのファンが集まり、あの犯人を1人1発ずつ殴っても、
罰が当たらないだろうし、イベント参加費をチャリティーに、
寄付し、世界平和に貢献すれば、ジョンも報われないか。
もちろん、ヨーコによれば、ジョンは崇高な平和主義者だし、
若い頃は喧嘩っ早かったにしても、暴力否定の聖人君子、
浅はかな自分の考えは、憎しみの連鎖を生むだけと却下、
だけど、今でもあの日を思い出すと、何ともやりきれない。
自己満足にすぎないが、せめてジョンの曲でも歌うことで、
今年も哀悼の意を表しようかと思いつつ、この数週間ほど、
まともに声が出ない状態で、声の回復の様子を見ながら、
どの曲を演奏しようかなと、CDを聴いたり、楽譜を眺めた。
後期の曲では、オケを作るのが難しくて、実際に何曲もが、
バンドスコアにない部分の耳コピができず、挫折していて、
ここは前期の曲の方が良く、ただそうなると、ジョンの曲は、
かなり演奏してしまっているので、おのずと曲は絞られる。
声がかすれているから、ジョン自身も風邪気味で発熱して、
のど飴をなめながら、最後の絶叫とばかりに夜中に歌った、
「ツイスト&シャウト」がぴったりだが、もうやっているので、
それに匹敵する、しゃがれ声の「ディジー・ミス・リジー」に。
「デイジー・ミス・リジー」は、LP「ヘルプ」のB面最後の曲、
このアルバムは、「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」と同様にA面が、
映画のサントラで、B面は映画とは無関係だが、長いこと、
「ディジー~」も映画のエンディングの曲だと思っていた。
週末の昼間に、「ヘルプ」が日本語吹き替えで放送され、
テレビからテープに録音して、すり切れるほど聴いたが、
その際に、エンディングのクレジットロールで流れたのが、
「ディジー・ミス・リジー」で、映画館もそうだと勘違いした。
新宿武蔵野館のビートルズ映画大会や、シネクラブでの、
上映で、何度か字幕版を見ていたのだから、ラストでは、
オーケストラの曲が流れるのを、何度も聴いたはずだが、
つい先日、DVDを見ていて気づき、本当にびっくりした。
「ディジー・ミス・リジー」の録音は、映画用の曲の大半を、
2月に終え、さらにタイトル曲「ヘルプ」も録音した1ヶ月後、
書下ろしの新曲でなく、カバー曲として「バッド・ボーイ」と、
1日で録音し、結果的にカバー曲の録音は、これが最後。
もうビートルズにとって、アマ時代のように他人の楽曲を、
レパートリー不足を埋めるよう演奏する必要性もなくなり、
音楽的にも、もうオリジナル曲は別次元に到達していて、
「バッドボーイ」は収録されずに、企画盤で日の目を見る。
「レコーディング・セッション」によれば、まず「ディジー~」、
テイク2をOKにすると、「バッドボーイ」をテイク4までやり、
再度、「ディジー」をテイク7までやり直したので、実質的に、
「ディジー」がビートルズがカバーした最後の録音となった。
「ビートルズ全曲バイブル」によれば、4トラックの録音で、
1トラックはリズムギター、ベース、ドラムで左チャンネル、
2トラにはリードギターで右チャン、3トラが歌でセンター、
4トラに、リードギター、オルガン、カウベルをセンターに。
ダビングは、オルガンがジョン、「アイム・ダウン」のように、
グリッサンドや3連フレーズをぶち込み、カウベルはリンゴ、
ジョージはリードギターで、歌をダブルトラックにするように、
ユニゾンで最初のフレーズをなぞるが、かなりずれている。
イントロや間奏、歌のバックで、ほとんど同じフレーズだが、
歌の時は、メロディに1小節遅れてフレーズを繰り返すので、
そこを間違えて、2番で片方が遅れて弾いたり、弾き始めも、
チョーキングが2回と3回とのバラバラで、左右でもずれたり。
こんな演奏をするから、ジェフ・ベックやジミー・ペイジから、
「冗談で弾いているのかと思った。」や、「かわいそうだから、
代わりに弾いてやろうかと思った。」などと、言われるわけで、
見事なリードも弾けるのだから、どうしてOKにしたのか謎。
ダビングの際に、ポールも鍵盤楽器のピアネットを弾いたと、
一部のマニア本には書いてあるが、オルガンの音にしても、
モコモコして聴き取れなくて、さらに重ねているかは不明で、
ただ、ダビング時に1人暇にしている性格とも思えないが。
この曲は、アマ時代から演奏していたというのが定説だが、
デッカ・オーディション・テープやハンブルグのライブ盤には、
収録されていないので、どのくらい、やったことがあるのか、
3人はともかく、ジョージは久しぶりで、ど忘れしていたか。
この後、LPに収録した関係から、ライブで披露したようで、
「ライブ・アット・BBC」に入っていて、ジョージのギターは、
多少心もとないが、スタジオ盤よりはましで、録音の際は、
思い出しながら弾いていたら、「はい、終了」となったのか。
ジョンは、ビートルズ脱退を意識して、カナダのトロントで、
初のソロライブを敢行し、この曲も演奏するが、ギターは、
ジョージの親友でもあるエリック・クラプトンが弾いたから、
その差は歴然で、歪んだ音のレスポールで見事な演奏。
ジョージは、ジョンのソロアルバムには参加しているのに、
このライブは断ったそうで、ジョンと不仲というのではなく、
もうライブは嫌だったのか、ゲット・バック・セッションでも、
コンサートの計画は、ジョージ1人が反対して没になった。
ジョンの追悼のつもりで、ビートルズとしての最後のカバー、
「ディジー・ミス・リジー」は、ジョージのミスはあったものの、
ロックンローラー、ジョンの面目躍如の絶叫の雄たけびで、
自分が歌うには、声が出ないままの、無理やりアップです。

謹賀新年
あけましておめでとうざいます。
今年も、このブログをよろしくお願いいたします。
ブログは週末更新を目標にしているので、今年最初の週末は、
1月6日となってしまい、関東での松の内が明けるぎりぎりだし、
年賀状の切手代も、この週末を過ぎると10円値上がりという、
年始の挨拶としては遅いうえに、夜中近くの押せ押せの状態。
今年も、ブログの週末更新を何とか続けたいし、少しくらいは、
早めの時間に切り上げたいが、どうもお尻から逆算してしまい、
日曜に多少オケを作ると、平日はのんびりしてしまい、金曜に、
あせってギターを練習、土曜日の夜までかかり曲を仕上げる。
ブログ記事については、その週に取り組んでいる曲について、
通勤中にスマホにメモ書きして、それは半分は満員電車内で、
両手を上に出して入力するアピールで、痴漢冤罪防止が目的、
そのメモを元に、土曜の夜中近くになると、文章を整えている。
夏休みの宿題を最終日に集中したり、中間・期末テストの時は、
翌日のテストの時間割から逆算し、科目に優先順位をつけては、
一夜漬けでやっていた中学時代からの癖が、今でも変わらずに、
付け焼刃の更新ばかりになりますが、どうぞお付き合いください。
年の初めの1曲というのは、クリスマスや年末の最後の曲と同様、
だんだんネタも尽きてきて、こじつけばかりになっていて、今年は、
「初日の出とかけまして~」という程の、謎かけレベルではないが、
ビートルズ、それもジョージの名曲「ヒヤ・カムズ・ザ・サン」にする。
歌詞を見れば明らかだが、「長い冬だったが、陽が射してきた。」、
「氷も溶け始めている。」と、春の訪れを歌ったもので、これからが、
冬も本番、本格的な寒波到来、冬将軍が訪れる時期にあっては、
場違いなのも承知の上で、新春だし、初日の出だしと、こじつける。
この曲自体、実は以前に演奏していて、まだ、ビートルズも含めて、
自分の下手くそな歌はNGだと分別があった頃、クラシックギターに、
編曲されたものを弾いたり、「ひき語りビートルズ」のアコギ伴奏に、
ガットギターでメロディという二重奏をやったが、今回はフルバンド。
愛用のビートルズ全曲バンドスコアを頼りに、メインとなるアコギに、
ベース、ドラムのベーシックトラックに、本人たちのダビングと同様、
コーラスと手拍子に、追加のアコギとエレキギター、オーケストラや、
当時の最新機材、ムーグシンセサイザーによる対旋律をダビング。
ビートルズは、コンサートを中止、レコーディングバンドとなってから、
ライブを意識せず、オーケストラやホーンセクションなど活用するが、
メロトロンやシンセの最新機材の導入も積極的で、半ば遊び半分に、
スタジオにあるものはいじっては、それなりの音に作り上げてしまう。
ムーグは、ジョージが手に入れると、あれこれ試しに鳴らしたようで、
それだけをアルバムにした、前衛音楽っぽい「電子音楽の世界」を、
ソロ作として発表していて、その成果というか、「アビー・ロード」では、
かなりまともに、メロディや効果音として、ムーグを使いこなしている。
ところで、自分はずっとムーグと呼んでいたら、今ではモーグの方が、
一般的な名称で、考案者本人の名前ということもあり、正しい発音に、
改めたそうだが、人名や呼称が、いつのまにか変わることは多すぎて、
ジャン・レノは、ジョン・レノンの正しい発音だと言われても納得しそう。
そのムーグの音は、メロトロンがサンプリング音源だったのに比べると、
いかにも電子音楽、シンセといった音で、初期のゲーム音楽にも多い、
特有の音色なのだが、自分のギターシンセは、ピアノやストリングスの、
リアル音源は多いが、こうした作り物の音は少なくて似せられなかった。
リアル音源を組み合わせて、エフェクト加工して、波形をいじっていくと、
それっぽい音になるのか、ビートルズに限らず、今後予定している曲、
プログレにしても、フュージョンにしても、ムーグはよく使われてるので、
少し時間をかけて、ギターシンセの音作りにも取り組めればよいと思う。
日経「全曲バイブル」には、ムーグ以外に、ハーモニウム、リコーダーと、
使用楽器が書いてあるが、どのフレーズがムーグでなく、生楽器なのか、
オーケストラもストリングス系だけと思ったら、フルート、クラリネットまで、
総勢17名だそうで、とりあえず、スコアの4声パートはストリングス音色。
「ヒヤ・カムズ・ザ・サン」は、それまで作詞作曲するのが少ないうえに、
傾倒したインド音楽ばかりやっていたジョージが、ホワイトアルバムで、
「ホワイル・マイ・ギター~」を作って、才能の片鱗を見せたのに続いて、
一気に開花したかのように、「サムシング」と共に2大名曲を上梓した。
「ホワイル・マイ~」のリードを任せた、親友のエリック・クラプトンの家に、
遊びに行っていた時に、庭で日向ぼっこしながら、ギターを弾いていて、
「ヒヤ・カムズ~」を作ったそうで、アップルの経営という仕事に疲れはて、
やっとのんびりできたという気分だから、曲調も明るくなっている模様。
中学時代から愛用している「ひき語りビートルズ」には、ほぼ完コピで、
7フレットにカポタストを付けて、Dのコードを中心に展開するのが載り、
昔からの得意なつもりでいたが、イントロ一つとっても、実際は複雑で、
低音弦と高音弦を交互にかき鳴らすのではなく、単音や和音が混じる。
きらびやかな高音と、ずっしりとボトムを支える低音とを響かせるようで、
5・6弦はミュート気味に音をコントロールしつつ、ピックのこすれる音が、
すごくリズミカルにアクセントを添えていて、この再現はかなり難しくて、
使用するギターや録音環境もあるのだろうが、何年弾いても似てこない。
ジョージが日本公演で弾いた「恋をするなら」は、12弦ギター使用だが、
これも7フレのカポタストで、Dコード中心なので、どっちを弾いていても、
途中でわからなくなって、別の曲になったり、アクセントを間違えてしまい、
ジョージ本人の曲だからパクリも何もないが、ちょっと似すぎている気も。
エレキギターは、レスリースピーカーを通したような音で、アコギで弾く、
3拍フレーズの部分をユニゾンに弾くくらいだが、YouTubeを見ていると、
幻のギターソロという音源があって、残されたマルチトラックテープから、
ミキシングでカットされたジョージのリードギターの音が聴こえたそうだ。
ビートルズは著作権に厳しいので、すぐに音源は消されてしまうらしくて、
発見したテープを聴くジョージの息子、ダーニ・ハリスンとマーティンとの、
映像に別の音をかぶせたり、違う映像に、幻のギターソロの載せたりと、
いろいろ工夫してくれて、何とかそれでジョージのアドリブソロを聴けた。
途中の変拍子を繰り返す部分でリードギターを弾いていて、この部分が、
しつこいくらいに繰り返すのは、アドリブを想定していたからかもしれず、
結果的には、ムーグの音色を次々に変えながら、1オクターブずつ上げ、
アコギと同じフレーズを弾いたのは、シンセの方が楽しかったのだろうか。
ジョージの曲というと、ポールが張り切ってベースをやたら弾くというのが、
定番になっていて、同じLP「アビー・ロード」収録の「サムシング」なんかは、
ものすごく動き回るベースラインだが、「ヒア・カムズ~」はルート音メインで、
八分音符を刻むシンプルなベースで、変拍子部分でも、遊んだりはしない。
何でも、ベースも含めて、ポールがいろいろな編曲のアイデアを出したら、
ジョージが却下したそうで、もうポールの好きにさせないという意地に加え、
もともとが、ギターの弾き語りで成立する曲で、そうそう凝る必要はなくて、
バングラデシュでは、ジョージとピート・ハムのギター2台のみで演奏した。
途中の変拍子部分、バンドスコアでは、2/4拍子、3/8拍子が3回、5/8拍子、
4/4拍子の繰り返しで、足していくと、3小節と1拍になり、「ひき語り~」では、
2小節と5/4拍子の記譜で、フレーズをわかりやすく表示するか、リズムが、
続いていくのを重視するかの違いだろうが、どちらにしても覚えないと無理。
一番苦労したのはドラム入力で、よくリンゴは変拍子を平気で叩けると感心、
ジョンが作った「グッド・モーニング~」も、5拍子になったりシャッフルになり、
それを難なく叩くのだから、やはりリンゴはビートルズにふさわしいドラマー、
プログレやジャズの技巧派には劣るとしても、その曲も叩けそうな気がする。
この曲はジョンが交通事故で参加していないそうで、「レット・イット・ビー」でも、
ジョン抜きの曲はあるし、「ホワイトアルバム」以降に目立った1人でやったり、
一部のメンバーだけで録音するのは、ゲットバック・セッションでも元に戻せず、
最後のアルバムだと再集結し、力を出しきった「アビー・ロード」もそうだった。
今年最初の演奏となる「ヒヤ・カムズ・ザ・サン」は、得意な(?)ジョンでなく、
ハモリもポールの高音だし、ジョージも意外とハモリの高音を出せるだけに、
コーラス部分が厳しいうえに、ムーグの音色も今一歩で、イントロのアコギも、
ニュアンスが出ず、こいつぁ春から縁起が悪いわいと反省しつつアップです。
あけましておめでとうざいます。
今年も、このブログをよろしくお願いいたします。
ブログは週末更新を目標にしているので、今年最初の週末は、
1月6日となってしまい、関東での松の内が明けるぎりぎりだし、
年賀状の切手代も、この週末を過ぎると10円値上がりという、
年始の挨拶としては遅いうえに、夜中近くの押せ押せの状態。
今年も、ブログの週末更新を何とか続けたいし、少しくらいは、
早めの時間に切り上げたいが、どうもお尻から逆算してしまい、
日曜に多少オケを作ると、平日はのんびりしてしまい、金曜に、
あせってギターを練習、土曜日の夜までかかり曲を仕上げる。
ブログ記事については、その週に取り組んでいる曲について、
通勤中にスマホにメモ書きして、それは半分は満員電車内で、
両手を上に出して入力するアピールで、痴漢冤罪防止が目的、
そのメモを元に、土曜の夜中近くになると、文章を整えている。
夏休みの宿題を最終日に集中したり、中間・期末テストの時は、
翌日のテストの時間割から逆算し、科目に優先順位をつけては、
一夜漬けでやっていた中学時代からの癖が、今でも変わらずに、
付け焼刃の更新ばかりになりますが、どうぞお付き合いください。
年の初めの1曲というのは、クリスマスや年末の最後の曲と同様、
だんだんネタも尽きてきて、こじつけばかりになっていて、今年は、
「初日の出とかけまして~」という程の、謎かけレベルではないが、
ビートルズ、それもジョージの名曲「ヒヤ・カムズ・ザ・サン」にする。
歌詞を見れば明らかだが、「長い冬だったが、陽が射してきた。」、
「氷も溶け始めている。」と、春の訪れを歌ったもので、これからが、
冬も本番、本格的な寒波到来、冬将軍が訪れる時期にあっては、
場違いなのも承知の上で、新春だし、初日の出だしと、こじつける。
この曲自体、実は以前に演奏していて、まだ、ビートルズも含めて、
自分の下手くそな歌はNGだと分別があった頃、クラシックギターに、
編曲されたものを弾いたり、「ひき語りビートルズ」のアコギ伴奏に、
ガットギターでメロディという二重奏をやったが、今回はフルバンド。
愛用のビートルズ全曲バンドスコアを頼りに、メインとなるアコギに、
ベース、ドラムのベーシックトラックに、本人たちのダビングと同様、
コーラスと手拍子に、追加のアコギとエレキギター、オーケストラや、
当時の最新機材、ムーグシンセサイザーによる対旋律をダビング。
ビートルズは、コンサートを中止、レコーディングバンドとなってから、
ライブを意識せず、オーケストラやホーンセクションなど活用するが、
メロトロンやシンセの最新機材の導入も積極的で、半ば遊び半分に、
スタジオにあるものはいじっては、それなりの音に作り上げてしまう。
ムーグは、ジョージが手に入れると、あれこれ試しに鳴らしたようで、
それだけをアルバムにした、前衛音楽っぽい「電子音楽の世界」を、
ソロ作として発表していて、その成果というか、「アビー・ロード」では、
かなりまともに、メロディや効果音として、ムーグを使いこなしている。
ところで、自分はずっとムーグと呼んでいたら、今ではモーグの方が、
一般的な名称で、考案者本人の名前ということもあり、正しい発音に、
改めたそうだが、人名や呼称が、いつのまにか変わることは多すぎて、
ジャン・レノは、ジョン・レノンの正しい発音だと言われても納得しそう。
そのムーグの音は、メロトロンがサンプリング音源だったのに比べると、
いかにも電子音楽、シンセといった音で、初期のゲーム音楽にも多い、
特有の音色なのだが、自分のギターシンセは、ピアノやストリングスの、
リアル音源は多いが、こうした作り物の音は少なくて似せられなかった。
リアル音源を組み合わせて、エフェクト加工して、波形をいじっていくと、
それっぽい音になるのか、ビートルズに限らず、今後予定している曲、
プログレにしても、フュージョンにしても、ムーグはよく使われてるので、
少し時間をかけて、ギターシンセの音作りにも取り組めればよいと思う。
日経「全曲バイブル」には、ムーグ以外に、ハーモニウム、リコーダーと、
使用楽器が書いてあるが、どのフレーズがムーグでなく、生楽器なのか、
オーケストラもストリングス系だけと思ったら、フルート、クラリネットまで、
総勢17名だそうで、とりあえず、スコアの4声パートはストリングス音色。
「ヒヤ・カムズ・ザ・サン」は、それまで作詞作曲するのが少ないうえに、
傾倒したインド音楽ばかりやっていたジョージが、ホワイトアルバムで、
「ホワイル・マイ・ギター~」を作って、才能の片鱗を見せたのに続いて、
一気に開花したかのように、「サムシング」と共に2大名曲を上梓した。
「ホワイル・マイ~」のリードを任せた、親友のエリック・クラプトンの家に、
遊びに行っていた時に、庭で日向ぼっこしながら、ギターを弾いていて、
「ヒヤ・カムズ~」を作ったそうで、アップルの経営という仕事に疲れはて、
やっとのんびりできたという気分だから、曲調も明るくなっている模様。
中学時代から愛用している「ひき語りビートルズ」には、ほぼ完コピで、
7フレットにカポタストを付けて、Dのコードを中心に展開するのが載り、
昔からの得意なつもりでいたが、イントロ一つとっても、実際は複雑で、
低音弦と高音弦を交互にかき鳴らすのではなく、単音や和音が混じる。
きらびやかな高音と、ずっしりとボトムを支える低音とを響かせるようで、
5・6弦はミュート気味に音をコントロールしつつ、ピックのこすれる音が、
すごくリズミカルにアクセントを添えていて、この再現はかなり難しくて、
使用するギターや録音環境もあるのだろうが、何年弾いても似てこない。
ジョージが日本公演で弾いた「恋をするなら」は、12弦ギター使用だが、
これも7フレのカポタストで、Dコード中心なので、どっちを弾いていても、
途中でわからなくなって、別の曲になったり、アクセントを間違えてしまい、
ジョージ本人の曲だからパクリも何もないが、ちょっと似すぎている気も。
エレキギターは、レスリースピーカーを通したような音で、アコギで弾く、
3拍フレーズの部分をユニゾンに弾くくらいだが、YouTubeを見ていると、
幻のギターソロという音源があって、残されたマルチトラックテープから、
ミキシングでカットされたジョージのリードギターの音が聴こえたそうだ。
ビートルズは著作権に厳しいので、すぐに音源は消されてしまうらしくて、
発見したテープを聴くジョージの息子、ダーニ・ハリスンとマーティンとの、
映像に別の音をかぶせたり、違う映像に、幻のギターソロの載せたりと、
いろいろ工夫してくれて、何とかそれでジョージのアドリブソロを聴けた。
途中の変拍子を繰り返す部分でリードギターを弾いていて、この部分が、
しつこいくらいに繰り返すのは、アドリブを想定していたからかもしれず、
結果的には、ムーグの音色を次々に変えながら、1オクターブずつ上げ、
アコギと同じフレーズを弾いたのは、シンセの方が楽しかったのだろうか。
ジョージの曲というと、ポールが張り切ってベースをやたら弾くというのが、
定番になっていて、同じLP「アビー・ロード」収録の「サムシング」なんかは、
ものすごく動き回るベースラインだが、「ヒア・カムズ~」はルート音メインで、
八分音符を刻むシンプルなベースで、変拍子部分でも、遊んだりはしない。
何でも、ベースも含めて、ポールがいろいろな編曲のアイデアを出したら、
ジョージが却下したそうで、もうポールの好きにさせないという意地に加え、
もともとが、ギターの弾き語りで成立する曲で、そうそう凝る必要はなくて、
バングラデシュでは、ジョージとピート・ハムのギター2台のみで演奏した。
途中の変拍子部分、バンドスコアでは、2/4拍子、3/8拍子が3回、5/8拍子、
4/4拍子の繰り返しで、足していくと、3小節と1拍になり、「ひき語り~」では、
2小節と5/4拍子の記譜で、フレーズをわかりやすく表示するか、リズムが、
続いていくのを重視するかの違いだろうが、どちらにしても覚えないと無理。
一番苦労したのはドラム入力で、よくリンゴは変拍子を平気で叩けると感心、
ジョンが作った「グッド・モーニング~」も、5拍子になったりシャッフルになり、
それを難なく叩くのだから、やはりリンゴはビートルズにふさわしいドラマー、
プログレやジャズの技巧派には劣るとしても、その曲も叩けそうな気がする。
この曲はジョンが交通事故で参加していないそうで、「レット・イット・ビー」でも、
ジョン抜きの曲はあるし、「ホワイトアルバム」以降に目立った1人でやったり、
一部のメンバーだけで録音するのは、ゲットバック・セッションでも元に戻せず、
最後のアルバムだと再集結し、力を出しきった「アビー・ロード」もそうだった。
今年最初の演奏となる「ヒヤ・カムズ・ザ・サン」は、得意な(?)ジョンでなく、
ハモリもポールの高音だし、ジョージも意外とハモリの高音を出せるだけに、
コーラス部分が厳しいうえに、ムーグの音色も今一歩で、イントロのアコギも、
ニュアンスが出ず、こいつぁ春から縁起が悪いわいと反省しつつアップです。
