僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
カッティングにオクターブとデパペペの王道「ウェイク・アップ」
ギターの二重奏は、ブログの更新に困った時にもってこいだと、
口癖のように言っているが、別に二重奏を馬鹿にしているとか、
レベルを下に見ているのではなく、単純にオケの必要がないし、
ソロギターのようにメロディと伴奏を同時に弾く必要もないから。

何だかんだ言っても、クラシックギターは初級の曲でも難しくて、
まして指弾きするためには、右手の爪のケアは欠かせないうえ、
メロディと伴奏が別々に聴こえるように、タッチにも気を使ったり、
そのうえ、クラシックとなると、ミストーンを出すなどもっての外。

アコギのソロギターにしても、右手の指弾きだから難しいうえに、
ガットギターのナイロン弦よりも、アコギの鉄弦は押さえにくくて、
自分の短い左指をストレッチして、きちんと音を出すのは厳しく、
セーハは音がかすれたり、握力が持たずに、すぐ弾けなくなる。

それからすると、メロディと伴奏とを別々に弾く二重奏は楽だし、
デパペペだと、伴奏は指弾きよりも、コードをピックでガンガンと、
かき鳴らす曲が大半で、メロディもピックでよく、多少早弾きや、
オクターブ奏法など出てくるが、これは自分の得意とするところ。

デパペペの曲には、スローな曲や、アルペジオを聴かせる曲に、
ジャズの雰囲気の曲、バンドをバックに凝ったアレンジの曲とか、
いろいろあるのだが、やはり、インディーズの頃から2人だけで、
ギターをかき鳴らして、元気いっぱいに弾いている曲が似合う。

メジャーデビューの「レッツ・ゴー」に収録の「ウェイク・アップ」は、
イントロの16ビートのカッティングは、ニューミュージックの定番、
テンポを変えると、山下達郎の「マジック・ウェイズ」にも思えるし、
メロディは、松原正樹のファーストにあるような、フュージョン系。

デパペペの特徴の一つには、互いにリードを演奏する点があり、
途中でバッキングを交代すると、微妙にカッティングを変えたり、
お約束のように、片方がオクターブ奏法で、サビを演奏したりと、
それぞれの持ち味を生かして、それが見事に定番になっている。

2人ともフュージョンやAOR世代、それより若い部類になるのか、
ニューミュージック、フュージョンの要素を、すごく見事に消化し、
アコギで、ここまでやれるんだなあと、嬉しくなるようなアレンジ、
曲によっては、ディメオラやカールトンのような早弾きも決める。

ただ、歌詞がないこともあって、タイトルと曲が一致しなかったり、
似たような曲と混同してしまったりして、実は、今回の曲にしても、
もう以前に演奏して、アップしていたような気がして、過去記事や、
YouTubeをチェックして、まだ演奏していないことを確認したほど。

土曜のうちに更新しようと、この曲以外に、いくつか候補を選び、
いざ録音しようとしたら、家族が疲れて早めに寝てしまったので、
「ギターを弾きたいんだから、起きてくれないかな」という願望で、
この「ウェイク・アップ」を練習しようかと、ちょっと嫌味っぽいか。

今日の日曜は、朝から何の予定もないから、スクエアのオケに、
じっくりと取り組んで、夕方までにオケが作れたら、そっちの曲を、
アップしても良いかなと思っていたら、前回の記事に書いている、
宅録にまつわる「あるある」で、小節数を間違えて録音していた。

原曲をきちんと確認せずに、バンドスコアに頼って、オケ作りを、
進めていた自分のミスと言えばミスだが、スコアのダルセーニョ、
ダカーポの位置が間違っていて、本来なら繰り返さないですむ、
Bメロとサビを余分に作ってしまい、メロディを弾いてから気づく。

ベース、ピアノ、シンセをダビングし、そのうえピアノのパートは、
4トラックを使って、何とか和音を再現したのに、ドラムも含めて、
途中からやり直すかと思うと、もう今日はいいやという気になり、
夕食後に雨戸を閉めて、アコギの録音に取り組んだという結末。

運よく(?)、家族は居間でテレビを見ながら、うたた寝していて、
起こす必要ないというか、いっそのこと、ソファーで朝までどうぞ、
何だかんだと2時間かけて、デパペペ「ウェイク・アップ」が完成、
今週も1日遅れのブログ更新で、そのうえ安直な二重奏でした。




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バンド形式だとフュージョンのようなゴンチチ「プラティパス」
このところ、週末のブログ更新に無理やり間に合わせようと、
ギターの二重奏を演奏することが多く、その大半となるのは、
ゴンチチとデパペペで、どちらもギターのデュオ、2人組だが、
当然というか、アルバムではバンド形式の曲も演奏している。

ゴンチチは、デビュー当時から、そうした曲も演奏していたか、
いかんせん「放課後の音楽室」くらいしか、知らなかったので、
図書館でベスト盤など借りて、バンド演奏が多いのに驚くが、
基本はデュオで、バンドはおまけなのか、その逆なのか不明。

デパペペは、もともとがアコギのデュオで、ストリートライブで、
その形式で実力を鍛えながら、インディーズで出したCDでも、
基本はダビングもない2人だけの演奏、メジャーデビューして、
録音時間や人件費(?)がかけられてからの、バンドの導入。

これは、自分の勝手な思い込みもあり、ゴンチチはベテランで、
ジャズ畑出身だから、もともとバンド形式もありで、円熟味ある、
小粋なジャズや落ち着いた曲も多い、片や若手のデパペペは、
2人でギターをかき鳴らし、元気いっぱいに演奏するイメージ。

先日演奏したように、デパペペにもスローな曲は、かなりあるし、
ジャズっぽい演奏もやっているが、ついつい、ゴンチチと比べ、
年季が違うよなとか、スイングのノリは、ゴンチチは本物だとか、
勝手に比較してしまうところ、どうやら年寄りびいきも感もある。

そのゴンチチの、唯一持っている楽譜「ワークス」の冒頭の曲は、
ベスト盤向けの新曲、それもバンド形式で元気いっぱいな演奏、
サンバとまではいかないが、アップテンポのボサノバというのか、
フルート、ピアノも加わり、もろにフュージョンと呼んでも良いほど。

タイトルの「Platypus(プラティパス)」とは、何のことかと思ったら、
カモノハシのことだそうで、いったいどういう経緯でついた題名か、
カモノハシの写真や映像を見てもピンとこなくて、自分の感性が、
乏しいのか、インストの題名がイメージと一致することは少ない。

クラシックの例だが、ドビュッシー「月の光」は元々のタイトルで、
ベートーベンのピアノソナタ「月光」は、後でついたサブタイトル、
それが派生して、「月夜に散歩していたベートーベンが~」なる、
作曲にまつわるエピソードまで教科書に載るが、単なる作り話。

ソルのギター練習曲にも、「月光」の別名があり、このくらいなら、
月の光の揺らぐ感じを表すのかなと、ちょっとは想像もできるし、
「子犬のワルツ」、「夢」なども大丈夫だが、「カモノハシ」となると、
うーん、どうなのだろう、カワウソでもアヒルでも良い気もしてくる。

それを言ったら、フュージョンのインスト曲も、ほとんどが同様で、
プリズムの「モーニングライト」は、爽やかな朝なのかと思えても、
カシオペアの「朝焼け」だとピンとこないし、スクエアの大ヒット曲、
「トゥルース」もF1のイメージはあっても、何が「真実」かは不明。

フォークとかの作詞作曲で、歌詞が先行か、メロディ先行なのか、
人によって違ったり、同じ作者でも曲によって違ったりするだろうし、
インストを作る場合も、タイトル先行、メロディ先行とかがあったり、
主題歌やCM曲の場合、イメージ優先させて作ったりするのだろう。

「プラティパス」は、そのイメージがどうかはともかく、テーマ部分は、
ギターとフルート、グロッケンのユニゾンで奏でて、左チャンネルに、
ガットギターでボサノバ風のテンションコードを弾き、右チャンには、
カヴァキーニョというウクレレのようなギターのような楽器を使って、
こちらもテンションコードを弾いて、これは自分はアコギで代用する。

パーカッション類は、マラカスやシェイカーっぽい音はカバサ使用、
タムやティンバレスと思ったのは、タブラやスルドという民族楽器、
当然ながら、そんな楽器もなければ、MTRのリズムマシンにもなく、
マラカスやタム、コンガの音で代用して、ちょっと貧弱なリズム隊に。

ゴンチチには珍しく、間奏とエンディングで、ギターがアドリブして、
このあたりは、先日の「ゴンチチのアコギ入門」のエッセイにある、
ジャンゴ・ラインハルトのファンというのが、はっきりわかるラインで、
アコギのビブラートも見事で、これは、ちょっと自分には再現不可。

間奏とエンディングの1コーラス分は、バンドスコアに完コピされて、
ジャンゴっぽいビブラートやニュアンスは無理だが、楽譜に沿って、
2コーラス目からは好きにアドリブして、原曲よりもフェイドアウトを、
長くしているが、オケ作りで力尽きて、ソロは1テイクでやり直さず。

ギターデュオのゴンチチがバンド形式で演奏したうえ、伴奏部分が、
いつものように左右に分かれた、ガットとアコギ(カヴァキーニョ)で、
ジャンゴのようなアドリブも見事な、もうフュージョンと呼んで良い曲、
「プラティパス」は、自分の演奏では、まんまフュージョンとなります。







幻想的でプログレっぽい雰囲気のデパペペ「水面に浮かぶ金魚鉢」
プリンターの黒インクが切れそうなので、仕事の帰りにでも、
量販店に寄って買っても良いのだが、今週も仕事が忙しく、
時間と面倒くささを考えたら、多少値段に差があるとしても、
Amazonをクリックして、届くのを待つ方が自分にはベスト。

何かと利用するわりには、プライム会員になってないので、
千円以下のインクだけでは、送料がかかってもったいない、
これは何か一緒に買わないとと、自分に言い訳をしながら、
楽譜やCDを見つくろって、実際のところ、こっちが主目的。

趣味とは言いながら、増える一方のCDや楽譜の購入には、
けっこう罪悪感がつきもので、誕生日やボーナスの時でさえ、
ためらってしまうのだが、そう言いながらも買い続けるのは、
必需品の購入時に、送料を理由に抱き合わせているから。

そんな時のためにと、「あとで買う」に保存してあるCDやら、
楽譜の中から、合計が2千円をちょうど超えるように探すが、
それこそ、あとで買えばいいやと触手が伸びないものばかり、
このところギター二重奏にはまっていて、欲しいのはそれ系。

Amazonと関係なく、現代ギター社のHPなどあれこれ探し、
昨年楽譜を買ったクラシックギターのデュオ「いちむじん」の、
他のアルバムも欲しいな、あれ、山下和仁の復刻スコアで、
バッハの無伴奏バイオリンが出るのかと、欲しいものだらけ。

現代ギター社の通販では、1万円以上で送料無料となるが、
ギター関連のみで必需品はないから、抱き合わせは無理で、
そのうえ、楽譜とCDで1万円以上を一度に買おうだなんて、
夏のボーナスまで我慢しても、やはりもったいない気もする。

とりあえずは、千円前後の楽譜を探すと、昨年末に購入して、
まったく弾けないまま放りっぱなしの、吉松隆のギター曲の、
続編が手ごろで、積ん読の楽譜がまた増えることになるが、
手持ちのCDにも入っている曲だし、Amazonでは残り1冊。

Amazon取り扱いでなくなると、現代ギター社の出品扱いで、
いくらか送料がかかるので、インクと一緒に買う意味はなく、
それとは別に、やっぱりこの楽譜が欲しいとなると、GG社で、
1万円以上の買い物にする必要になるから、買うならば今。

こんな風に、あれこれ考えながら、ネットを検索しているのは、
ある意味、ウィンドウショッピングに近い作業で、けっこう楽しく、
音楽に限らず、もう一つの趣味の手品のショップを眺めたり、
話題の新刊本のレビューを読み、これまた「あとで買う」へと。

結局、吉松隆のギター楽譜を買うことにしたが、そうなると、
クラシックギターへの関心が強くなって、スマホに入れてある、
セゴビアからイエペス、山下和仁や村治佳織をあれこれ聴き、
がんばって練習しようではなく、もっと楽譜が欲しくなってくる。

それこそ、夏のボーナス待ちだし、鑑賞するばかりではなくて、
自分で弾いてこそのクラシックギターの楽譜だと言い聞かせ、
まずは、多忙を理由にオケ作りをさぼって、安直に続けている、
ギター二重奏を、クラシックギターの「いちむじん」にしようかと。

ちょっと話はそれるが、いわゆるクラシック音楽のピアニストや、
バイオリン奏者について、そう詳しく知っているわけでないが、
現代音楽を演奏することはあっても、自作自演をする人だとか、
オリジナル曲を委嘱して演奏する人は、そんなにいないと思う。

自分がギター音楽に注目しているせいもあるが、内外を問わず、
クラシックギターと呼ばれるジャンルには、最近の曲が多いし、
それはポピュラーギターじゃないのか、音楽はクラシックでなく、
ガット弦のクラシックギターを使っているという呼称に過ぎない。

もちろん、自分はいわゆるクラシック音楽より、ポピュラー曲が、
好きであるし、ギターにしても、最近の曲の方が好みであるが、
それをクラシック音楽のジャンルとして良いのか、ヒーリングや、
ポピュラーだろうにと、言葉尻をとらえるようにこだわってしまう。

クラシックギタリスト2人組「いちむじん」も、ギターのジャンルで、
クラシックとされる曲、カルカッシやソルの二重奏を弾くのでなく、
高校のギター部時代の恩師が書き下ろしてくれた曲を弾いたり、
その先生の編曲や、自ら作曲したオリジナル曲を演奏している。

恩師の松居先生は、コンクールで優勝したギタリストなのだが、
彼らに曲を提供する際、クラシックの分野では演奏家の曲では、
評価が低くなるからと、ペンネームというか別名を使ったそうで、
自分とは別の意味で、クラシック畑のこだわりを見た気がする。

いちむじんの曲を2曲、アップテンポとスローと練習してみると、
テクニック自体はそうでもないが、自分の爪の状態が悪いのと、
エレガットの音色のせいもあり、弾いているそばから落ち込み、
こんな音では公開は無理、やはりクラシックの壁は高いし厚い。

エレガットのまま、ピックで弾いてみたり、アコギに持ち替えて、
いくつかのパターンで録音するが、やはり話にならないレベル、
「クラシックギター」を基礎からやり直し、いずれ挑戦するとして、
今日の今日で演奏できる二重奏はゴンチチかデパペペとなる。

いつも、スローで円熟のゴンチチ、若さいっぱいのデパペペと、
それぞれの特徴となる曲をカバーしたが、CDを聴いてみれば、
元気なゴンチチ、落ち着いたデパペペというのも当然にあって、
アップテンポのゴンチチはバンド形式が多いので、デパペペを。

せっかくだから、単にスローな曲より、ちょっと一風変わった曲、
3拍子にのせ、テンションコードのアルペジオにハーモニクスと、
幻想的な響きがして、どことなくプログレの香りも漂ってくるうえ、
タイトルも「水面に浮かぶ金魚鉢」と、ニューエイジにありそうな。

コードストロークの部分も、テンションコードの響きになっていて、
どことなく、ツェッペリン「天国への階段」のコードにも似ていて、
それでいてLAメタルっぽいコード、アドリブはケルト音楽のよう、
パープルのリッチーが、ブラックモアズナイトで演奏する感じも。

無理やり(?)買った楽譜に触発され、クラシックギターに回帰し、
デュオいちむじんの曲を演奏しようとしつつ、あっさりと挫折して、
困った時のデパペペから、クラシックというかプログレ感のある、
「水面に浮かぶ金魚鉢」を、夕方2時間で仕上げた綱渡りです。









困った時のギター二重奏もネタがつきそうでゴンチチ「ラメント」
今週も何かと仕事は忙しいうえ、春になってきたせいなのか、
我が家の愛犬は4時前から、もう朝だとばかりに起こしに来て、
寝不足と仕事疲れで、夜も9時過ぎには横になってウトウトし、
12時過ぎには1度目覚めるが、さすがにギターは鳴らせない。

スマホには千枚近いCDを入れてあるから、布団に横になり、
あれこれと曲を聴いて、今度は何を演奏しようかと考えたり、
起き上がって、積んであるAmazonの箱から楽譜を出して、
パラパラとめくったりと、とりあえず音楽のことは考えている。

そうこうするうち、弾きたい曲の候補が決まると、それだけで、
もうブログの更新の大半は終わった気になるし、こうした時、
オケ作りは無理だから、ギターの二重奏にしようなんて思うと、
もう演奏まで終わった気になってしまい、安心して眠りにつく。

そんな繰り返しの毎日で、昔夏休みの予定表が完成すると、
宿題まで全部終えた気になったり、期末試験が近づいたら、
試験科目から逆算し、効率よく各科目を勉強する計画をたて、
それで満足して寝てばかりいたが、そこから成長していない。

昔自分はジャズギター教室に通ったと、何度も書いているが、
これは、ある意味、自分にとってのステイタスで、先生につき、
ギターを習ったというだけで、何だか上級者になった気分で、
読譜を鍛えられた経験から、今でも初見がきくと錯覚しがち。

オケ作りは、ドラム入力や、ピアノパートの演奏が面倒だが、
ギター二重奏なら、ささっと初見で弾けるから、5分の曲なら、
せいぜい片方のパートが練習と演奏で、30分もあれば十分、
両方のギターの録音は1時間くらいかなと、皮算用してしまう。

ところが、実際に演奏を始め、途中で難しい部分が出てくると、
じっくりと練習するには、もう時間が足りないと、あせり始めて、
だめだ、他の曲にしよう、簡単な曲はないかと、スマホを聴き、
楽譜を片っ端から出して、ページをめくるが、半分パニックに。

まあ、自分は話を盛る癖があると、家族から非難されるので、
そんなに悲惨なほど、パニックになっているわけでもないが、
時計とにらめっこしながら、曲を選んで、ギター演奏するのは、
自分は何をしているだろうと、我ながら、あきれることも多い。

そんな自分にとって、ゴンチチやデパペペは、わりと手軽に、
演奏できるうえに、クラシックやポピュラーの曲でありがちな、
自分にはつまらない曲や、簡単すぎて物足りない編曲でなく、
曲のクオリティも高ければ、演奏しがいもあって助かっている。

今週は、土曜も自主出勤したりで、この記事も含めて手抜き、
困った時のギター二重奏、神様、仏様、ゴンチチ様という感じ、
たった1冊の手持ちの曲集で、二重奏の曲も底をつきそうで、
その貴重な(?)ストックの「ラメント」を、ついさっき弾きました。








自分のネットワーク環境のせいなのか、この演奏に限らず、
YouTubeが「エラーが発生しました。しばらくしてからもう一度
お試しください。」のメッセージが出て、再生できないうえに、
それを繰り返しているうち、ネットそのものが繋がらなくなる。

子供によると、光回線でなく、東急ケーブルの回線だから、
ルーターでデータがスプールし、リセットが必要になるそうで、
ちょっとYouTubeを見続けた場合、すぐにフリーズしていたが、
このところ、再生自体がエラーになり、やがて回線もエラー。

今も、ブログ記事に貼り付けたYouTubeは再生エラーとなり、
記事を更新しようとしたら、「この画面は存在しません」などと、
FC2ブログの編集画面までも、つながらないという最悪事態、
ルーターを入り切りし、スマホも併用し、何とか今の状態に。



どことなく春の訪れを感じさせるゴンチチ「窓辺の三月」
毎回のように、ブログ更新の愚痴を書いているようで恐縮だが、
今週も年度末で仕事は忙しいうえに、退職者の送別会といった、
イベントもあったりで、帰宅は遅いうえ、疲れてすぐに寝たりと、
オケの作成はおろか、ちょっとした基礎練習もしない日々となる。

これまた毎回書いていることだが、そんな時こそギター二重奏で、
ソロギの方が、2回演奏しない分、楽じゃないかと思いがちだが、
二重奏は伴奏とメロディを別に弾けるから、あまり練習しなくても、
何とか形になるからと、ブロブ用に楽譜も買い集めてきたところ。

今回は、ベテランの癒し系ギターデュオ、ゴンチチをやることにし、
それも「窓辺の三月」という、ぎりぎり3月に間に合わせたように、
自分のブログの更新の綱渡りを象徴するような選曲となるのだが、
1冊しか持っていないゴンチチの楽譜の、数少ない二重奏の曲。

ゴンチチと言うと、代表曲の「放課後の音楽室」のイメージが強く、
ギターの二重奏ばかりと思っていたが、バンド演奏の方が多くて、
持っているスコアの「ワークス」でも、二重奏は14曲中5曲のみ、
そのうちの「窓辺の三月」にしても、実際にはオーボエが加わる。

「放課後の音楽室」にしても、一般によく流れているバージョンは、
ギター2本のみの二重奏だが、ゴンチチが知られるようになった、
きっかけのオムニバスアルバム「イマージュ」に収録されたのは、
他の楽器も加わっていて、当初からバンド演奏が基本だったよう。

「ワークス」に入っている曲だけでも、バンド演奏や歌ものがあり、
フュージョン系でスクエアのような曲もあれば、プログレというか、
初期の溝口肇や日向敏文にある、打ち込みのデジタル系ながら、
変拍子が入る現代音楽的な曲調もあり、いつか挑戦してみたい。

そうは言いながら、ついつい、安直な二重奏に流れてしまうので、
手持ち楽譜の二重奏も尽きてしまうから、もっと買いたいのだが、
ほとんどが絶版でAmazonでも高額で、持っている楽譜にしても、
駅前の楽器屋の棚の上のに、運よく売れ残っていて入手できた。

楽譜は絶版だが、「アコースティック・ギター入門」なるムック本は、
普通に発売中なので、課題曲は「放課後の音楽室」1曲のみだが、
練習曲もあったり、コードの解説や名盤紹介のコラムもあるようで、
アコギの知識を再確認出きて良いかと、売り切れる前にクリック。

きちんと体裁・仕様を確認しなかった自分が悪いのだが、勝手に、
NHK「趣味悠々」のテキストのようなものだと、想像していたので、
雑誌サイズではなく、ハードカバーの単行本サイズの小さい本が、
届いたときには、見た目だけで、買って損したような気分になった。

「放課後の音楽室」の楽譜にしても、1ページですむような内容が、
6ページに渡ることになって、ほんの数小節でページをめくるのは、
実際に演奏するには不便で、まあコラムとかを読むだけだったら、
満員電車やトイレで読めるから、ちょうど良いサイズなのだろうが。

その読み物となると、これは、けっこう充実していて、この内容なら、
まあ値段のもとは取れたかなという感じで、ギター本体の知識から、
練習のコツ、コード進行の知識や、コードストロークやアルペジオ、
スリーフィンガーの練習に、名盤紹介と、けっこう盛り沢山で満足。

このあたり、いろいろと書きたいことがあるが、もう時間もないので、
あとで追記するかもしれませんが、ひとまずは3月31日ギリギリで、
ゴンチチの二重奏「窓辺の三月」、タイトルからの印象操作もあって、
どことなく春の訪れを感じる曲調で、何とか週末の更新となります。








(追記です)

ゴンチチ「アコースティック・ギター入門」の「名盤&定番ガイド」は、
24枚のアルバムが紹介され、ドク・ワトソンやチェット・アトキンス、
ブルースのロバート・ジョンソン、フォークからS&GやCSN&Y、
ニューエイジのマイケル・ヘッジスだの、スーパー・ギター・トリオ。

先週記事にも書いた、ヤマハの雑誌の増刊号「ロックギター」や、
姉妹本となる「アコースティック・ギター」の、そうした名盤紹介を、
食い入るように何度も読んで、小遣いが入ったらどれを買おうと、
あれこれと思いめぐらせていたのは、今の時代も同じだろうか。

YouTubeのおかげで、昔は入手困難だったレア盤もすぐ聴けて、
貴重なライブ映像さえ見れるから、事情はだいぶ違うだろうが、
名盤紹介をきっかけに、その演奏をチェックし、自分の好みの、
アーティストやアルバムを見つける、その出会いにはなるはず。

ゴンチチの挙げた名盤には、昔はなかった特殊奏法を駆使する、
ヘッジスが入ったり、アンプラグドのクラプトンまで出ているのは、
時代を反映してるが、逆に古いジャンゴ・ラインハルトがあるのは、
2人が個人的に好きだそうで、ジャンゴ紹介のコラムまであった。

ゴンチチのゴンの方、ゴンザレス三上はジャズギターを弾いたと、
何かで読んだが、確かに曲によっては、それっぽいアドリブとか、
けっこうきめていると思ったし、それをアコギで弾いているとなると、
そうか、ルーツはジャンゴだったのかと、何だか納得できてしまう。

ジャンゴについては、また別の機会にでも詳しく書いてみたいが、
エイプリル出版「ロック&ギター」のギタリスト紹介や、続編での、
名盤紹介で見て、その名盤ではなかったが、廉価盤で出ていた、
「ジャンゴロジー」を買って、1曲目の「マイナー・スイング」に感動。

109の前にあった旭屋書店の、ほんの僅かの楽譜コーナーに、
ジャンゴの楽譜があり、「マイナースイング」も載っていたのだが、
自分の持っているのと別のアルバムからで、ああ名盤でもない、
廉価盤を買ったからだと後悔して、楽譜も買わないままとなった。

新潮文庫でのジャズ名盤案内でも、ジャンゴは別のアルバムで、
自分の買った「ジャンゴロジー」は、まさにマイナーだったのかと、
ずっと思っていたら、今では、こっちが名盤で未発表テイクも含め、
CD化されていて、アコギマガジンにも、このテイクが採譜された。

ジャンゴのアルバムは1枚しか買わなかったが、ラリー・コリエルと、
アコギで共演したフィリップ・キャサリンが、ジャンゴの再来とされ、
ステファン・グラッペリやコリエルと出した「ヤング・ジャンゴ」だとか、
やはり再来と呼ばれたビレリー・ラグーンのアルバムまで買った。

マンドリンのデビッド・グリスマンが、ブルーグラスの名手でもある、
トニー・ライスを従えたカルテットを結成し、これまたグラッペリが、
ゲスト参加して「マイナースイング」を演奏したアルバムも買ったし、
ゴンチチに負けず劣らず、自分もジャンゴ好きなんだと思えてくる。

ジャズのソロギターの名手、ジョー・パスもジャンゴとは縁があり、
「フォー・ジャンゴ」と題するアルバムを出して、出世作になったし、
MJQがジャンゴを追悼して演奏した「ジャンゴ」を冒頭でカバーし、
その見事なアドリブが、「ジャズ・ライフ」に載り、自分も練習した。

ジャンゴについて、筆(キーボード)の進むままに書き連ねたが、
他の名盤紹介に出ている人たちについても、書きたいことだらけ、
いずれ、そうした人たちの曲を練習して、、何とか演奏できたなら、
また書いてみたいと思うが、きりがないので、今週はこれくらいで。

長くなるが、今回の演奏について、アコギの方は、使うコードが、
テンションコードが多くて、3弦5フレのCと2弦開放のBをぶつけ、
2度の響きを出したり、GM7とG6では、中の音だけ動いたりと、
運指も難しいし、その移動で巻弦がキュッキュッと鳴ってしまった。

ガットはメロディが単純だが、それゆえに丁寧に弾く必要があるし、
ついつい、ハンマリングオンやスライドで装飾音を入れたくなるが、
本物は淡々と演奏するので、自分もそれに倣ったところ、それだと、
表現力の差が目立ってしまうようで、あまりに単調になってしまう。

ついでながら書くと、自分のエレガットは高音域がフレット音痴で、
特に1弦がひどくて、5フレットからは音程がどんどんフラットして、
12フレの実音とハーモニクスでは、1/4音近くずれてしまうので、
7から12フレット中心に弾くテーマ部分は、弾いていて気持ち悪い。

イントロや間奏の和音は解放弦を含むので、通常のチューニング、
メロディは別トラックの録音にして、高音域が音程が合うようにと、
1弦だけを高めにチューニングするが、それでも7フレと12フレで、
ピッチがずれるので、7フレで合わせ12フレはチョーキング気味に。

エレキギターはブリッジ部分を動かし、オクターブピッチを合わせ、
こうした音程のずれは、いくらかでも解消できるが、アコギの場合、
元のフレットが音痴だと、どうしようもないし、ガットギターとなると、
本物のガット・羊の弦でなくナイロン弦でも、当たりはずれがある。

いつかは高級なガットギターやアコギが欲しいとは思っているが、
音色はもとより、フレットの正確さも重要となり、なかなか難しいし、
そもそもピアノの平均律は、フレットのあるギターでは無理があり、
バイオリンと同様に、フレットレスでなくてはダメだという人もいる。

これまた、どんどん話が進んで、きりがなくなってしまうので、もう、
いいかげんに切り上げるが、0時までの更新を気にしなかったら、
こうやって、いくらでも演奏から脱線しては、ダラダラと続くわけで、
週末更新の締め切りは、演奏に加え文章にも一定の効果がある。




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