僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ジェフ・ベックを思わせるロック調アコギ、デパペペ「MTMM」
年を取ったせいか、ちょっとしたことでさえ面倒になってきて、
例えば、正月に親戚が集まり、子供と人生ゲームで遊ぶ際、
お金やら株券を並べて準備するのが、ものすごくおっくうで、
小学生の頃は、準備すること自体が楽しかったはずなのに。

MTRで録音する時でも、ギターのエフェクターをつなぐのは、
面倒くさいからと、MTRに内蔵のエフェクトのみですませて、
ギターシンセをバッグから出して、ギターにマイクを取り付け、
ケーブルでつなぐという、数分の作業も面倒に思ったりする。

高校の頃は、エフェクターさえ、いちいち箱から出し入れして、
あれこれつないでは、セッティングを試すのが楽しかったし、
ギターもちゃんとケースから出し入れして、演奏が終われば、
布で拭いたが、今は、枕元に3本を出しっぱなしにしている。

そんなわけで、さぼり虫が顔を出すと、オケ作りが面倒になり、
ドラムの手数が多いと、入力の途中で、別の曲に変更したり、
ギターシンセをかぶせていて、音色が作れないと没にしたり、
やっぱり、アコギだけの曲だと楽でよいなあと、安直に考える。

ただ、クラシックギターだと、基礎練習をやり直す必要があり、
アコギによるソロギターも、ギター1本で聴かせるには、かなり、
曲を弾き込まないと無理なので、リズム隊は入れないとしても、
ギター2本の合奏なら、音も厚くなり、そこそこ曲の格好がつく。

そんな時にありがたいのが、ギターデュオでインスト演奏する、
DEPAPEPE・デパペペで、歌もののようなメロディアスな曲、
ヒーリング系、ロック系と曲調も幅広く、弾いていて飽きないし、
スコアも3冊持っているから、レパートリーには当分困らない。

メジャーデビューアルバム、「レッツゴー」収録の「MTMM」は、
最初に聴いた時、ジェフ・ベック「ワイヤード」路線みたいだと、
すごく気に入った曲で、16分音符のイントロのリフなんかは、
「サンシャイン・オブ・ラブ」を倍テンポにしたような、ロック調。

裏拍を強調したテーマは、ベックの切り込むフレーズのようで、
中間部のペンタトニックのリフは、「ワイヤード」のオープニング、
「レッド・ブーツ」を思わせて、エレキでロックを演奏していたと、
語っていたが、クロスオーバーも弾いたんだろうなと想像する。

ジェフ・ベックが、「ワイヤード」を出したとき、これまでの慣例で、
アルバムを2枚出すと、バンドを解散し、その演奏スタイルまで、
変えたから、「ギター殺人者」「ワイヤード」とインスト路線が続き、
次はまた、まったく違うスタイルになると、評論家が語っていた。

「ワイヤード」の「ラブ・イズ・グリーン」では、アコギを弾いていて、
次回作はこのアコギ路線になる、全面的にアコギの曲になると、
まことしやかに語る評論家もいて、実際にはそうならなかったが、
実現していたら、このデパペペの曲みたいになったかもしれない。

アコギ路線は、ベック自身に、その気があったのかは不明だが、
当時のクロスオーバーの流れとしては、それもありだった感じで、、
ベックがインスト路線に向かうきっかけの、ジョン・マクラフリンは、
すでに71年の段階で、アコギだけのソロアルバムを出していた。

そのマクラフリンと並び、ジャズロックギターの開祖とも言われる、
ラリー・コリエルは、「スペイセス」の中で、マクラフリンと共演して、
「レーヌのテーマ」では、2人でアコギのアドリブ合戦を繰り広げ、
その後、コリエルはスティーブ・カーンとデュオでアルバムを出す。

チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエバーの、ビル・コナーズは、
エレキで弾きまくっていたのに、ECMではアコギアルバムを出し、
同じRTF出身のアル・ディメオラは、パコ・デ・ルシアと共演して、
やがて、マクラフリンを加えて、スーパーギタートリオを結成する。

結果的には、ベックの次回作は、インスト路線のライブ盤だったし、
その後、「ゼア・アンド・バック」、「フラッシュ」、「ギター・ショップ」と、
歌ものが入ることはあっても、インスト路線をどんどん続けていて、
ピック弾きから指弾きという変化はあるが、スタイルは変わらない。

ベックのファンからすると、何を言っているんだ、打ち込み路線や、
ドラムンベースの導入など、スタイルはどんどん変化していると、
怒られるかもしれないが、70年代に思い入れのある自分にとり、
「ワイヤード」以降は、必死で完コピしたい曲は、なくなっている。

どんどんデパペペから話がそれてしまったが、この「MTMM」は、
自分が好きだった頃のベックのようだし、それでいて、アコギが、
すごく力強く鳴っているし、伴奏は、ジャズのテンションコードが、
効果的に使われていて、フュージョン好きの自分にはうってつけ。

イントロのリフにかぶってくる、Em7・(9)コードは、ジャズでも、
使うコードだが、このコードの響きがすごく効果的に感じたのは、
AB’sという、芳野藤丸と松下誠のギタリストが結成したバンド、
そのデビューアルバムの冒頭の曲で、独特の響きに感動した。

「いちご白書をもう一度」の名演や、ショーグンで有名な芳野と、
松田聖子のバックや、自身のソロアルバムでも売れた松下に、
MMPやスペクトラムの渡辺、岡本という実力派のメンバーで、
自分はインストを期待したが、歌もの主体で、ちょっとがっかり。

それでも、ギターの伴奏は、スタジオで培った実力が発揮され、
テンションコードに、階段コードのようなベースラインだったり、
2台のギターの絡みも見事だし、歌ものだけに、間奏の部分は、
すごく格好良く、曲によっては、ギターバトルも聴かせてくれた。

と、これまた、デパペペから脱線したが、それだけ彼らの曲には、
いろいろな要素がつまっていて、他の曲に関しても、あれこれ、
影響を受けたであろう曲が、いろいろ想像できる部分が多くて、
自分からすると、若いのに、よく勉強しているなあと上から目線。

MTRのオケ作りに、ちょっとスランプ状態になっている今週は、
アコギだけのデパペペ「MTMM」で、ささっとすませるつもりが、
けっこう難しくて、金・土と数時間は練習と、久しぶりにギターを、
ずっと弾いての録音ですが、かなりリズムが危なっかしいです。




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元気いっぱいが特徴のデパペペの「風」とスローな「微風」
風邪気味で喉が腫れて、声が出ないのが回復しないし、
発熱はないものの、体がだるかったり、腹痛もひどくて、
おまけに、ぎっくり腰の激痛レベルまでいかないものの、
腰痛まで悪化して、夜はおとなしく布団にくるまっている。

歌えない分、ギターを弾きまくろうと、前回は張り切って、
早弾きギターの曲をやったので、さらに、気合が入って、
イングヴェイをやろうと、オケを作り始めたのはよいが、
腹痛と腰痛で、月曜から、ほとんど、先には進んでない。

幼い頃から、学習机があっても椅子に座らず、もっぱら、
折りたたみテーブルで勉強していたし、あぐらが苦手で、
正座するか、右側に足を投げ出す横すわりにしていてい、
当然、ギターも、横すわりで、体を斜めにして弾いていた。

たまにクラシックギターは、椅子に座って、足台を使うが、
どうもしっくりこなくて、畳の横すわりで弾くほうがらくで、
そんな無理な姿勢がたたり、腰痛も悪化するのだろうし、
今週は、ギターを弾こうとすると、かなりの激痛になった。

イングヴェイは昔から弾いているから、木曜まで安静にし、
金曜の夜にやろうと思ったら、職場の忘年会が入っていて、
酒を飲まない自分でも、歓送迎会と忘年会の年に2回は、
出席しているから、いよいよもって、更新がピンチになる。

それでも、昔取った杵柄、幸い、この土曜は出勤しないし、
午前中で楽勝でしょうと思ったら、全然弾けなくなっていて、
さすがに数時間の練習で、完全コピーまで持っていくのは、
無理な話で、昼近くまで、何度もやり直したが、あきらめる。

そんなときは、クラシックギターの1曲でもと思ったが、先日、
段ボールを開けるとき爪を引っ掛て割れ、短く切っているし、
だいたい、しばらく指弾きの練習をしていなくって、右指など、
アポヤンド、アルアイレ以前の問題で、まともには動かない。

アコギ、フォークギターでソロギターにしようか、ヒット曲を、
ギター2本でダビングしようかと、すぐにできる曲はないか、
枕元に積み上げている楽譜を物色すると、この数年だけで、
50冊以上は買っていて、まさに「積読」状態の手つかずに。

ギター1本では、いくら、簡単な曲でも、ボロが出やすいし、
ここは二重奏で、ピックで弾ける曲が良いなあとなったら、
うってつけのデパペペの楽譜は、3冊もあるし、どの曲も、
CDは聴いているし、何回かはさらっと練習したこともある。

ギターだけだから、1曲に1時間もかからないし、それなら、
2曲くらいは余裕だろうと思い、どちらもインディーズの曲で、
同じメロディーでアレンジを変えた曲、アップテンポの「風」、
スローテンポにし「微風」のタイトルをつけた曲をやることに。

DEPAPEPE・デパペペは、関西出身のギターの二人組で、
歌なしのインストで、ロック、フュージョンの影響を感じるので、
アコギマガジンで2ページほどの記事と、デモ演奏を聴いて、
すごく気に入り、そのうちにYouTubeでテレビの映像を見る。

メジャーデビューとなった「スタート」を、Mステで弾いていて、
その元気いっぱいのコードストローク、歌心あふれるメロディ、
オクターブ奏法に、早弾きもまじえるアドリブと、すべて良くて、
これは弾くしかないと、CDをレンタルし、楽譜も見つけて買う。

夢中になったときの勢い、他の楽譜も売切れてしまう前にと、
結局、3冊を買って、そのCDも借り、しばらく取り組んでいて、
このブログでも、5曲くらいは演奏したろうか、いつものように、
そこで集中するだけ、その後は、5年近く、全然弾いていない。

それでも、まあ、何とかなると、少し練習し、録音を始めると、
アコギをマイク録音すると、時々、ものすごい雑音が入って、
無意識に弾いている右手を、マイクにぶつけたのかと思って、
少しマイクを離しても変わらず、近くの工事のせいだと気づく。

都営アパートや公務員宿舎の建て替えが、何箇所も始まり、
解体やくい打ちの騒音が、この1ヶ月以上続いているのだが、
昼間でも雨戸を閉めて、そう雑音はしないと思っていたところ、
くい打ちの振動が、マイクに伝わり、ボコンと大きな音になる。

工事の終わる夕方まで、録音はあきらめて、多少、曲を練習、
すると今度は、近くに自衛隊病院があるからなのか、やたら、
ヘリコプターが発着や旋回を始めて、これまた、雑音だらけで、
逆に、いかに普段は閑静な住宅街で、助かっているかを痛感。

そんなこんなで、YouTubeもブログの週末更新も危ないところ、
お茶を濁すように、演奏もブログ記事も、かなり手抜きですし、
昔練習したというだけで、ほとんど弾き込んでいない状態での、
DEPAPEPEの「風」とスローにした「微風」の2曲のアップです。











歌伴だけでなく、ソロギターも名手、ポール・サイモンの「アンジー」
中2の頃、ビートルズに夢中になり、デパートの屋上などで、
日本一のビートルズ・コピーバンド、バッドボーイズの演奏を、
聴いたことはあったが、クラシック、フォーク、ロックを問わず、
いわゆるコンサートへ行くことは、高校生になってからもない。

そんな自分にとり、NHKの「ヤング・ミュージック・ショー」は、
海外のロックミュージシャンの演奏が見れる、貴重な番組で、
同様に、「世界のワンマン・ショー」も、主にポップス歌手だが、
海外のコンサートや、スタジオのショーが楽しめる番組だった。

「ヤング・ミュージック・ショー」は、毎週土曜日にやっていたと、
思い込んでいたが、せいぜい、月に一度くらいだったようだし、
「世界のワンマン・ショー」も、NHK制作の「ビッグ・ショー」が、
毎週日曜に放送したのとは違い、かなり不定期だったらしい。

カーペンターズのスタジオライブも、この番組だったかと思うし、
ジュリー・アンドリュースが、セサミ・ストリートのマペットたちと、
歌ったり、コントまでやり、ジョン・デンバーのライブもいくつか、
放送されたうち、この番組の枠でも見たように、記憶している。

サイモン&ガーファンクルを初めて聴いたのも、この番組で、
ポール・サイモンの単独による、公開収録したライブだったが、
途中の回想シーンで、以前収録した、アートをゲストで呼んで、
S&Gとして、ポールのギターだけを伴奏に2曲を歌ったもの。

S&Gは、名前こそ知っていたが、彼らが音楽を全面担当した、
映画「卒業」も、名画特集の番組で、エンディングを見た程度で、
たぶん、「ミセス・ロビンソン」も、「サウンド・オブ・サイレンス」も、
まともに流れていなかったろうし、ほとんど聴き流していたろう。

回想シーンで流れた、一晩限りの再結成、S&Gとしての曲は、
「ボクサー」、「スカボロー・フェア」で、伴奏のギターも良かったし、
アートの歌声は、すごく澄み渡り、ポールのハモリも、本当完璧、
これだけで、サイモン&ガーファンクルの、一気にファンになる。

ちょうど、友人がテープに録っていたので、ダビングしてもらい、
繰り返し聴いたし、母がS&Gのベスト「グレイテスト・ヒット」を、
東急プラザのコタニで、買ってきてくれたのは、よほど気に入り、
もっと聴きたいと、しつこく、ねだったのか、あまり覚えていない。

ベスト盤は、日本編集で2枚組のものや、何種類か出ていたが、
「グレイテスト・ヒット」は、当時唯一、S&G自ら選曲したもので、
コタニの店員さんが、そのあたりにも詳しくて、選んでくれたのか、
ただ、自分は1枚だけなのと、ライブ演奏もあるのが不満だった。

4曲がライブ音源で、マニアの人には、貴重なのかもしれないが、
入門者は、発売されたLPと同じ音をベスト盤で聴きたいわけで、
今でも、自分は、ベスト盤のリミックスとか、まして再録音とかは、
あまり好きでなく、それは、別物としてやってほしいと思っている。

それでも、このLPをかなり聴き込んだのと、最初に聴いた方が、
印象に残る癖もあって、「早く家に帰りたい」、「キャシーの歌」は、
ポール・サイモンのギター1本の伴奏による、ライブ版が好きで、
ある意味、ベスト盤に別の音源を入れる功罪を、体感したことに。

LPと同じ表紙のギター伴奏曲集が、シンコーから出ていたのを、
早速買い、ビートルズで覚えた、スリーフィンガー奏法と同じだと、
一番練習したのも、ライブ版の「早く家~」と、「キャシーの歌」で、
アコギの基礎練習にもなったのは、店員さんと母に感謝しないと。

FM東京「ソニー・ビッグ・スペシャル」だったか、76~77年頃に、
何週かに分けて、ビートルズの全曲を放送すると、話題になって、
その後に、S&Gも全部かける企画があって、テープが散逸して、
曖昧だが、ポール・サイモンの最初のLPもかけていた気がする。

S&Gのデビュー作が売れないまま、イギリスに渡ったポールが、
現地のフォークシーンで修行を積みながら、弾き語りに近い形で、
録音したLPで、後のS&Gで再演する曲もあるが、デビュー作と、
同じように、ギター伴奏がメイン、ほとんどフォークと呼んで良い。

このLPを聴くだけでも、ギターのテクニックが見事なのがわかり、
そのイギリス時代に、仲間から教わった曲だという「アンジー」は、
S&Gの2枚目に、ギター1本によるインスト曲として、収録され、
夜中のFMの全曲放送で聴いた際、その圧倒的なテクに大感激。

「グレイテスト・ヒット」の曲集の、ポール・サイモンの奏法解説で、
「"ANJI"というインストがあるが、テクニックを惜しげもなく披露し、
ギタリストの面目躍如」と書かれ、どんなすごい曲かと思っていて、
実際にラジオで聴いて、本当にすごくて、自分でも弾きたくなった。

当時は、「グレイテスト・ヒット」曲集以外に、弾き語りの楽譜とか、
ビートルズ奏法、チェット・アトキンス奏法といったシリーズものに、
S&G奏法まであったが、「アンジー」は、どれにも載っていなくて、
多少は耳コピしたが、低音が取れなくて、挫折したままになった。

「グレイテスト・ヒット」の奏法解説を書いたのは、ヤングギターや、
教則本でもおなじみ、アコギ界の若手筆頭とも言える大塚康一で、
その大塚が、雑誌「プレイヤー」連載講座で、満を持したというか、
77年11月号で、アンジーの全曲TAB譜を載せ、解説してくれた。

当時、日曜に雑誌と連動したラジオ、「ザ・プレイヤー・ショー」が、
放送されていて、プリズムのデビュー作も、ここで聴いたりしたが、
この待望の「アンジー」の講座の回は聞き逃してしまい、いったい、
どんな風に解説したり、模範演奏もあったのか、すごく残念に思う。、

その後、「アンジー」は、譜面を頼りに練習するが、音は分かっても、
なかなか、右手が追いつかなくて、これは、スリーフィンガーでなく、
カントリーブルースやラグタイム・ギターの、ベース・ランニングだと、
フォークギターの入門書を出し、復習するが、結局、挫折してしまう。

それから20年近くたち、山崎まさよしが、新曲「パッセージ」を出し、
やたらとテレビで演奏し、彼のギターは、カントリーブルースだぞと、
そのテクに感動して、急にアコギに気合が入ると、タイミングも良く、
リットーからは、「アコースティック・ギター・マガジン」が創刊となる。

もともと、年に1冊くらいで、ムック本「アコースティック・ギター」が、
出ていたようで、99年の夏から、年4回発行の季刊誌へとなって、
創刊号は、表紙が山崎まさよしで、特集記事がポール・サイモンと、
何だか出来すぎの内容で、その後、数年間は、買い続けることに。

駅前の文教堂に、なぜか、ムック本時代のバックナンバーもあり、
立ち読みしては、やっぱり買おうの繰り返しで、置いてあったもの、
5~7号を買い、古本屋でも、3号を探し出して、本当、この頃には、
アコギに夢中、その後冷めるも、02年押尾コータローで再燃する。

ムック「アコースティック・ギター7」に、「アンジー」が載っていたが、
メロディ譜は実音で、TABは、カポタストを2フレットにつけた形で、
自分は、TABよりも、譜面を読みに行く癖があるので、ものすごく、
混乱してしまい、絶対音階の人の苦労が、少しはわかったような。

その後、季刊誌の第19号は、表紙がサイモン&ガーファンクルで、
この掲載の「アンジー」は、ポール・サイモンが、つっかえたような、
微妙なタイミングも採譜している、気合のコピー譜で、脚注につく、
奏法解説も細かく書いてあり、じっくり取り組めば、完コピできそう。

自分の場合、他の曲でもよくあることで、最初のテーマの部分から、
メロディを間違えて覚えていて、シドラ・シー、ッラ・シドラ・シーと、
3連だと思っていたら、シドシラ・シー、ッラ・シドシラ・シーと4連で、
そのうえ、微妙にハネていて、5連符にも思える、何とも独特なノリ。

3連と思い込んだのは、プレイヤーの大塚康一のTABのせいだと、
珍しく捨てずに残した、「アンジー」(なぜか「Angie」表記)掲載号を、
引っ張り出すと、最初の小節だけは3連だが、次からは、きちんと、
16分音符になって、勝手に3連の繰り返しだと思った、自分のミス。

ポール・サイモンは、この曲に限らず、右親指にサムピックをはめ、
場合によっては、人差し指、中指にもフィンガーピックをするそうで、
自分もフォークギターを買ったときに、プラ製品で、薬指の分まで、
揃えたが、親指以外は、すごく引っ掛かるので、ほとんど使わない。

サムピックは、金属製のも買ったが、どちらも音が大きくなりすぎて、
低音弦ばかり目立って、高音弦のメロディが、かき消されてしまうし、
ピックなしの爪弾きにしても、親指と他の指との、音量のバランスが、
うまくコントロールできないので、親指は手の平ミュートで良いくらい。

クラシックギターなら、右手をブリッジに乗せるなど、言語同断だが、
だいたい、サムピックで弾くのと爪弾きとでは、指の角度も違うから、
クラシックとアコギは、左手も右手も、フォームは別とわりきったうえ、
さらに、自分が弾きやすいように、両方の折衷で、何とか弾ききった。

ちなみに、一発録音でないどころか、間違えたら、すぐにやり直して、
それも、間違えた手前の、キリの良いところから、また始めるという、
かなり手抜きというか、ズルした録音で、編集技術にたけていたら、
いくつも録音して、つないだり、パンチインするが、その作業は無理。

「アンジー」は、ポール・サイモンが、イギリスに渡っていた頃の仲間、
デイビー・グレアムの曲だが、同じくイギリスで活躍していたギタリスト、
バート・ヤンシュもカバーして、そちらのアレンジをポールは参考にし、
アルバムでの演奏になったそうで、ちょっと、いいとこ取りな気もする。

67年の未発表ライブ音源が、02年頃に、CDで出て、話題になって、
ポールのギター伴奏だけで、コンサートの全曲を演奏しているという、
まさに初期のフォークスタイルだし、ここで、演奏される「アンジー」は、
フレーズもどんどん変え、リズムも自由で、ただただ圧倒される演奏。

ところで、この曲は、どこかで聴いたことがあると、昔から思っていて、
それこそ、イギリス民謡、トラッドフォークかと思うが、実際の作曲者、
グレアムがいるわけで、よくあるコード進行なのか、テンポを落として、
口ずさむと、だんだん、サントリーウイスキーのCM曲になったりする。

日本人好みのAm(実音はBm)のコード主体なのも、多くのファンが、
挑戦したくなる理由で、YouTubeには、まさに完コピの演奏ばかりで、
クラシックに限らず、アコギ奏者も達人ばかりで、こういうのを見ると、
自分のレベルに落胆しつつ、少しでも近づきたいと、練習意欲がわく。

今から、40年近く前に聴いて、折に触れ、新しい楽譜を手に入れて、
練習を繰り返した、ポール・サイモンの「アンジー」は、年季の演奏と、
言いたいところが、何度やっても、弾けない部分は、弾けないままで、
歌よりは、ましのつもりのギターでも、まだまだ反省点は限りないです。





江部賢一の編曲で、AORの不朽の名曲「ウィア・オール・アローン」
先週末から、風邪をこじらせ、仕事へは休まず出かけたが、
帰宅するなり、アイスノン片手に、布団に横たわっていて、
オケは作れないし、扁桃腺が腫れ、いつもの悪声どころか、
音程を取って歌える状態ではなく、週末アップが危うくなる。

もともと不定期の更新だったから、こだわる必要などないし、
演奏もブログも休もうかと思ったが、入院したわけでもなく、
ソロギター演奏くらいなら、金曜の夜だけで何とかなるかと、
昔から愛用した、江部賢一のギター編曲集を引っ張り出す。

20歳前後に通った、渋谷河合楽器のジャズギター教室で、
アール・クルーのソロギター版の、「いそしぎ」を弾きたいと、
先生に言うと、コピー譜はないが、アレンジが似ているぞと、
江部賢一「華麗なるギター・ソロ・アルバム」を探してくれた。

映画音楽やポップスのヒット曲、ジャズのスタンダードなど、
幅広いジャンルの曲を、それまでの曲集に、ありがちだった、
単にメロディをアルペジオに載せた、つまらない編曲と違い、
テンションコードを入れつつ、原曲の雰囲気を再現していた。

ポピュラーギターの良いところは、クラシックギターに比べて、
自分が知っているメロディが多いから、初見で弾きやすいし、
原曲を思い浮かべて、演奏の強弱をつけるのも楽、もちろん、
クラシックギター専門家は、クラシックの曲でも同様だろうが。

当時の江部編曲では、邦題の「二人だけ」で掲載されている、
ボズ・スキャッグスの紛れもないAORの名曲、多くの人にも、
カバーされていて、一番有名なのは、リタ・クーリッジだろうが、
なぜか、こちらの邦題は、「みんな一人ぼっち」になっている。

今日の邦題は、「ウィア・オール・アローン」と、原題のままの、
カタカナ表記だが、「二人だけ」と「みんな一人ぼっち」とでは、
実際に曲を聴くまでは、まさか、これが同じ曲とは思わないし、
もしかすると、間違えて両方買わせる、あこぎな商法なのか。

自分にとって、カバー曲とは、原曲のヒットが一段落した頃に、
2匹目のドジョウを狙って、新人歌手とかに歌わせるものだと、
勝手にイメージしていて、例えば、佐野元春「SOMEDAY」を、
すぐに白井貴子がカバーした時、早すぎないかと思ったほど。

実際には、海外だと、さかんにカバー曲が出て、競作も多いし、
初期ビートルズも、無名バンドの名曲を探して、いち早くカバー、
日本でも洋楽のカバー曲では、数名の歌手が競うように出し、
本命盤だ何だのと、ジャケットに印刷されていたのを思い出す。

江部の解説欄には、「アダルト・ポップスの代表的アーティスト、
ボズ・スキャッグスのビックヒットです。」と書かれ、この曲集は、
奥付に発行年月日はないが、初版は81年頃と思われるから、
その当時は、まだAORの呼称が、一般的ではなかった模様。

「アダルト・オリエンテッド・ロック」、大人向けロックと訳すのか、
AORという言葉は、雑誌のレコード評にも、次第に使われ出し、
「AORって何なんだ」と批判的に言うと、音楽好きの友人でも、
「アレクサンダー・ラグタイム・バンドだろうが」と、ARBと勘違い。

AORの大御所、ボビー・コールドウェルがデビューした時から、
そんな言い方をしていたのかと思い、レコードの解説を出すと、
しっかりAORと書いてあるが、デビューLP紹介したFM番組や、
初来日のライブ放送の際、DJから、AORの単語が出たろうか。

ちなみに、ボビーの2枚目の解説には、AORの文字はないし、
この手の音楽を編曲や演奏で支えた、デヴィッド・フォスターと、
ジェイ・グレイドンのバンド、「エアプレイ」の解説にも出てなくて、
一般的ならば、ジャケ帯のコピーに、バンバン使ったように思う。

ちなみに、自分は、ボビー・コールドウェルは運が良かった人で、
ちょうど、ボズ・スキャッグスの新作が出ない、約3年間のうちに、
アルバムデビューし、2作目までヒット、ボズが、TOTOを従えて、
「ミドルマン」の名盤を出す隙をつき、地位を不動にできたかと。

そう皮肉を言いつつ、当時エアチェックしても、すぐにLPを買い、
1・2枚目ともに捨て曲なしの名盤で、特にデビュー作は全曲が、
シングルカットして良いほどの名曲だらけ、特にこの歳になると、
80年前後に聴いた曲は、違った輝きを持ち、愛聴盤以上となる。

ボズ・スキャッグスとなると、「二人だけ」より「ハード・タイムス」が、
印象的で、それも本人でなく、夕方のTV番組「ぎんざNOW」での、
木曜の洋楽コーナーで、最新ヒット曲のPVとカバー演奏があり、
この曲を、日本のバンドが何週も生演奏していて、格好良かった。

洋楽ヒット曲でも、ギターソロがある方が好きで、エンディングで、
弾きまくっている曲などあると、それで夢中になる性格だったから、
「トワイライト・ハイウェイ」がCMで流れ出し、サンタナのギターが、
クッ・クゥーンと聴こえたときは、本当、のけぞるくらいに感動した。

「ウィア・オール・アローン」でも、泣きのギターソロにすれば良いと、
思っていたが、たまたま見ていたテレビが、ボズの来日公演になり、
聴き流していたら、この曲で泣きのギター、びっくりして画面を見て、
マイケル・ランドゥがバックで来て、ソロを弾いていたのには驚いた。

似たようなことが、アニメ映画「千年女王」の特集番組の際もあり、
主題歌を歌う前にバンド紹介があると、ペイジズがコーラスにいる、
途中のギターソロも格好良くて、これは、ランドゥではないだろうが、
当時からビデオデッキを持っていれば、という悔しい経験は数多い。

今は、ジャズからロックから、ギター中心に聴くことは少なくなって、
ギターソロ云々には関係なく、名曲は名曲だよと、ボズのこの曲も、
好きだから、原曲のアレンジに似せた、江部のギター編曲も好きで、
それでも、ギターで弾くところは、やはりギターにこだわっているか。

原曲のテンポは、1拍が60で始まり、後半盛り上がると68程度で、
ソロギターには早すぎる気がして、50にしたら、かなり間の抜けて、
iTunesで、江部賢一本人の演奏を試聴したら、何とテンポは68と、
ほぼ原曲どおりで、原曲を大切に編曲し演奏もする姿勢が伺えた。

今の自分の指弾きのレベルでは、さすがに指がついていかないし、
消音や開放弦との音量の調節も不可能で、遅いままで再録すると、
左指が押弦する際の雑音、右爪の表面が別の弦に当たる雑音が、
すごく目立ち、ある程度、勢いで弾ききるほうがましと、やや早目に。

AORというか、洋楽ポップス史上、燦然と輝く名曲中の名曲である、
「ウィア・オール・アローン」を、愛用の江部賢一のギター編曲ですが、
音色の汚さは、エレガットのせいで、雑音やミスは、風邪のせいだと、
言い訳しつつ、やはり指弾きは練習が欠かせないと、反省してます。






フュージョンとフラメンコの壮絶なアコギ・バトル、「地中海の舞踏」
歌ものの伴奏をしたり、ピアノやサックスがメロディを弾く、
フュージョンばかりを演奏していると、昔からの悪い癖で、
早弾きの虫が騒ぎ出して、「ああ、ギターを弾きまくりたい、
早弾きがしたい。」と、スピード優先のムチャ弾きを始める。

自分にとって、早弾きと言えば、プリズムの和田アキラで、
そのアキラが、77年、「ロッキンF」に連載のギター講座で、
「ベックより、すごいかも。」と、アル・ディメオラの2枚目の、
「エレガント・ジプシー」を紹介して、初めてディメオラを知る。

「ジェフ・ベック命」のように思っていた、高1~高2にかけて、
「ベックより~」は何よりの殺し文句で、何の予備知識もなく、
早弾きであることも知らないまま、ジャケットに写るギターが、
ベックと同じレスポールだから、間違いないだろうと買った。

ゆっくりと始まる1曲目は、テンポが倍速に変わった途端に、
早いフレーズのテーマとなり、さらに超高速のアドリブには、
本当、ものすごく興奮して、これだけでも、もう元が取れたが、
さらなる早弾きの曲が次々と続いて、一気に愛聴盤となった。

フラメンコギタリストのパコ・デ・ルシアとの、ギターバトルの、
「地中海の舞踏」は、最初のテーマから、すごい早弾きだし、
ディストーションなどで歪ませない、アコギの生音のままで、
正確無比に弾きまくる二人には、とにかく圧倒されるばかり。

ディメオラが、チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエバーに、
弱冠19歳で抜擢され、その早弾きが話題になったことさえ、
知らなかった自分には、ましてパコなど、いったい誰なんだ、
フラメンコだから、早弾きもすごいのだろうかと、思ったくらい。

今でこそ、フラメンコの革命児、さらに大御所、大家とされる、
パコだが、この録音時は30歳で、ソロアルバム「天才」こそ、
すでに出しているも、由緒あるフラメンコ界では、若輩者だし、
この曲で、パコを知ったというのが、世間一般ではないかと。

しばらくして、ディメオラのギター譜が2冊出て、デビュー作、
「白夜の大地」と、「エレガント・ジプシー」から数曲が入った、
第2巻を買うが、「地中海の舞踏」は入っていなかったので、
その後に、ジャズライフやギターマガジンに載った譜で練習。

その頃通っていた、渋谷河合楽器のジャズ・ギター教室にも、
その雑誌を持っていって、先生に細かいところを教わったり、
伴奏までは載っていなかったが、先生がパコのパートを弾き、
二重奏で練習して、その後、渋谷店全体の発表会にも出た。

81年、「NHKギターをひこう」の、生徒オーディションに行き、
講師の荘村清志から、「どんな曲が弾きたいのか」と聞かれ、
すかさず、「地中海の舞踏」の名を挙げると、「それだったら、
クラシックを習う必要は、ないんじゃないのかな。」と言われる。

「右手の基礎ができないと、パコは弾けないと思うので。」と、
説明すると、「ああ、なるほどね。」と言いつつも、生返事で、
クラシック奏者からすると、ジャズ、フュージョン、フラメンコの、
早弾きなんて、テクニックのうちに、入らないのかもしれない。

イングヴェイの超絶技巧とされる、パガニーニ風の早弾きも、
バイオリン奏者からすれば、普通に何てことないレベルだし、
楽譜どおりに弾けて当たり前、というクラシックは、本当厳しく、
どれだけ練習をすれば良いのかと、ときどき眩暈がしてくる。

仕方なく、ピックを使って、ディメオラのパートを弾いていたが、
パコのラスゲアード、指弾きによる超高速フレーズは憧れで、
10代の頃には、「フラメンコ入門」を買ったし、つい2年前にも、
クラシックギターに盛り上がっていた中、フラメンコに手を出す。

毎日クラシックギターの基礎練習をしていたから、少しくらいは、
パコのフレーズも弾けるんじゃないか、それなら、フラメンコの、
ラスゲアードの技術も、きちんと覚えたら、「地中海の舞踏」を、
MTRの多重録音で、完コピで再現できるのではと、もくろんだ。

ネットで調べると、DVD付きフラメンコギター教本も見つかるし、
そのものズバリ、教則DVD「パコ・デ・ルシア・地中海の舞踏・
1曲マスター」まであって、ディメオラのパートは大丈夫だから、
この2冊で完璧と、まずは、買っただけで、妙な達成感がある。

ただ、「1曲マスター」の方は、慣れ親しんだスタジオ盤でなく、
スーパーギタートリオによるライブ盤の、パコのフレーズであり、
事前にその懸念もあって、メーカーのHPやレビューを探すも、
どこにも、ライブの文字はなくって、半分賭けで購入した品物。

楽譜自体は、リットーのムック本、「アコースティックギター3」に、
シンコー「アル・ディメオラ奏法」があるから、パコのフレーズも、
出ているが、合いの手に入れるラスゲアードや、ゴルペの叩き、
何フレットで押さえるか、などを知りたかったが、別演奏だった。

それでも、フラメンコの技術解説が丁寧で、ライブ盤のとおりに、
模範演奏してくれるので、これはこれで弾けるようになりたいと、
ライブ盤の楽譜が洋書で出ているのを、アマゾンで見つけ注文、
とは言え、ディメオラもスタジオ以上に弾きまくって、到底無理。

まあ、スタジオ盤でもライブ盤でも、楽譜が手に入ったのだから、
いつか集中すれば、弾けるだろうと、2年前は、そこで満足して、
この7月に入って再び、挑戦してみたら、テーマからつまづいて、
1拍=100のところ、90くらいに落としても、指が追いつかない。

ライブ盤にいたっては、120で始まり、どんどん早くなっていき、
ピックでも追いつかないスピード、いずれ弾けるようにしたいが、
昔から弾けていたつもりの、スタジオ盤のディメオラのパートも、
指がもつれるし、パコのフレーズは、情けないくらいに弾けない。

YouTubeを見ると、ライブ盤を収録した際と思える映像があり、
数年後、ディメオラ、パコに、ジョン・マクラフリンまで加わった、
3人でのバトルなど、本人たちの演奏も、数多く見られるうえに、
国内外を問わず、カバー演奏があり、早弾きの見事な人も多い。

ただ、本人たちも含め、ほとんどが、ライブ盤のアレンジとなる、
「地中海の舞踏~広い河」のメドレーで、メドレーというよりは、
イントロとエンディングだけ、「地中海の舞踏」のテーマを弾いて、
あとは、「広い河」のメロディとアドリブの繰り返しとなっている。

ネタばらしというか、「地中海の舞踏」は、ほとんど即興演奏で、
コード進行を「広い河」から拝借したので、ライブ演奏にあたり、
原曲とも言える「広い河」と、つなげたそうだが、自分が聴くと、
アドリブの度に、「広い河」のテーマになり、「地中海」じゃない。

先のDVD「1曲マスター」も、「広い河」のタイトルにすべきだと、
最初に聴いた方に、こだわる自分としては、文句を言いたいが、
世間一般は、ライブ盤を重視していて、これはディメオラでなく、
パコのファン、アコギのファンが、多いということなのだろうか。

エレキを弾く人や、ディメオラのファンではなく、アコギのファンは、
たった1曲のために、「エレガント・ジプシー」を買うことはなくて、
スーパーギタートリオの、全編アコギによるライブ盤を買うから、
「広い河」の方が、普通に聴き慣れた演奏になるのかもしれない。

ちなみに、「地中海~」の原曲は、「二筋の川」とする説もあって、
「広い河」のどちらもパコの曲なので、図書館でベスト盤を借りて、
聴き比べたら、ライブ盤で弾くメロディは、明らかに「広い河だが、
コード進行は、「二筋の川」の方が、「地中海~」と同じに思える。

とにかくギターを弾きまくりたいが、オケを作るのが面倒な時は、
アコギの二重奏がぴったりで、このブログでも、開設した当初に、
少しずつ、多重録音を始めるようになり、この曲に挑戦していて、
その時は、パコのアドリブになる前に、フェイドアウトでごまかす。

高校時代から、早弾きが好きで、40年近くも弾き続けている曲、
アル・ディメオラとパコ・デ・ルシアの名演、「地中海の舞踏」を、
パコのフレーズは危なっかしくて、フラメンコには、ほど遠いうえ、
得意のつもりのディメオラも、寄る年波か、指がもつれています。








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