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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
シャカタクやフルーツケーキのようなスクエア「チャンス」
何度となくこのブログに書いていることだが、自分にとって、
日本の三大フュージョンバンドは、プリズムに、カシオペア、
スクエアで、プリズムはプログレで、カシオペアはディスコ、
スクエアはニューミュージックだと、勝手に分類している。

プリズムは、プログレ風の変拍子もあり、何よりテクニカル、
カシオペアは、本人たちも踊るくらいダンサンブルなビート、
スクエアは、口ずさめるような親しみやすいメロディに加え、
間奏のギターやサックスと、まるでニューミュージックのよう。

まるで歌もののようなスクエアは、実際歌入りの曲も出して、
さらにニューミュージックの御大ユーミンのバックを務めたり、
楽曲提供を受けたりして、歌番組によく出たカシオペアとは、
別の形で、お茶の間へと浸透していく基盤があったと思う。

そうした彼らにとり、シャカタクの「ナイト・バーズ」のヒットは、
自分たちの目指していたところは間違っていなかったという、
確信につながり、「トラベラーズ」や「オーメンズ・オブ・ラブ」、
さらに、F1テーマ曲「トゥルース」のヒットへと至ったと思う。

シャカタクがヒットしたときに、二匹目のドジョウというのか、
それに続けとばかりに、日本の各レコード会社がこぞって、
海外のフュージョンバンドを発掘して、アイスランドからの、
メゾフォルテ、オランダのフルーツケーキなどのLPを出す。

それらは面白いくらいヒットして、自分も嫌いじゃないから、
どちらもLPを買ったし、単に国内盤が出てなかっただけで、
「幻のファースト」と銘打ったシャカタクのデビュー作だとか、
すぐに消えてしまったキリマンジャロというバンドも買った。

そうしたフュージョンバンドの流行には、当然にスクエアも、
意識しただろうし、パクリ寸前と言ったら語弊もあるのだが、
ボーカルこそ入っていないものの、まんまシャカタク路線の、
生ピアノでの、わかりやすく繰り返すメロディの曲を出した。

シャカタクのヒットが82年で、海外バンドのラッシュが83年、
そのブームを受けて84年、スクエアの「アドベンチャー」が、
録音、発売となり、そこに収録された「ナイト・ドリーマー」は、
前述のように、和泉のピアノをフィーチャーしたシャカタク風。

てっきりピアノの和泉が作曲だと思っていたら、リーダーで、
ギターの安藤の曲で、もともとはサックスがメロディのところ、
伊東が遅刻して、代理でピアノが弾いたら、これがはまって、
ピアノにしたそうで、「おお、シャカタクじゃん」となったのか。

もともと、ピアノメインの曲は、アルバムには必ずあったが、
「ナイト・ドリーマー」に気をよくしたのか、この路線が続き、
次の「スターズ・アンド~」は、「クライ・フォー・ザ・ムーン」、
さらに「リゾート」には、フルーツケーキっぽい「チャンス」が。

フルーツケーキは、シャカタクよりもイージーリスニングに、
近いサウンドで、より単純なメロディとアレンジで聴きやすく、
番組のテーマ曲や天気予報などのBGMに重宝がられて、
誰の曲だとか題名はわからなくても、お茶の間に浸透した。

スクエアの場合、メロディや雰囲気とかは似ているものの、
サックスやピアノのアドリブは、さすがジャズ研出身という、
ビバップフレーズが散りばめられ、ギターのバッキングも、
ジャズのテンションコードで、演奏している分にも楽しめる。

この曲は、ギターのアドリブはなく、もっぱらバッキングで、
それでも、コードが複雑だったり、単音リフも出てきたりと、
けっこう一筋縄ではいかなくて、昔、リズムギターなんて、
フォークの初心者がやることだよと、なめていたのを反省。

それでも、ちょっとはリードギターを弾きたいと、欲が出て、
エンディングで、サックスがアドリブしてのフェイドアウトを、
途中からギターのアドリブにして、今回、本当のアドリブ、
一発録音というか、ギターのダビングはテイク1のみに。

スクエアが、売れ線フュージョンで、どんどんと突き進み、
シャカタクやフルーツケーキっぽい、いかにのもピアノ曲、
「チャンス」は、シンセの音の再現は、かなり微妙ですが、
生ピアノはそれっぽくできたのではと思って、アップです。





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おどけた曲調でドラムソロもあるスクエア「オーバーナイト・センセーション」
前回、オフコースの曲を何とかアップしたのだが、翌朝、
そんなに喉は痛くないものの、ほとんど声が出なくって、
職場では、いつもよりオクターブ低い声で、ぼそぼそと、
相づちを打つのがやっとという、ポリープかと思う状態。

これは、出にくい高音で無理やり歌っているのは危険と、
体が悲鳴を上げたのか、調子づいて小田の真似なんて、
いい加減にしろという天の声か、どちらにしても、当分は、
まともに会話もできないから、鼻歌を歌うのもやめておく。

そうなると、ブログで演奏するのは歌なし、インストとなり、
とりあえず、プリズムやカシオペアよりは、ドラム入力が、
多少は楽ですむスクエアをやることにして、この際だから、
昨年、ドラム入力を間違え、放りっぱなしにしていた曲に。

スクエアの「スターズ・アンド・ザ・ムーン」から、何曲かを、
立て続けに演奏し、「オーバーナイト・センセーション」に、
取りかかり、まずはドラム入力を完了し、いつものように、
ギターで借メロから録音すると、どうも小節数がおかしい。

バンドスコアのとおりに、Aメロは何小節目、サビは~と、
小節を数えたメモと照合しても合っているが、CDをかけ、
チェックすると、スコアのダルセーニョ記号の位置が違い、
何十小節も余分にドラム入力して、曲が長くなっていた。

これが、DAWなら、その部分を削除するだけのことだが、
自分のは、MTR内蔵のドラムマシンで、編集機能はなく、
そのうえ、スネア、タム、ハイハット、シンバルと別々にし、
各トラックへ割り振っているので、どれも直す必要がある。

再度、ドラム入力し直すのは、かなりのモチベーションが、
必要となるから、昨年はもう後回しにして、別の曲を演奏、
その後、取り組むことはなかったので、今回がよい機会、
それも以前の修正でなく、まったく最初から入力し直した。

バンドスコアは、リットーミュージックのアルバム準拠版と、
ドレミ楽譜出版社の復刻版ベストの2冊を持っているので、
ドラムは、途中のドラムソロまで採譜しているドレミの方で、
入力したところ、反復記号の間違いで、えらい目にあった。

キーボードは、リットーがピアノが2段書きで、左手も採譜、
シンセには、どの音色かの注意書きもあって、それを参考、
ギターはドレミがリードのハモリまで採譜、逆にサックスは、
リットーがハモリを採譜と、こうも一長一短あるのには驚き。

そのうえ、イントロからしてベースのフレーズは微妙に違い、
リズムギターは、リットーが単音リフやアルペジオに対して、
ドレミはコード主体、キーボードの和音構成が違っていたり、
ドラムは、片方はシンバル、もう一方はハイハットだったり。

いいとこ取りでもないが、両方を比較しながら、できるだけ、
原曲に近づくように演奏したが、耳コピの苦手な自分には、
2冊の完コピ譜があるのはありがたいものの、楽器ごとに、
取り換えながら演奏するのは面倒だという、贅沢な悩みも。

ドラムソロは、リットーは「16小節」とだけ書いてある省略、
ドレミは、ドラムと、そこにかぶるパーカッションも採譜して、
そのまま入力するが、リットーは、シモンズの電子ドラムを、
使っていると注釈があり、タムとかは、それっぽい音がする。

YouTubeでライブ映像を見ると、シモンズのドラムセットを、
ベースの田中が叩いて、長谷部とドラム合戦をするのだが、
アルバムの演奏は、スクエアの初期メンバーの仙波清彦が、
クレジットされているので、長谷部と仙波とのバトルと思う。

シモンズの音は、イントロのブレイクでタムの音がしていて、
ドラムソロでも、そのタムが鳴っていて、こちらが長谷部で、
ウッドブロックか、単なる木片という感じのが、仙波の担当、
自分は、ハイタムとコンガの高音を使い分けて、ごまかす。

シンセドラムというと、ピンクレディやYMOで有名になった、
ピューン、ピューンと鳴る電子音がすごく印象的なのだが、
ここでは、そんな派手な音でなく、どちらにしても、MTRの、
内蔵ドラムにはないので、卓上電子ドラムをつないで叩く。

この曲は、ちょっとコミカルというか、おどけたような曲調で、
ピアノとギターのからんだリフから始まり、こういうところは、
初期のスクエアではよくあったパターンで、サビになったら、
嬉しくなるようなメロディアスにサックスが歌い上げる定番。

伊東はリリコンではなく、普通のサックスで、生楽器の音は、
やっぱり電子楽器より良いと感じる、堂々たる演奏ぶりで、
シンセ音は鍵盤奏者に任せて、全部サックスでいいのにと、
いつも思うが、そういう自分はそのサックスをギターシンセ。

自分のギターシンセは、23年前に買ったローランドGR33、
モデルとしては、77年の最初の製品から第三世代くらいで、
専用ギターは不要になり、ピックアップ形式のドライバーを、
ギターに取り付けるのだが、感度や変換の遅れが気になる。

自分のピッキングが弱いとか、粒が揃わないせいもあるが、
ちょっと早いフレーズになると、トラッキングの遅れで、音を、
拾わなかったり、逆に、弦のこすれる音などのノイズを拾い、
とんでもない音程の音が鳴ったりと、何度もやり直すことに。

ピアノやストリングスの簡単な和音を弾く時でも、ノイズや、
音を伸ばしたいのに途切れたりと、かなり使い勝手が悪く、
現行機種なら、もっとましなのか、もう少しピアノを練習して、
普通のシンセを買って弾いた方が楽だろうかと迷っている。

エンディングはサックスが延々とアドリブして、リットー版は、
フェイドアウトの寸前くらいまで、採譜してくれているので、
せっかくだから、そのままギターシンセで弾いて、できれば、
ギターソロも追加したかったが、ドラム小節数の限界で没。

間奏のギターソロは、安藤の定番ともいえる3連フレーズ、
そこへハモリも加わるが、本人の指癖か、あえてやるのか、
単純なペンタトニックやスケールでも、運指やポジションが、
ちょっとひねっていて、さらにスライドも拍の頭とずらしたり。

スピード的にもフレーズ的にも初見で十分なレベルなのに、
同じようなニュアンスを出そうとすると、かなり練習が必要、
指に覚えこませないと、流れるようなフレーズが途切れたり、
ガチガチのピッキングになってしまい、一筋縄ではいかない。

スクエアの84年に出た「スターズ・アンド・ザ・ムーン」から、
一度ドラムで挫折した「オーバーナイ・トセンセーション」を、
声が出なくて歌えない分、サックスやギターに歌わせようと、
約1年ぶりに演奏するスクエアは、歌よりはましな演奏です。









夏だ、海だ、高中だ、シャカタクっぽい歌入りの「シェイク・イット」
80年代のキャッチコピー「夏だ!海だ!タツローだ!」に倣い、
梅雨が明けたので、山下達郎の曲をアップしようと取り組むが、
クーラーのせいか喉を痛めて、高い声がかすれて出ないので、
声の回復を待ちながら、インスト曲のオケ作りにも取り組んだ。

ラジオからは、「夏だ、エレキだ、ベンチャーズだ」とCMが流れ、
その手もあったかと、昔の楽譜を出してくるが、リズムギターは、
全然レコードと違うし、ドラムはかなり省略されて、このままでは、
使えそうになくて、耳コピしてまでやりたいと思う曲も特にない。

自分がギターを弾くせいもあり、夏のインストと言えば何よりも、
高中正義で、まんま「夏・全・開」なんてアルバムまであるくらい、
夏だの海だのが曲名につくのは、日常茶飯事というくらいだし、
ここは高中の曲をやろうと、トランクルームの段ボールを探す。

渋谷河合楽器のピアノ教室の発表会で、「エピタウロスの風」、
「渚・モデラート」をやったことがあるので、それぞれ1曲だけの、
バンドピースを持っていたはずと、奥まで潜り込んで探したが、
見つからず、その代わりというか、「シェイク・イット」が出てきた。

よくよく考えると、「渚」「エピタウロス」「シェイク・イット」のどれも、
女声ボーカルのパートがあるが、高音のハーモニーではないし、
かすれながらも、何とか音程が取れそうなので、この曲に決定、
それにしても、楽譜があるから練習したのだろうが、記憶にない。

この頃の高中は、けっこう歌入りの曲を出していて、おそらくは、
大ヒットしたグローバー・ワシントンJr.「クリスタルな恋人たち」、
シャカタク「ナイト・バード」などの歌ものフュージョンを意識して、
お茶の間や一般大衆向けシングルヒットを狙っていたのだろう。

TVのミュージックフェアだったと思うが、シャカタクが売れた時、
「ああ、やられた、と思った。」と高中が語っていて、高中自身も、
歌入りの「スイート・アグネス」など出してはいたが、シャカタクは、
その上をいくというか、いとも簡単に、お茶の間にまで浸透した。

ヒットした「ナイト・バード」は、口ずさめるような単純なメロディを、
コード進行に呼応しながらピアノが奏で、サビはボーカルになり、
それもわかりやすいメロディで、ギターやピアノの間奏アドリブも、
難しいことはせずに、キャッチーなソロで、見事な売れ線だった。

日本のクロスオーバー黎明期から、第一人者として活躍し続け、
その自覚もあったろう高中にとって、ジャズ・フュージョンの本場、
アメリカではなく、イギリスから登場したシャカタクは、寝耳に水、
こんなバンドがいたのかと、ある意味衝撃的だったのではないか。

真似をするのではないが、自分の理想とするサウンドに近いと、
仲間意識を感じて、これまで以上に、歌ものの割合を増やしたり、
ライブでは、まるでシャカタクのセットのように、ステージ上段に、
女性ボーカルを並べて、歌わない時にも踊り続ける演出にした。

ライブ盤まで出た「ジャングル・ジェーン」のコンサートの映像が、
YouTubeにあり、ユーミンのバックで有名な3人組アマゾンズの、
大滝と吉川が参加していて、シャカタクのボーカルが2人だから、
あえてトリオから2人を参集したのかと、これまた勘繰りたくなる。

アマゾンズの歌と踊りは、ライブ映像では、すごくうまく編集され、
歌っている時も、高中の肩越しになるアングルに切り替わったり、
各楽器の演奏中にも、2人が踊っているのがカットバックしたり、
ちょっとしたプロモなみで、ライブ演奏のクオリティもすごく高い。

アマゾンズは、今も活動して、実際、いいおばさんたちなのだが、
ジャングル・ジェーン・ツアーでは、まだ20代で、ボディコンとは、
違うが、派手な衣装に身を包み、ソバージュ風のロングヘアーも、
時代を感じさせつつ、綺麗なお姉さんという風貌で妙に懐かしい。

「シェイク・イット」は、かなりパーカッションが重ねてあり、実際に、
ライブで再現するとしたら、ドラム以外に4人は必要なくらいだが、
シャカタクのように、ボーカルがコンガを叩くこともなくて、大半は、
打ち込みにしているのだろうが、ドラムがかなりがんばっていた。

自分は、ドラム以外にカウベルとマラカス、コンガを打ち込みで、
バケツやドラムマシンのティンバレスを、実際に叩いて録音して、
これでトラック数をくってしまい、ホーン、ストリングスと重ねると、
ギターはリードとリズムに、1トラックずつ割り当てるのがやっと。

バンドスコアのリズムギターは、5フレット前後のコードを押さえ、
リードギターのバックでは、細かいアルペジオを指定しているが、
レコードでもライブでも、オクターブのカッティングが目立つので、
何本か重ねているとしても、リズムギタートラックはオクターブに。

高中はトレモロアームを付けたヤマハのSGを使い、ライブでは、
レコード以上に、やたらとアームを使うが、自分はレスポールで、
大半を演奏して、急激なアーミングを繰り返す箇所だけストラトで、
これもトラックが1個なので、録音をいったん止めて、持ち替えた。

86年発売の「ジャングル・ジェーン」から、先行シングルとなった、
「シェイク・イット」は、そんなに夏らしいイメージの曲ではないが、
ラテン系のリズムだから、サンバ=ブラジル=夏ということにして、
何とか1ヶ月過ぎることなく、演奏を更新して、また次に備えます。








追記
自分の演奏動画を貼り付けようとしたら、YouTube上で、
埋め込みコードが表示されず、画面がフリーズしてしまい、
アカウントの問題か、ネット回線か、あるいはパソコンか、
せっかくの更新が、また先送りになりそうな嫌な予感に。

ネット検索しても、特にYouTubeの仕様変更はないようで、
IE、Edgeが悪さしているのか、久々にFireFoxを立ち上げ、
そっちから埋め込みコードを取得したら、特に問題もなく、
そのまま、ブログ記事に貼り付けて、事なきを得ました。



和田アキラのギターが切り込んでくるプリズム「ラ・パフューム」
今年の正月には、米津玄師のシングルCDにアルバムと、
珍しく新譜を買ったが、たいていは、70~80年代の頃に、
エアチェックしたり、LPで買ったものを買い直してばかりで、
1月中も、松岡直也の廉価盤が売り切れる前にと4枚購入。

和洋合わせて、フュージョン系の廉価盤は、この数年間、
けっこう出ているが、そのうちに買おうなどと思っていると、
いつのまにか売り切れて、Amazonで高額の出品となり、
そこまでして買うこともないかと、スルーする名盤も数多い。

松岡直也も、何枚かは売り切れて、数倍の値段だったり、
廉価盤以前のリマスターしていなくて3千円近いものが、
手に入るだけなので、タワーレコードやHMVの在庫など、
こまめにチェックしたりするが、それはそれで1つの楽しみ。

それで、プリズムも廉価盤があったよなと、調べていると、
タワーレコードでは、現在は入手困難になっているCDを、
タワレコ限定盤として復刻していて、そのラインアップには、
プリズムの第2期とか、和田アキラのソロアルバムもある。

84年に2枚立て続けに出たLP、「アメリカン・ロマンス」と、
「ラブ・アイランド」は、小説「ハーレクイーン・ロマンス」や、
ビデオのBGMなので、当時は買おうとも思わなかったが、
それらが、今現在、限定盤で残っていると知ると欲しくなる。

ただ、タワーレコードでも在庫が少なく、通販は取扱いなし、
店頭在庫を取り置いてもらって、店舗に買いにいく形のみ、
ここは出不精な自分でも、渋谷店に行けば良いのだから、
売り切れる前に買おうと、ひとまず、渋谷店まで下見に行く。

オンライン会員にはなっているが、2月末のキャンペーンで、
ポイント10倍の特典を受けるには、まずメンバーズカードを、
店頭でもらう必要があるので、スマホの会員画面を見せると、
年寄りだと思ってか、カード登録を店員さんがやってくれる。

これで欲しい2枚を買って帰ろうと、ジャズコーナーへ行くと、
他にも欲しいCDだらけ、1万円以上買えば、ポイントの方も、
10倍が15倍になるというから、500円得するような気がし、
あれもこれもと目移りしていき、頭を冷やすために一端帰宅。

ネットで渋谷店の在庫を確認しつつ、ものによっては、HMV、
Amazonの方が安いものもあり、ポイントが付くからと言って、
高い買い物をするのは本末転倒、結局、タワレコ限定盤だけ、
もともとのアキラの2枚とプリズムの1枚だけでやめることに。

「アメリカン・ロマンス」「ラブ・アイランド」は、歌ものも入って、
最初のソロ「アウト&アバウト」と同様、プリズムよりポップで、
それでいて、松岡直也のような哀愁のメロディでもないから、
売り切れ前に買えて、話のタネになったという程度の満足度。

店頭で見つけたので買った、第2期プリズム「サプライズ」は、
本当、これがまだ入手できたのか、まだ現物があったのかと、
驚いたくらい、文字通りのサプライズで、ベストに入っている、
2曲以外は、LPの時代以来、20数年ぶりに聴けたと感激。

バンドスコアがあれば、その中の曲でもやりたいところだが、
プリズムは1~3枚目がリットーからパート譜で出ていたのと、
第3期になるのか、「ドリーミン」がシンコーのバンドスコアで、
出ただけだったはずで、とりあえず、「ドリーミン」からの選曲。

「ラ・パフューム」は、次の曲「フラグランス」と似たメロディだが、
ポリリズムのようなアルペジオイントロから、クリーントーンの、
メロディがかぶってきて、ベックのような切り込んだフレーズの、
サビがスリリングで格好良く、かなりロック、プログレ風の曲。

「フラグランス」は、生音に近いギターとベースの二重奏主体、
テンポもゆっくりで、打ち込みのようなハンドクラップがあるが、
スローなジャズという感じで、組曲のように続けてやるべきだが、
なかなか2曲を一度にアップは無理だし、あまり好みでもない。

86年に出て、珍しくCM曲も含んだプリズムの「ドリーミン」の、
似たような題名にメロディという、組曲のようなうちの片方だけ、
「ラ・パフューム」は、裏拍のギターがずれては、やり直したり、
ベースソロが難しく、渡辺健は使わないピックで弾いています。






フュージョン定番の決めリズムが連発する角松の「押し倒したい」
熱中症になる猛暑日が続いたのが嘘のように、このところは、
朝晩めっきり冷え込むようになり、「暑さ寒さも彼岸まで」とは、
よく言ったものだと思っていたら、日中には暑くなる日もあり、
まだ夏は終わらないさと、角松などの夏っぽい曲に手を出す。

角松敏生の初のインストアルバム、「シー・イズ・ア・レディ」は、
歌ものを作曲してきた角松ならではの、珠玉のメロディに加え、
フュージョン通を自称するのにふさわしく、おいしいとこ取りで、
どの曲も、ニヤリとするフュージョンのエッセンスに満ちている。

「押し倒したい」は、曲名がきわどいせいか、ローマ字表記され、
何だか石川啄木の「ローマ字日記」みたいだが、曲そのものは、
昔のリー・リトナーやカシオペアの、これぞクロスオーバーという、
決めのリズムのユニゾンフレーズで始まり、アドリブ合戦となる。

角松は、このインストアルバムを、丸ごとリメイク、やり直していて、
YouTubeには、「押し倒したい」のスタジオライブがアップされて、
かつて6分だった曲は、各楽器のソロが倍になり、14分の大曲、
フュージョンというよりクロスオーバー時代の長尺な演奏になる。

ジャズにしても、ライブではアドリブが長くて、LPの片面45分に、
収まらずに、CDになり、やっと通して聴けるようになった曲とか、
けっこうあり、そういうアドリブ大会は昔から自分は好きなのだが、
角松を聴くような人には、10分を超える曲は、どうなのだろうか。

さらに言うと、途中、パーカッションソロ、ドラムソロも延々と続き、
自分は、パープル「ミュール」、ツェッペリン「モビー・ディック」の、
ドラムソロが延々と続く曲は、とばして聴いてしまうことが多くて、
この曲でも、何で角松がパーカッションのソロまでやるかなあと。

YouTubeだと映像だから、ドラムソロは多少長くてもまぎれるが、
角松のパーカッションが2分近く、それに続き1分強のドラムで、
ドラムだけで十分だろうに、まあ、角松ご自身の曲で、ご自由に、
自分が目立つようにやってかまわないのだろうが、ちょっと不満。

ただ、こういうのって反面教師というか、自分にも言えることで、
渋谷河合楽器の発表会で、ギターのアドリブを延々とやろうとし、
聴いている方は長すぎてつまらないよと、ドラムに忠告されたし、
今でも、フェイドアウトを伸ばしては、アドリブすることが多く反省。

この春、ドラマー、ポンタの45周年ライブで、この曲が演奏され、
ポンタがイントロを間違えると、角松が、「チャーのスモーキーと、
勘違いしたんじゃ?」とからかったそうで、この裏拍が続いている、
イントロの決めは、チャーからパクっていたと白状したようなもの。

そう思って聴くと、途中の角松のアドリブに、まんまスモーキーの、
ギターソロのフレーズがあって、角松はフュージョンだけではなく、
ロック、AORのいいとこ取りも上手で、自分と同い年の角松だから、
高1の時にチャーがデビューして、同じように衝撃を受けたと思う。

ポンタの間違いが、実際スモーキーと勘違いしたのかは不明だが、
イントロで間違えるのは、今に始まったことではなく、30年近く前、
横浜アリーナで、角松のバックに鈴木茂、ポンタら豪華メンバーで、
ライブを行った時も、「ごめーん!」とドラムを叩くのをやめてしまう。

「この人たちは一流のスタジオミュージシャンなので、椅子に座って、
楽譜を見ながら演奏すれば、ミスなんてしないが、そういう人たちが、
あえて立って、一緒にライブをしてくれた気持ちをわかってほしい。」
みたいに、角松がアンコールで語り、なんで蒸し返すかなと思った。

ベテランがミスをしたのでフォローしようと、それだけ真面目なのか、
ただ、アルバムに自ら書く解説を読んでも、理屈っぽいことが多くて、
何を言いたいのかわからないし、このミスを上塗りするような発言も、
同じステージ上にいたポンタや鈴木は、どう思って聞いたのだろう。

自分の場合は、もちろん、「押し倒したい」を録音しているのだから、
他の曲と間違えることはないが、16分音符の裏拍から始まるリフ、
曲の途中も出てくる決めのリズムは、わかっていてもずれてしまい、
各楽器がバラバラになるので、それだけでも、何週間かやり直した。

まだまだ、リズムがタイトでないが、今の自分にはこれが精一杯で、
サックスソロ、ピアノソロも、楽譜どおりに弾いても、ノリが悪くって、
かろうじて、ギターソロだけは自分の得意なフュージョンフレーズで、
何とかなるが、実は、メロディの裏でくったフレーズが危なっかしい。

ニューミュージック、J-POPの旗手、角松敏生が、フュージョン好き、
ギター好きが高じて演奏したインストアルバムから、決めのリズムや、
裏ノリがけっこう難しい、「押し倒したい」は、週末更新をやめたので、
時間をかけれたものの、かなり手こずり、このあたりで妥協しました。








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