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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ホーンがユニゾンにアドリブと活躍するカシオペア「フリーク・ジャック」
お盆に帰省することもないので、昔からお盆休み中は、
電話番代わりに出勤していて、家族旅行もなくなると、
まとまった休みをとることもなくなり、飛び石で休むが、
昨年あたりから、なるべく連休にするよう通達がある。

働き方改革を受けてなのか、一斉に休むようにとあり、
今年は、山の日の連休に繋げて、11日から13日は、
全員夏休み、さらに14日や翌週まで休む人もいるが、
自分は決まりどおり8月8日~13日の6連休にした。

年末年始やゴールデンウィーク同様、何の予定もなく、
こういう時に、どんどんオケを作りおきし、ギターだけ、
録音すればよい状態になれば、ブログ更新も楽だと、
いつも皮算用してはテレビを見てゴロゴロしてばかり。

それでも、1曲くらいは仕上げよう、時間もあるだけに、
ホーンセクションとかを何度も重ねる曲でもやろうかと、
ちょうど、つい先日、図書館から借りたCDで聴いた曲、
カシオペアの「フリーク・ジャック」のオケに取り組んだ。

いつも、自分にとって日本の三大フュージョンバンドは、
プリズム、カシオペア、スクエアだと書いているのだが、
カシオペアのLPとCDは合計7枚しか持っていなくて、
スクエアの12枚、プリズムの17枚に比べると少ない。

カシオペアの場合、最後に買ったのが88年に発売の、
「ユーフォニー」だから、レコードデビューの79年から、
10年たたずに飽きて、その後活動休止期間も含めて、
32年もの間に出たCDは、ほとんど聴くことがなかった。

ブログ演奏に活用しているドレミ出版のバンドスコアは、
全21曲のうち、半分近い10曲が90年以降の作品で、
せっかくだから、曲を聴いて、ギターが格好良ければ、
楽譜の活用で、演奏してみようかなという気になった。

幸い、世田谷の図書館はCDの在庫が充実しているし、
昔はCDを置いてなかったから、90年以降のものが、
大半を占めていて、カシオペアもベスト、ライブ含めて、
25枚もあるので、楽譜の10曲は、どれもが借りれた。

それで、ホーンセクションがメカニカルなユニゾンリフを、
決める「フリーク・ジャック」にするが、収録アルバムの、
「マテリアル」は99年発売で、デビュー20周年記念と、
銘打って出たそうで、原点回帰のホーン導入だったか。

カシオペアが79年に満を持してレコードデビューして、
自分はすぐに買ったのだが、ライブのアドリブ部分が、
短くなったり、もともと4人で成立していたサウンドに、
ホーンやストリングスを重ねたのに少しがっかりした。

そのホーンは、ブレッカー・ブラザーズのトランペット、
ランディ・ブレッカー、弟でサックスのマイケルに加え、
彼らとの共演も多いサックスのデビッド・サンボーン、
この面子なら、後付けのダビングではもったいない。

その点、「フリーク・ジャック」は、ホーンを念頭にして、
野呂が作・編曲をしたと思えるほど、一体化していて、
それこそ、ブレッカーの「ロックス」のようなユニゾンで、
クロスオーバー時代のテクニックを前面に出した演奏。

米米クラブのトランペット、サックスを招聘したそうだが、
それぞれにダビングして音を厚くしたり、リフの部分と、
オブリガード、アドリブは別に録音しているようなので、
自分もそれぞれに3トラックずつ充てて、ダビングする。

ところどころ、ハモっているのに、ドレミ出版のスコアは、
ホーンが単音の採譜で、耳コピしてもよいが、ネットの、
ダウンロード販売がリットー版で、ホーンも2声なので、
これを買って、ホーンやピアノ伴奏は、こちらを参考に。

逆にギターは、リットー版では、リフの部分は単音だが、
ライブ映像で見ると、野呂は、ところどころ和音なので、
より正確なドレミ版で演奏、いつものことだが、各社が、
一長一短なので、あれこれ見比べて完コピに近づける。

ギターの音色は、野呂にしては珍しく生音に近い感じ、
多少コンプとコーラスをかませているが、歪ませないし、
ダブリングやオクターブの音は重ねてなくて、これまた、
原点回帰になるのか、何か期するものでもあったのか。

ベースは、衝撃の桜井・神保脱退以降に不動となった、
鳴瀬なので、日本のチョッパー第一人者にふさわしく、
安定したリズムで曲を支えて、ほんの数小節だけだが、
ベースソロはチョッパーに加え、トレモロアームまで使う。

本来は4弦のベースが5弦や6弦ベースで、ギターに、
近づいてきたが、まさか、トレモロアーム付モデルまで、
あったとは知らなくて、よくやるなあと、半ばあきれつつ、
自分のベースは違うから、そこだけギターで弾いておく。

ドラムは、一度脱退した神保が、日山、熊谷が抜けると、
サポートとして復帰、途中のドラムソロなど神業のようで、
自分は打ち込みするだけだが、かなり複雑で面倒くさく、
そのうえ、二社のスコアはところどころ違っている始末。

よほどのリズムの間違いでもなければ、かまわないやと、
もともと打込んでおいたドレミ版のままで変更しないが、
例えば、タムの連打ではハイタムとフロアタムが逆とか、
シンバルがオープンハイハットとか、何でこうも違うのか。

手持ちのバンドスコア活用で、最近聴いたばかりの曲を、
何日もかけて、ユニゾンのタイミングを覚えつつ録音して、
やればやるだけ、フレーズも弾けてくるし、リズムの方も、
裏拍の8分、16分音符のずれが少しずつそろってくる。

まだまだ、自分のギターは上手くなるんだと言い聞かせ、
暑さでついついサボりそうになりながら、今日はサックス、
今度はラッパ、シンセと、ちょっとずつ組み立てていった、
カシオペア「フリーク・ジャック」は、このへんで妥協です。








YouTubeより、第三者の著作権のコンテンツを含むので、
動画が見れない場合があると、メッセージが届いたので、
今のところ大丈夫ですが、同様なイーグルスの楽曲では、
視聴ブロックされたので、再生できないかもしれません。



ベースのリフが曲を牽引するカシオペア「ダウン・アップビート」
先日演奏した「ストリート・パフォーマー」はドラム、
ツインペダルのバスドラムが曲を牽引していたが、
「ダウン・アップビート」は、イントロから繰り返す、
ベースのフレーズが、曲を最後まで牽引していく。

これなんかも、まずはベースのフレーズありきで、
そこへピアノやギターがリズム、コードを重ねて、
メロディのフレーズを探っていくうちに曲ができて、
あとはアドリブなどアレンジをすれば完成しそう。

もっとも、まともに自分で作曲したこともなければ、
バンドの仲間とアレンジしていく経験も少ないから、
何となく演奏してヘッドアレンジするイメージだが、
カシオペアは作曲段階で緻密にアレンジしてそう。

どちらにしても、この曲はベースフレーズが目立ち、
メインフレーズは低音の3・4弦で弾いているので、
親指でチョッパー・スラップしていたが、どうも似ず、
ライブ映像で確認すると、人差し指のプルもあった。

ベースは専門でないから、ついチョッパーの場合、
3・4弦は親指サムピング、1・2弦は人差し指の、
プリングで弾いているが、アクセントになる1音は、
3弦のプリングで、ケースバイケースだと教わる。

スクエアの曲でも、1・2弦でサムピングしていて、
自分が弾いたら、ペコペコ、スカスカの音になるが、
須藤はちゃんとはじける音になっていて、やはり、
餅は餅屋で、ベーシストのチョッパーはものすごい。

それで、自分の専門のギターはどうかと言ったら、
この曲は、渋谷河合楽器の発表会でも演奏して、
楽勝のつもりでいたら、かつてのようには弾けず、
そのうえ、ピッキングを間違えていて修正が必要。

昔、グレコギターのおまけの成毛滋の教則本で、
8ビートピッキングを覚えて、渋谷河合楽器でも、
バークリー教本でオルタネイト・ピッキングを習い、
機械的にピックを上げ下げして弾くのが癖になる。

この曲のメロディは、頭に16分音符の休符が入り、
裏拍で弾くので、16ビートのオルタネイトにして、
ダウンの空ピック、続くアップで弦を鳴らす方法で、
ずっと弾いていたが、野呂は全部をダウンで弾く。

オクターブ奏法のフレーズが主体で、1弦と3弦を、
同時に弾くから、アップとダウンではニュアンスが、
微妙に異なるから、ダウンのみに矯正して弾くが、
裏拍のノリがうまく取れなくて、リズムがバラバラ。

そのうえ、いつのまにか、裏と表がひっくり返って、
表でフレーズを弾いて、ユニゾンのシンセとずれて、
昔から、リズムギターでひっくり返ることがあって、
リズム音痴は、メトロノームで練習しても直らない。

シンセとのユニゾンは、間奏部分でもやっていて、
これは当時のライブや、3rdの再録音ベストでも、
まったく同じユニゾンフレーズなので、ここだけは、
アドリブのようでいて、書き譜で揃えたのだろう。

それで、ここも16分音符の細かいフレーズまで、
野呂はダウンピッキングで弾ききるが、自分は、
オルタネイトで弾いていたから、ダウンのみだと、
まず早さに追いつけなくて、ほとんど弾けてない。

しばらく更新が途絶えたのは、声が枯れてしまい、
歌ものが録音できないことに加えて、インストでも、
この曲に限らず、ギターの弾けない部分があって、
ゆっくりから練習しても、なかなか完成しなかった。

キーボードは、クラビ系の音でコードのバッキング、
オルガン系でメロディ・間奏のユニゾン、アドリブは、
ハーモニカとオルガンの中間のような音色だから、
それぞれ、ギターシンセで似たような音色を探した。

野呂がメロディの合間にオブリガードで入れてくる、
シングルノートによるアドリブは、ほとんどジャズで、
アマチュア時代に、ジョー・パスの教則本を入手し、
徹底的に研究、練習したのが頷けるようなプレイ。

自分も、そこまではいかないが、渋谷河合楽器で、
習っていたのはジャズギターだから、多少くらいは、
それっぽく弾けるさと、フェイドアウトするアドリブを、
長めにして、好き勝手に弾いたが、どうにも今一歩。

カシオペアの84年発売、9枚目のアルバムとなる、
「ダウン・アップビート」からタイトル曲は、ベースが、
曲を引っぱり、オクターブ奏法のギターがメインの曲、
ようやくの更新ですが、裏拍のノリが甘いままです。








バスドラムが曲を印象づけるカシオペア「ストリート・パフォーマー」
カシオペアの曲は、スクエアの大半の曲をリーダーで、
ギタリストの安藤まさひろが作っているのと同じように、
こちらもリーダーでギタリストの野呂一生が作っていて、
特にデビューアルバムは、全曲が野呂の作品になる。

セカンドでは、ベースの桜井が1曲、ライブ盤をはさみ、
4枚目「メイク・アップ・シティ」で、やっとキーボードの、
向谷も1曲作るが、ライブ盤から新加入したドラマーの、
神保も、早速、曲を提供し、全メンバーが作曲を担当。

ドラムが作曲というのは、どうも自分にはビートルズが、
基準になってしまい、リンゴがホワイトアルバムになり、
やっと1曲を披露し、もう1曲も最後のレコーディングの、
「アビー・ロード」だから、ほとんど作曲しないイメージ。

神保が何かのインタビューで、カシオペアを振り返って、
野呂から作曲を薦められたのが、自分にとって大きくて、
その後の転機になったみたいに話していて、その点で、
プリズムやスクエアとは、大きく違うんだなあと感じた。

全曲の作曲者を調べたわけではないが、プリズムでは、
鈴木徹、青山純の作った曲はあったのか、木村万作は、
35年も在籍しているから作ってはいるが、スクエアは、
メンバーチェンジが激しいうえ、則竹くらいじゃないか。

「パーフェクトライブⅡ」で、バスドラムから始まる曲の、
「ストリート・パフォーマー」は、全員の共作というのか、
ドラムパターンにベースラインを載せ、ギターがリズム、
そしてピアノという具合のセッション曲かと思っていた。

ところが、今回演奏するに際し、バンドスコアを見ると、
神保の単独曲とわかり、「ハレ」収録スタジオテイクは、
ドラムイントロはなくて、ライブ用にアレンジしたようで、
自分はこっちを聴き込んでいるから、勘違いしていた。

テクノの打ち込みのようなバスドラムの連打で始まり、
ロックならばツーバスでやるところ、フュージョンでは、
ツインペダルで連打するのだが、この神保の演奏は、
かなり早い段階で取り入れて、自分のものにしている。

ロックのツーバスは、ジンジャー・ベイカーもやったと、
Wikiにあるが、一般に広まったのは、レインボーの、
「キル・ザ・キング」で、コージー・パウエルが叩いて、
しばらくの間、そのパターンを皆が真似たように思う。

バスドラムを2台使うのは、見た目は派手で良いが、
アマチュアには厳しいし、ジャズやフュージョンでも、
使えるように配慮したのか、ツインペダルが開発され、
渋谷河合楽器の発表会でも、持参する強者もいた。

「ストリート・パフォーマー」のスタジオ録音が85年で、
同じ年のプリズムのライブ盤に収録の「カーマ」では、
木村が派手なツインペダルの連打を見事に披露して、
青山が80年に叩いた原曲は、シングルペダルだろう。

フュージョンのドラムで、新しいテクニックを取り入れ、
派手に登場したデイブ・ウェックルも、ツインペダルを、
使ったかもしれないが、チック・コリア・エレクトリック・
バンドの1枚目は86年で神保や木村が先駆けかと。

それで、バスドラムの打ち込みが、やたら面倒なので、
この曲は敬遠してきたが、カシオペアに盛り上がって、
地道にドラム入力を始めるも、実際に録音を始めると、
キーボードのバッキングが難しく、更新が延期となる。

ギターやベースと同じような、裏ノリのバッキングだが、
メロディの伴奏は3和音で動くので、ギターシンセでは、
コードチェンジについていけず、単音で3回重ねていき、
何とかするが、ノリがばらけてしまい、何度もやり直す。

サビの伴奏は、付点16分音符だらけで、裏でくったり、
伸ばす部分もあり、そのリズムパターンが覚えらずに、
帰宅してから、生音のエレキで少し弾いては挫折して、
なかなか、MTRにつなぎ録音する気持ちになれない。

数曲のオケが完成している歌ものでも録音しようかと、
スマホで原曲を流し、口ずさんでみるものの、やはり、
高音が全然出なくて、こちらも没、そのまま寝転がり、
演奏したい曲をあれこれ聴きながら、寝てしまう日々。

あとはピアノ伴奏だけなので、3週は空けたくないと、
今週は土曜出勤だったが、帰宅してから練習を開始、
日曜は6時前に起床して、午前中には何とか伴奏を、
完成させ、後半リードギターのアドリブに取りかかる。

カシオペアの全盛期と呼んでよい時期のライブから、
神保自ら作曲し、ツインペダルのドラムが派手な曲、
「ストリート・パフォーマー」は、裏ノリがかなり難しく、
演奏がバラバラですが、ここまでが自分の限界です。





イントロのリフで衝撃の新事実が分かったカシオペア「ハレ」
普通に会話する程度には、声枯れも回復してきたが、
ちょっと鼻歌でも歌おうものなら、たちまち声がかすれ、
喉も腫れてくるので、今週も歌ものの録音はあきらめ、
発表会で演奏したことがあり、すぐに弾ける曲を選択。

カシオペアが85年に出した「ハレ」のタイトル曲だが、
この前の「ダウン・アップ・ビート」も発表会で演奏して、
こちらはLPを買ったが、「ハレ」からCDで買っていて、
ちょうど、この85年頃にCDプレイヤーを手に入れた。

この「ハレ」のアルバム丸ごとのバンドスコアがあると、
ずっと思っていたが、自宅にもレンタルルームにもなく、
他の曲を演奏した覚えもないから、ギターマガジンに、
「ハレ」1曲だけ掲載されたのを見て、演奏したようだ。

そのギターマガジンも手元になく、ヤングギターともに、
大半を処分してしまい、悔やんでも悔やみきれないし、
またギター演奏をするようになった、この10年の間に、
かなりの楽譜を買ったが、失われたままの曲も多い。

「ハレ」は、ドレミ出版が復刻したカシオペア・ベストに、
掲載され、先週演奏した「パーフェクトライブⅡ」にも、
CDの2枚目に収録されているが、手持ちの楽譜は、
1枚目のみだし、聴き慣れているのはスタジオテイク。

ただ、スタジオとライブの違いは、ギターのアドリブが、
ブレイクで始まるのと、当然、アドリブが異なる程度、
あと、スクエアでもあるあるの、キーボードの音色が、
ライブでは簡略化というか、変化に乏しくなっている。

それで、イントロのギターリフは、スタジオテイクでも、
ライブでも、特に変えてなくて、昔から楽譜のままに、
演奏して、完コピのつもりでいたところ、ついこの間、
ギターの野呂の演奏解説で、衝撃の事実がわかる。

ブログ仲間のSMOさんが、ステイホームの応援で、
野呂本人が「朝焼け」や「ハレ」など解説してくれる、
動画をブログで紹介されているが、ハレのリフでは、
コードの前に、ベースの低音部をギターでも弾いた。

前の小節の4拍目の裏から、5弦の開放を鳴らして、
和音のリフを弾き、転調後も、6弦3フレを鳴らして、
和音という、これまで、まったく思いもしなかったが、
ごく当たり前のように解説しての模範演奏に驚いた。

35年間も間違えて、演奏していたのかと衝撃的で、
ギターを弾かない人には、どうでもよい話だろうが、
自分には、かなり大ごとで、あの「イエスタデイ」が、
Fコードでなく、全音下げのGだったことに匹敵する。

そんなわけないよと何度CDを聴いても、ギターの、
低音を弾く音は聴こえてこないし、YouTubeにある、
パーフェクトライブ、ミュージックパーティの動画で、
確認しても、音はしないし、ピッキングもしていない。

Gに転調したとき、親指をネックにかけているので、
これで、6弦3フレを押さえているかもしれないが、
本人の解説動画では、中指で6弦を押さえてから、
すぐに離して、和音のリフを中指で押さえる方法。

5弦の開放にしても、和音のリフを弾いている間、
鳴らし続けるのではないようで、どうせ弾くならば、
リフのセーハをハーフにして、低音を鳴らし続け、
転調後も親指で押さえて、鳴らせば良いだろうに。

まあ、この辺は、弾いている本人が正しいわけで、
35年目の衝撃の真実(?)を尊重することにして、
本物はディレイで左右に振るところ、別々に録音し、
左右に分けるので、片方だけは低音を弾いておく。

ギターがメロディを弾く間、キーボードはイントロの、
リフを真似て弾くが、当然に低音部は弾かないし、
ギターっぽい音色のようでクラビネットにも聴こえ、
ギターシンセで両方の音色をミックスして演奏した。

サビは、エレピとオルガンが混じったような感じで、
アルペジオを奏でるので、パッド系の音色の中で、
似たような音にしたが、すごくスカスカになるので、
音色を変えて、左右、センターと3回ダビングする。

ギターは、メロディもアドリブも、ストリングス系の、
ギターシンセをMIDI同期したか、オクターバーや、
ディレイ、コーラスを重ねて、音の厚みを出したか、
自分はギターシンセのストリングスで別に弾いた。

ドラムの入力が面倒で、シンセの音色も厄介だから、
ついスクエアに比べると、避けてきたカシオペアを、
声が回復しないからの連続演奏、イントロのリフで、
大騒ぎした「ハレ」は、やはりシンセが今一歩です。





短いながらもテクニックを見せつけるカシオペア「コンジャンクション」
カシオペアを最初に見たのは、ヤマハ主催のコンテスト、
イーストウエスト決勝大会が行われた中野サンプラザで、
まだ学生だったサザンオールスターズ、黒塗りする前の
シャネルズなど、今思えば、よく同じステージにいたかと。

たまたま、楽譜を買いに行った渋谷道玄坂のヤマハで、
イーストウエストのポスターを見て、バンド活動どころか、
部活動もせず、一人ギターを練習していた根暗な自分は、
アマチュアバンドの実力でも見てくるかなと軽い気持ち。

それが、当時の最先端クロスオーバーを演奏している、
カシオペアなど見てしまったのだから、その衝撃たるや、
これは、もっとギターを練習しようと、すごい刺激になり、
すぐ後には、プリズムがデビューして、さらに愕然とした。

カシオペアは、前年76年のイーストウエストにも出場し、
野呂がベストギタリスト賞を受賞、その際の景品だった、
ヤマハのギターをずっと愛用することになり、77年は、
向谷がキーボードに加入し、優秀バンド賞を受賞した。

カシオペアのレコードデビューは、なぜか79年と遅くて、
その間、78年のイーストウエストにゲスト出演したり、
渋谷道玄坂ヤマハでの店頭ライブを見たし、いくつか、
レコードにゲスト参加して、ポンタとZEROのLPは買う。

満を持してのLP発売だったが、ライブで延々と弾いた、
ギターのアドリブが短く、それぞれの曲がコンパクトで、
さらに、4人で十分成立していたサウンドに、ホーンや、
ストリングスを被せているのが、すごく邪魔に感じた。

それで、がっかりしてしまい、カシオペアを代表する曲、
「朝焼け」を収録したセカンドは、買わずにスルーして、
エアチェックも数曲にとどめ、神保がドラマーになって、
ライブが出た時も、学生なんかに叩かすなよとスルー。

自分が学生のくせに、どうも学生バンドには厳しくなり、
スクエアにしても、学生バンドだからと、ずっとスルー、
イーストウエストで見たサザンも、その印象が強いから、
学生のコミックバンドで、ふざけた奴だと思ってしまう。

渋谷河合楽器の発表会で、エレクトーン伴奏をした際、
フュージョンが流行していて、カシオペアやスクエアの、
曲を弾く人が多いので、原曲を確認するためLPを買い、
これまでの自分を猛省、どちらのバンドもファンになる。

ただ、その頃に買ったLPと、その後も、発表会向けに、
CDを買ったが、過去の作品を集めることはなかったし、
特にカシオペアの場合は、再録音、ライブ録音が多く、
同じ曲でも、どのバージョンに親しんだかで印象も違う。

特に、数年もの間、1枚目しか持っていなかったから、
アレンジの不満はあっても、ギターのアドリブラインは、
それが染みついていて、それが「サンダー・ライブ」や、
「ミント・ジャム」で再演されると、すごい違和感がある。

逆に空白期間があるだけに、発表会のために買った、
LP「ミント・ジャム」で初めてまともに聴いたような曲、
「テイク・ミー」「ドミノ・ライン」は、こちらに慣れ親しみ、
CD時代の「パーフェクト・ライブⅡ」も同様な印象に。

コンサートのオープニングの「コンジャンクション」は、
スタジオ版は2分に満たないが、ライブはイントロで、
シーケンサーのループなど流しながら、メンバーが、
登場して演奏するので、多少は尺が長くなっている。

発表会で演奏する時、あまりに短いから、ギターで、
延々とアドリブしようと言ったら、拒否されてしまうが、
野呂が4ビートでアドリブするのがYouTubeにあり、
本人なのに違和感を感じ、素人がやらなくて正解。

このイントロの再現は、DAWでは1小節を打ち込み、
ループで繰り返せば良いが、今回、自分は手弾きで、
MTR録音するので、ギターシンセの音色は今一歩、
さらにトラッキングが遅くて、ずれたり音が途切れる。

本物はループをステレオの左右に振っているので、
フレーズの1拍目だけ延々と左に、2拍目は右へと、
分けて弾くことで、リズムのずれを最小限に抑えて、
音が途切れないよう、ベースでも通して弾いておく。

SE、サウンドエフェクトも、光線銃やベル、風の音に、
環境音楽のような効果音、さらに会場の声援もあり、
かなり賑やかなので、同じ音色はギターシンセには、
ないからと開き直って、2トラックにあれこれ入れた。

ギターは、昔取った杵柄、発表会でやった曲だよと、
1テイクで完成するつもりでいたら、あれから33年、
運指はしっかり覚えていたが、指がもつれてしまって、
メトロノームでゆっくりから練習して、何とか録音した。

ベースは、右手人差し指の突き指が治っていないし、
どのみち、こんな早いフレーズの指弾きは無理だし、
チョッパー奏法は、ほとんどないから、ピックで弾き、
エレピ、ストリングスも、ギターシンセのピック弾きで。

喉が痛くて、声を出ない間のインスト演奏の第一弾、
空前のフュージョンブームの頃のカシオペアのライブ、
幕開けでテクニックを見せる「コンジャンクション」は、
楽譜どおり弾いても、SEも演奏もスカスカの音です。









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