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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
スローな曲でも早弾きだらけのヴィニー・ムーア「ザ・ジャーニー」
ランキングのトップ3やベスト3に「三大○○」や、
三部作などと、3という数字はよく使われていて、
何か人類にとって意味があるのか、気になるが、
それは別の機会にして、三大ギタリストのことを。

今の若者だったり、一般お茶の間はどうなのか、
まったく見当つかないが、三大ギタリストとして、
昔からよく挙げられるのが、エリック・クラプトン、
ジェフ・ベックにジミー・ペイジが定番中の定番。

3人ともヤードバーズにいたので一緒にされるが、
実際にロック史に輝くギタリストで、クラプトンは、
クリーム、ソロで活躍、ベックはインストを究めて、
ペイジはレッド・ツェッペリンを結成し一世を風靡。

激しいパフォーマンスやエフェクターを自在に操り、
ギターの革命児とも呼ばれたジミ・ヘンドリックス、
ハードロックを牽引し続けたディープ・パープルの、
リッチー・ブラックモアをあげる人も少なくはない。

これもロックギターだが、プログレに目を向ければ、
キング・クリムゾンのロバート・フリップ、イエスの
スティーブ・ハウ、ジェネシスのスティーブ・ハケット、
ピンク・フロイドのデビッド・ギルモアも候補になる。

クラシックギターは、セゴビアとイエペスの巨匠に、
ジョン・ウイリアムスやジュリアン・ブリームがいて、
ジャズでは、ウエス・モンゴメリー、ケニー・バレル、
ジョー・パス、ジム・ホールにバーニー・ケッセルも。

こうしたギタリストは、60年代から70年代前半に、
突出したように出てきたので、74年の中2の夏に、
ビートルズ、高校になってパープル、ツェッペリンを、
ようやく聴いた自分には、すべてが後追いになる。

77年のクロスオーバーの流行で世間が注目した、
リー・リトナー、ラリー・カールトン、ロベン・フォード、
アル・ディ・メオラや、ジョージ・ベンソンらにしても、
デビューはそれ以前で、ソロアルバムも出ていた。

そんな自分にとって、デビューに立ち会えたという、
当時の若手ギタリストは、エディ・ヴァン・ヘイレン、
イングヴェイ・マルムスティーンが双璧をなしていて、
そこへスティーブ・ルカサーを加えても異論はない。

エディの、タッピング、ライトハンド奏法を駆使した、
「暗闇の爆撃」は、今日のハイテク奏法の先駆け、
フォロワーを生んだというより、誰もがその奏法を、
取り入れて、フュージョンギタリストまで真似した。

イングヴェイは、従来のクラシカル系ギタリストが、
バッハのフレーズを借用するのとは次元が違って、
パガニーニの超絶技巧のフレーズを楽々と弾いて、
スイープ奏法、ブロークン・コードを世間に広めた。

スウェーデンの無名ギタリストだったイングヴェイを、
新人発掘でアメリカへ呼んだマイク・ヴァーニーは、
今度は、イングヴェイ路線のギタリストを探しては、
自己のシャープネル・レーベルでデビューさせる。

よくもまあ見つけたというか、本人の意に反しても、
ネオクラシカル路線と名付けられたジャンルを弾く、
ギタリストが雨後の筍のごとく次々と登場したが、
特に、最初期の86年のデビュー組がすごかった。

三大イングヴェイ・フォロワーと呼ぶのは失礼か、
トニー・マカパイン、ヴィニー・ムーアはソロ作で、
ポール・ギルバートはレーサーXというバンドで、
多少の個性は出すが、イングヴェイ風に弾いた。

ただ、誰もがイングヴェイの真似と言われるのを、
嫌ったのか、影響を受けたギタリストをあげる際、
イングヴェイにはいっさい触れず、ロック以外にも、
クラシックを聴いたり、弾いたりしていたと語った。

イングヴェイが在籍したアルカトラスのボーカル、
グラハム・ボネットと、デビュー作で共演までした、
クリス・インペリテリは、自分と同じ弾き方をする、
北欧の知らない奴が先にデビューしたとも主張。

ポール・ギルバートは、確信犯なところを匂わせ、
「YRO」とイングヴェイのイニシャル入り曲を作り、
イングヴェイ奏法講座までやり、さすがにこれは、
俺の何を知ってて教えるんだと怒りをかっていた。

自分はイングヴェイが一番好きだが、セカンドは、
歌ものばかりになったので、買いも借りるもせず、
インスト曲ばかりのトニーとヴィニーのアルバムが、
その代用になり、特にヴィニーはかなり聴き込む。

ヴィニーは、フュージョンが好きだと語っているが、
アル・ディ・メオラ風のアコギの早弾きがあったり、
アラン・ホールズワースのようなピッキングしない、
レガート奏法でアームを駆使する演奏も聴かせる。

そのレガート奏法が、いまだに自分は苦手のまま、
今回カバー演奏しても、音が途切れてしまうので、
完コピはあきらめて、ほとんどフルピッキングにし、
どちらかというと、インペリテリの弾き方に近いか。

ヴィニーは、トレモロアームの使い方も素晴らしく、
単純なメロディのところでも、ニュアンスをつけるが、
今回自分は、ストラトの音よりもレスポールの方を、
優先したかったので、アームのフレーズは皆無に。

ヴィニー・ムーアの86年デビューアルバムのラスト、
「ザ・ジャーニー」は、本家のレガート奏法をごまかし、
ひたすらピッキングしましたが、それに気を取られ、
ビブラートをかけ忘れたり、かなりお粗末すぎです。




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ディ・メオラやプリズムっぽいフラメンコ調のカシオペア「プロムナード」
ギターの名称についての考察というか、屁理屈に、
しばし、おつきあい願いたいが、いったいいつから、
ナイロン弦を張ったギターのことを、ガットギターと、
一般的にも呼ぶようになったのか、ちょっと考えた。

もちろん一般的と言っても、自分がそう思うだけで、
ギターを弾かない世間一般のお茶の間にとっては、
今に至るも、ガットギターなどの名称は使わなくて、
アコギもエレキも単なるギターですむかもしれない。

それで、自分のようなギターをかじった場合として、
ナイロン弦を張ったギターをガットギターと呼ぶが、
昔は、クラシックの曲を弾くからクラシックギターと、
音楽ジャンルも楽器本体も、そう呼んでいたと思う。

フォークギターもフォークの曲を弾くから、そう呼び、
スチール弦を張るが、エレキも同じスチール弦だし、
スチールギターと呼ぶ場合、エレキギターでもなく、
ハワイアンやカントリーのスライドギターの方を指す。

羊の腸から作られたガット弦を張っていることから、
ガットギターと呼ぶが、今日ではガットを使うことは、
ほとんどなく、ナイロン弦であり、それでも名称には、
ナイロンギターでなく、昔からのガットギターのまま。

手元の本や雑誌で探すと、74年1月の風濤社刊、
「フォークギターのすべて」では、タイトルからして、
フォークギターだし、序文に「フォークブームと共に、
クラシックギターからフォークギターが主流に~」。

この場合、楽器本体に加え音楽を指す気もするが、
楽器の説明の章では、ネックの形状比較の際に、
「一般のフォークギター」「クラシックギター」とあり、
ここでは、ギター本体をクラシックギターとしている。

用語解説ページに、「ガット弦」があり、「ガット弦、
ナイロン弦を張ったクラシックギターのことをガット
ギターとも呼ぶ」とあり、ナイロン弦が普及しても、
ガットギターの名称のまま使われていたとわかる。

76年1月刊「ギター教室ただいまレッスン」には、
「ライスカレーかカレーライスか」で禅問答よろしく、
「クラシック音楽を弾くギターなのか、古くからある
ギターなのか」と、クラシックギターの定義を問う。

そして、ギターの種類を、クラシック、フォークに、
フラメンコ、エレキ、レキント、ピックギターと挙げ、
クラシックギターでピックを使いポピュラー音楽を、
弾く人たちもいると、どんどんカオスになっていく。

同じ本には、著者が初めてギターを買った当時、
「ギターというと、スチール弦が張ってあるのが
普通で、今私たちが弾いている楽器はガット弦が
張ってあり、特にガットギターと呼んで~」とある。

これらから、フォークギター、クラシックギターと、
単純に区分していた頃でも、弦に注目した際に、
ガットギターとして、スチール弦ではないことを、
強調するため用いていたのだろうと推察できる。

クラシックギターの老舗の雑誌「現代ギター」の、
76年別冊「ギター読本」に、ガットギターという、
名称は載らず、楽器店の広告もクラシックギター、
フォークギター、フラメンコギターの種類が載る。

クラシックギターの本だから、ガット弦は当たり前、
NHKの「ギターをひこう」のテキストにいたっては、
クラシックギターという記述さえなく、「ギター」で、
ガットギターの各部名称から、曲に至るまで紹介。

73年「NHKギター教室・教則編」は序文にだけ、
「フォークギター、エレキギターを学びたい人にも、
クラシックギター奏法が基礎となる」という記述で、
楽器の区別とジャンルの区別とが混在した感じ。

かつてはフォークギター専門誌だったシンコーの、
「ヤングギター」の78年1月号は、流行し始めた、
クロスオーバーギター特集号で、リー・リトナーの、
演奏解説に、「この曲はガットギターで~」とある。

アール・クルーの紹介記事には、「ガットギターを
ピックを使って弾いている」とあり、ピックどころか、
爪も伸ばさない指頭奏法なのに、すごいミスだが、
ともかく、ガットギターの使い手であるという説明。

先の「ピックを使いポピュラー音楽を~」と同様に、
クラシックギターを使い、他のジャンルの音楽を、
演奏することが増えたことで、ガットギターという、
「クラシック」とは別である旨の名称が使われる。

さらに、ピックアップ、マイクを内蔵したモデルが、
開発された際に、エレキ・クラシックギターとせず、
エレキ・ガットギター、略称エレガットの名称となり、
ナイロン弦=ガットギターが一般になったかと思う。

この前段として、フォークギターも曲のジャンルが、
フォークソングでなく、クロスオーバーに使われて、
さらにヒーリングミュージックなどソロギターとして、
ジャンルができ、フォークの名称がそぐわなくなる。

ガットギターのようにスチールギターと名乗るには、
エレキもあれば、ハワイアンのスチールもあるから、
アコースティックギター、アコギの名称が使われて、
いち早く出たエレキタイプは、エレアコが一般的に。

エレガットが出た際、すでにフォークギタータイプに、
マイクを内蔵したエレアコの名称が使われていて、
同じ生ギター・アコギであっても、ナイロン弦の方は、
ガットギターでエレガットという差別化に至ったかと。

とまあ、延々とガットギターについて書いてみたが、
アコギを使うことさえ珍しいカシオペアの曲の中で、
ガットギターの曲を演奏するにあたっての前振りが、
どんどん収拾がつかなくなって、ここらで閑話休題。

他にも、ヤマハの75年9月「ライトミュージック」の、
増刊は「アコースティック・ギター」のタイトルだとか、
60年頃ボサノバ音楽が出た時、ジャンルとしては、
ボサノバーギターで、ギター本体をどう呼んだとか。

ジャズギターの分野でも、ローリンド・アルメイダや、
チャーリー・バードが、クラシックギター音楽も弾き、
ジャズ演奏や、ソロギターを奏でたとか、いろいろ、
書きたいことはあるが、とりあえず、またの機会に。

カシオペアは、スタジオ盤だけでも30枚以上あり、
半分も聴いていないから、自分が知らないだけで、
案外、アコギやガットの曲があるのかもしれないが、
先日図書館で借りた99年の「マテリアル」に収録。

「プロムナード」は、イントロからフラメンコのような、
ガットギターのフレーズが続き、メロディを担当して、
さらに間奏も24小節あってピアノ間奏より長いが、
作曲は、ギターの野呂でなく、キーボードの向谷。

YouTubeには、カシオペアの休止中か、脱退後か、
向谷自身のバンドで演奏する映像がいくつかあり、
ギターの矢堀紘一がエレキで弾きまくっているし、
サックスもいて、リターン・トゥ・フォーエバーのよう。

カシオペアが77年イーストウエストに出場する際、
向谷は、チック・コリアみたいな音楽をやっていると、
野呂から誘われたそうだが、入ったら全然違ったと、
回想していて、ようやく待望のサウンドになったか。

おそらく、当時この手の曲をやったら、先代ドラマー、
鈴木徹が加入したプリズムで、まんま和田アキラが
アル・ディ・メオラのように早弾きしまくっていたから、
その二番煎じになりかねず、スペイン風は禁じ手。

プリズムにしても、ディ・メオラ風の曲は多くないが、
和田の早弾きが衝撃的で、本人はディ・メオラより、
アラン・ホールズワースに影響されていたとしても、
早弾きの代名詞として、ディ・メオラに例えられた。

和田アキラが、その後、ホールズワース色を強め、
プリズムのサウンドも、トリオ演奏が主体となって、
プログレ系、変拍子となり、スペイン風が消えると、
そろそろ良いかと、カシオペアでも演奏したのでは。

ガットギターの考察以上に、自分勝手な想像だが、
カシオペアのサウンドについて、けっこう野呂には、
こだわりがあるから、「これは合わない」とばかりに、
昔なら、チック・コリア風の曲は却下されただろう。

さらに邪推すると、野呂がガットギターを使うのは、
ディ・メオラは、オベーションのエレアコを愛用し、
プリズムでもアコギの曲がいくつかあっただけに、
正統派フラメンコも意識して、ガットにしたかなと。

カシオペアでは珍しいガットギターによる演奏で、
まるでプリズムやディ・メオラのような曲調ながら、
アドリブは、野呂らしいジャズフレーズが出てくる、
「プロムナード」は、エレガットの音が今一歩です。















としまえんが舞台だったと明かした山下達郎「さよなら夏の日」
時代の趨勢と言ってしまえば、仕方ないことだが、
幼い頃から親しんだ商業施設が閉鎖になったり、
再開発になって、まったく姿を変えてしまったりと、
このところ、それが激しくて、寂しさばかりつのる。

渋谷駅併設の東横デパートが3月に閉店となって、
地下食品売り場だけは営業を続けていたのだが、
いよいよ来週で店じまいとなり、いくつかの店舗は、
ヒカリエやマークシティへ移るが、やめる店もある。

思えば、ヒカリエだって、プラネタリウムや三省堂、
映画館のあった文化会館が、まったく姿を変えて、
マークシティも元は井の頭線の駅ビルで、本屋や、
不二家、ガード下の立ち食いそば屋はもうない。

モスラやゴジラが破壊した東横線のホームには、
スクランブルスクエアができて、紀伊国屋書店や、
レコードのコタニがあった東急プラザも建替えで、
そのどちらにも、今のところまったく行っていない。

8月末で閉園となり、ニュースで取り上げられた、
としまえんには、あまり出かけた記憶がなくても、
テレビの歌番組やバラエティで何度となく見たし、
「流れるプール」といったら、としまえんが浮かぶ。

サマーランドにもあるのだが、泳いだ記憶はなく、
波のあるプールや、潜ると音楽が聴こえてくると、
TVの宣伝を見て、何度か出かけたりしたものの、
そこだけで遊んだのか、まだできていなかったか。

よみうりランドにもプールはあるが、こちらの場合、
イーストの野外ライブの方が思い出があったりし、
向ヶ丘遊園、多摩テックは、家族や遠足で行くが、
どちらも、とうの昔に閉演となって歳月を実感する。

東京ドームができる前の後楽園ゆうえんちには、
そろばん塾の遠足で、仮面ライダーショーへ行き、
デパートの屋上イベントよりも派出な演出に感動、
ライダーがジェットコースターで登場して驚いた。

高校へ通う東横線から見るだけだった多摩川園、
併設する田園コロシアムは、伝説のライブもあり、
多摩川沿いに下ると、二子玉川園もあったのだが、
どちらもなくなり、駅名からも「園」の文字が消えた。

こうした遊園地の思い出は、プールが関わったり、
野外イベントもあるので、どうしても夏と結びつき、
としまえんの閉園では、夏の終わりとシンクロして、
そこへ山下達郎「さよなら夏の日」がBGMとなる。

あまりに出来すぎで、後付けかと疑いたくなるが、
山下達郎本人が、8月30日放送のラジオの中で、
「さよなら夏の日」はとしまえんの流れるプールが、
舞台で、高校の頃デートした情景を歌ったと語る。

竹内まりやを前にし、いいのかなと思ってしまうが、
流れるプールに行き、実際雨が降ってきたそうで、
「時が止まればいい」と呟くのは「粉飾」だと明かし、
虹が出ていたかまでは、竹内も突っ込んでこない。

「メロディーズ」に収録の「メリー・ゴー・ラウンド」は、
としまえんのかどうかというリスナーからの質問に、
「違います」と即答していて、そのやりとりからして、
「さよなら夏の日」の流れるプールは本当なのだと。

ただこうなると、これはもう、としまえんの歌であり、
としまえんと縁が薄い自分には、関係ない歌かと、
つい、ひねくれてしまうが、ユーミンの歌にしたって、
舞台はあり、あまり気にせずに自分と結びつける。

さすがに、この曲は自分のことを歌ってくれたとか、
何もかも代弁してくれたとか、そこまで思わないが、
もともとの歌詞は、それぞれの解釈を許容しながら、
普遍的なものへと昇華する、それが歌だと考える。

この山下達郎のFM番組サンデー・ソング・ブックは、
聴き逃したが、今はラジコという便利なものがあり、
過去1週間分のラジオ番組は配信されているので、
遡って聴くと、竹内とともに、いろいろ思い出を語る。

としまえんで、竹内まりやが初のフリーコンサートを、
センチメンタル・シティ・ロマンスをバックにやったり、
アン・ルイスのライブを、近所に住んでいた達郎が、
見に行って、ゲストで歌ったなどエピソードが満載。

100年以上前に作られた日本最古の回転木馬は、
上下するのは危険だと当時の役人が言ったとかで、
上下しないのは本当にもったいないと憤慨していて、
本当、達郎はとしまえんが好きだったんだなと納得。

これは、もう「さよなら夏の日」を演奏するしかないと、
オフィシャル・バンドスコア第2巻に載っているので、
昨日、土曜日の朝からドラムを入力、午後になって、
ギター、ベース、シンセなど演奏して、オケを作った。

山下達郎の曲では、コーラスにトラックを取られて、
エレピと生ピアノを同じトラックにまとめたり、他にも、
パーカッションを同時に叩かない同士をまとめたり、
24チャンネルでは全然足りなくて何かと苦労する。

スコアでは、後半転調した途端、バックコーラスが、
転調の1音でなく、4音も上がり、とても歌えなくて、
オフィシャルでも間違いだろうと、都合よく解釈して、
一音だけ上げて歌い、ぎりぎり自分の裏声の範囲。

梅雨の時期から声枯れがひどく、インスト曲ばかり、
やっていて、久々の歌入れだったが、いつもどおり、
歌っているそばから声が枯れるので、高音が続く、
コーラスを先に録音、メロディは2回が限度だった。

まだまだ残暑は続くが、夏の終わりにはぴったりで、
先日閉園したとしまえんともリンクする山下達郎の、
「さよなら夏の日」は、相変わらず歌がネックのうえ、
歌詞に感動して、泣きそうになっての歌入れでした。







野呂が珍しく延々とギターを弾きまくるカシオペア「パル」
自分が好きなビートルズは、レコードデビュー直前、
ドラマーが交代したが、デビューから解散するまで、
ゲストミュージシャンの参加はあっても、メンバーは、
ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4名のまま不動。

漠然と、バンドとはそういうものだと思い込んでいて、
クリームやレッド・ツェッペリンも同様だが、中には、
ディープ・パープルのようにボーカルが何度も交代、
イエス、クリムゾンは、ほとんど総入れ替えに近い。

サザンオールスターズが、ギターの大森が脱退後、
サポートに斉藤を呼んでも、メンバーにしないのは、
ビートルズファンの桑田が、オリジナルメンバーに、
こだわりがあるのだろうなと、勝手に想像している。

フュージョンでは、メンバーチェンジは日常茶飯事、
プリズムは、和田と渡辺以外、どんどん変わって、
最後は和田だけ、スクエアも安藤と伊東だけ残り、
その伊東も一時は脱退して、復帰したという次第。

カシオペアも、デビューしてLP2枚でドラムが交代、
その後不動のメンバーと思いきや、桜井と神保が、
衝撃の脱退、ドラムが2人交代後、神保が復帰し、
活動休止後の復活では、キーボード向谷が脱退。

結局、オリジナルメンバーはリーダーの野呂だけ、
このあたりは、プリズムも和田だけ、スクエアでも、
安藤だけが出入りがなく、3人ともリーダーだから、
逆に抜けてしまえば、バンドは解散になるのだろう。

メンバーチェンジが気に入らないわけでもないが、
自分がCDを買わなくなったのは、カシオペアでは、
櫻井・神保脱退後、スクエアは伊東の脱退後だし、
プリズムは渡辺の脱退後と、何ともわかりやすい。

彼が抜けたんじゃ聴かないよ、と思ったのでなく、
いつも似たような曲ばかりだと飽きたのが本音で、
実際、演奏する方も、同じメンバーでマンネリ化し、
行き詰まった末の交代劇だったのかとも想像する。

ただ、カシオペアの場合、歌ものバンドを結成して、
並行して活動しようと考えた櫻井と神保に対して、
カシオペアに専念するよう説得する野呂とが対立、
分裂状態で、予定していたライブだけ敢行し脱退。

新メンバーが決まってからの交代ではなかったし、
レコード会社の移籍もあり、2年ぶりとなる新作は、
イーストウエストの審査員だったベテランの鳴瀬に、
ジャズ系ドラマーの日山を迎えてのスタジオライブ。

ベースの鳴瀬は、現在もメンバーで残っているが、
日山は2年で脱退し、若手から抜擢された熊谷も、
5年で脱退、サポート扱いで神保に復帰してもらい、
ことドラムに関しては、デビュー前から延べ6名に。

カシオペアのファンでも、どの時期が一番好きかは、
意見が分かれるだろうが、今回90年以降の曲を、
図書館で借りて聴いたところ、それぞれ悪くないし、
とにかく、ギターソロが長ければ、それで満足する。

バンドスコアの掲載曲のうち、「PAL」も全面的に、
ギターがメロディを弾いて、短いピアノソロをはさみ、
オブリガードやアドリブと、アマ時代のライブ並みに、
野呂がギターを弾きまくっていて、カバーの候補に。

ベースは5弦ベースのようで、通常のベースの場合、
一番低い音はミ、Eのところ、D♭を弾いているので、
ベースのE弦をD♭に下げて弾いたが、弦の張りが、
ゆるゆるになって、ちょっとベコベコの音になっている。

エレピの音はDX7特有の音、生ピアノとエレピとの、
中間の感じで、ギターシンセでFM音源ピアノにして、
ホーンセクションも、まんまDX7のシンセブラスだが、
どうせだからサンプリング音のホーンも重ねておいた。

バンドスコアに記載がないが、全体にストリングスが、
鳴っているので、エレピとMIDIかもしれず、和音だけ、
流して弾いて、基本8ビートのドラムも、コンガの音で、
16ビートを刻んでいるので、それも追加して厚くする。

手持ち楽譜の活用計画というか、聴かず嫌いだった、
カシオペアの第2期にスポットを当てましょうというか、
とにかくギターが格好良い曲を演奏していこうと思い、
94年発売の「アンサーズ」から、「パル」の演奏です。







ホーンがユニゾンにアドリブと活躍するカシオペア「フリーク・ジャック」
お盆に帰省することもないので、昔からお盆休み中は、
電話番代わりに出勤していて、家族旅行もなくなると、
まとまった休みをとることもなくなり、飛び石で休むが、
昨年あたりから、なるべく連休にするよう通達がある。

働き方改革を受けてなのか、一斉に休むようにとあり、
今年は、山の日の連休に繋げて、11日から13日は、
全員夏休み、さらに14日や翌週まで休む人もいるが、
自分は決まりどおり8月8日~13日の6連休にした。

年末年始やゴールデンウィーク同様、何の予定もなく、
こういう時に、どんどんオケを作りおきし、ギターだけ、
録音すればよい状態になれば、ブログ更新も楽だと、
いつも皮算用してはテレビを見てゴロゴロしてばかり。

それでも、1曲くらいは仕上げよう、時間もあるだけに、
ホーンセクションとかを何度も重ねる曲でもやろうかと、
ちょうど、つい先日、図書館から借りたCDで聴いた曲、
カシオペアの「フリーク・ジャック」のオケに取り組んだ。

いつも、自分にとって日本の三大フュージョンバンドは、
プリズム、カシオペア、スクエアだと書いているのだが、
カシオペアのLPとCDは合計7枚しか持っていなくて、
スクエアの12枚、プリズムの17枚に比べると少ない。

カシオペアの場合、最後に買ったのが88年に発売の、
「ユーフォニー」だから、レコードデビューの79年から、
10年たたずに飽きて、その後活動休止期間も含めて、
32年もの間に出たCDは、ほとんど聴くことがなかった。

ブログ演奏に活用しているドレミ出版のバンドスコアは、
全21曲のうち、半分近い10曲が90年以降の作品で、
せっかくだから、曲を聴いて、ギターが格好良ければ、
楽譜の活用で、演奏してみようかなという気になった。

幸い、世田谷の図書館はCDの在庫が充実しているし、
昔はCDを置いてなかったから、90年以降のものが、
大半を占めていて、カシオペアもベスト、ライブ含めて、
25枚もあるので、楽譜の10曲は、どれもが借りれた。

それで、ホーンセクションがメカニカルなユニゾンリフを、
決める「フリーク・ジャック」にするが、収録アルバムの、
「マテリアル」は99年発売で、デビュー20周年記念と、
銘打って出たそうで、原点回帰のホーン導入だったか。

カシオペアが79年に満を持してレコードデビューして、
自分はすぐに買ったのだが、ライブのアドリブ部分が、
短くなったり、もともと4人で成立していたサウンドに、
ホーンやストリングスを重ねたのに少しがっかりした。

そのホーンは、ブレッカー・ブラザーズのトランペット、
ランディ・ブレッカー、弟でサックスのマイケルに加え、
彼らとの共演も多いサックスのデビッド・サンボーン、
この面子なら、後付けのダビングではもったいない。

その点、「フリーク・ジャック」は、ホーンを念頭にして、
野呂が作・編曲をしたと思えるほど、一体化していて、
それこそ、ブレッカーの「ロックス」のようなユニゾンで、
クロスオーバー時代のテクニックを前面に出した演奏。

米米クラブのトランペット、サックスを招聘したそうだが、
それぞれにダビングして音を厚くしたり、リフの部分と、
オブリガード、アドリブは別に録音しているようなので、
自分もそれぞれに3トラックずつ充てて、ダビングする。

ところどころ、ハモっているのに、ドレミ出版のスコアは、
ホーンが単音の採譜で、耳コピしてもよいが、ネットの、
ダウンロード販売がリットー版で、ホーンも2声なので、
これを買って、ホーンやピアノ伴奏は、こちらを参考に。

逆にギターは、リットー版では、リフの部分は単音だが、
ライブ映像で見ると、野呂は、ところどころ和音なので、
より正確なドレミ版で演奏、いつものことだが、各社が、
一長一短なので、あれこれ見比べて完コピに近づける。

ギターの音色は、野呂にしては珍しく生音に近い感じ、
多少コンプとコーラスをかませているが、歪ませないし、
ダブリングやオクターブの音は重ねてなくて、これまた、
原点回帰になるのか、何か期するものでもあったのか。

ベースは、衝撃の桜井・神保脱退以降に不動となった、
鳴瀬なので、日本のチョッパー第一人者にふさわしく、
安定したリズムで曲を支えて、ほんの数小節だけだが、
ベースソロはチョッパーに加え、トレモロアームまで使う。

本来は4弦のベースが5弦や6弦ベースで、ギターに、
近づいてきたが、まさか、トレモロアーム付モデルまで、
あったとは知らなくて、よくやるなあと、半ばあきれつつ、
自分のベースは違うから、そこだけギターで弾いておく。

ドラムは、一度脱退した神保が、日山、熊谷が抜けると、
サポートとして復帰、途中のドラムソロなど神業のようで、
自分は打ち込みするだけだが、かなり複雑で面倒くさく、
そのうえ、二社のスコアはところどころ違っている始末。

よほどのリズムの間違いでもなければ、かまわないやと、
もともと打込んでおいたドレミ版のままで変更しないが、
例えば、タムの連打ではハイタムとフロアタムが逆とか、
シンバルがオープンハイハットとか、何でこうも違うのか。

手持ちのバンドスコア活用で、最近聴いたばかりの曲を、
何日もかけて、ユニゾンのタイミングを覚えつつ録音して、
やればやるだけ、フレーズも弾けてくるし、リズムの方も、
裏拍の8分、16分音符のずれが少しずつそろってくる。

まだまだ、自分のギターは上手くなるんだと言い聞かせ、
暑さでついついサボりそうになりながら、今日はサックス、
今度はラッパ、シンセと、ちょっとずつ組み立てていった、
カシオペア「フリーク・ジャック」は、このへんで妥協です。








YouTubeより、第三者の著作権のコンテンツを含むので、
動画が見れない場合があると、メッセージが届いたので、
今のところ大丈夫ですが、同様なイーグルスの楽曲では、
視聴ブロックされたので、再生できないかもしれません。





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